茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

2011.6.19 月山

2011年06月20日 | 鳥海山・月山
久々に姥沢から月山に登ってきた。
リフトに乗って時間短縮。


朝日連峰を背景に、


スキー客で賑わう雪面をツボ足で登って行く。


日当たりのよい稜線の路傍を
チングルマやミヤマキンバイ、イワカガミが彩る。


山頂付近のハクサンイチゲの群落は今が見頃。




クロユリは残念ながらまだ蕾。


山頂神社で参拝を済ませ下山。


急な斜面は尻セードで滑り下る。


下山後のお楽しみは冷たい肉中華。


下界は夏日となったが、まだまだ残雪豊富な月山は避暑にもってこい。

2011.5.7 鳥海山(大平山荘から)

2011年05月10日 | 鳥海山・月山
午前中は晴れるとの予報に、鳥海山へ遠征。
鳥海ブルーラインは夜間凍結のため通行規制あり、
駒止のゲートは朝8時から夕5時の間のみ開放。
大平山荘に車を駐め、山スキーで登って行く。


まずまずの好天で登って行くにつれ、眼下に日本海が広がる。


急斜面を上り終えると、緩やかな斜面が広がり、
雪面に赤い旗が立てられ御浜小屋まで続く。


三峰方面へと向かい、


鳥海山の眺めが良い展望地で休憩。


御浜小屋へ向かう途中、笙ヶ岳方面を振り返る。


風が出てきて予報通り天気は下り坂の模様。
御浜小屋付近でシールをはずし下山することに。
帰り道、雪上に熊さんを発見。 スキーで追っ掛けたが逃げられた。


お楽しみの滑りはあっと言う間に終了。
ひなびた雰囲気の湯ノ田温泉で汗を流し、


神泉の水で喉の渇きを潤し帰宅した。




2010.10.8 月山(岩根沢から)2

2010年10月08日 | 鳥海山・月山
山頂からの眺め。




帰りは胎内岩で胎内くぐり。


これで清らかな体になれただろうか?


下っている途中から曇り空に。


曇っていると紅葉の美しさも半減だ。










月山を振り返る。


刈り払いされ歩き易い道。


遠方に見えるのは葉山。


地蔵森山?




地蔵森山をトラーバースする道。




トータル約7時間で登山口に戻ってきた。
紅葉は標高1200~1500mが見頃で、
清川行人小屋付近は今がベストです。


2010.10.8 月山(岩根沢から)1

2010年10月08日 | 鳥海山・月山
山形は晴れとの予報に、月山へ紅葉見物に行ってきた。
岩根沢登山口から、まずは清川行人小屋を目指した。
一旦サカサ沢まで下山し、渡渉。
川幅は2メートル程度で、水量も多くないので、靴を脱がずに渡れた。

落ち葉で覆われた道を登って行く。


ブナの森の中を歩く。


色づいたカエデが美しい。


普段、熊鈴は滅多に鳴らさないが、
熊の落とし物を立て続けに3つ見つけたので、慌てて鈴を鳴らす。

道の真ん中にナメコを見つけ、晩のおかずに採取。


清川行人小屋で水を補給。


小屋前のドウダンツツジ。


東沢コースから山頂へ向かう。






大雪城から流れ出ていると思われる沢を渡る。




チングルマの枯れ穂が風に揺れている。


ブルーベリーが沢山生えていたので、摘んで口に放り込む。


途中道は不明瞭となり、胎内岩まではロープを頼りに登る。






咲き残っていたハクサンイチゲ。


登り始めから3時間半で月山神社に到着。


登ってくる途中は誰一人会わなかったが、
山頂は姥沢から登ってきたと思われる人々で賑わっていた。

2010.8.27 鳥海山

2010年08月31日 | 鳥海山・月山
まだまだ暑い日々が続いているが、一年ぶりに鳥海山へ行ってきた。
湯の台口から山頂を目指す。

河原宿小屋


心字雪渓に至る登山道沿いには
チョウカイアザミや


ウサギギクが沢山咲いていた。


途中雪渓を横断する所があるが、雪渓上を歩く必要はない。


山頂神社


岩場を登り新山の頂きへ


登っている内にガスが晴れてきた。


山頂では、雲海で麓は見えず。


七高山の山頂


山頂付近には
ホソバイワベンケイや


イワギキョウ


チョウカイフスマが咲いていた。


小休止の後、のんびり下山。








河原宿小屋前から鳥海山を振り返る。


トレッキングポールにしがみつくオニヤンマ


眼下に見えるのは滝ノ小屋


下山後は、鳥海山荘で汗を流しリフレッシュした。

2010.6.25-27 月山(肘折から)2

2010年06月28日 | 鳥海山・月山
二日目は念仏ヶ原から月山山頂まで往復。
爽やかな青空の下、木道を進む。


残雪と緑のコントラストが美しい。




清川橋を渡り、
川沿いの道を覆う夏草をストックでなぎ倒しながら、
急坂の尾根道に取り付く。
途中に現れる湿原。


コバケイソウや


ミネザクラが咲いている。


所々残雪で登山道が途切れるので、ガスっている時は要注意だ。
千本桜の湿地帯


路傍をチングルマやイワカガミ、ヒナザクラが彩る。


山頂直下の大雪渓
斜面は結構急なところもあるので、
直登するならアイゼンがあったほうが無難か。


大雪渓から見下ろす葉山


月山の山頂付近は一面のお花畑


ハクサンイチゲと眼下に鶴岡市街


山頂神社と、左後方に鳥海山




南方には朝日連峰も見える


クロユリが咲いていたが、残念ながら写真はピンボケ
ユリの仲間なら良い香りがするのではと期待したが・・
期待はずれの臭い。


姥沢や弥陀ヶ原方面から続々と登ってくる登山者で山頂は大賑わい。
喧噪の山頂を後に、元来た道を引き返す。


ミツガシワの群生する湿原




登り始めて7時間ほどで、ワタスゲ揺れる湿原に戻ってきた。


この日も小屋に泊まってのんびり過ごし、
3日目、雨中を肘折へ下山した。
山頂を除き、山中出会ったのは山菜採りの人一名のみ。
静に山籠もりするには打ってつけの場所だ。

2010.6.25-27 月山(肘折から)1

2010年06月27日 | 鳥海山・月山
梅雨の合間の晴天を狙って、
念仏ヶ原の避難小屋2泊で月山に行ってきた。
70Lオーバーのザックに3日分の食料とルービを詰め込み、
25日昼前に肘折登山口を出発。 
初日は念仏ヶ原までだが、重い荷物が身に応える。


赤沢川の水場にはまだ残雪あり。


国立公園の表示板を過ぎると見晴らしが良くなり、


新庄市街?が遠望できる。


目の前に聳えるのは葉山


斜面に残った残雪で足場が悪い箇所あり


三日月池




コースタイムの1.5倍もかかって避難小屋に到着。
小屋脇には下の写真のように沢山雪が残っており、
氷点まで冷やしたルービで労をねぎらう。


念仏ヶ原までは水場が2箇所あり、持ち歩く水が少なくて助かるが、
いずれも沢水なので、浄水器があると安心・便利。

2009.6.26笙ヶ岳

2009年06月28日 | 鳥海山・月山
月山から下山した後は、
肘折温泉のカルデラ温泉館で汗を流した。


好天が続く様なので、東北一の名峰に向かった。


一の滝近くの一ノ瀬駐車場に車を駐め、
長坂道経由で鳥海山の頂を目指した。
笙ヶ岳付近から御浜にかけてはハクサンイチゲの群生が見事。


鳥海湖はまだ残雪に覆われている。




天気はよいのだが、登るにつれ次第に風が強くなり、
御浜を過ぎる頃には、歩くのままならないほどの
突風が吹き荒れる状態となった。
山頂付近には傘雲のような雲がかかり嫌な予感がしたのと、
体調が今ひとつであったこともあり、無理せず下山することにした。


眼下には日本海と酒田市の町並みが見える。


笙ヶ岳から下っていく途中はニッコウキスゲのほか、
ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ等の花々が路傍を彩っていた。




一ノ瀬駐車場から笙ヶ岳へ向かうコースは
渡戸という所で沢を渡らなければならないが、
この時期、朝の内はたいした流れではなくても、
午後は融雪水がはいるためか、水嵩が増すので注意。


2009.6.24-25月山(肘折コース)

2009年06月27日 | 鳥海山・月山
久々に初夏らしい空模様が続くとの予報に
肘折登山口から念仏ヶ原経由で月山に行ってきた。









姥沢からリフトを使って登ってしまえばどうってことない山だが、
肘折コースは東北の山の良さをしみじみと味わうことができる。
念仏ヶ原の小屋に一泊したが、
二日間山中では誰も会わず。
真新しい熊の落とし物をみかけたので、
熊鈴は必須である。



この時期、小屋のトイレは使用できず、外トイレを使用。
念仏ヶ原に行く途中に残雪をトラバースする箇所あり、
軽アイゼンがあったほうが無難。
水は豊富だが、沢水もしくは融雪水を利用。

<<追記>>
5時半に肘折登山口を出発
小岳の付近に残雪の斜面をトラバースする箇所あり(下写真)


3時間で念仏ヶ原の小屋に到着
小屋脇の残雪と、残雪から流れ出る水場。


湿原にはまだ水芭蕉も咲いていた。


千本桜手前の湿地帯とミツガシワの群落




千本桜を過ぎると残雪が目立つようになる。


ヒナザクラやチングルマが咲いていた。




頂上直下の巨大な残雪。
傾斜が急で直登するならアイゼン必要。


登り始めて6時間半で山頂に。
山頂はガスで覆われ展望はなし。


山頂付近はハクサンイチゲが群生。


念仏ヶ原での夕焼け。


翌日、早朝の月山と湿原


朝日を浴びたワタスゲ


小屋から登山口まで3時間ちょっとの下山。

2008.10.11-13月山(肘折コース)3

2008年10月26日 | 鳥海山・月山
肘折りコース3日目、朝から快晴だ!


木道で転倒しないよう小屋にあった長靴を履いて湿原へと向かう。
放射冷却で冷え込んだのだろう
霜がおりて、


葉っぱは白く縁取られ、まるで砂糖菓子のようだ。


朝日で輝く湿原には素晴らしい景色が広がっていた。


写真ではわかりにくいが、月山山頂の小屋も遠望できる。




昨日下山しないで良かった!
景色を十分に堪能し小屋に戻った。




快適な小屋ともお別れだ。


小屋の中を掃除し、8時に下山を開始。


下るのが惜しくなるほどの好天だ。


三日月池を通り過ぎ、


紅葉に囲まれた山道を下ってゆく




午後から職場の芋煮会があるのを気にして少々急いだこともあって
3時間かからずに登山口に辿り着いた。
帰りは紅葉見物で予想以上に混み合う国道458号を通って自宅へと戻った。

腹を空かせて馬見ヶ崎川に向かうと、
絶好の芋煮日和に河原はたくさんの人で賑わっていた。
帰宅時、夕景のなか月山のシルエットが浮かび上がった。

2008.10.11-13月山(肘折コース)2

2008年10月25日 | 鳥海山・月山
肘折りコース2日目
昨晩は雨に強風と荒れた天気だったが、朝には雨は止んでいた。
6時に小屋を出発し、朝露に濡れた木道を月山に向かって歩く。
濡れた木道は非常に滑りやすく危険だ。
月山はガスの中で姿は見えない。


湿原を抜けると
立谷沢川に向かって急な下り坂となる。


立谷沢川にはしっかりとした造りの橋がかかっており、
渡るのに危険はない。


川沿いの紅葉が美しい。




ここから山頂まで標高差にして1000メートル近くを登りかえす。
道沿いの倒木にはナメコが生えていた。


ブナの森を抜けると見晴らしのよい湿地帯が現れた。
遠方に葉山が見える。


岳樺の生える急坂を越えると


千本桜の標識がある湿地帯にでた。


進むと道に昨晩降ったと思われる雪が残っている。


さらに登ると辺りは氷雪の世界となり、


岩にペンキで書かれた赤丸を頼りに登ってゆく。


登り始めて3時間半
ようやく山頂小屋が見えてきた。


山頂は姥沢から登ってきたと思われる団体客で賑わっていた。


寒いしガスってるので、
早々と下山することにした。




しばらく下るとガスが切れ、晴れてきた。


千本桜の先、少し下ったところに見晴らしのよい場所があり、
錦繍にそまる山肌、念仏ヶ原の湿原、そして葉山と
展望が素晴らしい。


ここから先は紅葉と展望を楽しみつつのんびり下る。


途中、軽装で登ってくる人とすれ違う。
肘折から日帰りで登ってきたそうだ。



青空と紅葉のコントラストに目を奪われ、
転びそうになりながら下ってゆく。






山頂から2時間半で橋まで戻ってきた。


念仏ヶ原まで急坂を登りかえし、


草紅葉の湿原をのんびり歩く。






湿原を取り囲む木々の紅葉も見頃だ。




枯れ穂が風に揺れている。


14時には小屋に戻ってきた。
このまま登山口まで下山も可能だが、
明日も天気が良いよう。
朝日に染まる湿原と月山がみたくなり、もう一泊することにした。


三連休の中日で、明日は晴天。
今日こそ小屋は賑わうものと予想したが、
結局、自分以外に単独男性一人が増えたのみ。
静かな夜を過ごした。

2008.10.11-13月山(肘折コース)1

2008年10月22日 | 鳥海山・月山
三連休、山小屋2泊で肘折コースを歩いた。
初日は曇り時々雨の生憎の空模様だったので、
念仏ヶ原の避難小屋まで登ることとし、
12時に肘折登山口を出発。


登山口には5-6台駐車できるスペースがあるが、
自分の車のほかに2台とまっているのみ。
出発する時、丁度下山してくるキノコ採りの人と会う。
今年はキノコが不作のようだ。
道は明瞭で急坂もなく歩きやすい。


時折雨がぱらついたが森が傘代わりとなってくれる。


湯殿山と書かれた石碑を通り過ぎると


美しいブナの天然林となる。


一旦下って、水場である猫股沢を渡る。




ここまで1時間ちょっと。
再び登り返して、


また下り、2時間近くかかって赤沢川へ




このあたりまで来ると、木々が色づき美しい。




小岳を目指して登ってゆくと
場違いに立派な表示板が現れる。


ここから先、坂道は階段状に整備されているが、
老朽化し、水がたまってぬかるんだりしてかえって歩きづらい。
小岳山頂付近は木道が設置されているが、
濡れていると非常に滑りやすく、転倒に注意!


見晴らしがよくなり、
辺りの木々は紅葉の盛期だ。




その後は道は下りとなり、


登り始めて3時間半で今宵の宿に到着。


小屋の中は静まりかえっており、
紅葉盛りの三連休の初日にもかかわらず、
どうやら今晩は貸し切りのようだ。
水場は小屋を通り過ぎ10mほど先にある沢を利用する。


沢のすぐ下流には有名な「外トイレ」があるが、
小屋の後ろに回りこむと「内トイレ」があるので、
今は沢の上でふんばる必要はない。
小屋の外観は大分老朽化して見えるが、
中は意外と綺麗で、なんとちゃぶ台や、布団も数組ある。
食料と燃料さえあれば長期滞在できそうだ。
この日はその後結局誰も訪れず、
一人静かな夜を過ごした。

2007.7.16六十里越街道3

2007年07月18日 | 鳥海山・月山
湯殿山神社からの帰りは、
奥の院から月山方面へ登り、
施薬避難小屋から、駐車場近くのネイチャーセンター方面へ
下ることにしました。
大鳥居から奥の院までは、片道200円のバスを利用する手もありますが、
舗装路を20分程度歩いて登り、
奥の院からは、沢沿いを月山方面へと向かいました。


月光坂とよばれる坂道は、
横を綺麗な沢が流れており、
リュウキンカなどの花々が綺麗なところです。






しばらく登ると鉄製のハシゴがかけられた急坂がつづき、


ハシゴ場を過ぎると、施薬避難小屋です。
小屋は工事現場にあるような掘っ立て小屋で
安普請な作りです。
小屋で小休止ののち、ネイチャーセンター方面へと下りました。
最初は木道を歩きますが、
直に沢沿いの道を歩くようになります。


台風後にて沢は増水気味のようですが、
石伝いに足を濡らすことなく、歩くことができました。
途中、登山道が残雪に隠れることもありましが、
なんとか迷うことなく下山を続け、
石の敷き詰められた登山道を下ってゆきます。


六十里越街道にくらべ、よっぽど古道らしい雰囲気の道が続きます。
ネイチャーセンターに近づくと、
美しい沢や、


わき水が現れ、豊富な水で森が潤っている印象です。


小さな花が咲いていたりして疲れを癒してくれます。


ネイチャーセンターに駐車して沢沿いのブナ林を散策するのも
よさそうです。
最後はネイチャーセンターを抜け、舗装路を10分程度歩いて、
駐車場まで戻ってきました。
駐車場傍の湧水で水を汲み、帰宅しました。


今回、先日購入したモントレイルのトレイルランニングシューズを履いてみましたが、


足の運びが軽く、軽装速攻登山にはgoodです。
スパッツを装着することにより、靴の中まで濡れることはありませんでした。
濡れた岩で滑ることはありましたが、その他、濡れた木道を含め
グリップに不安を感じる時はありませんでした。

2007.7.16六十里越街道2

2007年07月18日 | 鳥海山・月山
道はしっかり刈り払いされていますが、
道幅が狭くなっているところが多く、古道というより
ただの登山道といった印象です。


沢と交差するところで
行き先がわかりにくくなっている場所もありますので、
注意が必要です。


ガスって展望のない大岫峠を越えると、
道は下り坂となります。
モリアオガエルの産卵場所になっている神秘的な沼を通り過ぎ、


湯殿山道路に近づくと、突然場違いな風景が現れました。


山林は広範に切り崩され、真ん中を排水路が流れています。
なんのための工事かよくわかりませんが、ひどい環境破壊であることは
間違いなさそうです。
工事現場を抜け、湯殿山道路手前の分岐を右折し、
湯殿山神社へと向かいました。


ここは、神社の参道になっているようで、
苔むした石敷きの道がいい雰囲気です。
サンゲ坂を登り、森を抜けると、
目の前に大鳥居が現れました。