妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
元長官
元公安調査庁長官が、朝鮮総連から本部をだましとろうとした事件。
あまりに政治的なネタは、たとえ日本のイメージが下がろうとも触れない傾向が新華社にはあるが、今回の事件は極端なほど触れていない。昨日になって、朝鮮外務省の一方的な言い分だけをのせた
・朝鮮、総連弾圧を指摘(新華網)
http://news.xinhuanet.com/world/2007-07/01/content_6315679.htm
朝鮮そのものが難しい時期だからかと思っていたが、どうもちがうらしい。上の記事にしても、整理回収機構は出てくるのに、元長官も元日弁連会長の名前も一切出てこない。
読売の以下の記事を見て、なんとなく分かったような。
・緒方元長官、遺棄兵器ビジネス狙う…総連契約直後に渡航(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070702it06.htm
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物を舞台にした詐欺事件で、元公安調査庁長官の緒方重威(しげたけ)容疑者(73)と、取引を仲介した元不動産会社社長・満井忠男容疑者(73)が朝鮮総連と売買契約を結んだ直後に海外渡航した目的は、旧日本軍が中国で遺棄した化学兵器の処理事業に参入するためだったことが分かった。
元長官の以外なサイドビジネスが明らかになったが、新華社はどうも元長官から芋ずるで手繰られることを予想して、予め報道を控えているような感じなのだ。
逆に言うと、この事件もっと大物まで行き当たるかもしれない。
村山社会党内閣、日本が国際的常識を無視して謝罪することで成立したのが、旧日本軍遺棄化学兵器処理事業。
そもそも帝国陸軍は、現地で武装解除を受けたのであり。その後の兵器の管理については、兵器を接収した団体が責任を負わねばならず、日本が責任を負わねばならない理由は全くない。のだが、彼等にとってはいかに自分がうまい汁を吸うかが問題であって、そんなことはどうでもいいのだろう。むしろロシア製だろうが、化学兵器は多い方がよいと考えているに違いない。
ちなみに、上記村山内閣で副総理兼外務大臣だったのが河野洋平。更に緒方重威が公安調査庁長官時代の官房長官も河野洋平、つまりまあそういう事なのだろう。
私見をのべると、他人の矜持を売って金儲けをしているような人間はまさにクズであり、そのような売国ビジネスは徹底的に解明して潰してしまわねばならない。