たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

花組『テンダー・グリーン』より「心の翼」(再掲)

2021年11月16日 01時13分09秒 | 宝塚

花組『テンダー・グリーン』より「心の翼」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/0e735cd2d490f542911ecbe186e3cc65


 コロナ禍で舞台がとまっていた2020年9月2日のブログに引用させていただいた「心の翼」の歌詞を繰り返し思い出しています。大浦みずきさんが花組で二番手だった時代の作品のテーマソング。

 「何故苦しむのだろう 何故悲しむのだろう
  生きていることがつらいなんて
  思いたくはない
  命は愛おしいと 抱きしめてみればいい」

 若き日の正塚先生らしい、まっすぐな命への讃歌、生きろという心あったかいメッセージ。大浦みずきさんへのオマージュを込めて13日に東京国際フォーラムで幕を開けた花組・月組100周年記念のOG公演と大劇場で上演中の花組公演で歌われているとのこと。OG公演、21日(日)の花組バージョン、ライブ配信が予定されています。おサイフを考えてライブ配信何本か見送っていますがこれは視聴したいと思います。今の自分で聴くとより深い想いで沁みて涙してしまいそうです。宝塚には、海外作品ばかりでなく、座付作家の愛にあふれたオジナル作品の素敵な歌がたくさんあります。専用劇場でオリジナル作品を年に数本のペースで世に送り出し続けている宝塚、すごいです。唯一無二の世界。

「作詞:正塚晴彦 作・編曲:高橋城

 もしも心に 思い運ぶ 翼あれば

 伝えてほしい 同じ涙 喜びと

 だから変わらぬ 重さの命なんだと

 願いは誰も同じと 親しみをこめ

 もしも星の夜なら

 身を寄せて眠れ

 嘆きさえも愛しい

 息づきだから

 もしも深い森なら

 木もれ陽に踊れ

 触れた心 思いは

 残るのだから

 何故苦しむのだろう 何故悲しむのだろう

 生きていることがつらいなんて

 思いたくはない

 命は愛おしいと 抱きしめてみればいい

 その手の温もり伝わるなら

 怖れは消え去る

 体の傷より 痛む心よ

 共に生きてる命の

 親しみをもて

 もしも星の夜なら

 身を寄せて眠れ

 嘆きさえも愛おしい

 息づきだから

 もしも深い森なら
 
 木もれ陽に踊れ

 ふれた心 思いは

 残るのだから

 心の翼よ今

 届かぬ思いを乗せ

 愛しい命のもと

 はばたけ願いを込め」


元宝塚トップ大浦みずきさん12回目の命日 東西でオマージュ公演
https://www.daily.co.jp/gossip/2021/11/14/0014841669.shtml

 大浦みずきさんが亡くなられたのリアルタイムで知らなくて、東京国際フォーラムで開催された宝塚100周年記念の展示で、ずらりと並んだOGからのメッセージになつめさんからのメッセージがないのをすごく不思議に思ったのでした。地方公演のベルばらもあわせて3回かな、なつめさんの舞台に出会えたこと今となっては奇跡。

 







 この世での時間があと何十年もあるわけではない。明日のことはわからないので未来を嘆きながら暮らすよりもできるだけ今を生きよう、人生の時間は老後のためにあるわけではない、今の時間は今のためにあるし、今しかない。だから木曜日はまた出勤しなければですが、体力、気力があって劇場を往復できるうちに可能な範囲で観劇もしようとの気持ちをあらたにしています。

 心のよりどころ、劇場には夢と希望がある。





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