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▲堺市へ、公共工事の随意契約について勉強に行ってきました

第88回 自治体議員勉強会
「指名停止業者との随意契約はゆるされるか
  自治体のコンプライアンスに関する検証」
が、
堺市議会会議室でありました。

 
堺市市役所前

主催は、堺市議会議員の長谷川俊英さん。
22名の市民派議員や市民の方々が集まりました。

 

まず驚いたのは、議会の会議室でお話しが聞けたこと。
そして、次に驚いたのは、市職員2名が説明してくださったこと。

第1部「合法・正当な契約発注だった」と主張する堺市の言い分を聞く

堺市が指名停止中の業者に随意契約をしました。
それに対し、監査請求と住民訴訟が同時に行われました。
その結果、「工事差し止めがされなかった」という結果からみれば、
市の勝訴です。
しかし、随意契約が違法というもので
判決内容は、住民の勝ちと言えるものでした。

まずは、堺市理財局理財部契約課長の福岡さん
堺市建築都市局堺浜整備推進室基盤整備担当課長の柴さん
から説明を受けました。

地方自治法で、「一般競争入札が原則であること」が説明され、
堺市の随意契約に関する要綱などについての説明がされました。

そして、随意契約に違法性があるとの判決文は、
真摯に受け止めているとのお話しもありました。

第2部「違法」の判決は、どのようにして勝ち取ることができたか



竹中弁護士から、裁判の進め方について、
詳しく説明を受けました。

最後に、地方独立行政法人にも住民監査請求制度が必要という内容で、
報告がありました。

この報告を聞き、今取り組んでいる愛知県市長会についても、
公費で運営されているからには、
情報公開制度や、
監査請求制度も設けるべきではないかと思いました。

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