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核汚染日本の再生-今、関東で起きていること (4/28追記)

3月にフィリピンに避難して以来、日本に残る知人・友人、身内の者に避難を促してきましたが、それに応じていただいたのは、結局のところ個人1名と2家族に過ぎません。非常に小規模な避難ではありましたが、それでも、伝染力のある放射化現象に四苦八苦し、放射能・放射線が人体に与える、想像を超えた苦痛を知るには十分な人数でした。

正直なところ、個人的に避難者を受け入れる余力はもうほとんどありません。不特定多数への呼びかけも今は中止です。これからは、完全な隔離収容施設を用意し、伝染のリスクを冒して治療に協力していただける医療スタッフを確保しない限り、被曝治療を継続できる見込みはありません。

被曝治療の個別の実績については、このブログで追ってレポートしますが、関東出身の避難者の治療を通して、福島原発の影響圏内である東京近郊一帯で何が起きているのかが見えてきました。今回の記事では、あくまでも私見として、日本で起きている現状を分析したいと思います。

なお、意見発表前に本ブログへの批判についてお答えします。例えば、「放射能が伝染するなどあり得ない」と専門家と称する人が反論しているようですが、その方はこれまで溶解した核燃料、ウラン燃料だけでなくMOX燃料を生体に降りかけてその影響を追跡実験したことがあるのでしょうか?それは単なる理論的帰結なのでしょうか?私は、境界条件が厳密に定義された小さな実験から得た理論からは、境界条件が不定なマクロ現象を説明する理論が導かれるはずがないと考えます。MOX燃料を使用した生体実験は今、日本で始まったばかりなのです。私も物理屋の端くれとして、今目の前で起きていることをできるだけ正確にお伝えするしかないのです。そして、その正当性の検証は現段階においては個人に委ねられているのです。


■掲示板「阿修羅」に投稿されたコメントを検証する。

前々回の記事で引用した以下のページに、現状を知る重要なコメントが投稿されました。それを検証しましょう。

「東京関東地方で鼻血の出血者が増えているという。・・・」
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/298.html

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242. 2011年4月22日 02:16:04: tAp9KJ2umo
今日このコメントを全部読めるだけ元気があったので、自分に安心しました。昔、「大丈夫だ、何の問題もない」と、クリニックや病院で言われ、結局症状を放置し、数年後に、やっぱり病気で手術になった経験があるので、今回は、慎重です。私は、3月末に、既に鼻血がありました。が、極力外気を直接吸わないこと、粘膜を作る働きのある栄養素を含む食品を取ること、汚染されていない水で洗浄すること、仕事をできるだけ休んで関東を離れることで、鼻血自体は減りましたが、どうしても仕事で東京に戻ってこなくてはならず、今度は、奇妙な食道炎に悩まされています。胸の刺すような痛みと痙攣で、温かい物を飲み込む時異物感があり、口の中が金属の味で唾液が溜まって、嘔吐という症状が続いたので、医者に診てもらいました。逆流性食道炎と言われました。癌になる可能性を尋ねたら、「繰り返せば癌になる可能性もあります」というお答えでした。これに、「そうか、なるほど、放射性物質の原因によものかどうかは、他の要因でもなる病気については、判別がつかないのだ、だから、安全と言い切れる?!」と、分かりました。「もう、自分で自分の身を守るしかない!!!」と、今日、血液検査をしてもらいました。170のひろみさんが、書いていらっしゃる、WBCは、5800、PLTは、24.4、Neu3350、Ly 2020で、「全く問題ありません、正常です」という医師の診断でした。素人で、ひろみさんの、説明の意味が良く分からないのですが、やっぱり、私に、今も続く、胸を針でぎゅーっとつき刺されたような発作的な痛みは、(それから、片頭痛の凄いのがこのごろよくあります。以前と違うのは、短い発作が、ときどき急にやってきて、また止まる。胸の痛みの発作と同じ感じです。以前の片頭痛は、前兆があって、いったんなったら、薬を飲まない限りおさまらなかったのに、今回は、不思議と発作があっても、しばらく我慢するとまた、おちつきます)「全く問題ない、気のせい、心配症の御病気」なのでしょうか。ひろみさん読んで下さっていたら、教えて下さい。また、どなたか、専門の勉強をしていらっしゃる方のご意見をお聞きしたいです。東京都在住です。幼稚園も1年も通えなかったほどの病弱な人間なので、ひょっとすると、放射性物質過敏症などという病名があればそれに当たるかもしれません。どなたか宜しくお願いいたします。それにしても、胸に住み着いてしまった鍼みたいなものが、時折ぎゅ―と、突き刺してくるのは、なんとかならないでしょうか。民間療法でも何でもいいので、御存知の方、教えて下さい。私は、病名なんかいいんです、とにかく、辛い症状がおさまればまそれでいいのです。ああ、おもいっきり、吸っても痛くない空気に早くなってほしいです。でも、作業員の皆さんは、もっと辛いんでしょうね。それから、以前にこのサイトを見つけた時、文字の大きさが、「うがい薬を飲め」というデマの文字と似ていたので、警戒して読まなかったのですが、今は、いろいろ皆さんが関心をもって書いていらっしゃるのを知り、ちょっとデマっぽいのもありますが、それでも、「レベル7でも健康被害は一人も出していない」という報道を涙で聞いていた私にとっては、たくさんの方が、わいわいがやがや関心をもっていて下さるっていること、その場所を作って下さったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。同じ悩みの人がいることを知り、安心できました。コメント

259. 2011年4月24日 12:52:12: sWXM10YUFk
242番です。昨日、251番さんが、同じ症状と知り、他に同じような「鼻血に続く症状」がでて、心配症の病と診断されて日々の苦痛に悩んでいる方がいらっしゃるといけないので、正直に私の症状の経過をお話しします。というのは、242投稿の時は、食道のつまり胸の前の痛みだったのですが、今日の朝は、背中に代わりました。それから、実は、今週、足に4・5回、こむらかえりとは違う、一部分だけ筋肉がつったようになる痙攣が急に起こって、しばらくして止まりました。242でお話した、頭痛に似ていて、急に発作が起きてまた止まるのです。242さんが、ブログのコピーで、舌・食道という順番で、消化器を痛みが通過したと書かれていたのを読んだので、大慌てせずにいられます。昨日は、実は、10回以上、トイレに通いました。下痢ではないのですが、そういうことです。腸が痙攣するとかそういうことはありませんでした。経験的に3月15日以降(その日、私は爆発のことを知らずに、ずっと過ごし、夜、外に人っ子ひとりいない不気味な感じに家に帰って、ニュースを見て、マスクもしないで1日過ごしちゃった。でも、火傷もないし一安心と思ったのを覚えています)、比較的、雨の日には、呼吸がし易い、晴れの日は、胸がいいたいです。今日のように晴れると、新品の空気清浄がどんなに頑張ってくれても、身体全身がだるくて、部屋の中でもマスクをしないと、「鼻の粘膜がひりひり」「生の空気を吸うと鼻と胸が痛い」です。3月からの経過を正直に話すと、「鼻血」これは、以前におかなの手術をした後治療で強い薬を使って出た鼻血の出方と似ていました。それで、仕事を休んで、急遽、関西に行きました。関西に滞在の間、鼻血は、いろいろ対策をとったこともあって出ませんでしたが、「身体のリンパ腺のあるあたりの柔らかい肌に、痒くない、アトピーみたいのもの」が出て、何だろう、身体にあわないものを食べたのかなと思ったのを覚えています。仕事をそう長く休むこともできず東京に戻ってからも、絶対水道水は、基準値以下でも飲まないようにしていますが、「首の周りとか、足や手のリンパ腺のある側に、小さなアトピーみたいのが時々出てまた消えます」。シャワーだけにしていますが、「シャワーを浴びると、強く水を出さないのに、あちこちひりひりして、よく見ると、少し、切れています」。例の食道が痛くなるのと同じころ、毎日、シャワーで傷だらけになるのは、本当に体に良くないと、1万円くらいの、シャワーヘッド用の浄水器を購入しました。が、その浄水器に活性炭は入っていないので、活性炭をネットに入れてさらに、その浄水器のついたヘッドに輪ゴムでつけてシャワーを浴びています。あちこち、細かく切れて、ひりひりするのは、このやり方で80%近く改善しました。一番、仕事をしていてこまるのは、マスクをかけては御客様に失礼という時で、「はずしていると、胸が痛くなってきて、1時間は我慢の限界」です。失礼して、トイレとかで炭のマスク(普通のマスクではあまり聞かない気がします、胸が痛くない空気は、炭マスクを通した空気とこのごろ症状がすく出るのではっきり分かってきました)をして、はあはあしています。それから、お客様に会わないですむ仕事や通勤は、セラミック炭シートの入った外から見ると白で、普通の布マスクのように見えるから花粉症っぽいので、放射能心配症には見えないものをしています。が、「会社のエアコン、空調の下にいると、外の風をもろにがんがん浴びるので、普通に、外を歩いている時より、苦しくて、身体が急にだるくなって、座り込んでしまう」ことがあります。もうひとつの症状は、マスクをしていても、「金属が口の中で溶けだしたような吐き出したい味がしてきて、唾液がどんどん溜まる」ことです。なるべく、飲見込まないようにしていますが、チィッシュで鼻をかむよりも、すごい量なので、いつもポケットに、人に見えないようにビニール袋と、たくさんのティッシュを携帯しています。恥ずかしいことまで書いてしまいました。普通だったら、早く仕事をやめればいいけれど、毎日、生きるためのペットボトルの水代だけでも、水道水に過敏になってしまった人には大変、胸に痛くない空気を吸うための炭マスク代と、最低、水と空気代を稼がないと、本当に生きていけませんから。がんばります。「鼻血に続く症状」でした。

------------------------<コメント ここまで>--------------------------

この方がご自身でおっしゃっているように、元々虚弱体質、つまり免疫機能が弱く環境の変化に対して反応が強く現れる体質であることがわかります。この方に現れた症状は
 ・鼻血
 ・嘔吐
 ・鼻腔・食道・肺の痛み
 ・下痢
 ・アトピーのような発疹
など、本ブログの「放射線症と放射化、そして救済」で指摘した、放射線による症状が既に複数表れています。また、シャワーの水圧で肌が傷つく症状については、細胞のタンパク結合力が弱っている徴候を示しています。浄水用の活性炭は基本的に1回使えば機能が低下するので、面倒でも毎回交換しなければなりません。

他人より過敏なのは間違いありませんが、過敏であるからこそ誰よりも早く環境の大きな変化を身体で感じとっておられます。さらに詳しい状態は採血して血液観察しなければ断定できませんが、「身体が急にだるくなって、座り込んでしまう」という訴えから、すでに初期の癌が発症している疑いもあります。

「癌(がん)」と書くとショックを受けるかもしれませんが、放射線症が極まれば次に細胞の癌化が始まるというのが、これまで避難者の血液を観察して得た知見の一つです。放射能・放射線原因の癌だとすれば、CTやMRIなどの放射線検診でその存在を確認したり、放射線治療を行ったりするのは愚の骨頂です。抗がん剤も基本的に放射性物質ですから、現代医学では打つ手がありません。

できれば私たちの血液診断術で被曝ダメージのレベルを把握し、必要な被曝治療を受けていただきたいところですが、上述の理由で今は公に受け入れを表明できません。お金や仕事の面を気になされているようですが、命あっての人生です。とりあえず今は可能なら海外、国内なら沖縄以南の放射能の影響が少ない土地に移動していただき、国や東電の補償で治療が受けられるようになる機会をお待ちください。残念ながら今はそれだけしか申し上げられません。


■被曝による重症患者大量発生の可能性

免疫力の弱い方が被曝による最初の犠牲者になることは当初から予想していましたが、私が最も危惧しているのは、鼻血など放射線症の初期症状を訴える方が、今時点で予想よりもかなり多そうだということです。以前の記事で、福島原発影響範囲では、大雑把に見て3年以内に人口の1/3に重大症状が現れるだろうと推測しましたが、避難者の血液観察の結果や、阿修羅掲示板の投稿から窺い知れる放射線症例の発生スピードを見る限り、ここ1年位の間に、'コメント242さん'のような目に見える症例の方が続出する可能性があると考えます。

よって、将来予想は「1年前後で症状を訴える患者が多出し、3年以内にそのほとんどが重症化する」と修正しなくてはなりません。つまり、症状を示さない人の方が珍しいという状況になるということです。

これが単に日本に残る皆さんへの脅かしでないことは、以下の写真から説明できます。


写真1:東京からの避難者KA氏(34代中)の血液。癌細胞の発生と着床を確認


写真2:東京からの避難者NA氏(30代前)の血液。赤血球からの放射が確認できる
    癌細胞の発生を確認


写真3:私(日月土)(40代中)の血液。癌細胞の発生を確認

私たちの血液観察術では、既存のがん検診で検出されるよりも数年早い時点の癌細胞の発生とその状態を捕らえることができます(識別方法などは別の機会に)。避難家族の若い夫婦に癌細胞の発生が確認されただけでなく、4月の初め、たった2日間だけ一時帰国した私(日月土)にも新たに癌細胞が発生したのが確認されました。以上の結果から、避難をせず、放射能に晒され続けている日本の皆様が、より危険な状態にあることは火を見るより明らかです。

避難者NA氏の場合、特に放射化がひどく、当初から赤血球の発光が観察されていましたが。写真2の場合は治療の結果、それでも放射がだいぶ弱まったものです。同じ環境下に居ながら、なぜ人により放射化の度合いが異なるのか、単に免疫力の違いなのか?その原因についてはまだよくわかっていません。

私の場合は幸いなことに、一時帰国後に3回の治療を実施して状態は大幅に改善、癌細胞は消滅の方向に向かい、あと1回の治療を受ければ終了というところまでこぎつけました。

日本に残る皆様が危険に晒されていることは先に述べましたが、フィリピン避難者の避難経緯を分析すると、海外避難した人の場合でも、3月15・16まで関東地方にいた方、または4月の上旬に関東地方に居た方は、残念ながら被曝の影響を避けられていません。すでに何らかの影響が身体に現れているはずです。


■改めて問う放射能と放射化

専門家が何を言おうと、人間介在の放射能の伝染(放射化の連鎖)は起きています。実際に目の前で起きていることなので、どんなに立派な理論で否定されようとも、ならばその理論を修正していただくしかありません。


図1:放射化の連鎖概念図 (放射化の閾値や影響範囲については未解明)
   生体であろうとも物質であることに変わらない。生命の尊厳
   とは全く無関係に核反応は進行する

ただし、日本の皆様が過渡に放射化を気にする必要はないと考えます。なぜなら放射能は福島・関東地方を中心に広範囲に降下していると考えられ、食品や水の汚染も考え合わせれば、日本の全国民が大なり小なり放射化の影響下にあるからです。大きな国難の中、国内で放射化を恐れた差別的な言動が生まれることは私も望んでいませんし、それが何かの解決になるとも思いません。

放射化の連鎖は、もはや外国政府と、私たちのような被曝者受け入れ組織が最注意事項として取り扱うべき問題です。日本の皆様にお願いしたいのは、ご自身がすでに放射線を発する身体(放射化した身体)になっているかもしれないことへの自覚です。これからの海外逃避はもはや受けてしまった被曝障害から逃れることを意味しませんし、海外に新たな被曝患者を生み出す原因を作るだけです。放射化に対して日本人が冷静な行動をとることで、外国政府による日本への強制的かつ暴力的な渡航拒否政策を避けることができます。

私の見解では、この規模になればもはや海外機関の手を借りなければ日本の復興はあり得ません。幸いにも放射化した身体から放射能を取り除く被曝治療、放射能に汚染された国土を回復させる細菌応用技術はすでにあるのです、それも日本人の研究者によって生み出されたものです。日本の皆様に必要なのは、真実を正確に把握し、責任者追及を止め、この国難を脱するために上から下まで、皆が手を合わせる事なのです。


 * * *


【連絡事項】
御担当者様。以上より陛下の被曝も確実です。お救いする用意がありますのでご連絡ください。例によって連絡方法はお任せします。


HAEC EST AUTEM VOLUNTAS EIUS QUI MISIT ME PATRIS UT OMNE QUOD DEDIT MIHI NON PERDAM EX EO SED RESUSCITEM ILLUM NOVISSIMO DIE
わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。

南の島フィリピンより
管理者 日月土
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