[『俺たちはどう生きるか』(大竹まこと著) 《みんなが協力し、かばいあい、ヨタヨタと時間が過ぎた》(https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/special/otake/)↑]
(2023年04月02日[日])
ズブズブ壺壺ヅボヅボな自民党・公お維コミの直接的・間接的支持者の皆さん、いい加減に目覚めて下さい。彼や彼女らに投票したツケ、投票に行かなかったツケがこの国・ニッポンの凋落です。《戦争などできない国…「戦争などやるもんじゃない」の一言に尽きる》《戦争に向いてない国》《柳沢協二氏「日本は…食料やエネルギーなどを全て自給できず、海外とつながらなければ生きていけない。…戦争を得意とする国ではない」》。
文化放送の記事【大竹まこと「日本の食料自給率は38%しかない」 防衛費が増えても”兵糧攻め”されれば……】(https://www.joqr.co.jp/qr/article/85730/)によると、《3月30日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、酪農の危機敵な現状について取り上げた》。
ニッポンの《有事》は少子化(浜田敬子さん)。なのに、軍事費倍増って、バカなのか? これは、農業や酪農にも言えること。最近の鈴木宣弘さんの農畜産業への危機意識、なぜにズブズブ壺壺ヅボヅボな自民党・公お維コミの直接的・間接的支持者の皆さんには伝わらないのか…。鈴木宣弘さん《食料と農業を守ることが安全保障》。
『●《もう、この風景は戦争だよ》《戦争を得意とする国ではない…戦争に
向いてない国》《戦争とは血を流す政治…外交とは血を流さない政治》』
《戦争などできない国…「戦争などやるもんじゃない」の一言に尽きる》。長周新聞の武蔵坊五郎さんの仰ること、本当に素晴らしい。ズブズブ壺壺ヅボヅボな自民党議員やその直接的・間接的支持者の皆さんが、以下を理解できないことが不思議でならない……《安倍晋三からこの方、執拗に「戦争ができる国」作りに邁進してきたが、現実的には「戦争などできない国」であり、邦人の生命を脅威にさらさないためには「戦争などやるもんじゃない」の一言に尽きる。非戦の誓いを貫くことこそが、最大の防衛策なのである。それを粋がって、カモネギがたくさん武器を買い集めたからといってマッチョになったような勘違いをするというのは悲劇的である。戦争の脅威を抱えないためには、東アジアのなかで友好平和の力を強め、いかなる国であっても不断に平和外交に努めるほかないことは、火を見るよりも明らかなのである》。
誰の声に耳を傾けたか、〝検討使〟のはずが、国葬モドキや軍事費倍増だけは異常に素早く決断。後者については、番犬様への気遣いか。《米側の言い値で兵器などを買わざるを得ない「対外有償軍事援助(FMS)」は現代の不平等条約》なのに、ホシュを自称する皆さんは平気なのね。増税してまで軍事費倍増…《米国の覇権を維持…。まず弾よけ、いずれは鉄砲玉の運命》(斎藤貴男さん)なニッポン、哀れ過ぎはしまいか? ホシュを自称する皆さん、それでいいの? ニッポンに「主権」は本当に在るのかね?
『●柳沢協二氏「日本は…食料やエネルギーなどを全て自給できず、海外と
つながらなければ生きていけない。…戦争を得意とする国ではない」』
《まず弾よけ、いずれは鉄砲玉の運命》《安全保障というより、米国の覇権を維持…》(斎藤貴男さん)。《柳沢協二・国際地政学研究所理事長・自衛隊を活かす会代表…「日本は国土が狭く、食料やエネルギーなどを全て自給できず、海外とつながらなければ生きていけない。少子化も進み、戦争を得意とする国ではない。武力強化ではなく、戦争を防ぐ新たな国際ルール作りに向け、もっと外交で汗をかかなければいけない」 ほんに、それです。戦争に向いてない国なんだから、敵基地攻撃能力とかいう前に、徹底的に戦争回避の方法について議論すべき。抑止をちょっとでも超えてしまったら大変なことになるのは、誰にでもわかることだろう。まず外交努力、最後まで外交努力。》(室井佑月さん)。
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【https://www.joqr.co.jp/qr/article/85730/】
大竹まこと「日本の食料自給率は38%しかない」 防衛費が増えても”兵糧攻め”されれば……
番組レポ 3/30, 2023
3月30日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、酪農の危機敵な現状について取り上げた。
ロシアのウクライナ侵攻による飼料高騰や需要減少などにより、酪農家たちは「生産すればするほど損」という状況に追い込まれている。
中央酪農会議による調査では、離農を検討している酪農家は60%を上回ったという。
番組では『乳牛をしぼればしぼるほど赤字になる。まったく希望が持てない』という、酪農家のコメントも読み上げた。
大竹まこと「輸入穀物が安くなった時期とかがあって、それでこういう輸入に頼った飼育法になったんだろうけど。食料自給率が38%……これに牛乳とかチーズ作ったりとか全部含まれてるわけだよね? えー……フランスのあたりって、食料自給率って確か120%とかだよ? 20%余分に作ってんだよ? 余った分を輸出したりなんだりしてるんでしょ」
岸田文雄首相は、防衛費の増額を打ち出している。
だが有事の際、食料関連の輸出を止めて「兵糧攻め」されてしまえば――
大竹「これからくる色々なことに備えるときに、”食料”ってどうなってんだって……ここもちゃんと真剣に考えてくれないかって思うよねえ。細かい事情はたくさんあるとは思うけども」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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(2023年04月01日[土])
4月1日エイプリルフール、『●《本来、問題にすべきは…安倍政権が政権批判をおこなう“目障りな番組”を潰すために法を捻じ曲げさせていた、という民主主義の破壊行為》』の冒頭で触れた通り、リンさんを連れて桜見散歩に行く気力もなく、ベッドで横になりgooブログ仲間(と勝手に思っている)のブログを訪問している。
megii123さんの【行雲流水の如くに/世の中の動きを新たな視点で眺める】(https://blog.goo.ne.jp/megii123)の『緩衝材としての海上保安庁の活動に期待したい』(https://blog.goo.ne.jp/megii123/e/2938d65e47857d53de26d1f1513e3829)にコメントをさせて頂いたので、以下に自己引用。何度も人様のブログにコメントするのも何なので、それ以降に思い出したことも、書いておきたい。
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こんにちは、A.S.です。
ご指摘の通りだと思います。昨年11月のコラム『政界地獄耳/防衛大綱「多次元統合防衛力」とは』に「★まさに多次元統合防衛力であり総合的防衛力とはこういった防衛省、海上保安庁、警察と役割が違う組織を一元化するということにほかならず、それに米軍やNATOが加わる大規模編成が想定されているのではないか。既に海自と海保の合同訓練や連携は“役割の違い”を乗り越えて実施されつつある。安保3文書改定で消え去る運命にあるであろう海上保安庁法第二十五条を書き留めておく。「この法律のいかなる規定も海上保安庁又はその職員が軍隊として組織され、訓練され、又は軍隊の機能を営むことを認めるものとこれを解釈してはならない」。海保設立の誇りと独立性をついえさせるべきなのだろうか。」とありました。
もう一点思い出した負の側面。日々ドブガネし、土砂をぶちまけ、完成することのない、破壊「損」な辺野古。沖縄辺野古での新基地建設、その反対運動に於いての誇り高き「海猿」どころか「アベ様のイヌ」だったこと…。アーサービナードさんは「沖の風景を見ろよ。沖縄が日本政府の攻撃にさらされている。もう、この風景は戦争だよ。」と仰っていました。
『マガジン9』の記事【三上智恵の沖縄撮影日記〈辺野古・高江〉 第3回「もはや戦場だ」~8月14日、ついに辺野古は包囲された~】(http://www.magazine9.jp/article/mikami/14204/)にも。
長々と失礼しました。
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再び、A.S.です。すいません。
「「戦争を起こさないための考え方や外交」が今ほど必要な時はありませんね。」、本当にそうだと思います。
さらに、引用させてください。長周新聞の記事『沖縄を戦場にすることに断固反対する 沖縄・元全学徒の会が声明』です(2023年1月23日)。「先の大戦では、若い学徒を含め310万人の日本人が犠牲になり、アジア全体での軍民の犠牲者は2千万人を超えるとされる。日本は侵略した国の人々を虐げ、収奪し、命を奪った。今、日本政府がすべきことは、侵略戦争への反省と教訓を踏まえ、非戦の日本国憲法を前面に、近隣の国々や地域と直接対話し、外交で平和を築く努力である。戦争を回避する方策をとることであり、いかに戦争するかの準備ではない。しかし、今の政府は戦争をするきっかけを見つけ出し、戦争にまい進しようとしていることが強く危惧される」。
もう一つだけ。琉球新報のコラム『<金口木舌>国葬見つめる沖縄戦体験者の思い』(2022年9月28日)。「▼沖縄戦も辺野古も沖縄を犠牲にする構図は変わっていない。政府が今なすべきは戦争の準備ではなく、沖縄を犠牲にしない政治であり、近隣の国や地域と友好を深め、戦争を回避する「不断の努力」だ」。
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『●《決して沖縄だけの問題ではない…「だからこそ自分たちのこととして、
そもそも戦争を起こさせないための声を国に対して上げる必要がある」》』
《戦争などできない国…「戦争などやるもんじゃない」の一言に尽きる》。長周新聞の武蔵坊五郎さんの仰ること、本当に素晴らしい。ズブズブ壺壺ヅボヅボな自民党議員やその直接的・間接的支持者の皆さんが、以下を理解できないことが不思議でならない……《安倍晋三からこの方、執拗に「戦争ができる国」作りに邁進してきたが、現実的には「戦争などできない国」であり、邦人の生命を脅威にさらさないためには「戦争などやるもんじゃない」の一言に尽きる。非戦の誓いを貫くことこそが、最大の防衛策なのである。それを粋がって、カモネギがたくさん武器を買い集めたからといってマッチョになったような勘違いをするというのは悲劇的である。戦争の脅威を抱えないためには、東アジアのなかで友好平和の力を強め、いかなる国であっても不断に平和外交に努めるほかないことは、火を見るよりも明らかなのである》。
誰の声に耳を傾けたか、〝検討使〟のはずが、国葬モドキや軍事費倍増、原発復権だけは異常に素早く決断。軍事費倍増については、番犬様への気遣いか。《米側の言い値で兵器などを買わざるを得ない「対外有償軍事援助(FMS)」は現代の不平等条約》なのに、ホシュを自称する皆さんは平気なのね。増税してまで軍事費倍増…《米国の覇権を維持…。まず弾よけ、いずれは鉄砲玉の運命》(斎藤貴男さん)なニッポン、哀れ過ぎはしまいか? ホシュを自称する皆さん、それでいいの? ニッポンに「主権」は本当に在るのかね?
さらに、その時、思い出そうとして思い出せずにいて、書きたかったこと。
『●《自民党タカ派…箕輪登…「戦争とは血を流す政治であります。外交とは
血を流さない政治であります。日本は永久に血を流さない政治を…」》』
自公政権は国を誤誘導し、市民を戦争の泥沼へと誘う。政治の失敗、《血を流す政治》。《血を流さない政治》=外交努力を一切放棄。害交・害遊ばかり。番犬様や米軍産複合体へおカネを注ぎ込み、貢ぎ、カモにされ、バカにされ…、周辺諸国から敵視され…。
(長周新聞)《そもそも際限なく国民の予算を米軍産複合体に垂れ流し、不必要な武器ばかり買い込んで配備し続けてきたことが、近隣諸国との軍事緊張を高めていく最大の要因である。このような血迷った権力者を即刻退陣させることが、日本やアジア諸国の平和や安全にとって真の「日本国民の責任」といえる》。
【政界地獄耳/今こそ思い起こす田中角栄の言葉 永久に血を流さない政治を】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202212240000033.html)によると、《自民党タカ派の1人といわれた箕輪登の言葉だ。…その時に広島の原爆記念館に行き「戦争とは血を流す政治であります。外交とは血を流さない政治であります。日本は永久に血を流さない政治をやるべきです」と記している。…所属した田中派の元首相・田中角栄は「戦争を知っている世代が政治の中枢にいるうちは心配ない。平和について議論する必要もない。だが、戦争を知らない世代が政治の中枢となったときはとても危ない」を思い起こす》。
そうそう、《戦争を得意とする国ではない》《戦争に向いてない国》についてももう一度。
『●《血を流さない政治》は一体どこに行ってしまったのか? そもそも、
どこにどうやって《避難》できるのか? 核発電所事故時でも同様だ…』
《まず弾よけ、いずれは鉄砲玉の運命》《安全保障というより、米国の覇権を維持…》(斎藤貴男さん)。《柳沢協二・国際地政学研究所理事長・自衛隊を活かす会代表…「日本は国土が狭く、食料やエネルギーなどを全て自給できず、海外とつながらなければ生きていけない。少子化も進み、戦争を得意とする国ではない。武力強化ではなく、戦争を防ぐ新たな国際ルール作りに向け、もっと外交で汗をかかなければいけない」 ほんに、それです。戦争に向いてない国なんだから、敵基地攻撃能力とかいう前に、徹底的に戦争回避の方法について議論すべき。抑止をちょっとでも超えてしまったら大変なことになるのは、誰にでもわかることだろう。まず外交努力、最後まで外交努力。》(室井佑月さん)。
最後に、軍事費倍増なんてやってる場合か、という話。
《あれだけの批判をしてきた自民党の厚顔さにもあきれるが、やるべきことを10年放置した安倍政権の責任は重い》。斎藤貴男さん《適齢期の男女が結婚しないのも、子どもを産みたがらないのも、絶望的な政治に弄ばれる社会に、夢も希望も抱き得ないからではないか。》 ニッポンの《有事》は少子化(浜田敬子さん)。なのに、軍事費倍増って、バカなのか?
目取真俊さんのブログ【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/辺野古ゲート前の県民大行動と埋め立て工事の状況】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/7f125f32c33c02f4305aaf2db95b1d5d)によると、《石垣島の自衛隊基地にミサイル発射機を含む約200台の車両が搬入され、琉球列島全体が対中国の軍事要塞と化していることに強い危機感が語られた。抗議のため今日は石垣島に向かった市民もいる、との話も聞いた。昨年生まれた子どもが80万人を割ったことが報じられている。莫大な予算を軍事強化に浪費し、少子化対策や貧困対策を後回しにしてきた結果がこれだ。「台湾有事」を煽って本当の危機から目をそらしている間に、さらに衰亡は進み日は没する》。
[↑ 命どぅ宝/沖縄を再び戦場にするな! (2022年05月15日、朝日新聞)]
(2022年11月18日[金])
番犬様の超デタラメ、文句も言わない主権なきニッポン政府。プーチン氏に嗤われ、蔑まされるはずだね。《植民地》ニッポンの中の沖縄。番犬様はやりたい放題だ。主権なき非《独立国家》の自公政権は、番犬様に沈黙。
『●巨大新基地建設による辺野古破壊…プーチン氏に《主権を行使できて
いない実例》と指摘されてしまう始末』
『●和泉洋人首相補佐官…《日本の民間企業に建設協力を打診し、
便宜供与を匂わせていた…徹底的に民意をないがしろにする政権の姿》』
「《これは安全保障政策ではない。日本をぼろぼろにすることと
引き換えにした米国への隷従であり、「売国的」ですらある》…
ホシュやウヨクの皆さんの大好きな売国奴という言葉。でも、一体誰が
《売国》奴なのでしょうか? 皆さんのお嫌いなプーチン氏に
《主権を行使できていない実例》と指摘されてしまう始末ですよ?」
『●《日米地位協定…あからさまに主権を踏みにじられても、岸田首相は
「現実的に最善の方法を考えていく」とゴマカし、改定に後ろ向き》』
『●目取真俊さん《中台危機を煽って東アジアに軍事的緊張を生み出し、日本
や韓国に米国製の軍事兵器を大量に売り込もうという意図》がミエミエ』
琉球新報の記事【世界遺産やんばる「米軍廃棄物に対策を」 国際NGOが報告、日米に働き掛け強化も】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1612333.html)によると、《…沖縄県国頭、大宜味、東の3村の世界自然遺産に接する米軍北部訓練場での廃棄物が撤去されず、土壌汚染も除去されていないとして、日米両政府に調査と対策を求める報告が掲載された。…報告は(1)米軍機騒音による生物への影響が調査されていない(2)遺産に関わる問題が日米合同委員会環境分科会で議論されていない(3)遺産に関する日米合意文書の全文が公開されていない(4)米軍廃棄物が撤去されず、土壌汚染も除染されていない―など六つの問題を指摘。日米政府に調査、対策と情報公開を求めている。OEJPの吉川代表は「WHW報告を活用し、やんばるの森を米軍廃棄物がない『真の世界自然遺産』にするために取り組んでいく」と説明。IPPの河村代表は「米国・米軍から具体的な解決策を引き出すことで、基地問題を解決していく枠組みをつくることにつなげていきたい」と述べた》。
『●立法府の自公お維議員による土地規制法案 ――― 《何のための国会か》
《内閣委員のお一人お一人が問われている》(馬奈木厳太郎弁護士)』
《さらに、法案を先取りするような事件も沖縄では起こった。
米軍北部訓練場の返還跡地である「やんばるの森」に米軍の廃棄物が
残っていることを指摘、その廃棄物を米軍基地ゲート前に並べるという
抗議活動をおこなったチョウ類研究者の宮城秋乃さんに対し、沖縄県警が
威力業務妨害の疑いで家宅捜索に入ったからだ》
『●土地規制法案の先取り ―― 宮城秋乃さんの家宅捜索という見せしめ
…《見せしめの過剰捜査…人権侵害行為》が頻発すること、必至』
やんばるの森での番犬様の超デタラメ、文句も言わない主権なきニッポン政府。
沖縄タイムスの【社説[戦争と環境破壊]危機の拡散 食い止めよ】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1053547)によると、《50年前の1972年6月、スウェーデンのストックホルムで、第1回国連人間環境会議が開かれた。ホスト国のパルメ首相は、講演で、ベトナム戦争を念頭に「戦争こそが最大の環境破壊である」と指摘し、大きな反響を呼んだ。50年後の今年3月。ロシアによるウクライナ侵攻の直後に、日本環境教育学会は同じ表現を用いて軍事侵攻を批判し、「原発への攻撃は地球規模の環境汚染を生む恐れがある」と危惧した》。
『●戦争、環境破壊の最たるもの』
《二十世紀の初めごろ、デンマークの陸軍大将が、こんな法律があれば、
戦争をなくせると考えて起草した法案がある。題して
「戦争絶滅受合(うけあい)法案」▼戦争の開始から十時間以内に、
敵の砲火が飛ぶ最前線に一兵卒を送り込む。順序はまず国家元首、
次にその親族の男性、三番目は総理、国務大臣、各省の次官、
そして国会議員(戦争に反対した議員を除く)、戦争に反対しなかった
宗教界の指導者…▼妻や娘は従軍看護師として招集し、最前線の
野戦病院で働く。権力を持つ者から犠牲になるなら、自らは
安全地帯にいてナショナリズムをあおる政治家は姿を消すだろう》
琉球新報の【<社説>国際NGO対策要求 米軍の環境破壊を止めよ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1612909.html)によると、《世界遺産の保全に取り組むNGO「ワールド・ヘリテージ・ウオッチ(WHW)」は、国頭、大宜味、東の3村の世界自然遺産に接する米軍北部訓練場で廃棄物が撤去されず、土壌汚染も除去されていないとして日米両政府に調査と対策を求める内容を2022年次報告に掲載した》。
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
ところで…、辺野古「この風景は戦争」な、破壊「損」な辺野古を想うと複雑な心境だね…誇り高き「海猿」どころか「アベ様のイヌ」。現実は脇に置くとして、法的にも《その職員が軍隊として組織され、訓練され、又は軍隊の機能を営むことを認める》わけだ。法律が、現実に追いつく、ホントにいいの?、「海猿」の皆さん?
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/防衛大綱「多次元統合防衛力」とは】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202211150000048.html)によると、《安保3文書改定で消え去る運命にあるであろう海上保安庁法第二十五条を書き留めておく。「この法律のいかなる規定も海上保安庁又はその職員が軍隊として組織され、訓練され、又は軍隊の機能を営むことを認めるものとこれを解釈してはならない」。海保設立の誇りと独立性をついえさせるべきなのだろうか。》
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【https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1053547】
社説[戦争と環境破壊]危機の拡散 食い止めよ
2022年11月8日 05:00
50年前の1972年6月、スウェーデンのストックホルムで、第1回国連人間環境会議が開かれた。
ホスト国のパルメ首相は、講演で、ベトナム戦争を念頭に「戦争こそが最大の環境破壊である」と指摘し、大きな反響を呼んだ。
50年後の今年3月。ロシアによるウクライナ侵攻の直後に、日本環境教育学会は同じ表現を用いて軍事侵攻を批判し、「原発への攻撃は地球規模の環境汚染を生む恐れがある」と危惧した。
ベトナム戦争時の枯れ葉剤による自然生態系の破壊。湾岸戦争時の原油流出による海洋環境汚染…。
戦争で使用された枯れ葉剤や劣化ウラン弾、クラスター爆弾などの兵器は、その影響が後々まで残り、人々の生活を脅かし続ける。
ロシアによるウクライナ侵攻も、環境への影響は甚大だ。公共施設や住居が破壊されただけではない。
砲弾やロケット弾など兵器という兵器が攻撃のために使用されているが、金属破片はどう処理されているのか。
大気、水質、土壌への影響が懸念される。
荒廃した街の復興にいったい、どのくらいの時間と経費がかかるものなのか。
戦場には多くの戦車や戦闘機、兵員輸送車両などが投入され、ガソリンやディーゼルなどの化石燃料を大量に消費する。
軍事行動によって大量の廃棄物が生じるだけでなく、温暖化の原因となる温室効果ガスを大量に排出しているのである。
■ ■
ウクライナへの軍事侵攻が長期化する中、エジプトで、地球温暖化対策を話し合う国連の気候変動枠組み会議(COP27)が始まった。
温室効果ガスを排出し続ければ、地球表面や海洋の温度を上昇させ、各地に異常気象をもたらす。
実際、気候変動による自然災害は、世界各地で発生しており、対策は急務だ。
だが、ここにもウクライナでの戦争が暗い影を落としている。
脱炭素化と電力の安定供給をどう両立させるか、という問題だ。
各国の対応はまちまちだが、ロシア依存のエネルギー政策から脱却するため一時的に石炭などの化石燃料に回帰する動きも見られる。
自国優先の結果、COP27が実効性のある温暖化対策をまとめることができなければ、先進国と発展途上国の対立を深める結果を招きかねない。
■ ■
茶の間には毎日のように戦争報道が流れる。その衝撃があまりにも大きいだけに、地球温暖化に対する危機感や人々の関心が薄らいでいる印象は否めない。
「気候変動の影響によって戦争のリスクが高まっていく」という指摘にあらためて耳を傾ける必要がある。
気候変動は洪水、熱波、食糧不足などを通して戦争のリスクを高める。
「戦争は最大の環境破壊である」という言葉は、沖縄の人々が沖縄戦と戦後の米軍統治の経験から学んだリアルな認識でもある。
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1612909.html】
<社説>国際NGO対策要求 米軍の環境破壊を止めよ
2022年11月9日 05:00
世界遺産の保全に取り組むNGO「ワールド・ヘリテージ・ウオッチ(WHW)」は、国頭、大宜味、東の3村の世界自然遺産に接する米軍北部訓練場で廃棄物が撤去されず、土壌汚染も除去されていないとして日米両政府に調査と対策を求める内容を2022年次報告に掲載した。
環境団体「オキナワ・エンバイロメンタル・ジャスティス・プロジェクト(OEJP)」がWHWに問題を指摘していた。日米両政府に解決への具体策を提案しており、国際組織への働き掛けを強化する。
世界自然遺産である山原の自然が米軍の活動によって破壊されることは許されない。今回の報告は、この問題が国際問題化している証しである。日米両政府は米軍の活動がもたらす山原への影響を網羅的に調査し、悪化原因を取り除く国際的責務がある。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は21年7月、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録を決めた。世界的に希少な亜熱帯の森に、数多くの固有種が生息する生物多様性を評価した。
「沖縄・奄美」は16年に世界自然遺産の国内候補として暫定リストに記載された。しかし18年に政府が推薦した区域のうち、沖縄島北部地区は、隣に広がる米軍北部訓練場の返還地約4千ヘクタールを含んでいなかったことから国際自然保護連合(IUCN)が生態系の連続性を維持するよう地域の再考を求めるなどしたため、世界自然遺産登録まで長期間かかった経緯がある。
返還跡地からは、放射性物質や薬きょうなどの廃棄物が見つかっている。16年の訓練場の過半の返還に伴い、ヘリパッドが残りの訓練場内に併設され、米軍は昼夜を問わず訓練を繰り返し、騒音や振動を引き起こしている。
今回の報告内容は、これらを背景に作成された。報告は、米軍機騒音による生物への影響が調査されていないことや、遺産に関わる問題が日米合同委員会環境分科会で議論されていないこと、米軍廃棄物が撤去されず土壌汚染も除去されていないことなど六つの問題を指摘している。
OEJPの吉川秀樹代表はWHW報告を活用し、山原の森を米軍廃棄物のない「真の世界自然遺産」にするため取り組むと強調した。日米地位協定で米国は返還地の原状回復義務を負っていないが、日米両政府は世界自然遺産を保護する責任がある。
奄美・琉球諸島の豊かな自然は陸域に限らない。今後、遺産地域は海域にも拡大し、生物多様性などを次世代に伝える取り組みが必要だ。一方で遺産地域と連続する貴重な海域である辺野古沖で米軍の新基地建設が進められている。豊かな自然を破壊する行為は、自然遺産を守る取り組みと逆行する。最大の環境保全策は登録地域と隣り合わせの米軍施設の全面返還であり、訓練や新基地建設の中止だ。
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202211150000048.html】
コラム
政界地獄耳
2022年11月15日7時19分
防衛大綱「多次元統合防衛力」とは
★13日、首相・岸田文雄はプノンペンでの日米首脳会談で「同盟の抑止力・対処力を一層強化することで一致」したが、その準備は着々と進められている。首相は昨年12月に「新たな国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画を、1年をかけて策定する」と、いわゆる安保3文書の大幅見直しを検討中だ。防衛大綱では「多次元統合防衛力」という言葉が出始めた。また「国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議」が内閣官房に設置され議論が続けられているが「総合的な防衛力」は大綱の考える「多次元-」と同義ととらえるべきだろう。
★13日付「琉球新報」は長崎県五島列島の津多羅島で陸上自衛隊が11日に実施した尖閣諸島での対処を想定した訓練に沖縄県警の警備部に属する「国境離島警備隊」と第11管区海上保安本部の巡視船数隻が参加していたことが分かったと報じた。県警の国境離島警備隊は「20年4月に発足し、自動小銃やサブマシンガン、小型ヘリなどを装備しており、今回は実際に陸自などと対処訓練に加わったとみられる」とあり、同紙によれば「昨年11月にも津多羅島で陸自水陸機動団、沖縄県警、大阪府警、海保など約400人が参加」しているという。
★まさに多次元統合防衛力であり総合的防衛力とはこういった防衛省、海上保安庁、警察と役割が違う組織を一元化するということにほかならず、それに米軍やNATOが加わる大規模編成が想定されているのではないか。既に海自と海保の合同訓練や連携は“役割の違い”を乗り越えて実施されつつある。安保3文書改定で消え去る運命にあるであろう海上保安庁法第二十五条を書き留めておく。「この法律のいかなる規定も海上保安庁又はその職員が軍隊として組織され、訓練され、又は軍隊の機能を営むことを認めるものとこれを解釈してはならない」。海保設立の誇りと独立性をついえさせるべきなのだろうか。(K)※敬称略
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東京新聞の記事【政府は沖縄に謝罪せず 翁長知事「禍根残す」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015063002000117.html)。
『●自民若手批判できないアベ様・・・
「「報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める」と明言」』
有耶無耶にしたいアベ様や菅官房長官、谷垣氏。いつものパターンで、忘れ去ってよい問題なのか? もっと報道機関は団結して、抗議の声をあげるべき。
『●脳内回路は大丈夫?? 自民党若手の脳内では、
「憲法学者達<<百田尚樹氏」という訳だ!?』
『●戦争法案・壊憲法案の愚に気付かぬ「愚」、
市民の多数の苛立ちに気付かぬ自公議員への「苛立ち」』
『●「カラスはやっぱり「黒い」」と報じることさえ出来なくしろ!、
と叫ぶ作家とそれに喝采する自民党議員』
翁長雄志知事は率直に「がくぜんとしている」「日本の将来に禍根を残す」と・・・・・・自民党議員や作家センセの深層心理に「沖縄だからいいや」の差別性があるのでは? 沖縄の市民をバカにするにもほどがある。
『●辺野古破壊や高江『標的の村』などなど・・・・・・
「本土の人間が「沖縄だからいいや」と差別している」』
「選者・森永卓郎氏の書評のタイトルは、本質をついている。
これまで番犬様やその飼い主・米国、そしてアベ様らの
沖縄に対する「差別性の極み」」
『●沖縄の「屈辱の日」を祝う神経』
『●映画『放射線を浴びた『X年後』』:
「こんな巨大な事件が、・・・日本人としての資質が問われる」』
『●米軍の「差別性の極み」:NNNドキュメント’14
『続・放射線を浴びたX年後 日本に降り注いだ雨は今』』
『●「辺野古の海を守ろう」:
アベ様の「政権が抱える差別性の極み」に屈せずに』
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。争点にはならない」
・・・・・・なんという言い草!!』
『●辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに、
「ロコツな“沖縄イジメ”」』
『●「法令に基づいて粛々と対応する」「法治国家」ニッポンならば
辺野古破壊を直ぐに停止すべき』
『●「主権在アベ様」=「地域住民ごときが文句を言うのは
許されないというのが安倍政権の立場」』
『●「“帰れ”や“戦争屋”の叫びが投げかけられ」る
世界でも稀有な王様・アベ様 ~壊憲を食い止める~』
『●「戦没 新聞人の碑」と「対馬丸犠牲者の慰霊碑 小桜の塔」』
『●仲井真氏は「空手形」を承知の上で「いい正月」を
迎えていたのでは?・・米側が「空想のような見通し」と』
『●宮崎駿さん「沖縄の非武装地域化こそ、
東アジアの平和のために必要です」』
『●王様による「人治主義国家」を沖縄辺野古から覆す:
「あらゆる手法を用いて辺野古に新基地は造らせない」』
『●映画『戦場ぬ止み』三上智恵監督:
「米軍基地は人を殺しに行くための出撃基地なんですよ」』
『●「うちなーんちゅ、うしぇーてー、ないびらんどー
(沖縄人を見くびってはいけない)」』
『●人としてコマ~い: 仲井真前知事への対応と大違い、
堂々と翁長雄志知事と会うことも出来ない情けなさ』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015063002000117.html】
政府は沖縄に謝罪せず 翁長知事「禍根残す」
2015年6月30日 朝刊
自民党の若手議員が開いた勉強会で、議員や講師の作家百田尚樹(ひゃくたなおき)氏から沖縄県の米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)をめぐり「周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした」などの発言が出たことに関し、同県の翁長雄志(おながたけし)知事は二十九日、「がくぜんとしている」「日本の将来に禍根を残す」と批判した。この日開かれた安全保障関連法案に関する衆院特別委員会では、沖縄選出議員から政府に沖縄への謝罪や対応を求める意見が出たが、菅義偉(すがよしひで)官房長官は「党の問題だ」として応じなかった。
翁長氏は二十九日、自民党若手議員の勉強会で報道への圧力をかけようとする発言が出た問題に関し「日本の将来に禍根を残す。危機感を抱いている」と批判した。那覇市内で記者団の質問に答えた。
同時に「表現・報道の自由は、私たちが守らなければならない重要なことだ」と強調。「永遠に政権を握るという錯誤を自民党は持っていると思う」とも述べた。
普天間飛行場をめぐる百田氏の「周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした」との発言には「がくぜんとしている。残念だ」と語った。
これに先立つ県議会定例会では、百田氏の発言を念頭に「自ら基地を差し出したことがないとか、ほとんど本土の方は知らない。沖縄でどういう出来事があったのか、戦後を知らない」と不快感を示した。
この問題について翁長氏が公の場で言及するのは初めて。
一方、県議会の共産、社民両党などの五会派は同日、自民党と百田氏に抗議する決議を開会中の今定例会に提案する方針を確認した。
◆官房長官「党の問題」
菅官房長官は二十九日の衆院特別委で、自民党若手議員の勉強会で出た沖縄をめぐる発言について、政府による調査を求められたのに対し「そうしたことを調べてコメントする立場にない」と拒否した。質問した共産党の赤嶺政賢氏(沖縄1区)は「沖縄県民を侮辱した」として、謝罪を求めたが「自民党の問題だ」と応じなかった。
勉強会で出た沖縄への言及や報道機関への圧力発言問題をめぐっては、安倍晋三首相は谷垣禎一幹事長と同日昼に官邸で会談し、「沖縄の人の気持ちに反する発言もあり、遺憾だ」と述べた。菅氏も特別委で「(出席議員の)発言は極めて非常識で問題がある」との見解を示したが、政府としての対応には言及しなかった。
勉強会には加藤勝信官房副長官も出席していたが、菅氏は答弁で「非公式な党内有志の集まり」を理由に、責任問題は生じないという認識を示した。
加藤氏は特別委で、自らの出席に関し「百田氏の講演が終わったところで退席した。マスコミや沖縄(メディア)に関する話があったとは認識していない」と説明した。
首相は同日夕の党役員会で「緊張感をもって審議を進め、安保法案の成立に全力を挙げてほしい」と指示し、法案の今国会成立方針を変えない考えを強調。谷垣氏は役員会後の記者会見で「党の運用の責任者は私だ」と述べ、首相の謝罪は必要ないとの認識を示した。
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nikkan-gendaiの記事【辺野古問題をリアルに…映画「戦場ぬ止み」の監督が語った決意】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159974)。
「翁長知事VS安倍政権。米軍普天間基地の辺野古移設問題は、こうした構図がますます激化しているが、沖縄県民は新基地反対の民意をなぜここまで強く打ち出すのか。沖縄で本当は何が起きているのか。それをリアルに伝えてくれるドキュメンタリー映画が・・・公開・・・・・・それだけではなく、日本の戦争の息の根を止める、安倍政権の軍事国家に進んでいく道のりをやめさせる、ということでもある」
『●『標的の村』三上智恵さんインタビュー』
『●子供にもSLAPPする国: 三上智恵監督・
映画『標的の村 ~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~』 』
『標的の村』の三上智恵監督のインタビュー記事。新作が公開されることになったそうだ。
『●「敗戦特集」『週刊金曜日』
(2013年8月9日、955号)についてのつぶやき』
『●「戦争できる国」の未来:
「兵士は言った。「歌ってみろ。それでも、歌えるものなら」」』
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●多分、アベ様は沖縄で三度敗れる・・・・・・踏みにじられる沖縄の民意』
『●海保は「自己責任」を叫ぶのか!?:
「彼を引き上げもせず、海に入ったままの状態で事情聴取を続けた」』
三上智恵監督、「米軍基地は人を殺しに行くための出撃基地なんですよ」・・・・・・。まさにそうです。「王様による「人治主義国家」を沖縄辺野古から覆す: 「あらゆる手法を用いて辺野古に新基地は造らせない」」ようにしましょう。
『●沖縄の「屈辱の日」を祝う神経』
『●映画『放射線を浴びた『X年後』』:
「こんな巨大な事件が、・・・日本人としての資質が問われる」』
『●米軍の「差別性の極み」:NNNドキュメント’14
『続・放射線を浴びたX年後 日本に降り注いだ雨は今』』
『●「辺野古の海を守ろう」:
アベ様の「政権が抱える差別性の極み」に屈せずに』
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。争点にはならない」
・・・・・・なんという言い草!!』
『●辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに、
「ロコツな“沖縄イジメ”」』
『●「法令に基づいて粛々と対応する」「法治国家」ニッポンならば
辺野古破壊を直ぐに停止すべき』
『●「主権在アベ様」=「地域住民ごときが文句を言うのは
許されないというのが安倍政権の立場」』
『●王様による「人治主義国家」を沖縄辺野古から覆す:
「あらゆる手法を用いて辺野古に新基地は造らせない」』
『●アベ様と菅官房長官らが辺野古でやっていること
・・・「人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じ」』
『●日本国憲法第九条「国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、永久にこれを放棄する」』
『●仲井真氏は「空手形」を承知の上で「いい正月」を
迎えていたのでは?・・米側が「空想のような見通し」と』
『●宮崎駿さん「沖縄の非武装地域化こそ、
東アジアの平和のために必要です」』
『●辺野古破壊や高江『標的の村』などなど・・・・・・
「本土の人間が「沖縄だからいいや」と差別している」』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159974】
辺野古問題をリアルに…映画「戦場ぬ止み」の監督が語った決意
2015年5月21日
(三上智恵監督(C)日刊ゲンダイ)
翁長知事VS安倍政権。米軍普天間基地の辺野古移設問題は、こうした構図がますます激化しているが、沖縄県民は新基地反対の民意をなぜここまで強く打ち出すのか。沖縄で本当は何が起きているのか。それをリアルに伝えてくれるドキュメンタリー映画が今週23日に公開される(東京・ポレポレ東中野で緊急先行上映)。映画「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」の監督、三上智恵氏に話を聞いた。
三上監督は琉球朝日放送に19年務めたディレクター。局員だった2013年に製作したオスプレイ配備に反対する住民たちを追った映画「標的の村」で数々の賞を受賞している。
「『戦場ぬ止み』というタイトルは、沖縄は70年間戦場に
されてしまったが、もうとどめを刺して終わらせるんだ、
という意味です。しかし、それだけではなく、
日本の戦争の息の根を止める、
安倍政権の軍事国家に進んでいく道のりをやめさせる、
ということでもあるのです。『14、15年に戦争する国に
なりかけたけれど、沖縄からの運動で踏みとどまったんだよね』
って、10年後、20年後に言われるような
闘いにしないといけないと思います」
映画に登場する人たちが何げなくこぼす言葉には胸が痛む。〈やっぱり沖縄は植民地なんだ〉〈国はストーカー。一種の犯罪〉〈待っているだけでは沖縄は解放されない〉
一方で映画では、反対派だけでなく、政府に雇われて警戒船を出す漁師や同じく沖縄県民である警官なども人間的に描かれている。
「これまでの基地は、米軍に無理やり土地を取られたもの。
容認派と言われる人たちを『お金が欲しかったんでしょ』
と決めつけるが、みな脅されて、折り合いを付けてきたのです。
ただ、今度の辺野古の新基地は、無理やりではなく、
初めて日本の税金でつくるんです。そんなことさせては
いけないという思いはみな強い。米軍基地は人を殺しに
行くための出撃基地なんですよ」
■「沖縄県民は何度でも民意を見せ続ける」
そして、昨年の知事選を前に、辺野古反対の機運は臨界点を超えた。
「政府は『敗戦で沖縄に苦労をかけた。その後、
27年間も里子に出してしまうような苦しみを味わわせた』
と思っている。だから、いつかちゃんと考えてくれるだろう。
(基地や戦争から)解放される時を待ちましょう。
そう言っていたら、70年経ってしまった。このままでは、
どんどん次の世代に丸投げしていくことになってしまう。
『仕方がないんだ』ではもうダメだね、ということで、
昨年、『平成島ぐるみ闘争』が起きたのです」
知事選と衆院選で2度も「基地NO」の民意は示された。だが、安倍政権は全く意に介さない。
「こんなに民意を示しても国策が止まらない。でも、
国策を止めてくれるのは誰かといったら国民のみなさん
だと思います。今まで沖縄のことをあまり考えたことは
なかったけれど、『何が起きているのか』と関心を
持ってくれている人に広く見てもらいたい。そして、
それを投票行動に結びつけて欲しい。いま、沖縄の
民意は黙殺されているけれど、それでも私たち(県民)は、
民主主義国家だから、民意を示す。何度でも、何度でも
民意を見せ続ける。それは、政府に対してというより、
国民に対してですね。こんなに民意を無視する政府で
いいのか、と」
沖縄県民が簡単に政府に屈することはない。安倍官邸はいつまで民意を黙殺し続けるつもりなのか。
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nikkan-gendaiの書評【週末オススメ本ミシュラン 本土の人間が「沖縄だからいいや」と差別している】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/159645)。
「「フォトストーリー 沖縄の70年」石川文洋著/岩波新書・・・・・・いままで読んだ沖縄の本のなかで、この本は、私の心に一番響いた。理由は3つある」。
尊敬するフォトジャーナリスト、「現実の戦争を知るベテランジャーナリスト」である石川文洋さんの言葉に耳を傾けてほしい。
『●〝腰ぬけ〟で結構、害悪老人よりは!!』
『●「日本を売る秘密交渉 TPP」
『週刊金曜日』(10月18日、964号)についてのつぶやき』
「■⑪『週刊金曜日』(2013年10月18日、964号) / 石川文洋
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6825289b60b19442e4ab8d25aab34a58)
さん【オスプレイ強行配備から一年 米軍機が飛ばない沖縄の日へ】、
「米軍機のない光景」「軍隊は住民を守らない」「若い世代への期待」」
『●「袴田事件の次は狭山事件だ」 『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号)』
「■⑤『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) /
石川文洋さん【ベトナム50年を旅する】、「戦争はその
〝いい人〟たちが、人を殺すし、拷問もする・・・
それが戦争です。・・・私の仕事は、今、
そこで起きてる事実を記録し、伝えること」。
石川さんとベトナムと沖縄と
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6825289b60b19442e4ab8d25aab34a58)」
『●「歴史修正主義 日本の政治家に蔓延する病」
『週刊金曜日』(2014年10月31日、1014号)・・』
「■⑭『週刊金曜日』(2014年10月31日、1014号) /
武田砂鉄氏【新作ドキュメンタリーが公開された
綿井健陽監督インタビュー イラク戦争が突き付ける
日本の立ち位置】、「新作『イラク チグリスに浮かぶ平和』
・・僕自身、石川文洋さんや沢田教一さん等の写真で
さまざまな戦争を記憶してきた」」
『●沖縄と報道カメラマン・石川文洋さん』
『●「現実の戦争を知るベテランジャーナリスト」
石川文洋さんの言葉に耳を』
「「どんな大義を振りかざそうとも、戦争は殺し合いに他ならない。
戦場では、殺すか殺されるか。だからこそ、そんな状況を
つくってはいけない」・・・・・・では、どうすれば戦争を
防ぐことができるか。「戦争の実態を知り、悲劇を想像する力を
持つこと」と説く」」。
『●宮崎駿さん「沖縄の非武装地域化こそ、
東アジアの平和のために必要です」』
選者・森永卓郎氏の書評のタイトルは、本質をついている。これまで番犬様やその飼い主・米国、そしてアベ様らの沖縄に対する「差別性の極み」。
『●沖縄の「屈辱の日」を祝う神経』
『●映画『放射線を浴びた『X年後』』:
「こんな巨大な事件が、・・・日本人としての資質が問われる」』
『●米軍の「差別性の極み」:NNNドキュメント’14
『続・放射線を浴びたX年後 日本に降り注いだ雨は今』』
『●「辺野古の海を守ろう」:
アベ様の「政権が抱える差別性の極み」に屈せずに』
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。争点にはならない」
・・・・・・なんという言い草!!』
『●辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに、
「ロコツな“沖縄イジメ”」』
『●「法令に基づいて粛々と対応する」「法治国家」ニッポンならば
辺野古破壊を直ぐに停止すべき』
『●「主権在アベ様」=「地域住民ごときが文句を言うのは
許されないというのが安倍政権の立場」』
先日、再放送で改めて見たドキュメンタリー。【FNS九州8局共同制作 ドキュメント九州/フテンマ・リアル】(http://www.tnc.co.jp/program/detail/MTg3MjQwMTA./20150517):
「10年前の8月14日、宜野湾市にある大学の構内に
米軍ヘリが墜落・炎上するという事故が起きた。宜野湾市は
普天間基地の街であり、「フテンマ」と呼ばれる街である。
10年前に起きた「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故」は
当時の大学生・フテンマの人、多くの人の記憶に強く残っている。
あれから10年、人々は何を思っているのだろうか。
フテンマに生まれ育ち、今年20代ながら宜野湾市議選挙に
挑戦する者、フテンマの高校を卒業し米軍基地の中で働く若者、
先祖が基地の中に集落を構え生活をし、現在は父親が
軍用地主である若者、そのほかフテンマの人々にカメラを向け、
あの衝撃的な事故から10年経った「フテンマ」を浮き彫りにする。
(初回放送日 2014年10月26日)」
「米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件」、これもある意味で沖縄県民に対する差別の表れだ。
『●消された放射能汚染:
米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/159645】
週末オススメ本ミシュラン
本土の人間が「沖縄だからいいや」と差別している
2015年5月10日
「フォトストーリー 沖縄の70年」石川文洋著/岩波新書 1020円+税
いままで読んだ沖縄の本のなかで、この本は、私の心に一番響いた。理由は3つある。
1つは、著者自身が「在日沖縄人」と呼ぶ沖縄生まれ本土育ちであることだ。私も30年以上、毎年沖縄に通い詰め、「心は島んちゅ」なので、内外双方の視点を持つ著者の主張は、腑に落ちる。
2つ目は、著者がフォトジャーナリストとしてベトナム戦争の取材をした経験から沖縄を見ていることだ。太平洋戦争で国内唯一の地上戦が行われた沖縄では、多くの一般市民が戦闘に巻き込まれた。その市民の姿は、ベトナム戦争に巻き込まれたベトナム市民と重なる。しかも、沖縄はそのベトナムへと爆撃機を送り出す前線となっていた。
3つ目は、著者が撮影した写真がふんだんに盛り込まれていることだ。写真のインパクトというのは、ときに文章を圧倒する力を持っている。
本書を通じて強く感じるのは、沖縄がこの70年間、日本からずっと差別され続けてきているという事実だ。
終戦の決断が少し早ければ、沖縄が地上戦に巻き込まれることはなかった。住民に自決を勧めなければ、親が自分の子供に手をかけるようなことは、頻発しなかった。
本土が占領から解放された後も、沖縄は四半世紀以上占領下に置かれた。そして、本土復帰以降も、多くの米軍基地が残され、駐留米軍基地の4分の3が沖縄に集中している。さらに、沖縄の基地の返還ペースは、本土の基地の返還よりずっと遅い。そのなかで、爆撃機の墜落事故や米兵による少女暴行事件が起きている。そうした歴史の上で、辺野古の新基地建設だ。
本書が語るこうした沖縄の70年をみていると、本土の人たちが、「沖縄だからいいや」という差別を続けてきたとしか思えなくなる。
もともと沖縄は琉球王国という独立国だった。戦うことを好まない琉球は、あっけなく薩摩の支配下に落ちた。沖縄の苦難は、そこからずっと続いているのかもしれない。だから、日本が本当に沖縄の人たちの心に寄り添おうと思えば、沖縄を戦いとは無縁の島にする。つまり、基地のない平和な島に戻すべきなのではないだろうか。著者もそのことを強く望んでいる。
★★★(選者・森永卓郎)
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東京新聞のコラム【【私説・論説室から】 閣議で決める安倍政治】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015040602000133.html)と、
三つの記事【沖縄知事、辺野古確認に強い憤り 日米首脳会談を批判】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015042901001522.html)、
【翁長知事憤り 「来月訪米、直接訴え」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015043002000123.html)、
【「辺野古に基地」再確認 同盟強化で日米首脳】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015042990070120.html)。
「翻って、自衛隊を「わが軍」と呼んだ安倍晋三首相の発言は、まともに追及される様子もない・・・・・・現在の状況をつくり出しているのは、自民党が一強の国会というより、党内で一強となっている安倍首相である・・・・・・閣議によって日本が変わり、安倍首相の一人勝ちが演出される。専制的な政治手法のもと、国民主権がかすんでみえる。 (半田滋)」。
「日本は法治主義国家」にはほど遠く、21世紀のこの世で、世界でも珍しい、アベ様という王様・独裁者による「人治主義国家」。政治制度の欠陥もあり、自公支持者や「眠り猫」の皆さんがそれを支えているという稀有な国。「主権在民」「国民主権」どころか、「主権在アベ様」であり、それを「良し」とする、世界的に見て大変に珍しい国家。お隣の国々を嗤えません。
『●「主権在アベ様」=「地域住民ごときが文句を言うのは
許されないというのが安倍政権の立場」』
それが典型的に現れているのが沖縄。
翁長雄志知事・・・・・・「「強い憤りを感じている」と批判した。「あらゆる手法を用いて辺野古に新基地は造らせない」と述べ、辺野古移設を阻止する意向を重ねて示した。翁長氏は5月下旬にも訪米し、辺野古移設に反対する考えを米政府に直接伝達する意向を表明。地元の理解なしに辺野古移設を進めるのは不可能だと強調し「頓挫することによって起きる事態はすべて政府の責任だ」と警告」、「「移設が普天間飛行場の継続的な使用を回避する唯一の解決策と再確認したことに、強い憤りを感じる」と批判」、「名護市辺野古(へのこ)への新基地建設が唯一の選択肢と再確認」。
「人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じ」状態の沖縄。沖縄県民の民意を完全に無視。
『●アベ様の周りには忠実なシモベばかり・・・
辺野古破壊「続行を」、「強硬論次々」だそうです』
『●アベ様と菅官房長官らが辺野古でやっていること・・・
「人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じ」』
『●「政治の堕落」: 上から目線で「力のある者が、
自分の意を通すだけの政治なら、民主制など空虚な看板」』』
『●沖縄県民に対するアベ様達の振る舞いを、
番犬様の米国へ説明してみたらどうか?』
所詮、番犬様の飼い主の米国が言う「民主主義」なんてWASPのためだけのものであり、一方、ニッポンでは沖縄県民は「ニッポン国民」ではないようだ。沖縄に対する差別性の極み。
そして、「日米が協力することで日本の安全は守られる」という安全・安心神話のお題目、呪文。〆は、いつもの「国民に丁寧に説明していきたい」と強調するが、そうした例(ためし)はない。第一、国会で議論すべきことを、米議会から「お知らせ」頂いてもね、トホホ。
『●『松嶋×町山 未公開映画を見る本』読了』
『●『標的の村』三上智恵さんインタビュー』
『●子供にもSLAPPする国:
三上智恵監督・映画『標的の村 ~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~』
『●2010年11月の沖縄知事選の選択はやはり誤りだった
~そうさせた「本土」の重い責任~』
『●「辺野古の海を守ろう」:
アベ様の「政権が抱える差別性の極み」に屈せずに』
『●米軍の「差別性の極み」:NNNドキュメント’14
『続・放射線を浴びたX年後 日本に降り注いだ雨は今』』』
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。争点にはならない」
・・・・・・なんという言い草!!』
『●辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに、
「ロコツな“沖縄イジメ”」』
『●「法令に基づいて粛々と対応する」「法治国家」ニッポンならば
辺野古破壊を直ぐに停止すべき』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015040602000133.html】
【私説・論説室から】
閣議で決める安倍政治
2015年4月6日
自衛隊を海外に派遣する最初の恒久法、国連平和維持活動(PKO)協力法は一九九二年に制定された。カンボジアに派遣される航空自衛隊の編成完結式の訓示で、当時の石塚勲航空幕僚長は「国軍としての自衛隊」と述べ、問題になった。
翌日の記者会見で石塚氏は「言い方がまずかった……アジアの人は国軍として見るかもしれない。みんな規律正しく誠実に気をつけてほしいと言うつもりだった」と釈明した。翻って、自衛隊を「わが軍」と呼んだ安倍晋三首相の発言は、まともに追及される様子もない。海外派遣そのものが大問題だった九二年当時と海外における武力行使まで認めようとしている現状との違いが現れている。
現在の状況をつくり出しているのは、自民党が一強の国会というより、党内で一強となっている安倍首相である。
その証拠に安全保障にかかわる重要案件の多くは国会ではなく、閣議で決定されている。積極的平和主義を盛り込んだ国家安全保障戦略、武器輸出を解禁した防衛装備移転三原則、集団的自衛権行使を認めた昨年七月の閣議決定、政府開発援助(ODA)を他国軍へ広げた開発協力大綱など。そして与党は閣議決定を追認するばかりだ。
閣議によって日本が変わり、安倍首相の一人勝ちが演出される。専制的な政治手法のもと、国民主権がかすんでみえる。 (半田滋)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015042901001522.html】
沖縄知事、辺野古確認に強い憤り 日米首脳会談を批判
2015年4月29日 18時38分
沖縄県の翁長雄志知事は29日、県庁で記者会見し、安倍晋三首相とオバマ米大統領が28日の日米首脳会談で米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設を確認したことに対し「強い憤りを感じている」と批判した。「あらゆる手法を用いて辺野古に新基地は造らせない」と述べ、辺野古移設を阻止する意向を重ねて示した。
翁長氏は5月下旬にも訪米し、辺野古移設に反対する考えを米政府に直接伝達する意向を表明。地元の理解なしに辺野古移設を進めるのは不可能だと強調し「頓挫することによって起きる事態はすべて政府の責任だ」と警告した。
(共同)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015043002000123.html】
翁長知事憤り 「来月訪米、直接訴え」
2015年4月30日 朝刊
沖縄県の翁長雄志知事は二十九日、日米の首脳会談と外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を受けて県庁で臨時に記者会見し、日米両政府が米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設を再確認したことに関し「移設が普天間飛行場の継続的な使用を回避する唯一の解決策と再確認したことに、強い憤りを感じる」と批判した。五月末にも訪米し、米政府に直接、新基地建設反対を訴える考えも明らかにした。
安倍晋三首相がオバマ米大統領との共同記者会見で「普天間飛行場の危険性を辺野古に移設することで一日も早く除去する」と表明したことに関し、翁長氏は「首相のかたくなな固定観念が示されたことは残念。大変遺憾だ」と述べた。その上で「辺野古へ新基地を建設することは不可能だ」と重ねて強調した。
翁長氏は、日本政府の姿勢を「米軍基地の運用について、日本政府はほとんど口を挟めない。辺野古の問題も県民と米国政府の問題だ」と指摘。自らの訪米に関し「県民の思いを米政府やシンクタンクなどさまざまな人に訴える。あらゆる手法を用いて辺野古に新基地を造らせない公約の実現に向けて取り組む」との意向を示した。
辺野古での工事に関しては、大型コンクリート製ブロックが岩礁破砕の許可区域外のサンゴ礁を傷つけている可能性が高いとして、五月中に県の立ち入り調査を認めるよう、外務・防衛両省に文書で要求したことも明らかにした。 (後藤孝好)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015042990070120.html】
「辺野古に基地」再確認 同盟強化で日米首脳
2015年4月29日 07時01分
【ワシントン=中根政人】安倍晋三首相は二十八日午前(日本時間同日深夜)、オバマ米大統領とワシントンのホワイトハウスで会談した。安全保障や経済分野で日米同盟の強化を確認した。米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題では、首脳会談で、名護市辺野古(へのこ)への新基地建設が唯一の選択肢と再確認した。
会談後の共同記者会見で安倍首相は「在日米軍基地再編を着実に進める決意を確認した。普天間飛行場を辺野古に移設することで一日も早く危険性を除去する」と表明した。
従軍慰安婦問題については「人身売買の犠牲となった筆舌に尽くし難い、つらい思いをされた方々を思い、非常に心が痛む。河野談話は継承し、見直す考えはない」と明言した。
両首脳は日米共同ビジョン声明を発表した。声明では、新たな日米防衛協力指針(ガイドライン)について「この地域およびそれを越えた地域において、日米両国が海洋安全保障を含む事項についてより緊密な形で取り組む」と表明。日米両国が地球規模で軍事協力することを確認した。
他国を武力で守る集団的自衛権の行使や、自衛隊が地球規模で米軍に協力することで、日本が危険に巻き込まれるとの懸念も出ている。安倍首相は共同会見で「戦争に巻き込まれるという議論が日本で行われていることは残念だ。日米が協力することで日本の安全は守られる。それがガイドラインの狙いだ。国民に丁寧に説明していきたい」と強調した。
また、安倍首相が唱える積極的平和主義とオバマ大統領が進めるアジア太平洋リバランス戦略を通じ、「地域および世界の平和で繁栄した将来を確かなものにするために緊密に連携する」と表明した。
環太平洋連携協定(TPP)では「日米両国は二国間交渉で大きな進展があったことを歓迎し、迅速かつ成功裏の妥結を達成する」と表明した。首脳会談でTPPの迅速な妥結を確認したことで、日本が米国に譲歩するようなことになれば、日本の国益を損なう可能性も否定できない。
両首脳の会談は昨年十一月、訪問先のオーストラリアで開いて以来五カ月ぶり。
(東京新聞)
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東京新聞のコラム『筆洗』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015031402000142.html)。
「沖縄の人たちが議会制民主主義の枠組みで目いっぱい反対の声を上げているのに、政府は海底掘削調査の再開に踏み切った・・・・・・自分たちに都合のいい声は聞こえるが、そうでない民意は聞こえぬというのは、為政者にとりわけ大切なバランス感覚の麻痺(まひ)だろう。政権の「耳」は病んでいるようだ」。
「番犬様=米軍「拉致被害者」をアベ様達が「逮捕」ってどういうこと? 本当にバチアタリな人たち」。アベ様やスガ殿・・・・・・バチアタリどもには「目」も「耳」もなく、あるのはウソをつく「口」だけ。辺野古破壊=「忌み禁じられた行い」を継続中。狂っています。
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●沖縄県民の民意は明白: 辺野古破壊者、沖縄で4度目の完敗』
『●沖縄県民の民意にお構いなし、
辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに』
『●辺野古、自虐な気持ちにさせてはいけない:
「海のイヌ」と「陸のイヌ」=「アベ様のイヌ」の犯罪再び』
『●アベ様ら辺野古破壊者=バチアタリどもの「忌み禁じられた行い」』
「アベ様ら辺野古破壊者が「忌み禁じられた行い」を強行。
アベ様やその「イヌ」たちも、神をも恐れぬバチアタリである」
「松下竜一さんらの提起した「海は誰のものか?」「環境権」
(※「環境権」は、アベ様らの壊憲に悪用されようとしている)。
「海」はアベ様のイヌたちのものか?、番犬様・米軍のものなのなのか?」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015031402000142.html】
【コラム】
筆洗
2015年3月14日
「私たちには耳は二つあるのに、口は一つしかないのはなぜか。それは、より多く聞き、話すのはより少なくするためだ」と、古代ギリシャの哲学者は語ったという▼まことに味わい深い警句だが、耳が二つあるおかげで、私たちは音がどこから来たのかが分かる。俗に耳と呼ばれる耳介が、これほどデコボコと複雑な形をしているのも、音源が上下どちらの方向にあるかを探るのに役立っているそうだ▼まさに造物の妙。高性能の集音装置が私たちには備わっているわけだが、どうも政権幹部のみなさんには、特定の方向からの音が聞こえていないようだ▼沖縄の普天間飛行場の辺野古移設をめぐっては、移設反対派が、地元名護の市長選でも県知事選でも勝った。総選挙では沖縄の全選挙区で自民党候補が敗れた▼沖縄の人たちが議会制民主主義の枠組みで目いっぱい反対の声を上げているのに、政府は海底掘削調査の再開に踏み切った。名護市長が「政府は全く聞く耳を持たない」と憤るのも無理はなかろう▼『図解 感覚器の進化』(岩堀修明(のぶはる)著、講談社)によれば、私たちの耳は、平衡感覚を保つための器官に、音を感じる機能が加わってできたそうだ。自分たちに都合のいい声は聞こえるが、そうでない民意は聞こえぬというのは、為政者にとりわけ大切なバランス感覚の麻痺(まひ)だろう。政権の「耳」は病んでいるようだ。
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asahi.comの記事【辺野古移設反対派を米軍拘束 刑特法違反容疑で県警逮捕】(http://www.asahi.com/articles/ASH2Q64MXH2QTPOB009.html?iref=comtop_list_nat_n05)と、
東京新聞の記事【米軍、反対派2人拘束 辺野古移設の抗議集会前】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015022302000131.html)と、
沖縄タイムスの記事【逮捕「不当弾圧だ」辺野古集会参加者怒り】(http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104268)。
県警の発表も酷い、引きずり込んでおいて・・・・・・「正当な理由がないのにシュワブの敷地内に侵入」、「米軍が拘束した。身柄の引き渡しを受けた県警名護署は、正当な理由がないのに基地内に立ち入ったとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで、二人を逮捕」ってどういうこと? 沖縄タイムスの写真その他、ツイッター上の写真を見てみると、両足をつかんで無理やり「敷地内に侵入」させられている、無理やり「立ち入」らされている。
「連行」「逮捕」という名の「拉致」。番犬様・米軍による「拉致被害者」を、アベ様達が「逮捕」ってどういうこと? 本当にバチアタリな人たち。しかも、<日米地位協定の実施に伴う刑事特別法>というのが、これまた、腹立たしい! 機会を狙っていたとしか思えない。番犬様と沖縄県警が示し合わせているのではないか?
『●アベ様ら辺野古破壊者=バチアタリどもの「忌み禁じられた行い」』
沖縄県民を差別し、子どもにまでSLAPPするゎ、沖縄県民に自虐な気持ちを強いる、とんでもない番犬様とニッポン国。
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●沖縄県民の民意は明白: 辺野古破壊者、沖縄で4度目の完敗』
『●沖縄県民の民意にお構いなし、
辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに』
『●「現実の戦争を知るベテランジャーナリスト」石川文洋さんの言葉に耳を』
『●『標的の村』三上智恵さんインタビュー』
『●子供にもSLAPPする国:
三上智恵監督・映画『標的の村 ~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~』
『●2010年11月の沖縄知事選の選択はやはり誤りだった
~そうさせた「本土」の重い責任~』
『●「辺野古の海を守ろう」:
アベ様の「政権が抱える差別性の極み」に屈せずに』
『●米軍の「差別性の極み」:NNNドキュメント’14
『続・放射線を浴びたX年後 日本に降り注いだ雨は今』』』
『●辺野古、自虐な気持ちにさせてはいけない:
「海のイヌ」と「陸のイヌ」=「アベ様のイヌ」の犯罪再び』
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【http://www.asahi.com/articles/ASH2Q64MXH2QTPOB009.html?iref=comtop_list_nat_n05】
辺野古移設反対派を米軍拘束 刑特法違反容疑で県警逮捕
2015年2月23日00時37分
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とされる同県名護市辺野古で22日午前9時ごろ、移設反対派の2人が米軍キャンプ・シュワブの警備員に拘束された。移設作業が始まった昨年夏以降、反対派が米軍関係者に拘束されたのは初めて。2人は基地内に約3時間留め置かれた後、県警が憲兵隊から身柄の引き渡しを受け、日米安全保障条約に基づく刑事特別法違反容疑で逮捕した。ともに黙秘しているという。
逮捕されたのは、ゲート前での抗議行動を指揮する沖縄平和運動センター(那覇市)の山城博治議長と抗議活動に参加する男性。県警の発表によると、逮捕容疑は同日午前9時3分ごろ、正当な理由がないのにシュワブの敷地内に侵入したというもの。
複数の目撃者によると、反対派数十人が抗議していた際、何人かが基地との境界を示す道路上のオレンジ色の線を越えて基地内に入った。山城議長が「引け」と止めようとしたが、待機していた米軍の警備員らが山城議長に近づき、両足を抱えて基地内に引きずっていったという。もう1人は山城議長を助けようとして拘束された。弁護士は「基地に入ったかどうか微妙な位置。この程度で拘束するのは不当だ」と批判した。
・・・・・・・・・。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015022302000131.html】
米軍、反対派2人拘束 辺野古移設の抗議集会前
2015年2月23日 朝刊
(沖縄・名護署前で、逮捕された沖縄平和運動センターの
山城博治議長らの釈放を求める人=22日午後)
米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先に隣接する名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で二十二日、名護市辺野古(へのこ)移設に反対する沖縄平和運動センターの山城博治議長ら二人を米軍が拘束した。身柄の引き渡しを受けた県警名護署は、正当な理由がないのに基地内に立ち入ったとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで、二人を逮捕した。
抗議する市民ら約五百人が一時、名護署の前に詰め掛け「拘束は不当だ」と非難。市民らが敷地内になだれ込まないよう警察官約二十人が警備に当たるなど、周辺は騒然となった。
那覇市の八十代の主婦は「拘束者が出れば、辺野古移設反対の行動が起こらなくなると思っているかもしれないが、そうはいかない」と話し、二人はすぐに釈放されるべきだと訴えた。
キャンプ・シュワブのゲート前では、逮捕された二人が参加を予定していた辺野古反対の集会が開催。約二千八百人(主催者発表)が「辺野古埋め立て断固阻止」との横断幕を掲げ、「新基地建設反対」とシュプレヒコールを上げた。
稲嶺(いなみね)進名護市長は、拘束は許されないと批判し「強い力に対抗できるのは唯一、県民の団結だ。それを日米両政府に突き付けていこう」と連帯を求めた。
<日米地位協定の実施に伴う刑事特別法> 第2条で正当な理由なく米軍が使用する施設、または区域に入ることを禁じる規定がある。違反した場合、最高で懲役1年。米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沿岸部の周辺海域では米軍や工事用船舶以外の航行を禁止する臨時制限区域が設定されており、立ち入った場合は同法の処罰対象となる。
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【http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104268】
逮捕「不当弾圧だ」辺野古集会参加者怒り
2015年2月23日 09:23
(1)拘束直前、市民に下がるよう呼び掛ける沖縄平和運動
センターの山城博治議長(中央)。右下につかみかかろう
とする米軍側警備員の手が見える=22日午前9時4分19秒、
名護市辺野古・米軍キャンプ・シュワブのゲート
(浦崎直己撮影)
(2)米軍側の警備員に引っ張られる山城議長(中央)と、
止めに入る男性=午前9時5分53秒
(3)米軍側の警備員3人にゲート内へ連行される山城議長
=午前9時6分12秒
(4)後ろ手に拘束され、ゲート内で座らされる山城議長
=午前9時12分42秒
【名護】「仲間を返せ」。新基地建設に反対を訴えて22日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に集まった多くの県民が、怒りに震えた。県民集会の開会を前に“狙い撃ち”のごとく米軍に拘束、その後県警に逮捕された沖縄平和運動センターの山城博治議長と男性1人の解放を求め、人々は「不当な弾圧だ」と声を振り絞り、拳を突き上げた。集会では、基地建設に向け急ピッチで進む海上作業に「やりたい放題にはさせない」「基地建設は許さないぞ」と阻止を誓い、団結を強めた。
集会開始前の午前9時5分、米軍キャンプ・シュワブゲート前で反対運動を引っ張ってきた山城議長に、米軍側の警備員が突如、襲いかかり、身柄を拘束した。
比較的落ち着いていた現場は、米軍側の強引な対応で、大きく混乱した。
ゲート前では朝から市民ら約40人が抗議行動を展開した。午前9時すぎ、抗議に熱くなる市民らに下がるよう呼び掛ける山城議長に突然、米軍側の警備員が後方からつかみかかり、足を捕まえるなどして身柄を押さえ、ゲート内に連行。米兵が後ろ手に手錠を掛けて拘束した。
山城議長を連れ戻そうとした男性も手錠を掛けられ拘束されたほか、助けようとする市民らを県警が押さえた。
抗議は連日、ゲート前の提供区域を示すラインの境界付近で行われる。これまではラインを越えた場合は県警が注意や警告、強制排除などで対応していたが、今回、米軍の警備員は山城議長を狙い撃ちにした。
拘束される数分前にも、警備員が山城議長を捕まえようとして一時もみ合いになっていた。
国会議員らが説明を求めても、米軍側は全く対応せず、県警も「米軍側が行動した」と答えるだけだった。
集会後、名護署前には市民ら400人以上が集結。「解放しろ」「不当逮捕だ」と糾弾した。
接見した三宅俊司弁護士は「拘束するために刑特法を使っている。敷地内に数歩入って刑特法違反はあり得ない」と批判。米軍による身柄拘束や手錠での拘束、18日に新基地容認派の名護市議が敷地内に入った際との対応の違いについても疑問視した。
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東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015022002000171.html)。
「一年ぶりに訪れた沖縄。辺野古の海は、そののんびりした表情を変えていた・・・・・・そういう穏やかな眺めが、急変しつつある・・重さが最大四十五トンもあるコンクリートのブロックが次々沈められ、サンゴ礁を傷つけている・・・・・・海を暮らしの場とする人々には忌み禁じられた行いがあったという」。
アベ様ら辺野古破壊者が「忌み禁じられた行い」を強行。アベ様やその「イヌ」たちも、神をも恐れぬバチアタリである。
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●沖縄県民の民意は明白: 辺野古破壊者、沖縄で4度目の完敗』
『●沖縄県民の民意にお構いなし、
辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに』
『●辺野古、自虐な気持ちにさせてはいけない:
「海のイヌ」と「陸のイヌ」=「アベ様のイヌ」の犯罪再び』
松下竜一さんらの提起した「海は誰のものか?」「環境権」(※「環境権」は、アベ様らの壊憲に悪用されようとしている)。「海」はアベ様のイヌたちのものか?、番犬様・米軍のものなのなのか?
『●海は誰のもの? ~繰り返される過ち~』
『●「玄海原発は日本一危険な原子炉」という説:
安易な責任発言が「性(サガ)」を刺激する』
『●上関町長選での非常に残念な結果』
『●「「アイドル」を守れ!」
『週刊金曜日』(2014年6月6日、994号)についてのつぶやき』
「取材班【漁業補償に5年間で約36億円か 政府、「辺野古」移設
強行へ】、「民意を無視する新基地建設の強硬は、新たな
「島ぐるみ闘争」への始まりになる」。松下竜一さんは
「海は誰のものか?」を問うた。そして、今、沖縄と各地の原発問題で」
『●アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディア』
「安倍首相の悲願は「憲法9条の改定」だとしても、9条の改定については
どの世論調査でも反対意見のほうが多いため、そう簡単にはいかない。
そこで政府・与党では国民の間に反対意見の少ない「環境権」の
導入などから提起して、地ならしをしてから9条の改定にかかろうと
計画しているようだが、果たしてどうなるか」
『●改憲などしている場合か? ~壊憲派に勝たせてはならない~』
「何度も書いてきたが、東京電力原発人災の何ものも解決していない今、
なぜ壊憲なのか理解に苦しむ。ドサクサ紛れに、火事場泥棒。
「菅氏は「憲法ができた当時はなかった環境権などを盛り込むのは
自然だ」と、公明党が主張する環境権やプライバシー権などの
加憲への配慮」という甘い汁を垂れ流している。騙されてはいけない」
『●騙されること・騙されたフリの責任: 何度でも騙される』
「公明党は、環境権や地方自治の拡充で新たな理念を加える「加憲」の
立場だ。政党によって、また議員個人の信条によって、憲法への
考え方は多様である」
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(1/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(2/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(3/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(4/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(5/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(6/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(7/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(8/8)』
『●第八回竜一忌、涙が出ました:
松下竜一さん「暗闇の思想」を語る小出裕章さん』
『●「草の根」に思いは永遠に:
松下竜一さんを追悼する“最後”の「竜一忌」』
「73年、「環境権」を掲げ、海の埋め立てを伴う九州電力の
豊前火力発電所(福岡県豊前市)の建設について、差し止め裁判を
仲間と起こした。米国スリーマイル島原発事故の前年の78年には、
反原発を表明。反核や反戦、人権などをテーマにした機関誌
「草の根通信」を約30年間発行し続けた」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015022002000171.html】
【コラム】
筆洗
2015年2月20日
一年ぶりに訪れた沖縄。辺野古の海は、そののんびりした表情を変えていた。漁港を囲む堤防を歩けば、先には小さな岩礁があり、そこに竜宮神をまつるささやかな社(やしろ)がある▼海底には竜宮があって、そこで海の神が大洋を司(つかさど)っている。航海の無事と豊漁を祈る祠(ほこら)は、豊かなサンゴ礁の海と人々の営みの結び目のようでもある▼そういう穏やかな眺めが、急変しつつある。海上保安庁の巡視艇が数隻並び、警備の小舟が行き交い、掘削調査のための大型の台船がどっかと座っている。海面からの高さ十メートル、長さ一・八キロという辺野古の海を一変させる滑走路の建設工事が進み始めたのだ▼海底では、さらに大きな変化が起きている。重さが最大四十五トンもあるコンクリートのブロックが次々沈められ、サンゴ礁を傷つけているという。業を煮やした沖縄県知事は政府に、工事を一時的にやめるよう求めた▼沖縄のみならず、この国には海の神への篤(あつ)い信仰があり、海を暮らしの場とする人々には忌み禁じられた行いがあったという。その一つが金属の物を海に落とすこと。ある地方では誤って包丁などを落とした時「許してつかわされ竜ごん様」とわびつつ、神酒を海に注いだそうだ▼竜宮の海に、包丁どころか巨大なブロックを落とし続ければ、辺野古の海と人との結び目は、結び直すことができぬほどに断ち切られるのだろう。
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琉球新報の社説【<社説>辺野古強硬警備 誰から誰を守るのか】(http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237572-storytopic-11.html)と、
東京新聞のコラム【【私説・論説室から】 辺野古で何が起きている】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015012602000132.html)。
「今月再開された普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、現場では海上保安庁と県警の強硬な警備でけが人が続出」・・・・・・。
「海のイヌ」と「陸(おか)のイヌ」=「アベ様のイヌ」の犯罪再び。「この風景は戦争」であり、「海のイヌ」と「陸のイヌ」がやっていることは「アベ様の威」を借りた「犯罪」。
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●沖縄県民の民意は明白: 辺野古破壊者、沖縄で4度目の完敗』
『●沖縄県民の民意にお構いなし、
辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに』
「「戦争のできる国」へと向かう改憲はいらないと、赤いファッションの女たちが国会前で人間の鎖を作った十七日。沖縄から「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」・・・・・・が駆けつけた。二人が訴えたのは、今まさに名護市辺野古で起きている“戦争”だった・・・・・・辺野古に基地が新設されれば、恒久的に被害の島として、加害の島としてあり続けることになる」・・・・・・。
「加害の島」なんて・・・・・・そんな自虐な呼び方をさせるアベ様達って一体何なんだろう。「沖縄で4度目の完敗」、明確な「沖縄県民の民意」に全くお構いなしの辺野古破壊者達。
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【http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237572-storytopic-11.html】
<社説>辺野古強硬警備 誰から誰を守るのか
2015年1月20日
今月再開された普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、現場では海上保安庁と県警の強硬な警備でけが人が続出している。15日にはゲート前で県警警察官と抗議行動の住民らが衝突し、80代の女性が転倒して頭部を強打して病院に搬送された。16日には海保のゴムボートに乗せられた男性が海上保安官に胸部を強く押されて肋骨骨折のけがを負っている。骨折するほど体を押しつけることが果たして適切なのか甚だ疑問だ。けが人を続出させている警備は常軌を逸している。
また19日には抗議船に乗り込んできた海上保安官が女性ともみ合いになり、ライフジャケットが破れた。ここまでくると警備とはほど遠い。単なる暴力行為であり、抗議行動に対する弾圧と受け止めざるを得ない。
政府は工事再開を前に、警察当局に対してゲート前で座り込んでいる市民の排除を徹底するよう指示している。こうした政府の意向を受けて、現場ではけが人が出るほどの歯止めがかからない強硬な警備が横行している。
海上保安庁は「海の事故ゼロキャンペーン」で「ライフジャケットの常時着用など自己救命策の確保」を重点事項に掲げている。乗員のライフジャケットが破れたことは、海を守る海上保安官の任務とは大きく懸け離れている。
県警はことしの運営指針に「県民の期待と信頼に応える力強い警察」を掲げている。県民は昨年の名護市長選と知事選で辺野古移設反対の候補を選んだ。衆院選では4選挙区とも移設反対の候補者が当選している。沖縄の民意は「辺野古ノー」だ。県警は、いったい誰から誰を守っているというのか。政府の指示で住民の排除を徹底している行為が果たして県民の期待と信頼に応えているといえるのか。
翁長雄志知事は「辺野古に新基地は造らせない」との立場を明確にしている。これに対して政府は6月にも本体工事に着手しようとしている。沖縄の民意を踏みにじってでも沖縄への基地建設を強行する考えだ。そのためには現地で異議を唱える人々を力ずくで排除するのもいとわない。
米統治下の沖縄で米軍によって土地が強制接収され、基地建設が強行された「銃剣とブルドーザー」に等しい暴挙だ。排除も移設作業も直ちにやめるべきだ。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015012602000132.html】
【私説・論説室から】
辺野古で何が起きている
2015年1月26日
「戦争のできる国」へと向かう改憲はいらないと、赤いファッションの女たちが国会前で人間の鎖を作った十七日。沖縄から「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の高里鈴代さんと、沖縄戦研究者の宮城晴美さんが駆けつけた。二人が訴えたのは、今まさに名護市辺野古で起きている“戦争”だった。
米軍普天間飛行場移設に伴う基地建設準備が進む現地では、反対派市民に海上保安庁などが暴力をふるい、けが人が続出している。県民は米軍キャンプ・シュワブ前に徹夜で座り込む。各地と辺野古をつなぐ「島ぐるみ会議バス」も走る。戦後沖縄で、米軍基地化に抵抗した「島ぐるみ闘争」再来のようだ。
辺野古に基地を造らせないという県民の意志は固い。昨年の名護市長選から、同市議選、知事選、衆院沖縄選挙区と、すべての選挙で「ノー」が示された。それでも安倍首相は辺野古移設を変えない。米国の戦争に日本も加担できるようにする集団的自衛権の行使容認が直結しているようにみえる。
沖縄戦から戦後もずっと、基地に苦しめられてきた沖縄は、一度だって「平和憲法」に守られてこなかった。辺野古に基地が新設されれば、恒久的に被害の島として、加害の島としてあり続けることになる。
国会開会前日の二十五日、辺野古移設反対の人間の鎖が作られた。主権者は誰かと問うた青は、沖縄の海の色だった。 (佐藤直子)
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東京新聞の記事【沖縄辺野古移設に反対鮮明 政府推進、広がる溝】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014122102000104.html)。
「米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐり、十四日の衆院選では、全四小選挙区で辺野古移設に反対する候補が勝ったが、政府は移設手続きを進める方針。来春以降の本体工事開始に向けて作業を急ぐ構えで、県民の意思との溝は広がる一方だ」。
『●沖縄県民の民意は明白: 辺野古破壊者、沖縄で4度目の完敗』
沖縄で4度目の完敗だというのに、辺野古破壊者=アベ様ときたら。沖縄県民の民意無視も甚だしい。しかも、補助金を削減するという・・・・・・アベ様やスガ殿達はやることがアカラサマ。沖縄では選挙に勝っても負けても、無茶苦茶な自公政権。
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●沖縄で連敗続きのアベ様、「この問題は過去のものだ。
争点にはならない」で済まされるのか?』
『●さあ、ここから: 高江・辺野古破壊問題等々・・・
「過去のもの」や「終わり」にしてはいけない』
『●アベ様の失政: 「違憲状態」下で選出された議員が
この2年間、壊憲へ驀進、そして、またしても・・』
『●日米ガイドライン:
アベ様達は、そんなに「人殺し」をさせたいものでしょうかね?』
『●辺野古破壊: 環境アセスメントの見直しを!
破壊者たちに衆院選で4度目の敗北を!!』
しかしながら、2014年12月衆院選で「公約が認められた」と主張すればするほど、辺野古移設反対での「完敗」が鮮明になるという皮肉。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014122102000104.html】
沖縄辺野古移設に反対鮮明 政府推進、広がる溝
2014年12月21日 朝刊
(↑ブログ主注: まことに勝手ながらコピペさせて頂いております
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/images/PK2014122102100050_size0.jpg】)
米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設をめぐり、十四日の衆院選では、全四小選挙区で辺野古移設に反対する候補が勝ったが、政府は移設手続きを進める方針。来春以降の本体工事開始に向けて作業を急ぐ構えで、県民の意思との溝は広がる一方だ。 (後藤孝好)
「知事選では、保革を乗り越えてオール沖縄で県内移設の断念に取り組むと訴えた。その責任の重さに身の引き締まる思いだ」
十七日の沖縄県議会で、十日に就任したばかりの翁長雄志(おながたけし)知事は、辺野古移設を阻止する基本方針を強調した。翁長氏は十一月の県知事選で、辺野古移設反対を掲げ、容認派の現職仲井真弘多(なかいまひろかず)氏を大差で破った。
沖縄では昨年十二月、当時の仲井真知事が振興予算と引き換えの形で、国の辺野古沖の埋め立て申請を承認。多くの県民は反発し、今年行われた名護市の市長選と市議選、知事選で立て続けに、辺野古移設に反対の民意を示した。移設問題が最大争点になった先の衆院選でも、全選挙区で自民党候補は敗れた。
衆院選後に共同通信社が実施した全国世論調査でも、辺野古移設計画について「いったん停止」が35・0%で最多。「白紙に戻す」も28・7%で、計六割以上が政府のやり方に否定的な見解を示した。しかし、安倍晋三首相は衆院選後の会見で普天間飛行場の固定化を避けるという理由から「辺野古移設が唯一の解決策という考えに変化はない」として、辺野古移設の政府方針は変わらないと強調した。
政府は知事選前、反対派の稲嶺(いなみね)進名護市長の許可がなくても辺野古の埋め立て工事ができるように、市側の権限が及ぶ区域での作業を避けるための工法の一部変更を、沖縄県へ届け出た。知事選に敗れて退任が決まっていた仲井真氏が、三件の申請のうち二件を承認するなど、工事を急ぐための環境整備が着々と進んでいる。
米議会上院も今月十二日、在沖縄海兵隊のグアム移転費の執行凍結解除を決定した。沖縄の負担軽減につながる面もあるが、日米両政府には辺野古移設の推進につなげる意図もある。
翁長氏は埋め立て承認に関し、環境破壊などの問題が生じる可能性があるとして、撤回や取り消しも含め、工事を止める方法を模索。政府は「承認に法的な問題はない」としており、承認が取り消された場合、県に行政訴訟を起こしてでも工事を進める構えだ。
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東京新聞の記事【辺野古移設 厳しく 沖縄 知事選に続き非自民が完勝】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014121502000227.html)。
期待したブログ主がバカでした。「騙されることの責任」「考えないことの罪」を自覚しない支持者や投票者は覚醒することはなさそうです。茹でられていることに気づかない茹でガエル。迷惑を被るのは茹でガエルさんだけではない・・・・・・、非支持者・非投票者はいい迷惑だ。
『●自公「二三八」議席以下は当然、
壊憲「三一七」議席なんてトンデモ、脱原発「一二六」議席では少な過ぎ!』
『●「政権にとって「白紙委任状」ほど好都合なものはありません」:
2014年12月衆院選に是非行こう!』
それにしても、酷い衆院選の結果でした。投票率も酷いもの。半数の人しか選挙に行かないのですからね、呆れます。
『●森達也さん、「僕はもうあきらめた」
「これから4年間でこの国がどう変わるのか、とてもとても楽しみだ」』
さて、期待の沖縄。「全四選挙区で敗れ、十一月の県知事選に続いて完敗を喫し、非自民候補が全勝」です。
アベ様は、沖縄で4度目の完敗を喫したわけです。アベ様にお引き取り願う、突破口にしたいもの。アベ様が今後「白紙委任状」を主張すればするほど、沖縄ではしっぺ返しが。
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●沖縄で連敗続きのアベ様、「この問題は過去のものだ。
争点にはならない」で済まされるのか?』
『●さあ、ここから: 高江・辺野古破壊問題等々・・・
「過去のもの」や「終わり」にしてはいけない』
『●アベ様の失政: 「違憲状態」下で選出された議員が
この2年間、壊憲へ驀進、そして、またしても・・』
『●日米ガイドライン:
アベ様達は、そんなに「人殺し」をさせたいものでしょうかね?』
『●辺野古破壊: 環境アセスメントの見直しを!
破壊者たちに衆院選で4度目の敗北を!!』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014121502000227.html】
辺野古移設 厳しく 沖縄 知事選に続き非自民が完勝
2014年12月15日 朝刊
(沖縄1区で当選を決め、カチャーシーを踊る共産党の
赤嶺政賢氏=14日夜、那覇市で)
衆院選で自民党は沖縄県の全四選挙区で敗れ、十一月の県知事選に続いて完敗を喫し、非自民候補が全勝した。安倍政権が進める米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)への移設に、県民が再び反対の民意を示したことで、移設はより難しくなった。
前回の衆院選で、自民党沖縄県連は「普天間の県外移設」を掲げて三選挙区で勝利した。だが、昨年十一月、党本部からの要請で県選出の国会議員は県内移設を容認。県民から「公約破りだ」と批判された。
一月の名護市長選で、辺野古移設反対派の稲嶺(いなみね)進市長が再選。十一月の知事選では、野党共闘が実現。同じく反対派の翁長雄志(おながたけし)氏が初当選した。
安倍晋三首相は十四日夜、辺野古移設に関し「普天間の固定化はあってはならない。説明をしっかりしながら、進めたい」と述べたが、十日に就任した翁長氏は前知事による辺野古沖の埋め立て承認を取り消す検討に入っている。
翁長氏は衆院選を受けて「ここまで沖縄の民意が示されて、『なお粛々と進める』のは不可能だ」と述べた。 (後藤孝好)
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東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014112202000126.html)。
「だが翁長さんは承認手続きに法的な過ちがなかったかを見直し、場合によっては承認を撤回すると言っている。法の理と民意にかなう姿勢だろう」・・・・・・どうやら、アベ様は撤回するどころか、県警を使っての反対派や記者への「弾圧」を進めている。「海の猿」だけでなく、「アベ様のイヌ」が陸上にもいました。やることがメチャクチャ。
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●沖縄で連敗続きのアベ様、「この問題は過去のものだ。
争点にはならない」で済まされるのか?』
『●さあ、ここから: 高江・辺野古破壊問題等々・・・
「過去のもの」や「終わり」にしてはいけない』
さて、「そのためには公正な選挙が欠かせないのに、一票の不平等が根本的に正されぬまま、再び総選挙となった。投開票が終わればまた、「この選挙は違憲で無効ではないか」を問う裁判が各地で始まる▼衆院選が違憲と判断されれば、国会でつくられる法律自体の正当性が大きく揺らぐ。そういう「法治国家」の危機を思うと、永田町の万歳の響きもむなしい限りだ」。
「違憲状態」下で選出された議員がこの2年間、壊憲へ驀進してきました。そして、来る2014年12月の衆院議員選挙でも、またしても同じことが起きようとしています。アベ様は、「一票の格差」を一切無視して、何の手も打とうとしていません。それどころか、とりわけ「壊憲」に熱心。「違憲状態」の国会で、卑怯にも閣議決定等の「違憲な手続き」で、「壊憲」するという無茶苦茶ブリ。
神保哲生さんのvideonews.comの記事【一票の格差問題を残したまま解散総選挙でいいのか】(http://www.videonews.com/commentary/141115-01/)でも、「2012年12月の総選挙で当選した議員たちから成る現在の衆議院を、最高裁が「違憲状態」にあると判断しているという事実を、われわれは忘れてはいないだろうか・・・・・・選挙後に違憲訴訟が起こされれば、再び違憲状態もしくは違憲判決が出ることが確実な状態で、解散総選挙を強行することが、果たして許されるのだろうか」。
そして、参院選についても「違憲判決が出た」・・・・・・東京新聞の記事【昨年参院選は「違憲状態」 最高裁が判決】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014112601001281.html)に、「昨年参院選の「1票の格差」訴訟で最高裁大法廷は26日、最大格差4・77倍は違憲状態だったとする判決を言い渡した」。
『●「就活のための○○O○企業対策講座」
『週刊金曜日』(11月29日、970号)についてのつぶやき』
■⑫『週刊金曜日』(2013年11月29日、970号) /
矢崎泰久さん【発言2013】、「「特定秘密保護法」は明白に憲法違反である。
廃案にならなければ、日本の民主主義は終焉を迎える。それでなくとも
「違憲状態」にある国会が、こうしたデタラメな法律を審議する資格など、
どこにも見当たらない」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014112202000126.html】
【コラム】
筆洗
2014年11月22日
永田町の大音声の万歳でかき消されそうだが、しかと覚えておきたい万歳がある。わずか六日前、沖縄で響いた万歳だ▼普天間飛行場の辺野古移設が焦点となった知事選で万歳をしたのは、移設に反対する翁長(おなが)雄志さんだった。推進派の現職候補に十万票の差をつけた勝利は沖縄の民意を明確に示したが、官房長官曰(いわ)く「法治国家として(移設を)粛々と進めていく」▼今の知事が既に辺野古の埋め立てを認めているのだから、法的には何の問題もないとの言葉だ。だが翁長さんは承認手続きに法的な過ちがなかったかを見直し、場合によっては承認を撤回すると言っている。法の理と民意にかなう姿勢だろう▼いま心配するのは、より根本的な「法治」をめぐる問題だ。法治国家を『日本国語大辞典』で引けば、<国民の意志によって制定された法律に基づいて、国家権力を行使しようとする政治理念>とある。つまり、法が民意にきちんと基づいているかが肝心だ▼そのためには公正な選挙が欠かせないのに、一票の不平等が根本的に正されぬまま、再び総選挙となった。投開票が終わればまた、「この選挙は違憲で無効ではないか」を問う裁判が各地で始まる▼衆院選が違憲と判断されれば、国会でつくられる法律自体の正当性が大きく揺らぐ。そういう「法治国家」の危機を思うと、永田町の万歳の響きもむなしい限りだ。
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『沖縄知事選、翁長氏が初当選確実 辺野古移設阻止を主張』(http://www.asahi.com/articles/ASGCG5D7LGCGTPOB008.html?iref=comtop_6_01)。
「沖縄県知事選が16日、投開票され、前那覇市長の翁長雄志(おながたけし)氏(64)が現職の仲井真弘多(なかいまひろかず)氏(75)=自民、次世代推薦=らを破り、初当選を確実にした。最大の争点だった米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設問題で、翁長氏は「移設阻止」を主張。県民が移設反対を明確に突きつける形となった」。
2010年11月以来、長い4年間だった。高江オスプレイヘリパッド・・・そして、特に、この1年は酷くて、見苦しい県政だった。辺野古「密漁」でのアベ様と仲井真氏のやり取りときたら。
菅義偉官房長官は「この問題は過去のものだ。争点にはならない」と嘯き、アベ様は沖縄で三度敗れたわけだが、このまま沖縄県民の民意を踏みにじり続けるつもりか?
『●沖縄の「屈辱の日」を祝う神経』
『●国外移設どころか、やはり辺野古埋立承認へ:
2010年11月の沖縄知事選の予想が現実に』
『●2010年11月の沖縄知事選の選択はやはり誤りだった
~そうさせた「本土」の重い責任~』
『●稲嶺進氏が名護市長選圧勝:
「安倍政権はそれでも埋め立てを強行できるのか?」』
『●映画『放射線を浴びた『X年後』』:
「こんな巨大な事件が、・・・日本人としての資質が問われる」』
『●「辺野古の海を守ろう」:
アベ様の「政権が抱える差別性の極み」に屈せずに』
『●米軍の「差別性の極み」:NNNドキュメント’14
『続・放射線を浴びたX年後 日本に降り注いだ雨は今』』
『●稲嶺名護市長は「激しい憤り禁じ得ない」と語り・・・
でっ、仲井真知事は「僕に聞かれても」?』
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●番犬様・米軍の飼い主の声は聞こえても、
辺野古市民の声は聞こえず「戦場」が見えない防衛省』
『●丸腰市民へ掃海母艦派遣・・・アベ様豪語
「最高の責任者は私だ。・・私たちは選挙で国民の審判を受ける」』
『●番犬様・米軍の飼い主の声は聞こえても、
辺野古市民の声は聞こえず「戦場」が見えない防衛省』
『●前那覇市長・翁長雄志氏「(安倍首相の言う)
『日本を取り戻す』の中に間違いなく沖縄は入っていない」』
『●辺野古破壊: 「いい正月になる」なんて、
仲井真氏もアベ様らも猿芝居をしていたんじゃないのか?』
『●菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。
争点にはならない」・・・・・・なんという言い草!!』
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【http://www.asahi.com/articles/ASGCG5D7LGCGTPOB008.html?iref=comtop_6_01】
沖縄知事選、翁長氏が初当選確実 辺野古移設阻止を主張
泗水康信 2014年11月16日20時01分
(当選を確実にし、万歳する翁長雄志氏(中央)
=16日午後8時9分、那覇市、福岡亜純撮影)
沖縄県知事選が16日、投開票され、前那覇市長の翁長雄志(おながたけし)氏(64)が現職の仲井真弘多(なかいまひろかず)氏(75)=自民、次世代推薦=らを破り、初当選を確実にした。最大の争点だった米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設問題で、翁長氏は「移設阻止」を主張。県民が移設反対を明確に突きつける形となった。
安倍政権は8月に辺野古での海上作業に着手し、知事選結果に関わらず移設作業を進めるとの姿勢だ。しかし今後、県の判断が求められる工事関連手続きも予想され、計画の進展に影響が出そうだ。
日米両政府が普天間返還に合意した1996年以降5回の知事選で、辺野古移設反対を掲げる候補の勝利は初めて。自民などが支える保守系候補と、共産、社民などの革新系が争う選挙構図が沖縄では長く続いたが、今回は崩れた。翁長氏は自民系地方議員の一部や県政野党など幅広い層に支えられ、沖縄の政治史に新たな局面を開いた。同日選となった那覇市長選でも、翁長氏の後継の前副市長が初当選を果たした。
翁長氏は辺野古移設反対を繰り返し主張。「沖縄の誇り」を掲げ、仲井真氏による昨年末の辺野古の埋め立て承認に不満を持つ多くの県民から支持を集めた。当選後は、仲井真氏の埋め立て承認の過程を検証し、承認の撤回や取り消しも視野に入れるとしている。
3選をめざした仲井真氏は、前回知事選では「辺野古移設反対」に踏み込むことは避けつつ「県外移設」を求める立場を取った。しかし今回は「普天間の危険性除去のためには辺野古移設が現実的だ」として、国の移設計画を積極的に推進する考えを強調した。
政府とのパイプや観光客増加、失業率改善などの実績を挙げ、「流れを止めるな」と県政継続を呼びかけたが、埋め立て承認を契機とした逆風を跳ね返せなかった。前回、仲井真氏を推薦した公明は、辺野古移設に県本部が反対していることから自主投票とした。
県民投票による移設問題解決を訴えた前衆院議員の下地幹郎(しもじみきお)氏(53)と、埋め立て承認の取り消しを掲げた元参院議員の喜納昌吉(きなしょうきち)氏(66)は支持を広げられなかった。
県選管によると、11月6日時点での選挙人名簿登録者数は110万8269人。(泗水康信)
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