暇潰しに新華網を見たりする。単一の事象について、日中の報道の違い、日本で報道されない情報、逆に中国で報道されない情報を妄想を交えつつ多角的に見るのが楽しい。
これは日本では報道されない情報の一つ。(似たような話ならよく目にする)
米軍が次の戦争に備えた「魔鬼武器」の数々(中文)
http://news.xinhuanet.com/world/2006-11/06/content_5294749.htm
「魔鬼武器」は原文のまま、日本語では「悪魔の兵器」が妥当な訳だろうが中文そのままのヘビメタっぽいおどろおどろしさも捨てがたい。
いわゆる非人道兵器を話題にした環球時報らしい記事。
環球時報が考える非人道兵器。
1.集束爆弾:缶入り飲料のようだ
2.火炎弾:骨まで燃やす
3.劣化ウラン弾:戦車を撃破同時にガン患者をつくる
4.電磁パルス弾:人間の神経を錯乱させる
5.惰性金属弾:内臓に損傷をあたえる
6.散花弾:一発取り出すのに数十箇所を手術しなければならない
7.悶人弾:人も機械も窒息させる
直訳して「魔鬼武器」の雰囲気を出してみた。ちなみに記事の中には下に書いたような一般的な軍事用語もちゃんと出てくるので、あえておどろおどろしく書いてみたのだろう。
一般的な軍事用語に直すと以下のとおり。
1.クラスター爆弾
2.ナパーム弾
3.そのまま
4.EMP弾
5.DIME
(http://www.globalsecurity.org/military/systems/munitions/dime.htm)
6.散弾
7.FAE
いまだに似たようなことを叫んでいる日本の人権団体も多数おりますが、ネタとしても古すぎる。