goo

▲朝日新聞 ザ・コラム「筑紫哲也というメディア」を読んで

◆今日の朝日新聞で一番に目についたのは、「ザ・コラム」の”筑紫哲也というメディア”の記事です。

 筑紫哲也がニュースキャスターをしていた”NEWS23”は、ほとんど欠かさず見ていた私で、その中の”多事争論”は、特に自分の暮らしと照らし合わせて考えさせてくれました。

 一人会派の議員である私には、きつい場面が多々あります。そんなとき、筑紫哲也さんがテレビの画面から言った言葉が次の言葉です。l「これだ!」と思って急いでメモし、あらためて手帳の最初にしっかりと書き留めました。毎日手帳を開けます。そして、いつもこれが↓目に入ります。


少数派であることを怖れないこと。
多様な意見があることが 自由のあかしである」

      ニュースキャスター 筑紫哲也



↑ 私の手帳


 そして、今日の朝日新聞にもいろいろ書いてあります。

・「啓蒙」「説得」スタイルではなく、「共感」を武器にした。
・福沢諭吉のことば「自由の気風は、ただ多事争論の間にある」
・大上段に国家論を説くのではなく、まず社会が先にあって国家を作る。社会の自由な議論が政治を豊かにする。


そして、筑紫さんが残した言葉も紹介されている。

「権力を監視し、
少数派であることを怖れず、多様な意見や立場を登場させることで、
社会に自由の気風を保つ」

「政治は世代間でのパイの奪い合いという。
だがこの国では、
若者への教育費や、高齢者への医療費削減にみられるように、
未来にも過去にも投資をしていない。
がん患者は本来活動に使うべき栄養を、
がんとの闘いだけに費やす。
この国は、がんにかかっている」


そして、最後に編集委員が
 自分の属する組織は、「自由の気風」を失っていないかと自問しているのも印象的でした。


 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする