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核汚染日本の再生-聖なる使者からの啓示

日本の核汚染に関してお知らせしている本シリーズですが、今回はこれまでの経験的・分析的アプローチから趣向を変え、宗教的なお話となります。こういうテーマはそもそも苦手、受け付けないという方は、読み飛ばしていただいて結構です。私と同じクリスチャン、もしくは他宗教の信者、人知を超えた偉大な存在を信じる方ならば、ぜひ一読してご自身と今を振り返る参考にしていただければ幸いです。


■避難者J青年に示された啓示

核汚染を避けフィリピンに避難する際に、一人の青年(20代前半)を連れてきたことは以前の記事で触れたかと思います。被曝治療を終了した彼(J青年)は、現地教会組織のミッションに参加し、その一環としてフィリピンでも最高峰の山岳地帯を登山することになります。

目的地において神に祈りを捧げたあと、参加者全員に指導者への自由な質問が許されます。この時、導師には聖ルカをはじめ聖なる魂が宿り、神の啓示として答えが与えられると信じられています。この時とばかり、J青年はこれから日本がどうなってしまうのかと質問したそうです。

導師(聖なる魂)の答えの一つは以下のとおり

 「ある国は沈むことになる。」

そして、聖書の以下の箇所をよく読むようにとの返答だったそうです。

 イザヤ書34章9節から14節

次にこの箇所を読んでみましょう。


■イザヤ書:奢(おご)る人間と神の怒り

クリスチャンの方なら「イザヤ書」という言葉を聞いただけで、終末預言のイメージを思い浮かべることと思います。その預言全体の主旨とは、神の御心を忘れ、奢り高ぶる人間に与えられるだろう、神の怒りの現れと解釈するのが一般的なようです。

私の拙いな説明はここまでとして、以下に同書の該当箇所を列記します(共同約。英語とラテン語訳も併記します)。そこに何を読み取るのかは、まさに皆様の心の問題であると思います。

  34章09節
  エドムの涸れ谷は変わってピッチとなり
  その土は硫黄となる。その土地はピッチとなって燃え上がる。
  And the streams thereof shall be turned into pitch,
  and the ground thereof into brimstone:
  and the land thereof shall become burning pitch.
  ET CONVERTENTUR TORRENTES EIUS IN PICEM
  ET HUMUS EIUS IN SULPHUR
  ET ERIT TERRA EIUS IN PICEM ARDENTEM

  34章10節
  夜も昼も消えることなく
  とこしえに、煙を立ち昇らせ
  代々にわたって廃虚となり
  永遠にそこを通る人はない。
  Night and day it shall not be quenched,
  the smoke thereof shall go up for ever:
  from generation to generation it shall lie waste,
  none shall pass through it for ever and ever.
  NOCTE ET DIE NON EXTINGUETUR
  IN SEMPITERNUM ASCENDET FUMUS EIUS
  A GENERATIONE IN GENERATIONEM DESOLABITUR
  IN SAECULUM SAECULORUM NON ERIT TRANSIENS PER EAM

  34章11節
  ふくろうと山あらしがその土地を奪い
  みみずくと烏がそこに住む。主はその上に混乱を測り縄として張り
  空虚を錘として下げられる。
  The bittern and ericius shall possess it:
  and the ibis and the raven shall dwell in it:
  and a line shall be stretched out upon it,
  to bring it to nothing, and a plummet, unto desolation.
  ET POSSIDEBUNT ILLAM ONOCROTALUS
  ET ERICIUS ET IBIS ET CORVUS HABITABUNT IN EA
  ET EXTENDETUR SUPER EAM MENSURA UT REDIGATUR AD NIHILUM
  ET PERPENDICULUM IN DESOLATIONEM

  34章12節
  その土地の貴族たちには
  もはや、王国と名付くべきものはなく
  高官たちもすべて無に帰する。
  The nobles thereof shall not be there:
  they shall call rather upon the king,
  and all the princes thereof shall be nothing.
  NOBILES EIUS NON ERUNT
  IBI REGEM POTIUS INVOCABUNT
  ET OMNES PRINCIPES EIUS ERUNT IN NIHILUM

  34章13節
  その城郭は茨が覆い
  その砦にはいらくさとあざみが生え
  山犬が住み (註:'山犬'とあるが原義は'龍')
  駝鳥の宿るところとなる。
  And thorns and nettles shall grow up in its houses,
  and the thistle in the fortresses thereof:
  and it shall be the habitation of dragons,
  and the pasture of ostriches.
  ET ORIENTUR IN DOMIBUS EIUS SPINAE
  ET URTICAE ET PALIURUS IN MUNITIONIBUS EIUS
  ET ERIT CUBILE DRACONUM
  ET PASCUA STRUTIONUM

  34章14節
  荒野の獣はジャッカルに出会い
  山羊の魔神はその友を呼び
  夜の魔女は、そこに休息を求め
  休む所を見つける。
  And demons and monsters shall meet,
  and the hairy ones shall cry out one to another,
  there hath the lamia lain down,
  and found rest for herself.
  ET OCCURRENT DAEMONIA ONOCENTAURIS
  ET PILOSUS CLAMABIT ALTER AD ALTERUM
  IBI CUBAVIT LAMIA
  ET INVENIT SIBI REQUIEM




モーセとシナイ山、日本の山岳信仰もそうだが、山は神との出会いの場所なのか


* * *


終末預言だけを読むと不幸な最後ばかりを想像しがちです。しかし、神はいつも皆さんの自身の気づきと回心をお待ちになっておられます。神は外にではなく、皆さんの心の中に居られます。心の中の神、すなわち皆さんご自身が、不幸に見えるこの世を喜びの世界に変える原動力そのものなのです。


ET SI QUIS AUDIERIT VERBA MEA ET NON CUSTODIERIT EGO NON IUDICO EUM NON ENIM VENI UT IUDICEM MUNDUM SED UT SALVIFICEM MUNDUM QUI SPERNIT ME ET NON ACCIPIT VERBA MEA HABET QUI IUDICET EUM SERMO QUEM LOCUTUS SUM ILLE IUDICABIT EUM IN NOVISSIMO DIE
わたしの言葉を聞いて、それを守らない者がいても、わたしはその者を裁かない。わたしは、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。 わたしを拒み、わたしの言葉を受け入れない者に対しては、裁くものがある。わたしの語った言葉が、終わりの日にその者を裁く。
(ヨハネの福音書 12章47,48節)


南の島フィリピンより
管理者 日月土
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核汚染日本の再生-今、関東で起きていること (4/28追記)

3月にフィリピンに避難して以来、日本に残る知人・友人、身内の者に避難を促してきましたが、それに応じていただいたのは、結局のところ個人1名と2家族に過ぎません。非常に小規模な避難ではありましたが、それでも、伝染力のある放射化現象に四苦八苦し、放射能・放射線が人体に与える、想像を超えた苦痛を知るには十分な人数でした。

正直なところ、個人的に避難者を受け入れる余力はもうほとんどありません。不特定多数への呼びかけも今は中止です。これからは、完全な隔離収容施設を用意し、伝染のリスクを冒して治療に協力していただける医療スタッフを確保しない限り、被曝治療を継続できる見込みはありません。

被曝治療の個別の実績については、このブログで追ってレポートしますが、関東出身の避難者の治療を通して、福島原発の影響圏内である東京近郊一帯で何が起きているのかが見えてきました。今回の記事では、あくまでも私見として、日本で起きている現状を分析したいと思います。

なお、意見発表前に本ブログへの批判についてお答えします。例えば、「放射能が伝染するなどあり得ない」と専門家と称する人が反論しているようですが、その方はこれまで溶解した核燃料、ウラン燃料だけでなくMOX燃料を生体に降りかけてその影響を追跡実験したことがあるのでしょうか?それは単なる理論的帰結なのでしょうか?私は、境界条件が厳密に定義された小さな実験から得た理論からは、境界条件が不定なマクロ現象を説明する理論が導かれるはずがないと考えます。MOX燃料を使用した生体実験は今、日本で始まったばかりなのです。私も物理屋の端くれとして、今目の前で起きていることをできるだけ正確にお伝えするしかないのです。そして、その正当性の検証は現段階においては個人に委ねられているのです。


■掲示板「阿修羅」に投稿されたコメントを検証する。

前々回の記事で引用した以下のページに、現状を知る重要なコメントが投稿されました。それを検証しましょう。

「東京関東地方で鼻血の出血者が増えているという。・・・」
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/298.html

------------------------<コメント ここから>--------------------------
242. 2011年4月22日 02:16:04: tAp9KJ2umo
今日このコメントを全部読めるだけ元気があったので、自分に安心しました。昔、「大丈夫だ、何の問題もない」と、クリニックや病院で言われ、結局症状を放置し、数年後に、やっぱり病気で手術になった経験があるので、今回は、慎重です。私は、3月末に、既に鼻血がありました。が、極力外気を直接吸わないこと、粘膜を作る働きのある栄養素を含む食品を取ること、汚染されていない水で洗浄すること、仕事をできるだけ休んで関東を離れることで、鼻血自体は減りましたが、どうしても仕事で東京に戻ってこなくてはならず、今度は、奇妙な食道炎に悩まされています。胸の刺すような痛みと痙攣で、温かい物を飲み込む時異物感があり、口の中が金属の味で唾液が溜まって、嘔吐という症状が続いたので、医者に診てもらいました。逆流性食道炎と言われました。癌になる可能性を尋ねたら、「繰り返せば癌になる可能性もあります」というお答えでした。これに、「そうか、なるほど、放射性物質の原因によものかどうかは、他の要因でもなる病気については、判別がつかないのだ、だから、安全と言い切れる?!」と、分かりました。「もう、自分で自分の身を守るしかない!!!」と、今日、血液検査をしてもらいました。170のひろみさんが、書いていらっしゃる、WBCは、5800、PLTは、24.4、Neu3350、Ly 2020で、「全く問題ありません、正常です」という医師の診断でした。素人で、ひろみさんの、説明の意味が良く分からないのですが、やっぱり、私に、今も続く、胸を針でぎゅーっとつき刺されたような発作的な痛みは、(それから、片頭痛の凄いのがこのごろよくあります。以前と違うのは、短い発作が、ときどき急にやってきて、また止まる。胸の痛みの発作と同じ感じです。以前の片頭痛は、前兆があって、いったんなったら、薬を飲まない限りおさまらなかったのに、今回は、不思議と発作があっても、しばらく我慢するとまた、おちつきます)「全く問題ない、気のせい、心配症の御病気」なのでしょうか。ひろみさん読んで下さっていたら、教えて下さい。また、どなたか、専門の勉強をしていらっしゃる方のご意見をお聞きしたいです。東京都在住です。幼稚園も1年も通えなかったほどの病弱な人間なので、ひょっとすると、放射性物質過敏症などという病名があればそれに当たるかもしれません。どなたか宜しくお願いいたします。それにしても、胸に住み着いてしまった鍼みたいなものが、時折ぎゅ―と、突き刺してくるのは、なんとかならないでしょうか。民間療法でも何でもいいので、御存知の方、教えて下さい。私は、病名なんかいいんです、とにかく、辛い症状がおさまればまそれでいいのです。ああ、おもいっきり、吸っても痛くない空気に早くなってほしいです。でも、作業員の皆さんは、もっと辛いんでしょうね。それから、以前にこのサイトを見つけた時、文字の大きさが、「うがい薬を飲め」というデマの文字と似ていたので、警戒して読まなかったのですが、今は、いろいろ皆さんが関心をもって書いていらっしゃるのを知り、ちょっとデマっぽいのもありますが、それでも、「レベル7でも健康被害は一人も出していない」という報道を涙で聞いていた私にとっては、たくさんの方が、わいわいがやがや関心をもっていて下さるっていること、その場所を作って下さったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。同じ悩みの人がいることを知り、安心できました。コメント

259. 2011年4月24日 12:52:12: sWXM10YUFk
242番です。昨日、251番さんが、同じ症状と知り、他に同じような「鼻血に続く症状」がでて、心配症の病と診断されて日々の苦痛に悩んでいる方がいらっしゃるといけないので、正直に私の症状の経過をお話しします。というのは、242投稿の時は、食道のつまり胸の前の痛みだったのですが、今日の朝は、背中に代わりました。それから、実は、今週、足に4・5回、こむらかえりとは違う、一部分だけ筋肉がつったようになる痙攣が急に起こって、しばらくして止まりました。242でお話した、頭痛に似ていて、急に発作が起きてまた止まるのです。242さんが、ブログのコピーで、舌・食道という順番で、消化器を痛みが通過したと書かれていたのを読んだので、大慌てせずにいられます。昨日は、実は、10回以上、トイレに通いました。下痢ではないのですが、そういうことです。腸が痙攣するとかそういうことはありませんでした。経験的に3月15日以降(その日、私は爆発のことを知らずに、ずっと過ごし、夜、外に人っ子ひとりいない不気味な感じに家に帰って、ニュースを見て、マスクもしないで1日過ごしちゃった。でも、火傷もないし一安心と思ったのを覚えています)、比較的、雨の日には、呼吸がし易い、晴れの日は、胸がいいたいです。今日のように晴れると、新品の空気清浄がどんなに頑張ってくれても、身体全身がだるくて、部屋の中でもマスクをしないと、「鼻の粘膜がひりひり」「生の空気を吸うと鼻と胸が痛い」です。3月からの経過を正直に話すと、「鼻血」これは、以前におかなの手術をした後治療で強い薬を使って出た鼻血の出方と似ていました。それで、仕事を休んで、急遽、関西に行きました。関西に滞在の間、鼻血は、いろいろ対策をとったこともあって出ませんでしたが、「身体のリンパ腺のあるあたりの柔らかい肌に、痒くない、アトピーみたいのもの」が出て、何だろう、身体にあわないものを食べたのかなと思ったのを覚えています。仕事をそう長く休むこともできず東京に戻ってからも、絶対水道水は、基準値以下でも飲まないようにしていますが、「首の周りとか、足や手のリンパ腺のある側に、小さなアトピーみたいのが時々出てまた消えます」。シャワーだけにしていますが、「シャワーを浴びると、強く水を出さないのに、あちこちひりひりして、よく見ると、少し、切れています」。例の食道が痛くなるのと同じころ、毎日、シャワーで傷だらけになるのは、本当に体に良くないと、1万円くらいの、シャワーヘッド用の浄水器を購入しました。が、その浄水器に活性炭は入っていないので、活性炭をネットに入れてさらに、その浄水器のついたヘッドに輪ゴムでつけてシャワーを浴びています。あちこち、細かく切れて、ひりひりするのは、このやり方で80%近く改善しました。一番、仕事をしていてこまるのは、マスクをかけては御客様に失礼という時で、「はずしていると、胸が痛くなってきて、1時間は我慢の限界」です。失礼して、トイレとかで炭のマスク(普通のマスクではあまり聞かない気がします、胸が痛くない空気は、炭マスクを通した空気とこのごろ症状がすく出るのではっきり分かってきました)をして、はあはあしています。それから、お客様に会わないですむ仕事や通勤は、セラミック炭シートの入った外から見ると白で、普通の布マスクのように見えるから花粉症っぽいので、放射能心配症には見えないものをしています。が、「会社のエアコン、空調の下にいると、外の風をもろにがんがん浴びるので、普通に、外を歩いている時より、苦しくて、身体が急にだるくなって、座り込んでしまう」ことがあります。もうひとつの症状は、マスクをしていても、「金属が口の中で溶けだしたような吐き出したい味がしてきて、唾液がどんどん溜まる」ことです。なるべく、飲見込まないようにしていますが、チィッシュで鼻をかむよりも、すごい量なので、いつもポケットに、人に見えないようにビニール袋と、たくさんのティッシュを携帯しています。恥ずかしいことまで書いてしまいました。普通だったら、早く仕事をやめればいいけれど、毎日、生きるためのペットボトルの水代だけでも、水道水に過敏になってしまった人には大変、胸に痛くない空気を吸うための炭マスク代と、最低、水と空気代を稼がないと、本当に生きていけませんから。がんばります。「鼻血に続く症状」でした。

------------------------<コメント ここまで>--------------------------

この方がご自身でおっしゃっているように、元々虚弱体質、つまり免疫機能が弱く環境の変化に対して反応が強く現れる体質であることがわかります。この方に現れた症状は
 ・鼻血
 ・嘔吐
 ・鼻腔・食道・肺の痛み
 ・下痢
 ・アトピーのような発疹
など、本ブログの「放射線症と放射化、そして救済」で指摘した、放射線による症状が既に複数表れています。また、シャワーの水圧で肌が傷つく症状については、細胞のタンパク結合力が弱っている徴候を示しています。浄水用の活性炭は基本的に1回使えば機能が低下するので、面倒でも毎回交換しなければなりません。

他人より過敏なのは間違いありませんが、過敏であるからこそ誰よりも早く環境の大きな変化を身体で感じとっておられます。さらに詳しい状態は採血して血液観察しなければ断定できませんが、「身体が急にだるくなって、座り込んでしまう」という訴えから、すでに初期の癌が発症している疑いもあります。

「癌(がん)」と書くとショックを受けるかもしれませんが、放射線症が極まれば次に細胞の癌化が始まるというのが、これまで避難者の血液を観察して得た知見の一つです。放射能・放射線原因の癌だとすれば、CTやMRIなどの放射線検診でその存在を確認したり、放射線治療を行ったりするのは愚の骨頂です。抗がん剤も基本的に放射性物質ですから、現代医学では打つ手がありません。

できれば私たちの血液診断術で被曝ダメージのレベルを把握し、必要な被曝治療を受けていただきたいところですが、上述の理由で今は公に受け入れを表明できません。お金や仕事の面を気になされているようですが、命あっての人生です。とりあえず今は可能なら海外、国内なら沖縄以南の放射能の影響が少ない土地に移動していただき、国や東電の補償で治療が受けられるようになる機会をお待ちください。残念ながら今はそれだけしか申し上げられません。


■被曝による重症患者大量発生の可能性

免疫力の弱い方が被曝による最初の犠牲者になることは当初から予想していましたが、私が最も危惧しているのは、鼻血など放射線症の初期症状を訴える方が、今時点で予想よりもかなり多そうだということです。以前の記事で、福島原発影響範囲では、大雑把に見て3年以内に人口の1/3に重大症状が現れるだろうと推測しましたが、避難者の血液観察の結果や、阿修羅掲示板の投稿から窺い知れる放射線症例の発生スピードを見る限り、ここ1年位の間に、'コメント242さん'のような目に見える症例の方が続出する可能性があると考えます。

よって、将来予想は「1年前後で症状を訴える患者が多出し、3年以内にそのほとんどが重症化する」と修正しなくてはなりません。つまり、症状を示さない人の方が珍しいという状況になるということです。

これが単に日本に残る皆さんへの脅かしでないことは、以下の写真から説明できます。


写真1:東京からの避難者KA氏(34代中)の血液。癌細胞の発生と着床を確認


写真2:東京からの避難者NA氏(30代前)の血液。赤血球からの放射が確認できる
    癌細胞の発生を確認


写真3:私(日月土)(40代中)の血液。癌細胞の発生を確認

私たちの血液観察術では、既存のがん検診で検出されるよりも数年早い時点の癌細胞の発生とその状態を捕らえることができます(識別方法などは別の機会に)。避難家族の若い夫婦に癌細胞の発生が確認されただけでなく、4月の初め、たった2日間だけ一時帰国した私(日月土)にも新たに癌細胞が発生したのが確認されました。以上の結果から、避難をせず、放射能に晒され続けている日本の皆様が、より危険な状態にあることは火を見るより明らかです。

避難者NA氏の場合、特に放射化がひどく、当初から赤血球の発光が観察されていましたが。写真2の場合は治療の結果、それでも放射がだいぶ弱まったものです。同じ環境下に居ながら、なぜ人により放射化の度合いが異なるのか、単に免疫力の違いなのか?その原因についてはまだよくわかっていません。

私の場合は幸いなことに、一時帰国後に3回の治療を実施して状態は大幅に改善、癌細胞は消滅の方向に向かい、あと1回の治療を受ければ終了というところまでこぎつけました。

日本に残る皆様が危険に晒されていることは先に述べましたが、フィリピン避難者の避難経緯を分析すると、海外避難した人の場合でも、3月15・16まで関東地方にいた方、または4月の上旬に関東地方に居た方は、残念ながら被曝の影響を避けられていません。すでに何らかの影響が身体に現れているはずです。


■改めて問う放射能と放射化

専門家が何を言おうと、人間介在の放射能の伝染(放射化の連鎖)は起きています。実際に目の前で起きていることなので、どんなに立派な理論で否定されようとも、ならばその理論を修正していただくしかありません。


図1:放射化の連鎖概念図 (放射化の閾値や影響範囲については未解明)
   生体であろうとも物質であることに変わらない。生命の尊厳
   とは全く無関係に核反応は進行する

ただし、日本の皆様が過渡に放射化を気にする必要はないと考えます。なぜなら放射能は福島・関東地方を中心に広範囲に降下していると考えられ、食品や水の汚染も考え合わせれば、日本の全国民が大なり小なり放射化の影響下にあるからです。大きな国難の中、国内で放射化を恐れた差別的な言動が生まれることは私も望んでいませんし、それが何かの解決になるとも思いません。

放射化の連鎖は、もはや外国政府と、私たちのような被曝者受け入れ組織が最注意事項として取り扱うべき問題です。日本の皆様にお願いしたいのは、ご自身がすでに放射線を発する身体(放射化した身体)になっているかもしれないことへの自覚です。これからの海外逃避はもはや受けてしまった被曝障害から逃れることを意味しませんし、海外に新たな被曝患者を生み出す原因を作るだけです。放射化に対して日本人が冷静な行動をとることで、外国政府による日本への強制的かつ暴力的な渡航拒否政策を避けることができます。

私の見解では、この規模になればもはや海外機関の手を借りなければ日本の復興はあり得ません。幸いにも放射化した身体から放射能を取り除く被曝治療、放射能に汚染された国土を回復させる細菌応用技術はすでにあるのです、それも日本人の研究者によって生み出されたものです。日本の皆様に必要なのは、真実を正確に把握し、責任者追及を止め、この国難を脱するために上から下まで、皆が手を合わせる事なのです。


 * * *


【連絡事項】
御担当者様。以上より陛下の被曝も確実です。お救いする用意がありますのでご連絡ください。例によって連絡方法はお任せします。


HAEC EST AUTEM VOLUNTAS EIUS QUI MISIT ME PATRIS UT OMNE QUOD DEDIT MIHI NON PERDAM EX EO SED RESUSCITEM ILLUM NOVISSIMO DIE
わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。

南の島フィリピンより
管理者 日月土
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核汚染日本の再生-放射線症とりあえずの対処

これまで、放射線、放射能の危険性ばかり書いてきましたが、現在おかれている高放射能環境でどうやってその影響を軽減させるかに触れたいと思います。今回の記事については伝聞情報を中心に筆者の実体験を織り交ぜてお伝えします。


■放射能に対抗できるのは基本的に細菌だけ

原初地球に降り注いだ大量の宇宙線(放射線)をエネルギーとして取り込み、地球環境を現在の状態に変えてきたのは初期のシアノバクテリアだと言われています。現在でも地表に到達する放射線・放射能の多くを吸収分解しているのは、土壌菌や海洋中のバクテリアであると見て間違いありません。

ですから、放射能対抗手段として紹介されているその多くが、味噌や糠漬、ヨーグルトなど発酵食品の摂取であることには整合性があります。腸内細菌層の対放射性が強化されることにより、血中への取り込みを防ぎ体外排出機能が高まると考えられます。

私が聞いた話では、愛知県岡崎の八丁味噌や手作りの納豆(天然の納豆菌)が最も効果的だと言われています。フィリピンへの避難家族がこの八丁味噌を持ってきたのですが、アルミのパッケージは放射化して、ちょっと触るだけでも頭が痛くなるにもかかわらず、中身の味噌を食べて具合が悪くなるということがありません(むしろ調子よくなる)。体感のみの報告となりますが、八丁味噌は放射化の連鎖をすでにそこで断ち切っていることになります。その家族が持ち込んだ食品はほとんど廃棄したのですが、唯一、八丁味噌だけはそのまま食用にすることを許可しました。


■水の浄化方法もある

放射化した水の浄化には以下の装置をお勧めします。
http://www.kenzan-yakimono.com/ginga/index.html

この装置がなぜ有効なのか、理論的には私もわからないことが多いのですが、この装置に水を通すことにより、放射線により乱された水分子・ミネラル類の電気極性が再調整されることに理由を求めることができると考えています。生体内分子の極性が反転した場合、生体に対し強い毒性を持つことが経験的にわかっています。


■その他、サプリメント等

以上の他、放射能の体外排出効果がある天然素材のサプリメントや、放射線を吸収する特殊な洗浄剤(細菌利用)なども特定できておりますが、資材の確保の関係で現段階で広くアナウンスすることができません。もっとも、それらが有効であるといっても所詮は一時しのぎの域を出ることはなく、核汚染地帯を離れ被曝治療を施す以上に効果的な方法はないと私は考えています。


■土地の浄化もやはり細菌頼み

報道や、知人の報告によると、放射能による土壌汚染が深刻化している(放射線値が高い)とのことですが、基本的に土壌菌こそが放射能分解の鍵なので私はそれほど心配していません。ただし、今回はプルトニウムなど人工的な放射性物質を、しかも大量に撒き散らしてしまったこと。また、日本の国土が、これまでの多量の農薬や化学肥料、酸性雨などですっかり活性度を落としているため、何もしないで土壌菌が適応するまでには長い時間がかかるのではないかと予想されます。人が早く住めるようにするためには、浄化速度を加速する必要があります。

実は、核汚染された御巣鷹の尾根(JAL123便 日航機墜落現場)をどのように浄化したらよいかということで、S氏が積極的に土壌浄化菌の研究を行っていました。生物(なまもの)なので一定の効能を維持することは非常に難しいのですが、これまで改良し培養してきた浄化菌が今回の放射能禍においてもその強耐性を示すことが期待されます。数値計測はしていませんが、避難前の大気中放射線が非常に強い日、自宅の周りに培養液を散布することで、はっきりと頭痛などの症状が軽減したことがわかりました。


写真1:日本の自宅で培養中の浄化菌。日航機墜落現場用に開発していたのだが・・

放射能の放出が完全に停止したのを確認した後、これらの浄化菌を大量培養し、全国に広く散布すれば、汚染された国土の回復がいくらかでも加速することが期待されます。また、これに合わせて土壌浄化能力の高い植物、ひまわり、麻、マコモなどの栽培を全国一斉に始めることで、長い時を待たず日本の国土は再生されるはずです。


 * * *


以上、核汚染された日本でいくらかでも被害を軽減する方法、経験などを書かせていただきました。ここではっきり言えるのは、人が生き延びる活路は自然の中にあるという事実です。大津波、原発事故への対応でわかるように、人間が考えること、できることはあまりに微力です。一見不幸と見える今の状況も、これまで、自然への恐れや敬意をどこかに置き忘れたきた私たちが、本来の姿に立ち戻る大いなる機会であるとは考えられませんでしょうか?



SED VENIT HORA ET NUNC EST QUANDO VERI ADORATORES ADORABUNT PATREM IN SPIRITU ET VERITATE NAM ET PATER TALES QUAERIT QUI ADORENT EUM
しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。


南の島フィリピンより
管理者 日月土
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核汚染日本の再生-放射線症と放射化、そして救済

3月26日の記事「被曝による放射線症について」で、被曝した場合の身体の変化について解説しました。あれから3週間が経過した現在、予想された症状がネット上で話題になっているようなので、同記事を加筆・修正した上で記事を再掲載します。

東京関東地方で鼻血の出血者が増えているという。・・・
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/298.html

これらの症状を放射線症と判断する理由には、医療専門家の意見だけでなく、私を含む日航機事故調査チームのメンバーが、JAL123便の墜落現場で次々と被曝した体験から得たものを含みます。

この記事を初めて読む方は、どうして123便の事故と被曝が関係するのか不思議に思われるかもしれませんが、墜落現場周辺に核ミサイルの残骸が今でもゴロゴロと転がっているのは事実であり、その詳細については、本ブログの過去の記事を参考にしていただきたいと思います。


■放射線症と思われる症状

分類A.脳細胞、甲状腺への影響から感じる症状
(1)だるさが残り、身体がふらつくような感じがする
(2)側頭部全体に内側から膨張するようなズキズキした痛みがある(図1)
(3)顔が膨れて見える


↑図1:甲状腺肥大による内側から膨張するような痛み

分類B.消化器官に現れる症状
(4)常に吐き気を感じる
(5)下痢が続くようになる

分類C.放射線による直接的な細胞破壊により生じる症状
(6)むやみに鼻血がでる、鼻をかむと血が混じっている
(7)喉や肺にイガイガ感や痛みを感じる
(8)指先が冷え、目が疲れる

分類D 皮膚に現れる症状
(9) 手の甲、指先に小さなホクロが現れる(図2)
(10)皮膚に腫れ物や痣(あざ)のようなものができた(写真1,2)
(11)肌の色が抜け赤い小さな発疹が現れる


↑図2:指先に現れたホクロ(イメージ)。指向性の強い放射線の影響か?


↑写真1:福島の事故後、避難メンバーの一人に発症した腫れ物


↑写真2:日航機事件調査でS氏が被爆した時に現れた痣(あざ)のような斑点


4月上旬に一時帰国した時、私の自宅のある千葉県内で、口を半開きにしながら、塀に寄りかかるようにしてトボトボと歩く年配の女性とすれ違いました。見ていて痛々しいくらい朦朧としているのがわかります。外見だけで全てが判断できる訳ではありませんが、その時、いつもの車道を横断するがたいへんなほど自分自身の注意力も散漫になっているのを感じていましたので、この女性の場合も分類A-(1)に属する症状ではないかと疑いました。原因としては、脳内のシナプス結合が放射線により分断されることに起因すると考えられます。

嘔吐感と下痢の原因は一緒にできませんが、下痢などの消化不良は腸内細菌の不活性化によって起こることが容易に想像できます。おそらく、関東圏内の食料品店では、ヨーグルトなどの発酵食品が今でも品薄で困っているのではないかと思います。また、ホームベーカリなど家庭用パン焼き器でイースト菌が発酵せず、うまくパンが焼けない家庭もあるのではないでしょうか?いずれも、放射線の影響で菌体の活性が著しく低下していることに原因を求めることができます。ここで、腸内細菌が働かなくなったということは、放射能がすでに体内に入り、内部被曝が始まっている兆候とも考えられます。嘔吐・嘔吐感については、放射能の体内取り込みを避けるための生理反応、もしくはC-(7)の喉への影響に起因すると見ることもできます。

福島原発の爆発状況を観察する限り、大量の放射性物質が放射能となって3~400Km圏内に降り注いだことはもはや確実です。放射能となった微粒子は大気内を漂い、人の皮膚表面に付着、あるいは外気に最も近い器官、鼻腔、喉、肺などに侵入し、近接する細胞を損傷させます。目に見える形として、鼻腔内表面の毛細血管が損傷された結果、C-(6)のように鼻血がダラダラと出る症状が起こることになります。Dの皮膚表面への影響については、放射線の直接的な影響、間接的な生理反応など発生メカニズムは複数考えられますが、いずれも日航機事件調査で被曝した時に経験した、典型的な放射線症の一つであることは間違いありません。

一つの症状を見て直ちに放射線症と断定はできませんが、もしも上記の症状が複数、それも3月11日の原発事故以降に発生したのならば、それらは被曝の影響と考えるのが当然だと思います。


■恐ろしいのは放射線より放射能・放射化

ここで、日本に残る皆さんが決定的に勘違いされていること、また、日本政府があまりに恐ろしいからなのか、未だ皆さんに公表できない事実をお知らせしなければなりません。それは、放射能による放射化現象はその連鎖反応を止めるのが非常に難しいということ、誤解を恐れずもっと簡単に言ってしまえば、

 放射能は伝染する

という事実です。

大気の放射線レベルが全体に低下を始めたことは、公表データならび私の知人など個人測定のデータからもはっきりしてきましたが、これで放射能の脅威から逃れられたと考えるのは早計です。先にも書いたように、既に大量の放射能が自然界に撒き散らかされ、東京など福島原発の影響圏内に住む住民がそれを被ってしまった、また汚染食品を通して体内被曝してしまったことは、非常に憂慮すべき事態を生み出しています。

放射能を別名「死の灰」と呼ぶことはご存知かと思いますが、それが死に至る恐ろしい放射線を放出するのでそのような呼び名が付けられたかというと、それだけではありません。放射能の「能」とは、他の物質を放射能に換えてしまう能力、いわゆる「放射化(ほうしゃか)」能力を有する点も含め付けられています。つまり「死の灰」とは、それに近接する物を同じ死の灰に換え、やがて全てを死に追いやるものという意味を同時に含んでいるのです。

これまでの観察によると、特に金属類が強く放射化されており、鍋などの食器類もちろんですが、微量の金属を含む物質についても例外ではありません。その意味では水も人体も放射化の影響から免れないことになります。例え汚染されていない清浄な水を用意しても、放射化した容器に注いでしまえば、その水も放射化されてしまいます。その水を飲んでしまえばどうなるか、答えは明らかでしょう。このような放射化の連鎖を図3にまとめました。


図3:放射化の連鎖

これまで、日本から避難してきた方の持ち物や、血液の観察を通して、東京など福島原発影響圏内での放射化は急速に進んでいると判断されます。特にひどいケースでは、血中のヘモグロビンを構成する鉄が放射化し、赤血球が薄く発光する現象まで観測されています。加えて、放射化した避難者の身体に触れた現地の方が間接被曝をするという事故も発生し、人間介在による放射化の影響をどのように食い止めるかが、被曝治療における重要な課題となっています。


■死の灰からの脱出

本記事、また本ブログで以前からお知らせしているように、被曝治療は存在します。3月中旬に私と一緒に避難した20代の青年については、3回の治療で放射能の影響をほぼ排除することができました。現在、重度の放射化を示した避難者の治療に当たっていますが、強烈な好転反応に苦しみながらも、徐々に体内から放射能の影響を除きつつあることも合わせて報告しなければ片手落ちかと思います。

一見絶望的に見える状況ですが、このように死の灰から脱出するための手段は用意されています。私たちが今必要なのは、大規模な隔離治療施設の建設、避難民の輸送ルートの確保、清浄な水と食料、献身的なスタッフの確保です。もはや私個人の能力範囲をはるかに超える規模となっており、国際的な支援および日本政府と日本国民の勇気ある決断が求められています。

これまで、このブログで1985年に起きた123便日航機事件の真相を追究してきましたが、その活動は日本政府の関係機関により常時監視され続けていました。何を言いたいかというと、日本政府は私たちのやっていることも、私たちへの接触ルートも全て知っているということです。この国家の非常事態において、私たちの国民救済の呼びかけまで無視できるのか、今こそ日本の国体の本質が試されているのです。


* * *


昨日、地面に穴を掘り、放射能で汚染された東京からの避難家族の荷物を埋めました。饂飩(うどん)や蕎麦など日本の味を思い出させる食品の廃棄は本当に心が痛みました。いつかまた、できるだけ早く、あの幸せだった頃の日本を取り戻すこと、その思いだけが私の心の支えです。


MANETE IN ME ET EGO IN VOBIS SICUT PALMES NON POTEST FERRE FRUCTUM A SEMET IPSO NISI MANSERIT IN VITE SIC NEC VOS NISI IN ME MANSERITISMANETE IN ME ET EGO IN VOBIS SICUT PALMES NON POTEST FERRE FRUCTUM A SEMET IPSO NISI MANSERIT IN VITE SIC NEC VOS NISI IN ME MANSERITIS
わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、あなたがたも、わたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない。


管理者 日月土
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核汚染日本の再生-日本一時帰国雑感

この4月3日から5日にかけて、わずか3日間(正味2日間)日本に一時帰国しました。その時私が身体で感じた正直な感想を今回の記事のテーマにしたいと思います。


■日本への帰国準備

こちらフィリピンのメディアでは、日本国内の放射線レベルへの危惧が常に話題になっています。多くの国民が働き手として日本に入国している現状を思えばそれも当たり前でしょう。しかし、インターネットを通して確認する日本のメディアの報道は、概して「健康には害がない」という楽観的なものばかりです。その温度差にはいつも大きな開きを感じます。

核汚染による最悪の状況を想定して、一時帰国メンバーの2人は、帰国の2日前、4月1日に免疫系の強化を兼ねて2回目の被曝治療を実施しました。予想しなかったことに、今回は私も含めて1回目よりもさらに強い好転反応(有毒物質の体外排出作用)が現れ、数時間の高熱に苦しむ(*1)ことになります。福島原発の事故から1週間も日本にいなかった、それも200km以上離れていたにもかかわらずこの有様ですから、これまで汚染大気の中に置かれた日本東北部の皆様の健康がたいへん気にかかります。

食料については、関東以北の食品、水からも放射能が検出されたニュースはフィリピンで確認していましたので、これについてはドライフルーツや缶詰、水などを最小数だけ現地から携行することにしました。

*1 好転反応時の高熱:ヒトの免疫系が最も活性化する温度は39~40℃と言われてます。被曝治療はいわば免疫力最大化治療ですので、身体の自然な反応としてこのような高熱が出ることがあります。


■日本行きフライトにて

「とりあえず西日本ならそんなにひどいことになっていないだろう」、そう思い、日本への往復は共に関西空港を利用し、関空から陸路で東京に入ることにしました。しかし、その予想は大きく裏切られることになります。

マニラから離陸して2時間、ちょうど沖縄近海を飛行している頃から、ピリピリと痺れるような頭痛を感じるようになります。体調が悪いと思えばそれで済ませられるような程度ですが、これまで何度かフィリピンとの間を往復してきてこんな経験は初めてです。

窓の外を見ると、東側の海上に、窓の高さに比べて低い位置からやや見上げる高さまで分厚い雲がかかっており、下の方は薄い青色、上の方は薄い赤色に染まっています。雲のプリズム現象が起きていることがはっきりと見て取れます。

ネット上で紹介されている大気汚染シミュレーションでこの辺りの上空まで汚染大気が運ばれていることは知っていましたので、この頭痛も雲の異常発光も大気の核汚染と何か関係がありそうだということはすぐにピンときました。正確な測定をしなければ断定できるものではありませんが、少なくとも体感レベルでは、空の汚染は予想以上に広範囲に広がっていることを確認できました。


■雀の消えたまち、東京

上空の放射線レベルが予想外に高かったせいか、関空に着陸してからはだいぶ楽に感じました。関空からは南海電車で難波に移動し、そこから夜行バスで東京に向かいました。

4月4日早朝、バスは上野駅に到着しました。朝のジョギングを楽しむ人、急ぎ足で会社に向かう人、一見したところいつもの東京の風景そのままです。ただし、街路を歩いて雀を一羽も見かけなかったこと、いつも駅に集まる鳩や、ゴミを漁るカラスについてもほとんど見かけなかったことに、静かに押し寄せる放射能の脅威を垣間見た気がします。もちろん、ピリピリとした頭痛が大阪に比べてひどくなっていることは言うまでもありません。

東京でS氏と合流し、千葉県の自宅へ移動。自宅の庭は椿(つばき)や杏(あんず)の花が咲きそろって、まさに春爛漫といったところ。いつもと違うのは、蝶や蜂、その他の羽虫をほとんど見かけない点でしょう。また、この時期よく聞くひばりなど、春の鳥のさえずりは全くなし。この不思議な光景を例えて言うなら美しき地獄でしょうか。


■被曝を避け、岡山で宿泊。翌日マニラへ

自宅で最低限の用事を済ました後、これ以上の関東での被曝を避けるため、その日(4/4)に新幹線で岡山へ移動。食事はフィリピンから携行してきたもので済ませました。翌日4月5日は、一時帰国中初めて日本の食事をとり、それから必要なものを大阪市内で調達して、その足で関空からマニラへと向かいました。

5日の深夜、日本から避難して来た別の家族とマニラで合流。そのまま、フィリピンの本拠地へと戻りました。翌6日は、間髪を置かず再び被曝治療を実施。この時は合流した避難家族も一緒に治療を受けました。この時、私を含めた全員に2回目の時と同じ強い好転反応が現れ、僅か2日程度の日本滞在で身体が大きなダメージを受けていることを確認しました。


* * *


最初の避難から現在に至るまで、本記事に登場したS氏、関東地方の知人・友人、そして自分の親族にフィリピンから連絡を取っていますが、現在東京・関東地方で起きていることへの解釈は人によって様々です。しかし、一時帰国して私が見た東京は、私の知っている東京ではありませんでした。たとえ周囲の大勢がいつものように平穏無事に暮らしていようと、私の心中では常に「ここに居ては危ない」という声が聞こえてきます。

果たして私が大袈裟なだけなのか、それとも世の中が大きく騙されているのか、今それを議論することに私は意味を感じません。誰がどう思おうと、真実は一つであり、私は自分が経験した事実のみを真実とみなします。私が見た日本の真実、それは、国土の半分以上を放射能で汚染されてしまった、核汚染列島だと言うことです。

残念ながら、既に多くの日本国民が放射能の影響を受けてしまったのは確実です。この事実は、今回の一時帰国の経験だけでなく、私の血液の影響分析を通して容易に証明することが可能です。このまま何の処置も行わなければ、3年以内に被曝国民の1/3以上に甲状腺がん、白血病、皮膚がんなどが確実に発症するでしょう。新生児の奇形も多発するはずです。ここで言う被曝国民とは、関東全域を含む、福島原発から3~400km圏内全ての国民を指します。


ET COGNOSCETIS VERITATEM ET VERITAS LIBERABIT VOS
あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。


管理者 日月土
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