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JAL123便墜落事故-真相を追う-神々の落涙(1)

前回、「蘇る亡霊(10)」で宗教的な話題にあまりにも偏り過ぎたので、今回はもう少し現実的な話題を取り扱います。軍事面の考察を中心とした「蘇る亡霊」シリーズと差別化するため、タイトルも「神々の落涙」としました。日航機事件に関わった人々の心の弱さ、悲しさを象徴する言葉を選んだつもりです。このシリーズで取り扱うトピックは、もしかしたら、一般の人までを傷付けてしまうかもしれません。当分の間、「封印」を心に決めていましたが、本ブログの開設、軍機破片実物の展示をしてからかなりの時間を経過した現在でも事実隠蔽が解かれていないこと、放射性物質による汚染がもはや放置できないレベルであるとの判断から、意を決して公開することにしました。

もしかしたら、私は恨まれるかもしれません。しかし、日航機事件で一番の被害者、最も悲痛な思いを味わったのは、命を落とした乗客乗員とその遺族であり、私がどんな責めをを負うことになってもそれに及ぶ苦しみはないでしょう。また、私の記事に苦痛を感じる人々がいたとしても、遺族・被害者のそれと比べて、果たして如何ほどのものでしょうか?

能書きはそれ位にして、本テーマの最初のトピックとして、123便墜落現場の南側、長野県南相木村で見た不思議な光景について報告します。


■「食い詰め者」の村と呼ばれた寒村、南相木村(みなみあいきむら)

のっけから、ひどい物言いで申し訳ないのですが、「食い詰め者」とは同地域の人が本当に言ってた言葉です。25年前の事故当日、墜落現場はここでないかと、北相木村と並んで報道陣が押し寄せて有名になった村です。

同村に隣接する長野県川上村や南牧村などは、レタスなど良質の高原野菜の大規模栽培で有名で、年収が億に届く豪農も珍しくありません。しかし、山間の南相木村は、開墾できる農地や水田は非常に少なく、冬の最低気温がマイナス20℃に届くこともある極寒地帯です。畢竟、農業による収入は周辺町村に比べるまでもなく、勤めによる収入こそが村民の主な拠り所だったと言います。

30年程前の南相木を知る人は、「極寒の真冬でも障子1枚で外と隔てるような貧相な家ばかりだった」と言います(多少誇張はあると思いますが)。

 南相木村データ (http://www.minamiaiki.jp/)
 世帯数:  455
 人口 :1,155

■南相木村に訪れた新築ラッシュ

昔の南相木村を知っている人が、最近の村の様子を見たらきっと驚くことでしょう。貧相な家しかないと思っていたのに、大きくて新しい家があちらこちらに立ち並んでいるのですから。私が視察した時の実感でもそうなのですが、一緒に現地へ赴いたプロの住宅建設関係者に聞いても築年数5年前後の新しい家が非常に多いと言います。

その住建関係者に、新しい住宅の建設費がいくらになるか値段を査定してもらいました。この時は写真による査定なので、正確な値段というより、だいたいの数字と考えてください。なお、査定の数値に内装費等は含まれていません。あまり趣味のいいことでないのはわかっていますが、この査定作業こそが、この村が隠している大きな謎を露呈することになるのです。

査定額を出すに当たって、南相木村特有の条件が存在することをご理解ください。その条件とは、冬場の気温がマイナス20℃に達するため、表土の凍結深度を1m20cm程度は見なければならないこと。つまり、1m以上の深さまで基礎を打たないと大きな家は建てられないという自然環境による制約があるということです。そのため、平地ではそんなに高価とは思えない住宅でも、基礎工事費が跳ね上がるため、南相木村ではどうしても1~2千万円は建設費が嵩んでしまうのです。

その点も加味し、南相木村の築浅物件の査定結果を以下掲載します。


写真1:3千万円くらい、ただし、高級な木製サッシを使っているので、内装にはかなりお金をかけているだろう


写真2:奥行きがよくわからない、見えてるところだけで7千万円くらいか

 
写真3:右の家は安そうに見えるが、3階建て(ロフトルーム)が作られているので5千万円くらい。左の家は贅沢な2重サッシでやはり4~5千万円くらい。


写真4:都会の住宅地のような新築住宅群。これはそんなに高くない。1件、2~3千万円くらい


写真5:2階に出入り口、1階に下りる側溝部分の施工状態で値段は大きく膨らむ。そんなにお金をかけてないとして4千万円くらい


写真6:これはお金がかかっている。建坪は広く、屋根は瓦の下に銅板を葺いている。楽に1億2千万円以上。家格に見合う家具を新調していたなら、総額は1億5千万円に達するだろう。


写真7:奥の家は瓦屋根にお金がかかる入母屋作り。ざっと見ても1億かかっている。手前の家は建坪がはっきりしないが、大きいと見れば7~8千万円くらいか。


写真8:大きな建坪、切妻の家。7~8千万円。

以上、都会のサラリーマンが羨むようなお金のかけっぷりです。また、ローンで家を買ったことのある方ならよくおわかりでしょうが、図6~8のような40平米を超えた建坪の家には住宅金融公庫の住宅ローンはおりません。通常は現金で建築費を用意する必要があります。


■高級築浅住宅が建て並ぶ和田地区

以上のような住宅が、南相木村全域で見られるかというとそうでもありません。最も頻度が高く見られるのは、南相木の中でも「和田」地区と呼ばれる村の中心を流れる川の下流域の辺りです。一方、川の上流域である「三河(または三川)」地区は、今でも上記の証言にも出てくるような貧相な家(失礼)を見かける地域です。



図1:和田地区と三河地区。Google Map に南相木ダムが表示されない理由は?南相木ダムの東、山向こう側が123便の墜落現場とされている御巣鷹の尾根。墜落現場に非常に近い


和田地区と三河地区の違いはどこから生じるのか?近隣町村出身者の証言では、和田地区には地元建設会社の「(株)腹黒組(仮称*1)」に勤めている住人が多く、一方、三河地区の住人にはどちらかというと腹黒組とライバル関係にある企業への勤め人が多いとのことです。先にも触れたように、農業生産能力に限界がある南相木村では、役所や建設会社など地元企業の被雇用者となることが生きる道なのです。


写真9:腹黒組(仮称)の本社

その腹黒組が会社を大きく成長させ、金銭的にも豊になる大事業が1990年代半ばにスタートしました。このブログでも何度か取り上げた「神流川発電所」の建設事業です。この事業の関連施設として南相木村に「南相木ダム」が建設されたのは以前に触れたことがあるかと思います。この事業は2005年に1号タービンの稼動をもって運用が開始されました。腹黒組が事業のどの部分を担当し、どれ程の収益を得たのかはまだ調べていませんが、現在は南相木ダムのメンテナンス業務を受注していることから、地元企業として相当部分に関わっていたことが予想されます。


写真10:南相木ダム。山を削った痕が今でも残る。長時間の停留は厳禁(理由本文)

*1 腹黒組:品のない仮称ですみません。しかし、本当にそう呼ぶ地元の方もいるので、これを採用しました。


■ダム景気で説明できない豪華住宅

ダム建設が決まり、事業主体の東京電力や電源開発(現電源開発株式会社)から一定の保障を受け、地元企業がダム建設関連工事を受注したとなれば、村全体として景気が良くなるのはわからない話ではありません。それなりの保障、税収があったことは、南相木村の近年建てられた立派な庁舎(見積建設費、3~4億円くらい)を見るとよくわかります。


写真11:南相木村庁舎。建設費3~4億くらいか。人口千人程度の過疎村にしては立派だ

しかし、高々下請けの地元建設会社の被雇用者が、あれだけ豪華な住宅を建てるだけの現金を、賞与や退職金、ましてや給与で受け取っているというのは、どう考えても不自然です。税金のことだけ考慮しても、1億の現金を手元に残すなら、2、3億円貰っていないと辻褄が合いません。また、最近建てられたばかりの家は、数10件規模で点在してますので、多くの従業員にそれが支払われていることが想像されます。被雇用者にしてそれですから、会社の収益となれば莫大なものとなるでしょう。ダム工事の下請け受注程度でそんなことが可能なのでしょうか?それとも、何か別のとてつもなく大きな事業に参入できたのでしょうか?

「ダムの建設保障費なのでは?」という疑問に対しては、南相木ダムの建設でダムの底に沈んだ集落は無く、移転保障などの発生はあり得ないと答えられます。そもそも、このダムは川のかなり上流域で、少なくとも7~8個程度の山を削って作られています。通常は深い谷を堰き止めるなど、地形をうまく利用するのがダム建設の定石ですが、南相木に関してはわざわざ山を丸ごと取り除くなど、極めてコストのかかる非効率な建設手法を選択しています。南相木ダムの建設目的に関する疑惑は本記事の直接のテーマではないので、次回以降に取り上げます。


■豪華住宅の資金源は何か?

遠方のため、現地に張り付いての調査は中々困難です。そこで、現地に近い本ブログの読者に調査協力のお願いがあります。

 ・まず、この記事が事実かどうか、南相木村の和田地区をその目で確認してください
 ・法務局の佐久支局で和田地区の住宅の評価額および抵当権が設定されている場合は
  抵当権者の名義を確認してください。
  http://houmukyoku.moj.go.jp/nagano/table/shikyokutou/all/saku.html
 ・「(株)腹黒組(仮称)」の実名は現地へ赴けばわかります。この会社の過去10年の
  収支報告と実態(資産・所有建造物)との整合性を確認してください。

また、オンブズマン活動の経験がある方は、南相木村の歳入、特に補助金や固定資産税の内訳、施設・建造物など実態と比べた場合の整合性について過去10年に遡って確認してみてください。

資産評価額および税収額と実体との乖離が確認できた場合、例えば評価額が不当に低く設定されているような場合、闇資金の流入がはっきりと確認できるはずです。もしもそのような不正が事実だと判明すれば、東京電力、電源開発(現電源開発株式会社)、地元村役場、地元企業だけでなく、国税庁(財務省)・総務省を巻き込んだ国家・企業ぐるみの不正が露見するはずです。また、これら築浅高級住宅を一覧すれば数10億円に上る資金が短い期間に動いているのは明らかであり、これの出元が闇資金ならば、外に秘密が漏れないよう限られた銀行が幹事となり、密かに資金マネジメントを行っているのは確実です。抵当権者を調べることは、闇の銀行を突き止める重要証拠となるでしょう。

調査に当たっては、私たちがそうされたように、地元暴力団を使った妨害が予想されます。必ず2人以上で行動し、携帯電話ですぐに外部と連絡が付くよう、安全の確保を万全にしてください。また、上流のダム付近には長時間停留しないでください。上流部はほぼ確実に放射能汚染されています(測定値など関連情報は近日公開します)。


■闇の政治家は誰か

お役所、企業、暴力団、地元住民と出てくれば、最後に残された役者は、政治家ということになります。南相木村は、現民主党最高顧問「羽田孜(はたつとむ)」氏の選出地域です。たいへん失礼ながら、以前より、能力的資質に著しく欠けると思われる羽田氏が、新進党時代に総理大臣に選出されたことへ疑問を感じていました。しかし、南相木村闇資金疑惑(および日航機事件)と何か絡んでいるとなれば、その必然性も理解できます。しかも、総理大臣への就任はちょうど神流川発電所の計画が始まった頃と同じ1994年(事業決定は1995年)です。

以上、疑惑の矛先である羽田氏については、日航機事件に絡む他の政治家たちと同列にこのブログで取り上げることにします。


写真12:民主党最高顧問 羽田孜氏


* * *


以上、闇資金の具体的な調査はこれからの課題ですが、仮に不正な資金が南相木村に流入したとしたなら、その目的は何だったのか?実はそれが一番の問題なのです。推論を許していただけるなら、その目的は「証拠隠し」、「口封じ」以外に考えられません。私たちの調査への批判として、よく「目撃証言が出ていない」というのがありますが、もしも、その「目撃証言」が金で買われていたならば、証言が出てこないのも頷けていただけるのではないでしょうか?

日本人の良心が金で買われている。私は、この国の神々が泣いているように感じて止みません。

CLARITATEM AB HOMINIBUS NON ACCIPIO. SED COGNOVI VOS QUIA DILECTIONEM DEI NON HABETIS IN VOBIS
わたしは人からの誉を受けることはしない。しかし、あなたがたのうちには神を愛する愛がないことを知っている。

管理者 日月土
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JAL123便墜落事故-真相を追う-蘇る亡霊(10)

本日は12月8日、日米開戦からちょうど69年となります。その日にふさわしいかどうかはわかりませんが、前回の記事でお約束通り江戸川上空に現れた米海兵隊機の編隊飛行が示すサインについて、解説を加えたいと思います。

■10月17日の編隊飛行が意味するもの


図1:10月17日の編隊構成

この編隊が示す数字の列は

 5、6、6、3、7

となります。そして、サインの意味は次のように解釈されます

「新しい時代に入った、やがて世界は完成に向かう」

この解釈を導くには、キリスト教学、および西洋占星術の知識が必要となります。それについて一から説明すると膨大な説明となってしまうので、それはまたいつか日を改めて書かせていただくか、もしくはセミナー会場など口頭での説明とさせていただきます。相手が西洋の軍隊ということもありますが、少なくともこのメッセージがクリスチャンである私、そして、同じくクリスチャンである国際軍事評論家のB氏に読まれることを強く意識したものであることは間違いないでしょう。


■「新しい時代」とは何か

「新しい」という言葉から、何やら良いことの訪れを予兆しているようですが、このメッセージを送ってきたのが軍隊であることに注意が必要です。現在の政治情勢を見ればわかるように、きな臭くなってきた尖閣・朝鮮半島情勢と中国の台頭、世界的な景気低迷などこれまでに比べ世界情勢は混迷の度を深めているといえます。海兵隊機が示した「新しい時代」とはおそらく「戦乱の時代」のことであり、それを東京の上空で示したということは、日本もその流れから免れることはできないという意味に受け取れます。

同時に、日航機調査チームにそれを示してきたということは、これまでこのブログで取り上げた何かに関連していることを示唆しているはずです。私が考え付くのは、ズバリ、私自身がこれまで「国営テロ集団」と呼んだ謎の軍事組織、あるいは池田昌昭氏が唱える「黒幕的組織」による国内での武装蜂起の可能性です。そして、彼らが武装蜂起、あるいは自衛隊内のシンパを取り込んだ武力クーデターを実行した場合、国民の支持を取り付ける当たって最大の障害となるのが、「日航機事件」になります。123便を撃墜したのが誰なのかという問題は別として、彼らが必死に真相を隠そうとしてきたことは、これまでの記事で示したように明らかです。

ここで興味深い考察が生まれます。日航機事件では米軍も多大な被害を受けていることは明らかなのに、なぜこの真実をこれまで公にしなかったのか?対日本戦略の一面もあると思いますが、今になってこのように米海兵隊機がわざわざ知らせにくるということは、それ以外の理由もあると考えた方が自然です。おそらく、米国政府・米国軍内に大きな亀裂が生じているのでしょう。実は、これを裏付ける現象が10月24日に埼玉県朝霞市で行われた自衛隊観閲式で、日米安保50周年記念として行事に加えられた米軍の祝賀飛行にはっきりと現れています。観閲式当日、江戸川上空に現れた米海兵隊のあれだけ(38機+8機)の軍用ヘリコプターが、1機たりとも会場には姿を現しませんでした。飛んできたのは、在日米陸軍、空軍のわずかな航空機のみ。この不可解な事実については、自衛隊観閲式詳説として別にとりあげます。

「新しい時代」、それは日本、米国、そして関連各国を巻き込んだ世界的な内乱の時代の始まりのことかもしれません。それは、聖書で例えるなら、「黙示録」の時代の始まりと言えるのではないでしょうか。


■完成された世界とは何か?

単純に考えれば、戦乱の世を過ぎ、やがて恒久的に平和な世界に到達すると考えられます。聖書的に言えばキリスト再臨後に建設される「千年王国」ということになりますが、具体的にそれがどのような体制で、どのように世界が統治されるのか皆目検討がつきません。しかし、わからないながらも、私なりに出した結論があります。その結論については説明を省略し、私からのサインとしてその象徴を示すのみとします。極めて宗教的な意味があることだけは付け加えておきましょう。



図2:ご存知アルファロメオのエンブレム


図3:10月24日(観閲式当日)に箱根の九頭龍神社にてR氏が撮影


* * *


他の飛行編隊の解説は次回以降とさせていただきます。


FECIT ERGO MOSES SERPENTEM AENEUM ET POSUIT PRO SIGNO QUEM CUM PERCUSSI ASPICERENT SANABANTUR
モーセは青銅で一つの蛇を造り、旗竿の先に掲げた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぐと、命を得た。

管理者 日月土

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