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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
フェロシルトはどこへ・・・
昨晩NHKテレビで、「フェロシルト撤去がはじまった」との報道がされていた。コメント登場は、おなじみの愛知県廃棄物対策課の片岩氏。
取りあえずは、石原産業敷地内と三重県環境事業団の最終処分場にフェロシルトを運び出すわけだが、最終処分場の確保はどれくらい進んでいるのだろう。
今までの産廃の過剰保管や不法投棄などに対する県の指導は、言い訳程度に業者が撤去すれば、「業者は撤去する姿勢でいる。あまり強く指導して会社が潰れては大変だ。ねばり強く指導していく」と言い、更にゴミの山を大きくされたり、置き去りにされたりしてきた。これだけの事件を起こした石原産業が、もし期限を守らなかったら、県はどうするのか。しっかりと県の態度も見ていきたい。
以下、中日新聞webより
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060117/lcl_____mie_____009.shtml
四日市でフェロシルト撤去開始
津市は石原産業計画案に難色、延期
有害物質を含んだ土壌埋め戻し材「フェロシルト」をめぐり、製造元の石原産業(本社大阪市)は十六日、施工現場の四日市市垂坂地区で撤去作業を始めた。一方、津市榊原町では、地元住民から飛散防止などの安全対策について要望が出されたため、この日から予定していた撤去作業を延期した。県内の施工現場七カ所のうち桑名市長島地区では撤去が終了した。
約七万五千トンのフェロシルトが使われた四日市市垂坂地区では、五台の十トントラックを使って午前九時半から撤去作業が始まった。ショベルカーでかき出されたフェロシルトを含む土砂は次々とトラックに積み込まれ、石原産業四日市工場内の仮置き場に搬入された。
撤去作業には地元自治会関係者らが立ち会い、県と石原産業の関係者が搬出前に放射線を測定して安全性を確認した。垂坂町第一自治会の後藤英俊会長は「やっと始まった。あとは確実に早く作業を進めてほしい」と話していた。
一方、約一万一千トンのフェロシルトが埋められた津市榊原地区(旧久居市)でも十六日から作業が始まる予定だったが、地元住民でつくる「榊原環境推進委員会」が石原産業が示した撤去計画案に難色を示し、作業開始は延期となった。同委員会は「搬送する際にトラックに付着した泥を洗い流す施設が必要」などと指摘。川合孝一委員長は「撤去作業でフェロシルトを周囲に飛散させる二次汚染が起きないよう安全に配慮してほしい」と要望している。
石原産業は十六、十七両日、あらためて榊原地区の住民に説明し、了解が得られれば撤去開始日を決める予定。
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四日市の撤去は昨夜のテレビで見ました。
岐阜では新規の投棄が2ヵ所でみつかったので、今度、その記事を載せます。
その文中では、この記事をリンクするようにしますね。
1年前に見た瀬戸市北丘の恐ろしいほどのフェロシルトの量と蜘蛛の子を散らしたように走ったトラック。私には、今見つかっている現場だけとはとても思えないのです。そして、岐阜県可児市でみんなが見たあの袋詰めの「フェロシルトα」と「フェロシルトβ」は、今どこにあるのでしょう。まだまだ沸々と疑問がわき出てくるのです。