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▲6月議会の一般質問「学校統廃合と人口問題」(その1)

タイトル:「学校統廃合と人口問題・まちづくり」は

《最初にこんな発言しました》

「学校統廃合は、人口減少問題の解決ではなく、学校がなくなることで、その地域の人口が更に減少し、「既存集落の存続」も難しくなるところもでてくる・・・、そういったデメリットを生むものでもあり、人口対策やまちづくりの政策を平行して進めねばなりません。

🔹《課題1》立田・八開地区のこと
 名古屋から30分という地理的条件にありながら、数年後には居住者がいなくなるのではないかという集落もあり、このままでは「限界集落」になってしまうと私は真剣に心配しています。

🔹《課題2》永和地区のこと
 結婚直後、私も、富吉駅近くに住んでいましたが、名古屋駅までたった15分の「若者に人気のある近鉄沿線」で、人口が増える可能性のある地域でありながら、人口政策をうたれることもなく、なぜ永和中が佐屋中へ統合しなければならないのか、市は、この地域の人口増加の可能性を捨てるのかなど、対象地域の方々は納得がいかない気持ちをお持ちです。

🔹《課題3》夢のもてない統廃合計画のこと
 説明会では、こんな「夢のある学校」にしていくんだという、新たな教育について語られることもありませんでした。統合をきっかけに、全国に誇れる学校を作るんだという、前向きのお話はできないものでしょうか。
 教育委員会は、生徒数が減少するからやむ得ないんだと、理解を求めていますが、参加された方は、小規模校で残すこと以上に、デメリットを感じられたのではないかと感じています。

《最初の質問》 
愛西市の小学校区別の人口推移・人口動向は?




(上画像)をご覧ください。
 左が、2020年の愛西市の人口ピラミッド。右が、全国平均です。比べてどうでしょうか?隣の弥富市では、全国平均と同じような形ですが、(下画像)愛西市では、特に20~24、25~29歳の転出超過が顕著で、この転出を抑えれば、状況が好転します。ここに施策が必要で、ここは、「子育て支援」と言うよりは、学校を出て仕事に就き、結婚を考え、新しい家に住む年齢層ですので、「住宅施策」が必要です。
 親世帯から離れて自活する家、通勤しやすい家、結婚して住む新しい家。子どもを産めるような良質の賃貸住宅がよいかもしれません。

 「学校統廃合」の問題は、教育委員会だけの問題ではありません。市側がとりくむべき「人口問題」への取り組みの甘さが生んだ結果でもあると思っています。
 私が、開治小学校の児童減少問題を議会で取り上げ、もう10年たちます。この間の施策も含め、まず最初に
質問  小学校区ごとの 5年前と現在の
・人口・世帯数はどうなった?
・転入・転出数・年齢層・世帯型は
どう変化したか。

《最初の答弁》
市:小学校別の集計をとっていないので、旧町村ごとのお答えをします


《再質問をしました》 
町別の人口動向などの基礎データを!

 みつこは思いました 
 小学校区別の転入・転出・年齢層ごとの人口推移・世帯類型のデータ集約をしておらず、このようなデータなしで学校統廃合が審議されてきたことに驚きました。このように基礎データが
なければ、状況にみあった対策もできず、人口減少の歯止めもできません。そして、検証もできません!
 みつこは、町別の人口データ集約と、公開することを要求しました。

《更に不正確な市の人口データを指摘しました》 
実際には、世帯数はこんなに増えていない!


②と③は、市が公開している世帯数。
しかし、「世帯分離」(税・介護保険上の事情で)している世帯もカウントされているので、実際には、こんなに世帯数は増えておらず、同じ家や敷地内に2世帯が住んでいるケースや、3世代同居といえる世帯がもっとあるということ。
 正確な情報収集をしければ、まともな福祉施策が打てない!

 八開地域の市のデータでは、ここ2年で23世帯増えていることになっているが、現実は、23世帯も減っているのです。つまり、かなりの勢いで空き家が増えているのではないか。

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