茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

2010.5.21 神室連峰(土内周回)2

2010年05月22日 | 神室連峰
小又から神室への稜線上は
カタクリとキクザキイチゲが一杯。
足の置き場に困る。


神室が近づくと、なんだか嫌な感じの空模様に。


雨こそ降らなかったが、折角の展望が台無し。


小又から2時間で神室山頂に。


青みがかったメタリックな色調のゾウムシが沢山いる。


風が吹いて寒いので、休憩もそこそこに、
台山尾根を下ってゆく。
古い避難小屋はすっかり取り壊され、現在新築中。
新しい小屋の完成が楽しみだ。


神室を振り返る。


残雪がある内は良いのだが、


権八小屋跡あたりから、雪は少なくなり、
一方、刈り払いされていない夏道はクマザサで覆われ、
不明瞭かつ歩きにくい。
半分藪漕ぎのようになって、なんとか台山へ。


台山から先も、歩く人が少ないのか、ほぼ廃道状態。
背丈まで茂ったクマザサを漕いで行く。


一時道を失い冷や汗かいたが、コンパスと地図を頼りに、
なんとか見覚え有るブナの二次林にたどり着く。


ここからは道もはっきりし、土内方面へ下って行く。


台山コースの登山口。


行動時間10時間で土内の吊り橋に無事戻った。


2年前に同コースを11時間で歩いているので、
今回は1時間の短縮。2年で幾分進歩したようだ。
尚、山中誰一人会わず。
熊の足跡や落とし物をみかけたので、熊鈴は必須。

2010.5.21 神室連峰(土内周回)1

2010年05月22日 | 神室連峰
好天の予報に、前回途中撤退した神室へ行ってきた。
コースは土内を起点に、まず火打岳に登り、
小又山、神室山の頂きを踏んで、
台山尾根経由で土内に戻ってくる周回コース。

土内渓谷にかかる吊り橋を渡り、私有地を通り抜け
さらに、写真の小川を渡って、尾根に取り付く。


ブナの新緑が美しい。


GWの頃は林床を埋め尽くすイワウチワも、
5月も中旬を過ぎると終わり。


ブナの新緑も5合目あたりまで。


火打山頂近くにまとまった残雪あり。
約2時間で火打岳山頂に。
山頂から八森山方面を望む。


こちらは小又、神室方面。
少し霞がかかっているが、まずまずの天気だ。


縦走路を小又へ向かう。


振り返ると火打のとんがりが目を引く。


権現山へ続くと思われる道。
いつか歩いてみたいものだ。


小又へは近いように見えて、結構距離あり。
小さな峰の上り下りが辛い。
火打が大分遠くに見えるようになった頃、


ようやく、小又に到着。
山頂はカタクリ畑。


小又山頂から天狗森・神室方面を望む。


火打から小又まで1時間40分。
まずまずのペースだ。