茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

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北アルプスおまけ:長野観光

2007年08月19日 | 日本アルプス
扇沢から長野駅までバスでもどり、
その日のうちに山形へもどろうと緑の窓口へむかったが、
お盆の帰省ラッシュに重なり東北新幹線の指定席は一杯とのこと。
立って帰る根性もなく、なんとか翌日の指定席を購入し、
長野にもう一泊することにした。
駅前のホテルにチェックインしたら、手持ちぶさたとなり、
善光寺へお参りにいくことにした。


山上と違い下界は猛暑で、
参道を歩いているだけで、汗が噴き出した。
寺は大勢の人で賑わっており、
長野市が善光寺の門前町であることがよくわかった。

翌日は、長野発が14時だったので、
午前中、松本へ行った。
城好きな私としては、
名城である松本城を是非みたかったのである。


城は素晴らしかったが、
天守閣に登るのに行列ができていたのには
参りました(^_^;)

2007.8/4-11北アルプス:新越山荘~扇沢

2007年08月19日 | 日本アルプス
山ごもり7日目(8/11)
小屋前からは朝日をあびた針ノ木岳がくっきりと見える。


今日は扇沢へと下山する日だ。
名残惜しい気もするが、下山して風呂はいったり、
美味しい物食べたりするのが楽しみだ。
扇沢には10時頃までに下山すればいいので、
のんびり歩くことにした。


デジカメのメモリーとバッテリーが残りわずかとなり、
途中写真はほとんどとらなかった。
ゆっくり歩いたつもりであったが、2時間かからずに
種池小屋に到着。
小屋の付近は、チングルマのお花畑になっていた。


時間に余裕があったので、小屋にザックをデポし、
爺ヶ岳方面へ足を伸ばした。
鹿島槍の双耳峰をみて


小屋へと戻った。


柏原新道はよく整備されており、登ってくるたくさんの
登山者にすれ違った。
200人以上の登山者とすれ違い、この分だと小屋は満員になるであろうと
考えると、下山して正解であったと思う。
ゆっくり下ったつもりであったが、1時間半で下山してしまい、
扇沢ロッジの風呂で汗を流した。

2007.8/4-11北アルプス:船窪小屋~新越山荘

2007年08月19日 | 日本アルプス
山ごもり6日目(8/10)
上高地からだいぶ遠くまで歩いてきたものだ。
休みは8/12までとってあるが、
8/11以降の山小屋はお盆休みで混雑が予想されたため、
鹿島槍以北は来年以降にとっておいて、
今回の山行では、本日は新越小屋に泊まり、
明日8/11、柏原新道経由で扇沢に下山することにした。


北葛岳山頂で、雷鳥親子につかまり、
時間をとられたが、
その後は快調に蓮華岳へと駆け上がった。
蓮華の斜面は一面コマクサで、


山頂からの展望も素晴らしいものであった。






針ノ木小屋へと下り、


針ノ木岳へと登り返すと、
黒部湖を麓にいだいた立山連峰が間近に迫ってみえた。




この日も快晴で、日射しにへばりがちであったが、


スバリ岳を越えたあたりから、ガスがでてきて
歩きやすくなった。
天気がいいと、大地が日射しであたためられ、
午後になるとガスや雲がわいてくるようだ。


14時、最後の宿、新越山荘に到着した。


一泊2食で8800円。
食事は普通だが、ビールがしっかり冷えていたのが嬉しかった。

2007.8/4-11北アルプス:烏帽子小屋~船窪小屋

2007年08月19日 | 日本アルプス
山ごもり5日目(8/9)
今日も朝からいい天気だ。


余裕があれば針ノ木小屋までを目標に出発。


烏帽子岩に寄り道し、ちょっとした岩登りを楽しむ。


烏帽子岩の先は小池が散在し庭園のようで綺麗だ。


不動岳へ登ると、
立山連峰や


槍・水晶岳などの展望が広がる。


この付近はコマクサがたくさん咲いており、
朝日をうけ輝いていた。


不動岳から先は、主に樹林帯を進み、


時折、展望も広がったりするが、


足場が悪いところもあって、想像以上に時間がかかった。


それでも針ノ木岳や蓮華岳が間近にみえるようになり、




12:30、ようやく船窪小屋に到着した。


結構きついコースで、この先、針ノ木小屋までコースタイム5時間以上を
歩く気にもならず、船窪小屋に泊まることにした。
一泊2食で、8500円。
こじんまりした小屋だが、ここの食事は美味しいです。
山小屋の食事の域をこえ、下界で食べる食事のレベルです。
今回利用した小屋な中でダントツの一番です。
スタッフの人柄もよく、ここなら通過点ではなく、
長期滞在したくなります。

2007.8/4-11北アルプス:高天原~烏帽子小屋

2007年08月19日 | 日本アルプス
山ごもり4日目(8/8)
朝風呂を浴び、温泉沢経由で水晶岳を目指した。


ケルンや赤いペンキの目印をたよりに渡渉を繰り返し、
温泉沢をしばらく登ると、
ロープの垂れ下がった尾根への登り口が現れ、尾根にとりついた。
がれた急坂を、温泉効果で快調にのぼり、




2時間で赤牛岳~水晶岳の稜線に飛び出た。
遠くには富士山も遠望でき、今日はいい天気になりそうだ。
赤牛岳へいたる道を背に、


水晶岳へとむかった。


水晶岳はどっしり迫力ある山容で、
100名山に選ばれるのも納得である。
山頂からの展望も素晴らしく、
鷲羽~槍ヶ岳方面、


赤牛~立山・白馬と


槍に負けない好展望です。
なかなかいい山です。気に入りました。
花咲く道を水晶小屋とむかい、




10:10水晶小屋に到着。


水晶小屋は小さな小屋ですが、
最近改築されたようで、小綺麗で居心地がよさそうです。
ただ、人気の小屋で非常に混雑するようです。
今日の宿は烏帽子小屋に決め、北上を開始しました。


右手後方には鷲羽岳、


左手には水晶岳と、


展望のよい道を進みます。


前方には、立山連峰も見えてきました。


日差しが強くへろへろになりながら先を急ぎ、


野口五郎岳山頂を越え、


12:30野口五郎小屋に到着。


小屋でカレー(1000円)を食べ、
もうひとがんばり烏帽子小屋を目指しました。


振り返ると水晶岳はだいぶ遠くなり、


右手には餓鬼岳と高瀬ダム、


前方には立山がだいぶ近づきました。


三ッ岳付近はコマクサがたくさん咲いていました。


15:10ようやく烏帽子小屋に到着。


一泊2食で、8500円。
食事は、可もなく不可もなくといったところです。
高瀬ダムから近いせいか、平日にも関わらず、
小屋は多くの人で賑わっていましたが、
布団一枚を占拠することができました。

2007.8/4-11北アルプス:三俣山荘~高天原

2007年08月19日 | 日本アルプス
山ごもり3日目(8/7)
朝焼けを背景に槍のシルエットが浮かび上がり、


快晴の一日を期待したが、
鷲羽岳山頂はガスで展望ゼロ。
ワリモ岳まで下ってくると、ガスが晴れてきて、


山頂で粘ってればよかったと少々後悔。
予定では裏銀座を北上してゆくつもりであったが、
今日は雲が多く、昨日ほどの展望は期待できそうもなかったので、
雲ノ平に寄り道し、高天原で温泉につかることにした。
まずは祖父岳へと向かう。
途中、チングルマやハクサンイチゲなどのお花畑が見事です。




祖父岳山頂は平坦で広く、ケルンが積み上げられていた。


雲ノ平へと下り、途中から木道を歩くようになる。


スイス庭園のベンチで昼寝をし、


雲ノ平山荘から高天原方面へと下った。
薬師岳を正面に


樹林帯に入り、明日の登り返しが心配になるほど、
ひたすら下り、川を横切り、
山中の湿原地帯の先に、今日の宿「高天原山荘」があった。


11:10到着。
まだまだ、日は高いが、
今日は温泉にでもつかってのんびりすることにした。
不自然に傾いた建物が、少々気になるが、
なかなか快適な小屋でした。
1泊2食で8400円。食事も美味しく、
特にご飯が美味しいのが特筆ものです。
米がいいのか、炊き方がうまいのか、
今回の山行で宿泊した小屋の中では、一番美味しかったです。


温泉は小屋から10分ちょっとの川沿いにあり、
白濁した硫黄泉です。
女性専用の露天風呂もありますので、女性の方にも安心です。
風呂で汗を流してさっぱりしたものの、
帰りは上り坂で汗だくになるのが玉に瑕です(^_^;)

2007.8/4-11北アルプス:西岳ヒュッテ~三俣山荘2

2007年08月17日 | 日本アルプス
8/5、9:10西鎌尾根を双六小屋方面へと向かった。


好天のもと、裏銀座の展望が素晴らしい。


振り返ると、槍のトンガリピークが一際目を引く。


登山道沿いには可憐な高山植物が咲き誇り
疲れを癒してくれる。










槍がだいぶ小さくなった頃、小ピークを越えると
双六小屋が姿を現した。


小屋で700円のカレーを食べ、
今日の宿は三俣山荘にきめ、山荘へとむかった。


巻き道ルートをとり、


鷲羽岳が正面に見えるようになると、
麓に三俣山荘が見えてきた。


15:10山荘へ到着。
料金は朝夕2食で8900円、
食事は揚げ物が温かい状態でてきて、美味しかったです。
小屋前に水が引いてあり、水が無料なのも嬉しい所です。
ただ、ビールの冷えが中途半端なのが残念でした。

2007.8/4-11北アルプス:西岳ヒュッテ~三俣山荘1

2007年08月16日 | 日本アルプス
山ごもり2日目(8/6)
この日は朝から快晴!!
小屋の前には朝焼けに染まった槍・穂高が聳え立っていた。




期待に胸をふくらませ、5:10小屋を出発。


槍を正面に見据え、鎖やハシゴの多い東鎌尾根を快調に飛ばします。


人気のないヒュッテ大槍を通り過ぎ




7:10、コースタイムの半分で槍ヶ岳山荘に到着。
朝の涼しいうちに登ったのがよかったようです。
ザックをデポして、まずは槍の穂先を目指した。
山荘に宿泊していた人々は、既に登り終えたようで、
日曜にもかかわらず、人は少なく、
山頂にいたのは数名の登山者のみであった。


快晴のもとの展望は素晴らしく
笠ヶ岳方面


穂高、乗鞍


裏銀座


北鎌尾根越しに、針ノ木岳、白馬方面と


遮る物のない大展望です。
十二分に絶景を堪能し、
今日はこれで終わりにしてもいいかと一瞬思いましたが、
まだまだ日は高く、
9:10西鎌尾根を裏銀座方面と歩き出した。

2007.8/4-11北アルプス:蝶ヶ岳~西岳ヒュッテ

2007年08月16日 | 日本アルプス
8/3夜、新幹線で長野まで移動し、長野駅前のホテルで一泊。
翌8/4朝、長野駅からバスで上高地へと移動。
上高地バスターミナルには11時に到着。

台風一過の青空を期待していたが、天気は曇り。
河童橋たもとの食堂で、昼食をとっていると
雨が降り出してきた。
たくさんの観光客にまぎれて徳沢まで歩き、
徳沢からは本格的な登りが始まった。
雨の中、展望のない樹林帯を黙々とのぼり、
15:10、初日の宿である蝶ヶ岳ヒュッテに到着。


料金は一泊2食+昼の弁当で1万円、ビールは500円。
飲み水は有料です。
綺麗で快適な小屋ですが、食事は今ひとつでした。

翌8/5朝、ガスってはいるものの、雨は降っておらず、
まずは常念岳へと向かった。


しばらく歩くとガスがきれ、見晴らしがきくようになり


穂高連峰も姿を現した。


100名山の常念岳山頂はたくさんの登山者で賑わっており、
喧噪を避け、休憩もそこそこに先を急いだ。


常念小屋を越え、大天井へ至る道は、
写真でははっきりしませんが、コマクサの群生が見事です。


大天井に近づくと、
雲の中に槍ヶ岳の尖ったピークも見えるようになった。


12:20、大天井岳山頂に到着。なかなかの展望で、


燕岳へ連なる尾根、


槍へ至る喜作新道、


通過してきた常念方面と360度の展望ですが、


少々雲が多いの残念です。
まだまだ時間があるので、今日の宿はヒュッテ西岳と決め、
喜作新道へと進んだ。


牛首山をトラバースし、ビックリ平にでると


展望のよい尾根道となり、槍をみながらの歩きとなります。


15:20ヒュッテ西岳に到着


料金は朝夕2食つきで8400円。食事は普通ですが、
ビール(600円)がしっかり冷えていたのがなによりうれしかったです。