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松下竜一さんの“最後”の「竜一忌」についての4つの記事。
asahi.comの記事【反骨の作家「竜一忌」終章 大分・中津で6月】(http://www.asahi.com/articles/ASG4X3TVPG4XTPJB003.html)、
読売新聞の記事【最後の「竜一忌」来月7日中津で】(http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/oita/20140521-OYS1T50022.html)、
佐賀新聞の記事【今年で最後の「竜一忌」に3百人】(http://www.saga-s.co.jp/news/national/10206/71925)、
西日本新聞の記事【「松下さんの思い継ぐ」 最後の「竜一忌」に300人 大分・中津】(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/93470)。
一昨日、松下竜一さんを追悼する“最後”の「竜一忌」が開催されたそうです。でも、「暗闇の思想」といった数々の松下竜一さんの思いは多くの「草の根」の「勁い」人々の胸に永遠に、だと思います。それを支えてこられた梶原得三郎さん・和嘉子さんをはじめ「草の根の会」の皆様に本当に敬意を表します。
『●いま「暗闇の思想」を: 朝日新聞(地方版?)社界面トップ』
『●あの3・11原発人災から1年: 松下竜一さん「暗闇の思想」を想う』
『●第八回竜一忌、涙が出ました:
松下竜一さん「暗闇の思想」を語る小出裕章さん』
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【http://www.asahi.com/articles/ASG4X3TVPG4XTPJB003.html】
反骨の作家「竜一忌」終章 大分・中津で6月
占部正彦
2014年5月7日19時54分
(↑すいません、勝手にコピペ: http://www.asahi.com/articles/photo/AS20140507001215.html 松下竜一さん)
(↑すいません、勝手にコピペ:http://www.asahi.com/articles/photo/AS20140507001217.html 最後の竜一忌の準備をする梶原得三郎さん=大分県中津市)
反権力・反公害を貫いた作家、故・松下竜一さんをしのび、出身地の大分県中津市で開かれてきた「竜一忌」が、6月に予定している10回目で幕を閉じる。福島での原発事故後、改めてその生き方や発想に注目が集まっており、かつての市民運動の仲間や松下作品のファンには特別な集会になりそうだ。
松下さんは、1937年生まれ。高校卒業後に家業の豆腐店を継ぎ、貧しい日々をつづってデビュー作となった「豆腐屋の四季」(69年)は、テレビドラマにもなった。甲山事件が題材の「記憶の闇」など社会派作品を中心に40冊以上の著作を残した。
73年、「環境権」を掲げ、海の埋め立てを伴う九州電力の豊前火力発電所(福岡県豊前市)の建設について、差し止め裁判を仲間と起こした。米国スリーマイル島原発事故の前年の78年には、反原発を表明。反核や反戦、人権などをテーマにした機関誌「草の根通信」を約30年間発行し続けた。
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【http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/oita/20140521-OYS1T50022.html】
最後の「竜一忌」来月7日中津で
2014年05月21日
(最後の竜一忌の準備を進める梶原さん夫婦)
中津市出身のノンフィクション作家、松下竜一さんをしのぶ「第10回竜一忌」が6月7日午後1時から、同市片端町の市立小幡記念図書館で開かれる。主催する「草の根の会」はメンバーの高齢化と10回目の節目になることを踏まえ、今回で最後の開催にする。
松下さんは2004年に亡くなった。竜一忌は翌年から始まり、松下さんが進めた人間らしく暮らすため環境を守る活動や、著作で取り上げた課題をテーマにゆかりの人の講演や意見交換会を開いて交流を続けてきた。
今回は「松下竜一の文学」がテーマ。松下さんと親交があり、戦時中、沖縄県で起きた集団自決などを書いたノンフィクション作家の下嶋哲朗さんが「松下センセとお豆腐」の演題で講演する。松下さんのデビュー作「豆腐屋の四季」に重ね、真っ白で四角い豆腐のような生き方だった故人をしのぶという。
ドキュメンタリー監督の西山正啓さんが支援者らを撮影した映像の上映と、リレートークもある。
草の根の会代表の梶原得三郎さん(76)は、1974年、福岡県豊前市での火力発電所計画に対し、「現在ある電力に見合う生活をすればよい」と、松下さんと一緒に問題提起をして以来、深い絆で結ばれてきた。
竜一忌は、梶原さんと妻の和嘉子さん(76)が中心になって切り盛りしてきた。梶原さんは「松下さんの精神と、全国に広がったファンのつながりは消えないので、竜一忌が終わっても中津を訪れる人のお世話をしたい」と話している。
参加費は資料代も含め2000円。問い合わせは梶原さん(・・・・・・)へ。
2014年05月21日
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【http://www.saga-s.co.jp/news/national/10206/71925】
今年で最後の「竜一忌」に3百人
出身地の大分・中津
2014年06月07日 19時40分
エッセー「豆腐屋の四季」やミニコミ誌「草の根通信」で知られ、2004年に67歳で死去した作家、市民運動家の松下竜一さんを追悼する「竜一忌」が7日、出身地の大分県中津市で開かれた。ファンや支援者約300人が集った。05年から毎年開催されてきたが、10回目の今年で最後となる。
支援者らでつくる「草の根の会」が主催した。代表の梶原得三郎さん(76)が「メンバーの高齢化でやめるが、多くの人に支えられた」とあいさつ。松下さんの長男健一さん(45)は「今、原発や憲法などいろいろな問題を抱える国を見て、父は何を思うだろうか」と問いかけた。
35年来親交のあった作家下嶋哲朗さん(73)は講演で、環境権を掲げ、反原発を訴えた松下さんを「物事をしっかり判断し意見を持つ姿勢を貫いた人だ」と振り返った。
冒頭では支援者がゆかりの歌を披露。松下さんの携わった運動を紹介する映像鑑賞や、参加者が思いを語るリレートークもあり、5時間以上にわたり故人をしのんだ。
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【http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/93470】
「松下さんの思い継ぐ」 最後の「竜一忌」に300人 大分・中津
2014年06月07日(最終更新 2014年06月07日 20時30分)
(最後の竜一忌で、参加者たちが松下竜一さんへの思いを
語ったリレートーク=7日夕、大分県中津市)
反原発などの市民運動に取り組み、2004年に67歳で亡くなった大分県中津市のノンフィクション作家、故松下竜一さんをしのぶ年1回の集い「竜一忌」が7日、同市の小幡記念図書館で開かれた。主催者団体の高齢化により、10回目の今回で幕を閉じることになり、ファンら約300人は反骨を貫いた松下さんの生きざまに思いをはせた。
あいさつに立った松下さんの長男健一さん(45)は原発再稼働をめぐる動きに触れ「父が生きていたら『まだ分からんのか。人の犠牲の上に成り立つ豊かさなんかいらん』と言うのが目に浮かぶ」としのんだ。
ノンフィクション作家の下嶋哲朗さん(73)は講演で、松下さんが豆腐店を営んだことにちなみ、「社会を見るまなざしは豆腐のように鋭角だが、中身は非常に柔らかい。とことん優しい人だからこそ、社会に訴える力強い作品を書き尽くせた」と評した。
参加者によるリレートークもあり、東京の会社員小島佑加莉さん(22)は「原発や憲法に関心を持たなければいけないのは私たちの世代。常に弱者の視点に立ってきた思いを継ぎたい」と語った。
=2014/06/07 西日本新聞=
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