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続報

 賈慶林まで粛清、いや捜査対象になっているらしい話について。
 新華網の「賈慶林外遊特集」を見る限り、新華網の扱いに変化はない。

http://www.xinhuanet.com/world/jql1022/

 他のソースも報じる気配がない。
 外遊中の政治家をいなかった事にするのは非常に難しいので(「外遊中」ではなかったが、全盛期のKCIAでさえボロを出した程難しい)、帰国してしばらくしたらいなかった事になっているのかもしれない。
 外国にいる間に下手に騒いで亡命されても薮蛇だろうし。

 結論はまだ出ない。

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 与太話
 社説というものは、読者を想定していない点において書いた人間、掲載した会社の本音であると考えている。だからこそ、筆者などは思わず噛み付いてしまうのである。

【社説】「民族標準」は世界の産業地図を塗り替えるか
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=1101&f=column_1101_005.shtml

A:塗り替えません。

1.中国が消費財における次世代規格に影響を与えうるほどの市場規模があるという前提には根拠が示されていません。
2.技術規格とは全世界の消費者が決めた「結果」です、政治や民族的自意識は無関係です。

【情報局】はなにがなんでも中国市場は世界的に注目されている超巨大市場であることにしたいようだ。
 例が例証になっていないなど文章が非論理的で、戦前の大陸浪人の言い草とよく似ている。結局そこまでの【情報局】なのだろう。

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 最後に国内ネタ

財務省試算 「団塊の世代」全員引退で…現役世代は10万円の負担増
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061101-00000007-san-bus_all 

 負担が増えるのは痛くとも耐えねばなるまいと思うのだが
>がれきの中から日本を再建した世代の貢献がわかるようにしてほしい
などと言われるとその気もあやしくなってくる。

 1940年代後半に生まれた団塊の人達が、どうやったら1940~50年代の復興に貢献できるのか私には計算できないのだ。
 個人的には「瓦礫の中から日本を再建した」と胸をはっていいのは大正生まれだけだと思っている。
 戦後の時代考証はいい加減でいいのかね?

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クールぴー

 恥ずかしいので、クーなんとかいうコピーは書きたくない。
 最高気温が17度くらい湿度が50%未満の地域で発達した衣服を、最高気温が平気で35度湿度が85%を超える地域で着用する無駄、をようやく止めさせたのは認める。

地球温暖化防止、家庭版の愛称は「うちエコ!」
http://www.asahi.com/life/update/1031/012.html

 ウオームビズでは、オフィスの暖房温度を20度に設定するため重ね着などを呼びかけてきたが、家庭版の「うちエコ!」では、風呂上がりに靴下をはく、根菜を使った温かい鍋物を食べる、など衣食住にわたっての工夫をメディアなどを通じて紹介していく。
 家庭からの二酸化炭素排出量は、世帯数の増加に伴って増加傾向にあり、05年度の速報値は90年比37%増の1億7500万トン。同3%減の産業部門に比べ、取り組みの遅れが指摘されている。
 記者発表で、若林環境相は「家庭には二酸化炭素を減らす余地がたくさんある。熱々のお鍋に熱かんや焼酎のお湯割りもいいね」とPRした。

 筆者は、野次馬でやっているので難しいところはよくわからないのだが、環境省と朝日が組み合わさるとそれぞれ単体が持っている胡散臭さが二乗される気がする。
 極端な話、二酸化炭素排出を減らしたいだけなら、石油の値段を問答無用で今の3倍にすればいい。無理に暮らしの一工夫にこじつけられるから違和感が残る。そもそも二酸化炭素と温暖化の因果関係は科学的に証明されていない、あくまでも予防原則の話。
 そのへんの、台所感覚の似非科学の匂いがいやなのだ。

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SK-II騒動、中国当局の「敗北宣言」
反日暴動の学習効果を生かせず
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20061025/112361/?P=1

先日このブログでまとめた内容とほぼ同じ。ただし反日暴動まで絡めるのは広げすぎのような気がする。

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