茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

2011.12.2 八森山2

2011年12月04日 | 神室連峰
火打岳へ向かう分岐を通り過ぎ、


登り始めから2時間かかって八森山の頂に到着。


東方眼下に最上の町並みを一望し、


北西方向には鳥海山が大きく迫って見える。


天気は良いのだが、吹きさらしの山頂は非常に寒いので、
少し引き返し、風のない灌木の陰で休憩。


エアカウンターで早速放射線量をチェックする。結果は0.08uSv/Hr。 
航空機によるモニタリングを裏付ける結果となった。
低レベルではあるが、やはり神室も汚染されてしまったようだ。


主稜線を火打方面へと向かう。


どこまでも歩いて行きたくなる稜線だ。


当初は、槍ヶ先経由で下山する腹づもりであったが、
稜線上は強風が吹き付け、上下雨合羽という不十分な装備では危険と判断。
残念だが元来た道を下山することに。 


雪で滑って転ぶこともなくテンポ良く下り、


行動時間4時間で登山口に戻った。


帰り道、尾花沢の「たかはし」でカレー南蛮蕎麦を食べ、
冷え切った体を内から暖めた。

2011.12.2 八森山1

2011年12月02日 | 神室連峰
今日も山形は好天との予報に、久しぶりに八森山へ行ってきた。
最上町鵜杉の集落から神室の白き峰々を眺める。


薬師原登山口に駐車。登山口までの林道に残雪はなし。
沢を渡渉し、杉林を通り抜け、ブナが並ぶ尾根道を登って行く。


急坂が続き、ぐんぐんと標高を稼ぐ。


樹幹から覗く槍ヶ先と大沢山。


5合目を過ぎる頃から、登山道には5~10cm程度の雪が残る。


市町境まで来ると、眺めが良くなり、
東方を振り返ると禿岳が見え、


北東方向にはなだらかなピークを持つ虎毛山らしき山も見えた。


八森山の頂を目指し稜線を先に進む。


木々の間から切り立った杢蔵山の東壁が見える。


山頂に近づくと、ブナは霧氷で覆われ、


まるで白い花が咲いたかのようだ。




山頂まで後少しだ。



2011.10.9 神室山(有屋口から水晶森口へ)2

2011年10月09日 | 神室連峰
前神室へ寄り道し、水晶森分岐へ引き返す。


よく刈り払いされた見晴らしの良い道を下って行く。


再びブナの森へと入り、


木漏れ日射す森を歩く。


今年も生えていましたホコリン。


倒木に大小仲良く並ぶのはチシオタケか?


ブナハリタケが生えていたが放射能汚染を恐れ手は出さず。
水晶森山頂から神室の峰々を仰ぎ見る。


雄勝の集落を眺めながら尾根道を進む。


急坂を転げるように下りきると、沢沿いに道が続く。


行動時間8時間でダム湖畔に戻ってきた。


神室山頂~前神室にかけては多くの登山者で賑わっていたが、
水晶森分岐から神室ダムまでは熊の落とし物を見かけたのみで誰一人会わず。
神室らしい静かな山歩きを楽しめた。

2011.10.9 神室山(有屋口から水晶森口へ)1

2011年10月09日 | 神室連峰
三連休の中日
山歩きに絶好の予報だったので、神室へ紅葉狩りに行ってきた。
登山口には関東や北陸ナンバーの車が停まっており、
神室の知名度もいよいよ全国区になってきたようだ。

川沿いに続く登山道を上って行く。




沢を離れると急坂が続く。ブナの森を抜けると視界が広がり、
右手に台山尾根、その先には天狗森や小又、そして火打が望めた。


振り返ると冠雪した鳥海山も見えた。


2時間40分ほどで山頂に到着。
根ノ崎、役内など様々なコースから登ってきた登山者が次々に訪れ賑やか。
喧噪を避け、真新しい避難小屋の前へ移動。
お湯を沸かし、連峰を眺めながらコーヒーを飲み、のんびり休憩。


帰りは水晶森経由で下山するため、前神室方面へと向かう。


紅葉は神室から前神室へ至る稜線付近が見頃。


東方、眼下には錦に染まりつつある御田と遠方奥に栗駒山が見えた。





杢蔵山 2011.6.12

2011年06月12日 | 神室連峰
日曜は再び杢蔵山に行ってきた。


二十日ほど前に訪れた時に比べだいぶ緑が濃くなった。


前回道を失った避難小屋近くの残雪はだいぶ小さくなり、
今回は踏み跡も沢山あって迷わず先に進めた。
水場。 水の流れは細いが美味しい水だ。


眼下に避難小屋を展望。


待望の山頂。
いつか未踏の杢蔵山~八森山の間を歩いてみたいものだ。


山頂付近にはアカモノが咲いていた。


帰りはテンポ良く下り、行動時間4時間で下山。


尾花沢の明友庵でゲソ天板ソバを食べ帰宅した。


2011.6.4 神室連峰(土内から周回)2

2011年06月06日 | 神室連峰
神室山頂から小又へ主稜線を進む。


ひとしきり下ったところで神室山を振り返る。
雲行きが怪しくなってきた。


天狗森を越え、小又を目指す。


神室から2時間ほどで小又山頂に到着。
山頂を示す標識は根本から倒れていた。


小休止の後、火打へ向かう。


登山道を彩るミヤマキンバイ。


そして、ミツバオウレン。


火打前峰のとんがりピーク。


辿ってきた縦走路を振り返る。


小又から約2時間で火打山頂に到着。


八森山方面の眺め。


火打新道を下山。


遅い日没に助けられ、行動時間11時間半でまだ明るい内に下山した。


帰りはつるよしそばで、ゲソ天と


板蕎麦を食べ腹を満たした。


お土産に採取したコシアブラ。

2011.6.4 神室連峰(土内から周回)1

2011年06月06日 | 神室連峰
仕事で忙しい妻の運動不足解消に神室をがっつり歩くことにした。
コースは土内から土内渓谷経由で神室山を目指し、
小又、火打の頂きを踏んで、火打新道経由で下山する周回コース。
土内の登山口に駐車し6時に歩き出す。


川沿いの道を登って行く。


新緑の渓谷が綺麗だ。




渓谷を離れると急な登りが続く。


見晴らしが良くなると後方に火打が姿を現した。


台山尾根の分岐。


一部登山道は残雪で隠れる。


神室を正面に見据え先を急ぐ。


尾根道にはカタクリがまだまだ咲いていた。


シャリバテですっかりバテてしまい、5時間かかって山頂に。
避難小屋で昼食をとり一休み。


山頂付近には10数人の登山客で賑わっていた。



2011.5.31 神室連峰(神室山~水晶森)3

2011年05月31日 | 神室連峰
有屋峠から先は急な下りが続く。


疲れがたまった足はふらつき、転びそうになる。


路傍に咲くイワカガミ。


なんとか急坂を下りきり、沢にでた。
スノーブリッジが残っている。


渡渉した後は、川沿いに平坦な道が続く。






行動時間:9時間半で車に戻った。
平日ということもあってか、山中誰一人会わず。
雪は沢沿いに一部残っているのみ。
途中、水晶森口~神室大橋の間で土砂崩れが車道を塞いでいた。

2011.5.31 神室連峰(神室山~水晶森)2

2011年05月31日 | 神室連峰
神室山から前神室へと向かった。


ミネザクラやシラネアオイが稜線上を彩る。


後方に見えるのは栗駒山。


前神室から水晶森への分岐へ戻る。


見晴らしの良い道を下ってゆく。




再び樹林帯へ入り、


美しいブナの森の中をアップダウンを繰り返し進む。


新緑に鮮やかなツツジが映える。


水晶森の山頂から神室を振り返る。


有屋峠へと続く見晴らしのよい尾根道から秋田方面を望む。
右手遠方に小さく見える山は焼石岳。


2011.5.31 神室連峰(神室山~水晶森)1

2011年05月31日 | 神室連峰
台風一過の好天が期待されたので、神室山へ行ってきた。
コースは有屋口から神室山に登り、
帰りは水晶森経由で神室ダムへ下山する周回コース。

6時にダム湖畔を出発。


沢沿いの道を登って行く。




2回渡渉し、沢を離れるとようやく神室らしい急登が始まる。




ツバメオモトが咲いていた。


樹林帯を抜けると、台山尾根越しに小又山や火打岳が見えるようになる。


レリーフピークを通り過ぎ、


山頂を目指し主稜線を歩く。


登り始めから3時間で山頂に到着。
好天に恵まれ神室の峰々が展望できた。


新築された避難小屋を見に行く。
入り口の上にあるすのこ状の板が落ちそうになっていた。


小屋は二階建てで、中は真新しい白木の香りが清々しい。
バイオトイレが設置されている。


小屋の前で、素晴らしい景色を眺めコーヒーブレイク。




2011.5.24 杢蔵山

2011年05月24日 | 神室連峰
急坂を転げるようにして10時には火打を下山。
登山口に着く頃には案の定良い天気となったので、
不完全燃焼な気分を解消するため、いまだ未踏の杢蔵山へ向かった。
山屋キャンプ場から山頂を目指す。


杉の植林地帯を抜けると沢沿いになだらかな登りが続く。


路傍をキケマンが彩る。


沢を離れると急登となり、美しいブナの森が広がる。


新緑が眩しい。


樹林帯を抜け山小屋に近づくと、見晴らしがよくなり、
眼下に新庄市街を一望できる。


中継局のある三角山越しに月山が聳える。


禿岳方面の眺め。


居心地の良さげな杢蔵山荘で休憩。お湯を沸かしコーヒーを飲む。


その後、山頂へ向かうも
登山道が残雪で途切れる場所で道を見失う。


山頂はまたの機会とし下山した。




以下は山中咲いていた花々






新庄市内から直ぐ近くにも関わらず、自然豊かな良い山だ。




2011.5.24 火打岳

2011年05月24日 | 神室連峰
先日機上から眺めた神室山を土内から周回する腹づもりで
気合いを入れ6時には土内の吊り橋を出発。
予報は晴れマークだったが、高曇りの空模様。
吊り橋の袂には発電設備が新たに建設されていた。


急坂を越えると、美しいブナの森が現れる。






これはブナの花か?


林床に咲くチゴユリ。


樹間から神室山が見え、期待で胸が膨らむ。


5合目付近には


イワウチワが咲き残っていた。


樹林帯を抜けると、残雪豊富な月山や


鳥海山を遠望できるようになる。


しかし、神室の主稜線は宮城側から流れ込む滝雲で覆われていた。


2時間ちょっとで到着した火打の山頂はガスで展望ゼロ。


しばし休憩するもガスはなかなか晴れず、
吹きつける冷たい風で体が冷えてしまい、すっかり戦意喪失。
天気予報を信じれば直にガスは晴れると思われたが・・・
神室山へ向かうのを諦め下山した。





2010.10.24 神室山

2010年10月25日 | 神室連峰
秋山を満喫するため、5月以来久々に神室山へ行ってきた。
コースは根の先を起点に神室・小又を周回。
根の先口から歩くのは3年ぶり。
登山口には以前はなかった立派な標識が設置され、
このコースの人気も上がってるようだ。
クロベが並ぶ急坂の尾根道を登って行く


ブナの森にはいると、木々は色づき美しい。


尾根越しにながめる神室山。


マイヅルソウの実。


山頂が近づくと落葉が進み晩秋の趣。


樹林帯を抜け、左手に天狗森と小又山を見渡す。


鳥海山と右手には建設中の避難小屋。


山頂から主稜線を望む。


春には土台のみであった避難小屋も、外壁を除き7割方できあがった様子。


高曇りの空模様で風も強かったので、早々と小又方面へとむかう。


左手遠方には虎毛山、高松岳、栗駒山が見えた。


紅葉は3合目~7合目あたりが見頃。


小又山頂から火打岳方面。


越途へ下る道。


最上町方面のながめ。


越途付近のブナの森。


途中、登山道に腰を下ろし、お湯を沸かしてコーヒーを飲む。
森の中で聞こえるのは風の音と鳥の鳴き声のみ。贅沢な時間だ。


行動時間7時間で登山口に戻ってきた。
日曜にもかかわらず、山頂で2名の登山者に出会ったのみ。
静かな山歩きを楽しむなら神室で決まりだね。

2010.5.21 神室連峰(土内周回)2

2010年05月22日 | 神室連峰
小又から神室への稜線上は
カタクリとキクザキイチゲが一杯。
足の置き場に困る。


神室が近づくと、なんだか嫌な感じの空模様に。


雨こそ降らなかったが、折角の展望が台無し。


小又から2時間で神室山頂に。


青みがかったメタリックな色調のゾウムシが沢山いる。


風が吹いて寒いので、休憩もそこそこに、
台山尾根を下ってゆく。
古い避難小屋はすっかり取り壊され、現在新築中。
新しい小屋の完成が楽しみだ。


神室を振り返る。


残雪がある内は良いのだが、


権八小屋跡あたりから、雪は少なくなり、
一方、刈り払いされていない夏道はクマザサで覆われ、
不明瞭かつ歩きにくい。
半分藪漕ぎのようになって、なんとか台山へ。


台山から先も、歩く人が少ないのか、ほぼ廃道状態。
背丈まで茂ったクマザサを漕いで行く。


一時道を失い冷や汗かいたが、コンパスと地図を頼りに、
なんとか見覚え有るブナの二次林にたどり着く。


ここからは道もはっきりし、土内方面へ下って行く。


台山コースの登山口。


行動時間10時間で土内の吊り橋に無事戻った。


2年前に同コースを11時間で歩いているので、
今回は1時間の短縮。2年で幾分進歩したようだ。
尚、山中誰一人会わず。
熊の足跡や落とし物をみかけたので、熊鈴は必須。

2010.5.21 神室連峰(土内周回)1

2010年05月22日 | 神室連峰
好天の予報に、前回途中撤退した神室へ行ってきた。
コースは土内を起点に、まず火打岳に登り、
小又山、神室山の頂きを踏んで、
台山尾根経由で土内に戻ってくる周回コース。

土内渓谷にかかる吊り橋を渡り、私有地を通り抜け
さらに、写真の小川を渡って、尾根に取り付く。


ブナの新緑が美しい。


GWの頃は林床を埋め尽くすイワウチワも、
5月も中旬を過ぎると終わり。


ブナの新緑も5合目あたりまで。


火打山頂近くにまとまった残雪あり。
約2時間で火打岳山頂に。
山頂から八森山方面を望む。


こちらは小又、神室方面。
少し霞がかかっているが、まずまずの天気だ。


縦走路を小又へ向かう。


振り返ると火打のとんがりが目を引く。


権現山へ続くと思われる道。
いつか歩いてみたいものだ。


小又へは近いように見えて、結構距離あり。
小さな峰の上り下りが辛い。
火打が大分遠くに見えるようになった頃、


ようやく、小又に到着。
山頂はカタクリ畑。


小又山頂から天狗森・神室方面を望む。


火打から小又まで1時間40分。
まずまずのペースだ。