ハノイでの日中首脳会談の結果。
ハノイで中日首脳会談 双方が協力強化を提案(日文)
http://www.people.ne.jp/2006/11/19/jp20061119_65104.html
新華網だと特集が組まれている(中文)
http://www.xinhuanet.com/world/hjt20061113/
新華網あたりの記事を読んでも、日本国内の報道を読んでも何を話し合ったのかひまひとつ分からない。人民日報は「協力強化」というシナリオで動きたいようだが、二人とも噛みあわない放言をしただけにしか見えない。
まあ、偉い人同士の会話はこんなもので、筆者は極力同席したくない。
会ったという事実が重要なのだろう。
中国の姿勢については、「調和がとれたアジア太平洋という大家族、の盟主」をアピールしたのはいいものの、朝鮮への非難決議の文章形式の採択に反対した事がなにをかいわんや。
蛇足:
靖国参拝の中止促す 首脳会談で韓国大統領
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20061119/mng_____kok_____003.shtml
盧大統領が「歴史問題がこれ以上、北東アジア地域の秩序に障害とならないよう、安倍首相が指導力を発揮してほしい」と言ったのを「靖国参拝中止」と解釈したいらしい。
胡錦涛が歴史問題そのものをなかった事にしようとしている今日、この発言にしても状況の変化が分かっていないものなのですが、それを靖国につなげるのは更に強引。
流石に国内マスコミでも、ここまで突き抜けているのは中日だけのようだ。