goo

▲鉄鋼スラグ学習会

■愛西市で開催しました。

岐阜大学・粕谷教授からの話

・今治市などで、鉄鋼スラグによる健康被害が起きていますが、その原因は「アルカリ」にある。酸性よりアルカリ性のほうがこわい。アルカリは、タンパク質を壊してしまい、元に戻らない。

瀬戸内の現場からは、気管支炎・鼻炎・皮膚がかさかさになるなどの報告が届いています。

・ホウ素・鉛・ヒ素などの原因は何か、原因と特定すべき。

共同建設からの話し

 資金繰りがつけば、前倒しで撤去していく。

会場から

 倒産して、このまま残されることはないのか。
 鉄鋼スラグの下に、産廃があるのではないか。
 鉄鋼スラグを共同建設に、処理委託した会社の責任は?

 たくさんの意見がでましたが、共同建設には、すべての鉄鋼スラグを撤去できるだけの資金がないことは確かであり、現在、どのような業種で共同建設が利益を上げているかの質問もでましたが、資料を持ち合わせていないと回答を得ることはできませんでした。

最後に

 この日の企画は、市民団体として開催です。
 共同建設から市民団体に、シート掛け終了の資料提供がありましたが、行政や地域への周知は、別途、共同建設として行うべきと伝えました。市民団体へ資料提供と、行政や地域の理解を得ることとは別のことですから。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ▲愛西市は、全... ▲野中広務氏の... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (あんちゃんワールド)
2007-11-12 21:23:43
人工的に作り出した強アルカリ性鉄鋼スラグ等の産業廃棄物は元々自然界には存在しないのである。これは、一言で言うと大企業のエゴである。例えば、自然界にはちゃんとアルカリ性で人畜無害の天然貝化石等の鉱脈などがあります。生命体にとって必要なミネラル等を大量に含んでいます。この貝化石粉末は、農畜水産物において応用できます。大学の講師をされているのであれば、学生さん達にしっかりと地球の成り立ちと生命のサイクルを教えるべきです。
行政は、所詮親方日の丸の考えが抜けきらず、天下り、談合を繰り返し、悪い言い方をすると市民の税金を食い物にしている。誰のおかげでお給料を頂いているのか自覚に欠しい。信頼できないのである。エコ、環境と言う言葉を上手に利用し、いまだに箱物行政が繰り返されている。微妙な人の心理状況をついている。予算を使い切らなければいけない為である。でも、彼らは一人になると何も出来ないはずである。
 
 
 
コメントありがとうございます (みつこ)
2007-11-13 08:04:47
あんちゃんワールドさん、コメントありがとうございます。

 大学で教えるようになり、若者を見直しています。私たち中高年より、ずっと今後のことを考えています。大学では、今年度は、偽りのリサイクルについてと、本当に大切なのは「資源循環」ではなく「自然循環」であることを学生らに伝え、一緒に考えました。

 行政・政治に関する嫌なニュースが絶えませんね。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。