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▲これでいいの?学校給食

産廃問題で、お知り合いになった阿部悦子さん(愛媛県議)をお招きし、
日本一と言われる「愛媛県今治市」の学校給食のお話を聞きました。



阿部さんとは、鉄鋼スラグ問題でつながり、
私も瀬戸内に講演にお招きいただいたことがあります。
その阿部さんが、
あの今治市の学校給食を変える市民活動の主だったなんて・・・。



この学校給食の講演を聞いた男性が、
感想文を寄せてくださいましたので紹介します。


【ある男性の感想文】

 今日は、「これでいいの?学校給食」の講演を聞き、久しぶりに感銘を受けました。
正直子供も独立し、学校給食についてまったくと言っていいほど関心がありませんでした。
 最近になって、愛西市において大型の給食センターの建設が進んでおり、疑問視する議員さんのチラシを見て、「一箇所で大量に作られた同じものを一斉に食すことが本当に子供にとっていいことなのか。」「子供の給食を行政の効率化だけで進めていいのか」という、ただぼんやりした疑問をもつ程度でした。


 「食の原点は、顔が見えること」「良い給食は、心と体のみでなく学習意欲を高める」
「マナーが良くなる」「調理員一人で500食作る給食と100食作る給食が子供に与える影響は」「作業効率のため先割れスプーンで子供に食べさせる行政のあり方」など長年にわたる体験を交え、具体的にわかりやすい話し方で、自校式が如何に子供にとって大事なことか、目が覚めたおもいです。


 また、今同じように愛西市が進めようとしているセンター方式を今治市で自校式に変えるため一主婦から行政に働きかけて、市長を説得し「学校給食は日本一」とまで言われるようになった苦労話も伺い「市民が動けば行政は変わる」という言葉に、そのとおりだと勇気つけられました。


 特に、学校給食は「材料費は、父兄の負担。調理施設や器具、人件費は行政の負担」と聞き、産地から直接仕入れれば、運賃の手間も冷蔵の費用も要らない。余分な作業がいらない。センター方式にすれば人件費は安く出来るが、その分材料費として父兄の負担は増える。」という話を聞き、自分の思っていたことと全く逆だとわかり、もっと勉強しなければと思いました。
 「地産地消」が農業を振興し、町を活性化するかも良く分かりました。


 学校給食の話をとおして、行政を市民に取り戻すことの大変さをしみじみと感じました。しかし市民が声を上げなければ、何時までたっても行政は動かない。
 「学校給食は、教育です。」そんなことは今まで思ってもいませんでした。


 最後に今日の講演を企画していただいた「海部農業と暮らしを守る会」のみなさん、そして阿部議員に御礼申し上げます。私も頑張って行こうと思います。


【終わってから懇親会】
 今日は、豊明市、日進市、豊橋市の市民派議員のひとたちも聞きにいらっしゃいましたので、学習会後、一緒に食事をしました。


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