たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

星組『ブーケドタカラヅカ』東京宝塚劇場千穐楽ライヴビューイング_思い出し日記

2018年05月25日 14時16分42秒 | 宝塚
 昨夜は一円も残業代でないですが残業したので時間をおしてからのスパでたっぷり汗を流しました。自律神経がやられると汗をかけないみたいなのでよかったです。少しのホットワインでなんとか7時間睡眠からの金曜日、部屋でしかできないことがたくさんあるのですが平日の昼間から風呂に入る様子の音が聞こえる部屋にとてもじゃないけどいられず少し断捨離しただけで逃げ出してきました。このあと花組博多座ライブビューイング。思い出し日記、どこまで書けるかな。

 『ブーケド タカラヅカ』タカラヅカレビュー誕生から90周年を迎えた記念の舞台。作演出は酒井澄夫先生。久しぶりに宝塚の王道らしいレビューをみた感でした。プログラムに「宝塚の名曲といわれている曲の中にも著作権により上演できないものがたくさんあることがわかって驚いた、これも時代なのかな」と酒井先生がプログラムに書かれています。どの曲なのか、すごく気になります。22日のタカラヅカスペシャルに続いて、宝塚レビューといえばパリといった感じの、タイトル知らなくっても自ずと耳に馴染んでいる曲が盛りだくさんで気持ちが上がりました。

 プロローグ、

 恋の花咲く道、

 シャンソン・ド・パリ
  「モン・パリ/吾が巴里よ」、
  「楽し我がパリ」、
  「パリの屋根の下」、
  「オーシャンゼリゼ」、
  「ブギウギ・パリ」、
  「夜霧のモンマルトル」、
  「セ・マニフィーク」、

 サ・セ・ラムール

 赤い薔薇(スパニッシュ・ファンタジー)

 フィナーレ
  (すみれの花のロケット)、
  「花夢幻」
  (パレード)

 クリスマスイブだったので、紅ゆずるさんが「セ・マニフィーク」を歌いながら、シカのかぶりものをして銀橋をパレード。「これシカです」って言って客席はみんな「いやいやトナカイですよね」って思った楽しい雰囲気がLVの画面からも伝わってきたのを今も思い出します。紅さんのお隣で綺咲愛里さんがにこにこにこにこ、にこにこ微笑んでいるのが印象的でした。


プロローグ、花束をひろげたような衣装が素敵で舞台にお花畑が広がっているようでした。




スパニッシュの場面、綺咲さんのドレス姿とダンスと表情が印象的でした。一人の女性をめぐって男同士が対決。ナイフも登場して緊迫感のある場面だったと思います。




舞台せましと花があふれている感でした。



宝塚レビューといえばパリ、パリといえばモンマルトル。
パリにいったとき、そこにいくまでが女性一人では危ないと言われたので行けませんでしたけど、レビューはどこまでも美しく夢世界。




パリの街角で悪ガキみたいな若者が集まっている場面もあったり。
この公演で退団された壱城あずささん、インスタ始めてショーやライブのお仕事をすでにされていますが、眼鏡男子の姿で星組を頼むよって礼真琴さんに託す場面もあってむねあつでした。ずっと星組で育ってきた役者さんたちの組への愛が伝わってきました。



 最後の挨拶で学年一つ下の壱城さんを送り出す紅さん、今回の退団は感慨もひとしおと話されて。星組ひとすじ、十数年苦楽を共にしてきた仲間とのお別れはつらそうでしたが、カーテンコールで壱城あずささんを抱きしめたい思いにかられているようにみえましたがトップスターさんが一人だけ特別扱いにすることはできないのでなおさらつらくみえました。組み替えなくずっと一緒にやってきた仲間同士のあたたかさ、なんだかじいんといいなあって思いました。


 全く言葉足らずですが花と夢と笑顔にあふれた舞台はなんどでもみたい、ずうっとみていたい。こうして90年という伝統を紡ぎながら新しい作品を生みだし続けている唯一無二の夢の世界、宝塚。この世界がずっと続いていきますようにと祈ります、平和でありますようにと祈ります。宝塚があれば残りの人生バラ色。


 これから花組LV、後方席なのでみえなくって頭ガンガンいたくなりますけどね・・・。星組さん、ちょうどいい前方席だったのでありがたかった。




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