Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●「個人攻撃」の何が問題? 「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」が国会議員、自民党総裁でいいのか?

2018年08月30日 00時00分05秒 | Weblog

[※ 《#ケチって火炎瓶 》「選挙妨害を暴力団に発注した方は、素直に挙手願います!東京新聞2018年8月27日)↑]



リテラの記事【石破茂「正直、公正」が安倍首相の個人攻撃という噴飯! 安倍独裁化で首相批判が完全タブーのディストピア】(http://lite-ra.com/2018/08/post-4213.html)。

 《だが、ちょっと待ってほしい。そもそも「正直、公正」って、別に政治家として当たり前の志だろう。それを自民党は「安倍首相への個人攻撃」になると騒いでいるのだから、コレ、裏を返せば、安倍首相は「正直、公正」ではなく「嘘つき、不正」と自民党が認めてしまったということではないのか(笑)》

 日刊ゲンダイの記事【仰々しかった総裁選会見 安倍首相が維新を気取る気味悪さ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236314)によると、《またもや「明治維新」である。延ばしに延ばした自民党総裁選への出馬表明。安倍首相は26日、視察先の鹿児島県で、雄大な桜島をバックに立候補の決意を語った。地方での出馬表明は異例。地方票に重きを置いているというアピールとともに、鹿児島を選んだのは…》。
 記者は、「選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」が国会議員、自民党総裁でいいのか?」をなぜ問わないのだろう、不思議だ。

   『●《 #ケチって火炎瓶 》…「選挙妨害を暴力団に発注する」アベ様が
                       国会議員、自民党総裁、ましてや首相?
    「「ケチ」ったという人間的なせこさは笑えるのですが、問題の本質は
     そこではない。火炎瓶を投げ込むというのも許される行為ではないし、
     アベ様御夫妻にはお気の毒。でも、アベ様が選挙妨害をしていた
     さらには、アベ様がそれを暴力団につながるような方に依頼していた
     というところが、たとえ時効でも、国会議員として大問題です。ましてや、
     天下の自民党の総裁でいいのですか?」
    「山岡俊介さんがスクープし、以前から問題提起し続けていました。
     もはや地元の安倍事務所が勝手にやったではすまされない大問題。
     政治家失格(それ以前に、人間失格)。首相になどしてはいけない
     ダークさでした。
    「そして、なんと、山本太郎さんが、本年7月17日午前の参院内閣委員会で、
     アベ様のこの「ダーティな政治手法」「ダーティな本質」について質問!! 
     アーカイブもあります
     (http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=34887&type=recorded)」

 個人攻撃でなく、「選挙妨害を暴力団に発注する」人が国会議員、自民党総裁というのは、一般論としても、相当に醜悪だ。あり得ない話。
 でも、個人攻撃で何が悪いのだろうか? 《だが、安倍首相とそのシンパたちはこうした声に絶対に耳を貸さない。だとしたら、もう「個人攻撃」で結構である。わたしたちは今後いっそう、安倍政権に対する批判の声を大きくしていかねばならない》。全く同感。

 《Twitter上には「#石破氏の新キャッチフレーズ」なるハッシュタグが登場。…つまり「石破氏の新キャッチフレーズ」の体裁をとりながら、安倍首相に総理大臣としての、いや、そもそも政治家としての資質が皆無であるということを、人々が思い思いに皮肉ったわけである》。素晴らしい。「息吐く様にウソをつきません」「ご飯論法を使いません」もあります。
 でも、考えようによっては、現状のニッポンが独裁国家であり、《ディストピア》である…哀しさ。そんなアベ様の「政」がまだまだ続くのですから、気が滅入るばかり。

   『●「草の根でリベラルな価値そのものを広めていく…
       正面からリベラルな価値を訴え、裾野を広げる戦いを」!
    「マガジン9の鈴木耕さんによるコラム【言葉の海へ/第9回:安倍政治
     行き着く先の ディストピア】…でも、《小選挙区での自民党の得票率は
     47.1%だが議席数に占める割合は74.39%(215議席)、
     比例では33.2%の得票で議席占有率は37.5%(66議席)だ(…)。
     比例では、ほぼ得票率に応じた議席数しか獲得できていないのに
     小選挙区では「死に票のおかげで大勝利したのだ》」

   『●ニッポンは民主主義国家? 《明白な事実や数字を
         権力者が都合のいいように変え、信じ込ませようと》…
    「【論壇時評「思考を奪う言葉の操作」中島岳志】…《言葉が書き換えられ、
     消去されるという事態》…ニッポンは民主主義国家なのか?」
    「ジョージ・オーウェルの小説『1984年』の《ディストピア(反ユートピア)》
     …そして、「ビッグ・ブラザー」。ニッポンではとっくに、斎藤貴男さんの言う
     《明白な事実や数字を権力者が都合のいいように変え、
     信じ込ませようとする》社会に」

 そもそも、誰が総裁になろうが腐りきった自民党が変わる訳もないことが分かりきっている…虚しさ。自民党内の「壊憲論者」「核信者」同士の優劣を考える…虚しさ。

   『●よっぽど人財が居ないのね、自民党には…
      誰が自民党総裁になろうが、絶対にな~んにも変わりませんってば
    「村上誠一郎氏あたりならまだしも、ミリタリーオタクとエエ格好しいのジュニア、
     こんな二人に何を期待…?? 小泉パパは、「自民党をぶっ壊す」と宣言して、
     「ニッポンをぶっ壊」してしまった人だし」
    「引用した東京新聞の記事、大笑いだ。口では《自分はまだまだだ》
     と謙遜しつつも、《「反軍演説」自らと重ね》って、何かの冗談? しかも、
     「核信者」の御言葉とは思えないですね。《反骨の政治家に共感する
     姿勢を示している》? 《反骨の政治家》…アベ様らと〝同根の政治家〟
     だと思うのですが」

==================================================================================
http://lite-ra.com/2018/08/post-4213.html

石破茂「正直、公正」が安倍首相の個人攻撃という噴飯! 安倍独裁化で首相批判が完全タブーのディストピア
2018.08.28

     (「正直、公正」を堅持すると表明した石破氏だが…(公式サイトより))

 9月20日に投開票の自民党総裁選。今月26日に出馬宣言を行った安倍首相と、すでに立候補を表明していた石破茂元幹事長との一騎打ちとなる模様だが、そんななか、石破陣営の選挙戦略に対する自民党内の反応が実に噴飯ものだ

 周知の通り、森友加計問題などに対する安倍首相の対応に批判的な石破氏は、今回の総裁選を「正直、公正」とのキャッチフレーズで戦うと宣言してきたわけだが、25日、ネット番組のなかで突如このフレーズを封印・変更することを示唆。番組終了後、記者団に対しても「別に人を批判するつもりはまったくない。そういうふうにとらえる方がいるなら、変えることだってあるだろう」と語ったという。

 しかし昨日、石破氏は昨選挙公約を公開した記者会見で「正直、校正」のフレーズを堅持すると表明。最後まで安倍首相を党内から批判する立場として総裁選に臨む方針を固めたのだ。

 当然だろう。おかしいのは、石破氏が「正直、公正」の撤回を示唆する原因となった、自民党の状況のほうだ

 すでに多数のメディアが指摘しているように、石破氏が一度はキャチコピーを取り下げるポーズをとったのは、党内から安倍首相への個人攻撃だなる批判を受けてのことだとみられている。実際、参院では石破氏を支持するとしている竹下派の吉田博美参院幹事長も「相手への個人的なことでの攻撃は非常に嫌悪感がある」などと述べていた。

 だが、ちょっと待ってほしい。そもそも「正直、公正」って、別に政治家として当たり前の志だろう。それを自民党は安倍首相への個人攻撃になると騒いでいるのだから、コレ、裏を返せば、安倍首相は「正直、公正」ではなく「嘘つき、不正」自民党が認めてしまったということではないのか(笑)。

 まあ、そう考えると石破氏が下げる素ぶりを見せたのも、この倒錯的な党内に苦言を呈するメッセージのような気もしなくもないが、どちらかというと、世論の反応を見ての判断というところが大きいのだろう。

 というのも、石破氏の「正直、公正」撤回示唆発言を受けて、Twitter上には「#石破氏の新キャッチフレーズなるハッシュタグが登場。これがいわゆる大喜利状態となり、こんな盛り上がりを見せていたからだ。

憲法違反はしません!
お友だちを優遇しません
国民を“こんな人達”と呼びません!
強行採決を繰り返しません
災害時に宴会はしません
自分のフェイスブックへの差別的書き込みを放置しません
ネトウヨ作家をNHK経営委員にしません
ヤクザに汚れ仕事は依頼しません!!
公文書は改竄せずに保存しておきます!
聞かれたことに答えます
約束を守ります
自由と民主主義

 わざわざ解説するのも野暮だろうが、つまり「石破氏の新キャッチフレーズ」の体裁をとりながら、安倍首相に総理大臣としての、いや、そもそも政治家としての資質が皆無であるということを、人々が思い思いに皮肉ったわけである。

 振り返るまでもなく、安倍首相はこの間、森友加計問題だけでなく、財務省の公文書改ざん問題や防衛省の自衛隊日報問題などの不祥事や、安保法制をはじめとする政府法案などでの国会答弁で、さんざんウソやごまかしを重ね、果ては国民の疑問に答えずに逆ギレを繰り返しながら遁走を続けるという、おおよそ先進国政府のトップとは思えない無茶苦茶なことをやってきた。


■安倍独裁化がすすむ自民党、安倍首相に対する批判が完全タブーに!

 ゆえに、Twitterで流行した「#石破氏の新キャッチコピー」は、そうした愕然とせざるを得ない政治状況に対して、人々が明確に「NO」をつきつけたことのあらわれであり、言い換えれば、石破氏を素朴に応援するムーブメントではなくて、挙げられたコピーの集合体こそ、まさしく安倍首相と代わってもらいたい首相像”だと言っていいだろう。

 だからこそ、一度は党内からの批判に屈し、安倍首相との対決姿勢をトーンダウンさせようとした石破氏が、この尋常ならざる世論のうねりを目の当たりにして「正直、公正」に立ち戻った。そういうふうに思えてくるのだ。そして、その意味では「#石破氏の新しいキャッチコピー」のハッシュタグは、単なるネットの大喜利を超えて、一種の社会運動となったと評価するべきなのかもしれない。

 しかし、それにしても呆れるのは、すっかり安倍独裁状態と化した自民党だ

 すでに一線から身を退いた自民党の長老たちに言わせれば、以前の自民党はタカ派とハト派を抱える事情と派閥間の権力争いとが重なるなかで、党内からも時の首相を公然と批判する声があがり、その批判を受けて首相側も妥協点を探る議論を行なっていたという。

 しかし、いまや状況はまったく異なる。繰り返すが、「正直、公正」という当たり前のことを掲げる石破氏が、自民党内から「安倍首相への個人攻撃だ!」と血祭りにあげられているという事実が示すのは、もはや、党内は安倍シンパのロボット議員ばかりとなっていて、首相に対する批判が完全にタブー化しているということに他ならない。いやはや、いったいどこの独裁政権の話なのか

 思えば、これまでも政権周辺や安倍応援団は、政権のスキャンダルが浮上したり、法案の危険性や行政の問題行為が発覚したりして、国民から批判の声が上がるたびに「安倍さんへの人格攻撃だ!」などと散々がなりたててきたし、安倍首相もまた抗議のコールをあげた有権者に対してこんな人たちに負けるわけにはいかないんですよ!と暴言を放っている


■自由と民主主義を求めただけで、首相への個人攻撃と弾圧されるディトピア

 無理やり「批判者のほうが悪いのだ」とする印象操作と同時に、安倍政権に対する批判を封殺しようという弾圧行為だ。石破氏に対する自民党内からの「個人攻撃だ」とのバッシングも、まさに同じ狙いにほかならない。はっきり言うが、石破がどうこう以前の話で、こんな連中が政権与党であること自体がありえないのである。

 このままではマスコミや市民が「ウソで国民をごまかす政治はやめろ」「えこひいきのない公正な政治を求める」と、民主主義国家としてごく当然ことを言っただけで、誰もが安倍首相への個人攻撃なるレッテルを貼られ、政権から弾圧されてしまう。

 実際、例の「#石破氏の新しいキャッチコピー」のムーブメントのなかにはこんなツイートまで見られた。

   〈自由、民主主義、寛容、報道の自由、地方分権、開かれた政治、
    国民第一、弱者にやさしい政治、格差是正、公金の適正支出、
    討論・対話重視、誠実、三権分立、権力を私物化しない…
      ダメだ。何を言っても安倍への個人攻撃になってしまう。〉


 アイロニックではあるが、安倍政権下の日本の状況を端的に言い当てているだろう。冗談ではなく、こんなディストピアめいた状況が、安倍首相のもとで現実化しているのである。

 何度でも繰り返す。安倍首相の“対抗馬”に求められていることは、この国が民主主義国家を標榜する以上、どれも当たり前のことでしかない。「正直、公正」もまた、国民が政治に求めてごく当然のことである。だが、安倍首相とそのシンパたちはこうした声に絶対に耳を貸さない。だとしたら、もう「個人攻撃」で結構である。わたしたちは今後いっそう、安倍政権に対する批判の声を大きくしていかねばならない。

(編集部)
==================================================================================

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●よっぽど人財が居ないのね、自民党には…誰が自民党総裁になろうが、絶対にな~んにも変わりませんってば

2018年08月09日 00時00分01秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]



東京新聞の中根政人記者による記事【自民党総裁選 石破氏「一強に挑む」強調 戦前の「反軍演説」自らと重ね】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201808/CK2018080302000136.html)。

 《太平洋戦争が開戦する前年の帝国議会で斎藤隆夫衆院議員(当時、以下同じ)が軍国主義を厳しく批判した「反軍演説」に、繰り返し言及…斎藤氏と自らを重ね合わせながら、強い相手に挑む構図をアピールする狙い》。
 《石破氏は講演やテレビ番組、派閥会合などで反軍演説にたびたび言及し「暗殺の危険もあっただろうが、それでも本当のことを言わないといけない。本当に感動する。自分はまだまだだ」と称賛》。

   『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
      自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に


 自民党内の話であり、どうでも良いことですが…。それにしても、よほど人財が居ないのですね、自民党。小泉ジュニア? ご冗談を。誰が自民党総裁になろうが、何も変わりませんって。

 日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/ミーハーといわれても進次郎氏のキラキラした目を信じます】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234613)によると、《この際、参院定数6増の採決で、あなたが当初の発言と異なった賛成票を投じたことも忘れて。自民党総裁選、姑息にその後の処遇なぞ考えず、石破茂さんを応援してまわるのですよね?…いやいや、もう石破さんとともに素振りの練習はじめなきゃ。安倍政権のおかしさを方々で語ってまわらなきゃ。》…。
 村上誠一郎氏あたりならまだしも、ミリタリーオタクとエエ格好しいのジュニア、こんな二人に何を期待…?? 小泉パパは、「自民党をぶっ壊す」と宣言して、「ニッポンをぶっ壊」してしまった人だし。

   『●福島瑞穂氏への「絶対権力」者の横暴と狭量:
      「自らと異なる立場に対する敬意や尊重などかけらもない」
    《戦争法案発言「修正要求許さない」 民主・長妻氏…「国会での発言の
     削除や修正の要求は、絶対に許さないという意思を明確に出さないと、
     どんどん押し切られて議会の役割を果たせなくなってしまう
       民主党の長妻昭代表代行は23日、社民党の福島瑞穂氏が
     安全保障関連法案を「戦争法案」と国会で質問したのに対し、自民党の
     議員が修正を要求したのを受け、記者会見で語った。
       1940年に政府・軍部の日中戦争の対応を批判した斎藤隆夫
     「反軍演説」が、衆院本会議の議事速記録から削除されたことを
     引き合いに出したものだ。
       反軍演説は3分の2が議長職権で削除された。この演説が原因で
     斎藤は衆院議員を除名された。その後、各政党は解党し、大政翼賛会を
     結成した。長妻氏は「野党が大声を上げ国民に問題点を説明しないと、
     自由の範囲が狭くなり、戻れない地点まで行きかねない」とも語った》

   『●鶴彬さんの「生きた世」…自公を支持する皆さんは
          人の親として「そんな世」を目指しているの?

 引用した東京新聞の記事、大笑いだ。口では《自分はまだまだだ》と謙遜しつつも、《「反軍演説」自らと重ね》って、何かの冗談? しかも、「核信者」の御言葉とは思えないですね。《反骨の政治家に共感する姿勢を示している》? 《反骨の政治家》…アベ様らと〝同根の政治家〟だと思うのですが。
 そこまで言うのならば、敗戦前に比べて《暗殺の危険》も相対的に相当に低い、いま現在、先の通常国会で、内閣不信任決議案に賛成討論でもすればよかったのに。《斎藤氏は一九四〇年二月の帝国議会代表質問で米内光政首相を追及。日中戦争に疑問を示し「聖戦の美名に隠れて国民的犠牲を閑却(かんきゃく)(なおざりにすること)し、(中略)国家百年の大計を誤るようなことがありましたら、政治家は死してもその罪を滅ぼすことはできない」》と訴えたように、石破氏も、アベ様に面と向かって糾弾して見せてはどうか?

   『●名護市長選後の「アメとムチ」…勝たせてはいけなかった
             新市長と負けさせてはいけなかった稲嶺進さん
    《渡具知陣営は選挙戦で、「子育て支援」だの「ゴミの分別」だのといった
     政策ばかりを強調することを選んだ。そして最大の争点である
     辺野古についてはほとんど触れず、立場も曖昧にしておくという戦略
     採った。そのため、応援に駆けつけた政治家の演説も実に奇妙なもの
     なった。たとえば自民党の小泉進次郎氏がわざわざ名護市入りし、
     ゴミの分別について演説をしている動画をネットで観たが、
     彼は名護市のゴミの分別法を変えるために沖縄に行ったのだろうか?
     あれほどシュールな映像はなかなかないと思う》

   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●石破茂氏「日本への核拡散」発言と山尾氏「私事」による
            離党の事の軽重…マスコミはわきまえているか?
    「御得意の閣議決定でアベ様により武器輸出三原則が破壊され、今度は、
     石破茂氏によって非核三原則を爆破しようとしている。いまのところ、
     「最低の官房長官」小野寺五典防衛相は否定はしているものの、
     アベ様の御一存でいつでも賛成に転じるでしょう」
    「日本に核を《拡散》させたいらしい石破茂氏、《お花畑能》だ。…日本に
     核を《拡散》させたい石破茂氏、「憲法上は原子爆弾だって問題ではない」の
     アベ様同様、アタマオカシイノデハ? …石破茂氏の発言ですぐにブログ主の
     頭に思い浮かんだ風景…『続・猿の惑星』。自民党本部地下にて、
     《核爆弾を神とあがめ》、手を合わせる石破茂氏やアベ様らの姿。」
    「「「核なき世界」の足を引っ張る、平和を希求しない」アベ様、
     「確信犯なナチス擁護ウルトラ差別主義者麻生太郎氏、、石破茂氏、
     そして、「ヘイト体質壊憲体質な小池百合子東京「ト」知事も色気を
     見せているらしい…この国には、マトモな首相候補者はいないのか?」

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201808/CK2018080302000136.html

自民党総裁選 石破氏「一強に挑む」強調 戦前の「反軍演説」自らと重ね
2018年8月3日 朝刊

     (斎藤隆夫元衆院議員の記念館を訪問した自民党の
      石破元幹事長=7月28日午後、兵庫県豊岡市で)

 自民党総裁選に出馬予定の石破茂元幹事長が、太平洋戦争が開戦する前年の帝国議会で斎藤隆夫衆院議員(当時、以下同じ)が軍国主義を厳しく批判した反軍演説に、繰り返し言及している。総裁選で石破氏は安倍晋三首相の「一強」体制のひずみを訴える戦略をとっており、斎藤氏と自らを重ね合わせながら、強い相手に挑む構図をアピールする狙いがあるようだ。

 斎藤氏は一九四〇年二月の帝国議会代表質問で米内光政首相を追及。日中戦争に疑問を示し「聖戦の美名に隠れて国民的犠牲を閑却(かんきゃく)(なおざりにすること)し、(中略)国家百年の大計を誤るようなことがありましたら、政治家は死してもその罪を滅ぼすことはできない」と訴えた。

 軍部の怒りを買って発言の三分の二が議事録から削除され、斎藤氏は翌月、議員を除名された。同年十月、大政翼賛体制が確立し、政党は解体した。

 石破氏は講演やテレビ番組、派閥会合などで反軍演説にたびたび言及し「暗殺の危険もあっただろうが、それでも本当のことを言わないといけない。本当に感動する。自分はまだまだだ」と称賛。先月二十八日には兵庫県豊岡市にある斎藤氏の記念館を訪れるなど、反骨の政治家に共感する姿勢を示している。

 その上で石破氏は、今の自民党は自由に意見を言えない雰囲気があるとの認識も示し「打破しなければ自民党ではない」と強調。総裁選での支持を訴えている。 (中根政人
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●トランプ氏「学校の先生たちを銃で武装させる」…アベ様は「戦争できる国」になり、「銃を持った善人」に

2018年03月10日 00時00分32秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018022402000155.html)。

 《トランプ氏が打ち出した対策は、学校の先生たちを銃で武装させるというもの。「銃には銃を」「もっと銃を」というわけだ》。

全米ライフル協会NRA)も大喜びでしょうよ、きっと。「銃には銃を」「もっと銃を」…哀しい発想だ。

   『●「不安と闘いながら世界に理念を示し続けた
       この国に生まれたことを僕は何よりも誇りに思う」
    「森達也さん…は言う、「不安と闘いながら世界に理念を示し続けたこの国
     生まれたことを僕は何よりも誇りに思う」。自公議員その他の壊憲派は
     世界に理念を示し続けることを止め、「戦争できる国」に仲間入り
     しましょうという訳です。「誇り」も何もない国にしたいらしい。
     「銃を持った善人」になりたいらしい」
    《コネティカット州の小学校で児童ら26人が殺害されたとき、
     全米ライフル協会(NRA)の副会長は記者会見で、「銃を所持した悪人の
     行為を止められるのは、銃を持った善人だけだ」と述べて銃規制に反対し、
     アメリカ全土では銃の売り上げが急増したという》
    《でも実のところこの思想と論理は、世界のスタンダードでもある。
     核兵器や軍隊の存在理由だ》

 《日本政府などに「米国の武器を買えば、米国に多くの雇用が生まれ、買った国は安全になる」と持ちかけ、軍事産業の売り上げを増やすトランプ大統領の軍拡商法》に嬉々として乗るアベ様の「核」には「核」と同じ発想ですね。幻想の核抑止力。アベ様は「戦争できる国」になり、「銃を持った善人」になりたいらしい。《不安と闘いながら世界に理念を示し続けたこの国に生まれたことを僕は何よりも誇りに思う》…その誇りをかなぐり捨てるつもりだ。

   『●オバマ氏の広島訪問さえも単なる選挙対策…
       …自民党は「口だけ」、選挙で同じ過ちを繰り返してはいけない
    「「核なき世界」どころか、「核兵器のない世界」ですらアベ様の
     「息吐く様に嘘つく」、アベ様のウソ吐きだったようです」
    《日本政府、つまり安倍首相の考えは、
     “核の保有や核兵器の使用は認められるべき”なのだ。
     …安倍首相は官房副長官時代の2002年に、早稲田大学で
     開かれた田原総一朗氏との対話のなかで
     「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。
     小型であればですね」と語っている」》
   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●石破茂氏「日本への核拡散」発言と 
     山尾氏「私事」による離党の事の軽重…マスコミはわきまえているか?
    「石破茂氏の発言ですぐにブログ主の頭に思い浮かんだ風景…
     『続・猿の惑星』。自民党本部地下にて、《核爆弾を神とあがめ》、
     手を合わせる石破茂氏やアベ様らの姿」

   『●「いや、ミサイル落ちたら、うちら民間人だって死ぬわな。
                 Jアラートでしゃがみ込んでも意味ないよ」
    「《だいたい北朝鮮の核が世界を脅かす悪だっていうなら、
     なんでトランプ政権が発表した、新たな核兵器開発を進めるなどの
     「核戦略見直しこの国は高く評価しちゃっているの》…答えは簡単、
     「核なき世界」なんて、頭の隅っこにも無し。「核」を持ちたくてしょうがない
     アベ様、石破茂氏、最低の外相・河野太郎氏。
       室井佑月さん曰く、《核は核人類の敵じゃそして、戦争はこの世で
     もっとも悲惨なこと。》 全く同感。《いや、ミサイル落ちたら、
     うちら民間人だって死ぬわな。Jアラートでしゃがみ込んでも意味ないよ》」

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018022402000155.html

【コラム】
筆洗
2018年2月24日

 「トランプ・スランプ」と、いわれているらしい。米国の銃器メーカーの売り上げが、ここ一年で軒並み激減しているというのだ▼米の銃器業界にとって銃規制の強化を図ったオバマ大統領の時代は、実は黄金時代だったという。乱射事件が発生し、大統領が銃規制への決意を示すたび、それに反発するように銃が売れた▼だが、銃器業界が支援したトランプ氏が大統領になると、あわてて買う必要もないと思う人が増えたせいか、銃の売れ行きは落ち込んだ。創業二百年という老舗の銃器メーカー大手レミントン・アウトドアが経営破綻に追い込まれたというから、皮肉なものだ▼そんな「トランプ不況」の打開策のつもりだろうか。フロリダの高校で十七人の命を奪った乱射事件を受けて、トランプ氏が打ち出した対策は、学校の先生たちを銃で武装させるというもの。「銃には銃を」「もっと銃を」というわけだ▼アメリカ教員連盟は「大統領らは軍拡競争を欲し、学校を要塞(ようさい)にするつもりだ」と批判したが、なるほど、日本政府などに「米国の武器を買えば、米国に多くの雇用が生まれ、買った国は安全になる」と持ちかけ、軍事産業の売り上げを増やすトランプ大統領の軍拡商法の国内版のようである▼「銃には銃を」「武器には武器を」のトランプ流ビジネスが行き着く先は、どこか。人ごととは思えぬ米国の銃論議だ。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「いや、ミサイル落ちたら、うちら民間人だって死ぬわな。Jアラートでしゃがみ込んでも意味ないよ」

2018年03月02日 00時00分26秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



週刊朝日の室井佑月さんのコラム【室井佑月「意思は一緒、行動がちゃう」】(https://dot.asahi.com/wa/2018022100016.html)。

 《文大統領が不快感を示すのは理解できる。だって、軍事演習って米国と韓国とで決めた約束だもん。 こういう発言をするなら、安倍さんは最後にこう付け加えるべきだったんじゃね? 「って、アメリカがいってたよ。アメリカがそういえってさ」》。

 アベ様ときたら、戦争を煽るような本質的なアホさ加減。「って、アメリカがいってたよ。アメリカがそういえってさ」…アベ様の本心・内心かな?

   『●オバマ氏の広島訪問さえも単なる選挙対策…
       …自民党は「口だけ」、選挙で同じ過ちを繰り返してはいけない
    「「核なき世界」どころか、「核兵器のない世界」ですらアベ様の
     「息吐く様に嘘つく」、アベ様のウソ吐きだったようです」
    《日本政府、つまり安倍首相の考えは、
     核の保有や核兵器の使用は認められるべきなのだ。
     …安倍首相は官房副長官時代の2002年に、早稲田大学で
     開かれた田原総一朗氏との対話のなかで
     「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。
     小型であればですね」と語っている」》

   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●石破茂氏「日本への核拡散」発言と 
     山尾氏「私事」による離党の事の軽重…マスコミはわきまえているか?
    「石破茂氏の発言ですぐにブログ主の頭に思い浮かんだ風景…
     『続・猿の惑星』。自民党本部地下にて、《核爆弾を神とあがめ》、
     手を合わせる石破茂氏やアベ様らの姿」

   『●「核の傘」の下のニッポン…オーストリア軍縮大使
         「世界で唯一の被爆国として特別な役割がある」
    「「核の傘」の下のニッポン…オーストリア軍縮大使「世界で唯一の被爆国
     として特別な役割がある」と仰るけれども、「日本への核拡散」「核保有」を
     思い描くアベ様や石破茂氏には全くその気はないようだ。
     《核爆弾を神とあがめ》ているような人たちですもの。」

   『●嫌がらせに負けない高校生平和大使の皆さん、
       「被爆地の思いを伝える手段は他にもある。努力を続けたい」
    「「『報道特集』(2017年12月2日)《核廃絶 問われる日本の姿勢》にて。
     河野洋平河野太郎親子の天地の違い…。息子は、大惨事アベ様内閣
     入閣して以降、壊れゆく一方だ。「反核燃料サイクル派」さへかなぐり捨てて
     いたかと思えば、外部大臣として自身の「ブログを読め」との御宣託だが、
     核武装」支持派に回るとはね。あまりの情けなさ、壊れっぷりに呆れ果てた」
     …その河野太郎外相は、今度は、何十億もする、そして膨大な管理・維持費が
     必要な外相用「専用機」が欲しいそうだ」

   ●自公お維キト支持者、「どうして、危険を回避してくれるような
                   リーダーがほしいとならないのだろうか?」
   『●最低の外相…「この変節ぶりはヒドすぎる。
     かつて“忖度しない男”と呼ばれた姿はもはや、どこにも…」

    《米核戦略指針「核体制の見直し(NPR)」を河野太郎外相が
     「高く評価したい」と表明したことに「(NPRは)核兵器の役割を
     拡大しており、誤解を招く危険がある」と懸念…NPTの徹底を
     重視してきた日本政府に対しても、「整合性の説明を求めずに、
     手放しで喜ぶのは理解に苦しむ」と苦言》

 《だいたい北朝鮮の核が世界を脅かす悪だっていうなら、なんでトランプ政権が発表した、新たな核兵器開発を進めるなどの「核戦略見直しこの国は高く評価しちゃっているの》…答えは簡単、「核なき世界」なんて、頭の隅っこにも無し。「核」を持ちたくてしょうがないアベ様、石破茂氏、最低の外相・河野太郎氏。
室井佑月さん曰く、《核は核人類の敵じゃ。そして、戦争はこの世でもっとも悲惨なこと。》 全く同感。《いや、ミサイル落ちたら、うちら民間人だって死ぬわな。Jアラートでしゃがみ込んでも意味ないよ》。

   『●戦争、環境破壊の最たるもの
     「二十世紀の初めごろ、デンマークの陸軍大将が、こんな法律があれば、
      戦争をなくせると考えて起草した法案がある。題して
      「戦争絶滅受合(うけあい)法案」▼戦争の開始から十時間以内に、
      敵の砲火が飛ぶ最前線に一兵卒を送り込む。順序はまず国家元首、
      次にその親族の男性、三番目は総理、国務大臣、各省の次官、
      そして国会議員(戦争に反対した議員を除く)、戦争に反対しなかった
      宗教界の指導者…▼妻や娘は従軍看護師として招集し、最前線
      野戦病院で働く。権力を持つ者から犠牲になるなら、自らは
      安全地帯にいてナショナリズムをあおる政治家は姿を消すだろう


   『●アベ様による血税4億円のトンチンカン・トンデモ 
        「ミサイル避難CM広告」によるメディア買収!?
   『●「「危機が迫っている」とあおり、時の政権の求心力を高める手法」
                       …メディア買収と国内に向けての圧力
   『●阿部岳記者「桐生悠々は訓練よりも
     「実戦が、将来決してあってはならない」ことを訴えた…先見の明は…」
   『●「竹やりで…」「特攻艇・震洋」「人間機雷・伏龍」…
      「最も戦争に接近した八月」に「愚かな戦争に学ぶ」
   『●Jアラート狂想曲: 「かつて関東上空での防空演習を
              嗤った桐生悠々なら何と評するでしょうか」
   『●委縮へのアラート…何に怯えているのか?
       「頭を抱えてしゃがむか? その道の真ん中を歩けるか?」…

==================================================================================
https://dot.asahi.com/wa/2018022100016.html

室井佑月「意思は一緒、行動がちゃう」
連載「しがみつく女」
2018.2.22 11:30 週刊朝日 #北朝鮮 #室井佑月

 北朝鮮をめぐる問題などが議題となった日韓首脳会談。作家・室井佑月氏は、安倍首相の発言を疑問視する。

この記事のイラストを見る】(c)小田原ドラゴン(https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2018022100016_2

*  *  * 

 2月11日付の日本経済新聞の記事「安倍首相『五輪後に米韓演習を』文大統領が不快感」によると、

   <9日に韓国の平昌で開いた日韓首脳会談で、安倍晋三首相が
    文在寅(ムンジェイン)大統領に米韓合同軍事演習を
    冬季五輪後に予定通り実施するよう求め、
    文氏が不快感を示していたことが分かった>

 んだとか。

 文大統領は、

   「韓国の主権の問題であり、内政に関する問題だ

 と答えたそうだ。

 文大統領が不快感を示すのは理解できる。だって、軍事演習って米国と韓国とで決めた約束だもん。

 こういう発言をするなら、安倍さんは最後にこう付け加えるべきだったんじゃね?

   「って、アメリカがいってたよアメリカがそういえってさ

 たぶんそういうことでしょう。ま、一応、独立した国のトップが、それをいっちゃおしまいか?

アメリカの指示が絶対、と安倍首相は思っていそう。

 米国と北朝鮮がドンパチやったら、この国にはミサイルの1、2発は落ちてくる米国軍と一緒になって戦わなきゃならない自衛隊にも犠牲者が続出する

 いや、ミサイル落ちたら、うちら民間人だって死ぬわな。Jアラートでしゃがみ込んでも意味ないよ

 今まではトランプさんがきな臭い空気を作りだして、この国や韓国に武器を大量に売りたいだけかと思ってた。

 でも、それは楽観的なのか? 使いやすい新型の核兵器を開発するとまでいう男が、さらに非情なことを考えてもおかしくないわ

 この国もだけど、米国でも株価が下落している。あの国は、景気が悪くなると、戦争をする国じゃない?

 しかも、今回の戦争はアメリカ本土には害がない。東アジアの国だけが酷(ひど)いことになる。あの方、アジア人のうちらに情けをかけてくれそうか?

 話を戻して、安倍首相は文大統領にこうもいったらしい。

   「北朝鮮が非核化に向けた真剣な意思と具体的な行動を示すことが極めて重要だ」

 あたしたちというか、世界中の多くは、北朝鮮の非核化を望んでいる。真剣な意思で、そこは一緒。

 だけど、安倍首相がいう具体的な行動ってなんなのさ?

 米国との合同軍事演習を、予定通り行ってからのその先は?

 北朝鮮を非核化させるため、戦争もやむなし、ってことにならなきゃいいが……。

 だいたい北朝鮮の核が世界を脅かす悪だっていうなら、なんでトランプ政権が発表した、新たな核兵器開発を進めるなどの「核戦略見直し」を、この国は高く評価しちゃっているの

核は核人類の敵じゃ。そして、戦争はこの世でもっとも悲惨なこと。

 北朝鮮を非核化させるため、世界中が望んでいるのは、対話して説得、諦めず粘って外交、だと思う。違いますか?

※週刊朝日  2018年3月2日号
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「前例のない作業、人が近づけない環境、構造上の非常識…」もんじゅ廃炉…新高速炉なんてやってる場合?

2018年01月02日 17時46分44秒 | Weblog


【もんじゅの廃炉 30年で終わるだろうか】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017122202000137.html)。

 《発電しながら燃料を増やす夢の原子炉「もんじゅ」。トラブル続きで廃炉が決まって丸一年。三十年の歳月と約四千億円の予算を費やす事業という。世界に例のない仕事。本当にそれでできるのか…前例のない作業、人が近づけない環境、構造上の非常識…。日程的にも費用的にも、原研の見積もりは甘すぎる》。

   『●「(悪)夢の高速増殖炉」もんじゅの延命に向かって着々と…
                     ドブガネという巨額の「エサ代」は続く
   『●「ふげん」、「もんじゅ」…次の高速炉は 
       「こくうぞう」、「みろく」? 「白象」とでもしますか??
   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
                核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●東電核発電人災から6年が経過し、全て廃炉へ…な訳がない:
                   高速炉「アベシンゾウ」がゴジラに変身する日
   『●「原発0」何処? 「国民の声より大事な何か、
        国民の命以上に守りたい何かがそこに、あるのだろうか」?

 《三十年の歳月と約四千億円》…様々な意味で大甘の見積もりな、《前例のない作業、人が近づけない環境、構造上の非常識…》なもんじゅの廃炉…。新高速炉「アベシンゾウ」(仮称)なんてやってる場合なのか?

   『●「仏様のおかげ」はもう期待しない方がいい: 
     高浜原発、「このゴジラが最後の一匹だとは思えない」
   『●なぜ命を軽々しく賭して、「たかが電気」のために 
     核発電する必要があるのか? 次も神様・仏様は居るか?
   『●日印原発輸出・輸入の狂気: 「安倍政権は
       インドが核実験した場合は協定を破棄する」という「空手形」
   『●「唯一の被爆国」で原発人災も起こしたニッポンが
      「原発は『プルトニウムをつくる装置』」を理解できず…
   『●「ふげん」、「もんじゅ」…次の高速炉は 
       「こくうぞう」、「みろく」? 「白象」とでもしますか??
   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
                核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…
     九州電力玄海原発「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」
   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●玄海原発再稼働へ…正気の沙汰じゃなく、もはや「宗教」
                  …「核信者」「核燃料サイクル教信者」
   『●東電核発電人災から6年: 4つの「生」+ 
      「命」「活」「業」「態」…どれか一つでも原状回復できたか?
   『●東京電力原発人災、支援の幕引き: 
      「区域外避難」者も含めて「“棄民”政策だというそしりは免れない」
   『●前橋地裁判決「核発電人災は防げた、東電と安全規制を
            怠った国に賠償責任」…この「国」とは誰のことか?

 核発電人災を引き起こしたあの東京電力、その柏崎刈羽核発電所に原子力「寄生」委員会が「新規制基準」適合、再稼働にお墨付きを出したとさ。新「寄生」委員長・更田豊志氏もアベ様ら核発電「麻薬」中毒患者に「忖度」。狂気な人々、凶器を振り回す。
 悪夢の増殖炉では、《核燃料に直接触れる一次冷却系のナトリウム約七百六十トンのうち、原子炉容器内にある数百トンは現状では抜き取りができない構造になっているという。廃炉を想定していなかったというのである。言葉もない》…「狂気」と言わず、何と言う? 《悲劇》《悲運》どころか「悲惨」な悪夢。

   『●よりによって自民党から出馬…「反東電ですが、
       反原発ではありません」な泉田裕彦前新潟県知事…
   『●核発電人災のアノ東電の柏崎刈羽核発電所に、
     「寄生」委がお墨付き!? 凄いよなぁ、ニッポン…愚かだ

   『●「原発事故で奪われた生業と地域を返せ」…
       人災を起こした東京電力や政府は「原状回復」してみせたのか?

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017122202000137.html

【社説】
もんじゅの廃炉 30年で終わるだろうか
2017年12月22日

 発電しながら燃料を増やす夢の原子炉「もんじゅ」。トラブル続きで廃炉が決まって丸一年。三十年の歳月と約四千億円の予算を費やす事業という。世界に例のない仕事。本当にそれでできるのか。

 大まかなスケジュールと言うべきか。今月六日、原研、日本原子力研究開発機構が原子力規制委員会に申請した廃炉計画は、具体性にも実現性にも欠けている

原子炉内から核燃料を取り出し、冷却材の液体ナトリウムを抜き取って、建物を解体する。二〇四七年度までの三十年間、四段階に分けて実施する。政府の試算では、通常の原発の十倍以上、四千億円近い費用がかかるという。

 中でも特に難関なのが、ナトリウムの抜き取りだ

 核燃料のプルトニウムに高速の中性子を当てて、激しい核分裂を促して、増殖させる。だから高速増殖炉。普通の原発とは違い、冷却材に、中性子を減速させる水ではなく、ナトリウムを使う。

ナトリウムは、空気に触れると発火し、水に触れると爆発的な反応を起こす。その上、核燃料に直接触れる一次冷却系のナトリウム約七百六十トンのうち、原子炉容器内にある数百トンは現状では抜き取りができない構造になっているという。廃炉を想定していなかったというのである。言葉もない

前例のない作業、人が近づけない環境、構造上の非常識…日程的にも費用的にも、原研の見積もりは甘すぎる

 もんじゅの完成は一九九〇年。一兆円以上の国費を注ぎ込みながら、トラブルが相次いで、運転できたのは二百数十日だった。つくづく悲劇の原子炉だ。

 もんじゅで増殖させる燃料を作るはずだった青森県六ケ所村使用済み核燃料再処理工場は、一八年度上期の完成をさらに三年延期することになりそうだ。

 こちらも九七年完成だったのが、二十三回もの延期。再処理にかかる事業費も増え続け、十三兆九千億円に上る見込みという。

 それでも政府は、燃料の増殖こそ断念したものの、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを高速炉で燃やすという核燃料サイクル計画をあきらめない国富をとめどなく注ぎ込んでまで、かくもこだわる理由は何か

 もんじゅの現状を直視して、サイクルは白紙に戻し、その廃炉に全力を傾注すべきである。夢は夢。もんじゅにもうこれ以上、悲運を背負わせるべきではない。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「核の傘」の下のニッポン…オーストリア軍縮大使「世界で唯一の被爆国として特別な役割がある」

2017年12月14日 00時00分14秒 | Weblog


東京新聞の垣見洋樹記者による記事【唯一の被爆国 特別な役割ある 核禁止条約、日本参加を】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201711/CK2017112702000126.html)。

 《国連で今年7月に採択された核兵器禁止条約の交渉を主導したオーストリアのトーマス・ハイノツィ軍縮大使…米国から「核の傘」の提供を受ける日本が条約に参加していないことについて「日本には世界で唯一の被爆国として特別な役割がある。参加するなら素晴らしい」と述べ、将来の参加に期待を示した》。

 「核の傘」の下のニッポン…オーストリア軍縮大使「世界で唯一の被爆国として特別な役割がある」と仰るけれども、「日本への核拡散」「核保有」を思い描くアベ様や石破茂氏には全くその気はないようだ。《核爆弾を神とあがめ》ているような人たちですもの。

   『●オバマ氏の広島訪問さえも単なる選挙対策…
       …自民党は「口だけ」、選挙で同じ過ちを繰り返してはいけない
    「「核なき世界」どころか、「核兵器のない世界」ですらアベ様の
     「息吐く様に嘘つく」、アベ様のウソ吐きだったようです」
    《日本政府、つまり安倍首相の考えは、
     核の保有や核兵器の使用は認められるべきなのだ。
     …安倍首相は官房副長官時代の2002年に、早稲田大学で
     開かれた田原総一朗氏との対話のなかで
     「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。
     小型であればですね」と語っている」》

   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●石破茂氏「日本への核拡散」発言と 
     山尾氏「私事」による離党の事の軽重…マスコミはわきまえているか?
    「石破茂氏の発言ですぐにブログ主の頭に思い浮かんだ風景…
     『続・猿の惑星』。自民党本部地下にて、《核爆弾を神とあがめ》、
     手を合わせる石破茂氏やアベ様らの姿」

 東京新聞の記事【学生ら「被爆国として恥」 核禁止条約不参加を批判】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017112702000139.html)によると、《被爆者の証言を伝える若者の語り部として外務省が任命した「ユース非核特使」らが意見交換するフォーラムが二十六日、広島市で開かれ、核兵器禁止条約に反対する日本政府の対応を「被爆国として恥ずかしい」などとする批判が相次いだ。外務省主催で、参加したのは現役特使と経験者ら十二人。広島、長崎、沖縄各県の日本人七人の他、米国やロシアの学生が含まれる。今年、国連で核禁止条約の交渉会合を傍聴した長崎大二年福井敦巳さん(19)は約七十人の来場者を前に「核抑止力を軸とした安全保障では核廃絶は進まない」と指摘。日本政府の条約反対を「恥ずかしく、がっかりだ」と話した》。
 核保有国の「圧力」…易々と、それに屈するニッポンって…、一体、なんなの? 被爆者の証言を伝える若者の語り部「ユース非核特使」は、日本政府の対応を「被爆国として恥ずかしい」と。全く同感だ。

   『●ささやかな核兵器廃絶の願い…高校生の言論封殺: 
        アベ様のメンツを守るための外務省の横やりという大愚
   『●「核兵器禁止条約」…「核なき世界」への 
     その先頭を走るべきアベ様やニッポン政府は一体何をしていたの?
   『●「核保有国とみられる一部の加盟国が、
      高校生にスピーチをさせないよう日本政府に圧力をかけていた…」

 東京新聞の記事【きょう広島で核軍縮「賢人会議」 「核禁止条約」不参加の日本、信頼回復狙う】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201711/CK2017112702000128.html)によると、《日本は、核兵器を法的に禁じる国連の核兵器禁止条約に参加せず、唯一の戦争被爆国としての立場が揺らいだ…日本は非核三原則を掲げながら、一九六八年に佐藤栄作首相(当時)が「日米安保条約に基づく米国の核抑止力に依存する」と明言し、米国の「核の傘」の下にある。核兵器禁止条約も核保有国とともに参加を見送った。日本主導で国連に提出された核兵器廃絶決議も、核保有国の賛同を重視して表現を弱めた結果昨年より賛成が二十三カ国減った》。

 信頼回復の道は一つしかないでしょうに。《核爆弾を神とあがめ》る道ではないでしょ?

 最後に、『報道特集』(2017年12月2日)《核廃絶 問われる日本の姿勢》にて。河野洋平河野太郎親子の天地の違い…。息子は、大惨事アベ様内閣で入閣して以降、壊れゆく一方だ。「反核燃料サイクル派」さへかなぐり捨てていたかと思えば、外部大臣として自身の「ブログを読め」との御宣託だが、「核武装」支持派に回るとはね。あまりの情けなさ、壊れっぷりに呆れ果てた。
 《日本は核保有国と非保有国の「橋渡し役」を自任するが、消極的な姿勢を続ければ、国際的な信頼を失いかねない》。もうすでに、《国際的な信頼》は地に堕ちているように思えるのですが…。
 《最終的には国民が決めることだ》…日本の人々が決めること、そこに期待するしかない。

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201711/CK2017112702000126.html

唯一の被爆国 特別な役割ある 核禁止条約、日本参加を
2017年11月27日 朝刊

◆交渉主導オーストリア軍縮大使

 国連で今年7月に採択された核兵器禁止条約の交渉を主導したオーストリアのトーマス・ハイノツィ軍縮大使(62)が本紙のインタビューに応じた。米国から「核の傘」の提供を受ける日本が条約に参加していないことについて「日本には世界で唯一の被爆国として特別な役割がある。参加するなら素晴らしい」と述べ、将来の参加に期待を示した。 (ジュネーブで、垣見洋樹、写真も)

 核兵器の開発・使用を違法とする核兵器禁止条約は百二十二カ国・地域の賛成を得て採択された。

 ハイノツィ氏はオーストリアが条約交渉を主導したことについて「東西冷戦期、旧ソ連が(西側の)オーストリア、米国が(東側の)隣国ハンガリーをそれぞれ核攻撃する計画が発覚した後、核廃絶の意識が高まった」と説明。禁止条約が多くの支持を得た理由は「保有国が核兵器を最新化する開発競争を繰り広げる中、歯止めをかけなければとの危機感が世界的に広がった」と語った。

 自ら広島を訪問し、被爆者と対話した経験を明かし「被爆者は核兵器が人間にどんな影響を及ぼすか証明している」と強調した。

 条約が発効するには五十カ国以上が国内手続きを終える必要があり、「発効には二年から二年半かかる」との見通しも示した。

 核保有国の米国や中国米国の核抑止力に頼る日本やドイツ核開発を進める北朝鮮など禁止条約の交渉に参加しなかった

 日本主導の核兵器廃絶決議が十月に国連で採択されたが、禁止条約に触れず、核兵器の非人道性についての表現は後退。ハイノツィ氏は当時「核軍縮を後回しにする書きぶりだ」と、抑止力を前提とした決議案を批判し、採決を棄権した。

 核保有国が禁止条約を非現実的と主張していることについて、ハイノツィ氏は「化学兵器を禁止する前も現実的でないと言われたが最終的に実現した」と反論。「現在の日本政府は参加しないと言っているが、永遠にそうとは限らない。最終的には国民が決めることだ」と述べ、日本の参加に重ねて期待を示した。


◆「核には核」への強い疑念

<解説> 東西冷戦時代、米国と旧ソ連による核戦争の恐怖と危機に接した経験が、オーストリアを核兵器禁止条約の制定に突き動かした-。核廃絶を追求するハイノツィ軍縮大使の発言には「核には核で立ち向かうという核抑止力に対する強い疑念がにじむ。

 北朝鮮の核開発が深刻化する中、米国は核抑止力の必要性を訴え、禁止条約を「非生産的なだけでなく、核不拡散や核軍縮の弊害になり得る」(ウッド米軍縮大使)と言い切った。米国の「核の傘」に頼る日本も条約に賛成はできない

 しかし、ハイノツィ氏は北朝鮮が核兵器開発を放棄しない現実こそ核保有大国の抑止力が機能していない証拠」と指摘する。

 広島の被爆者と対話を重ね、禁止条約の前文に「ヒバクシャ」という言葉を盛り込むことにも力を尽くした。取材では、条約を「非現実的」と批判する米国と足並みをそろえる日本へのあからさまな批判は避けたが、唯一の戦争被爆国に対する期待は大きい。

 条約に賛成したのは国連加盟百九十三カ国の六割を超える百二十二カ国と地域。日本は核保有国と非保有国の「橋渡し役」を自任するが、消極的な姿勢を続ければ、国際的な信頼を失いかねない。

垣見洋樹


◆核兵器禁止条約発効へ ICAN平和賞が後押し

 国連で七月に採択された核兵器禁止条約の交渉を主導したオーストリアのトーマス・ハイノツィ軍縮大使は本紙の取材に、日本の条約参加に期待を示した。一問一答は次の通り。

 -なぜオーストリアは条約交渉を主導したのか。

 「東西冷戦期に旧ソ連はイタリア-旧西ドイツ間の交通を遮断するため、オーストリアに核兵器を撃ち込むことを計画した。米国は隣接するハンガリーへの核兵器使用を検討。こうした事実が明らかになり、国民の間に早くから核廃絶の機運が高まった」

 -条約が広く賛同を得た理由は。

 「二〇一四年、ウィーンに百六十カ国を集め『核兵器の非人道性に関する国際会議』を開いた。科学者らが最新の知見から、核戦争によって『核の冬』と呼ばれる地球の気温低下現象が起こり、人類の生存を脅かすほどの甚大な環境破壊をもたらすと報告し、危機意識が強くなった」
 「核保有国が核兵器を最新化するなど開発競争をする中、歯止めをかけなければという危機感が世界的に広がった」

 -条約成立に貢献した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))」のノーベル平和賞受賞が決まった。

 「条約が国際的に認められたと理解している。(発効に向け)後押しになる

 -日本の被爆地を訪れたことは。

 「広島で多くの被爆者と話をした。彼らは核兵器が人間にどんな影響を及ぼすかを証明している」

 -日本は条約に参加していない。

 「現政府は参加しないと言っているが、永遠にそうとは限らない。最終的には国民が決めることだ。唯一の被爆国として、特別な立場特別な役割がある。日本が条約に参加するなら素晴らしいことだ」

 -条約発効の見通しは。

 「五十カ国以上が批准するには時間がかかる。採択から二年から二年半は必要だろう」

 -核保有国は条約を現実的でないと批判している。

 「化学兵器を全面禁止する前も非現実的だと言われたが、最終的に実現した

 -日本は、北朝鮮の核の脅威に対する抑止力の必要性を訴えている。

 「(米国などの)核保有国が、北朝鮮の核開発を止められなかったのは核兵器が役に立っていない実例ではないかと思う」

<トーマス・ハイノツィ> 1955年、ウィーン生まれ。ウィーン大学で法律と経済を学び、78年にオーストリア外務省に入省した。軍縮や安全保障に関する部門で勤務した後、国連のオーストリア次席代表、欧州評議会の常駐代表などを経て国連の軍縮大使。

(東京新聞)
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「核兵器禁止条約」…「核なき世界」へのその先頭を走るべきアベ様やニッポン政府は一体何をしていたの?

2017年10月31日 00時00分47秒 | Weblog

[※ 烏賀陽弘道さん 『ヒロシマからフクシマへ原発をめぐる不思議な旅』↑]



東京新聞の記事【被爆者が平和賞演説へ カナダ在住サーロー節子さん】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201710/CK2017102702000121.html)。

 《授賞式にカナダ在住の被爆者サーロー節子さん(85)と、日本国内在住の被爆者二人の計三人が出席》。

   『●オバマ氏の広島訪問さえも単なる選挙対策…
       …自民党は「口だけ」、選挙で同じ過ちを繰り返してはいけない
    「「核なき世界」どころか、「核兵器のない世界」ですらアベ様の
     「息吐く様に嘘つく」、アベ様のウソ吐きだったようです」
    《日本政府、つまり安倍首相の考えは、
     核の保有や核兵器の使用は認められるべきなのだ。
     …安倍首相は官房副長官時代の2002年に、早稲田大学で
     開かれた田原総一朗氏との対話のなかで
     「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。
     小型であればですね」と語っている」》

   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●石破茂氏「日本への核拡散」発言と
     山尾氏「私事」による離党の事の軽重…マスコミはわきまえているか?
    「石破茂氏の発言ですぐにブログ主の頭に思い浮かんだ風景…
     『続・猿の惑星』。自民党本部地下にて、《核爆弾を神とあがめ
     手を合わせる石破茂氏やアベ様らの姿」

 「核兵器禁止条約」…「核兵器なき世界」「核なき世界」へのその先頭を走るべき「国難」アベ様やニッポン政府は一体何をしていたの? 「ささやかな核兵器廃絶の願い…そんな高校生の言論さへも封殺、それはアベ様のメンツを守るための外務省の横やりという大愚」だったというウラアリ。大恥だ。世界の誰にも相手にされないアベ様やニッポンの政府。
 《サーローさんも「平和賞はわれわれの目標を前進させるための力強い手段となり得る。特にこれまで核兵器禁止条約への署名を拒否している国でそうだ」》。《川崎哲(あきら)氏(48)は二十六日、広島市を訪問。松井一実広島市長を表敬訪問し「核兵器を禁止し廃絶するための努力をしてきた被爆者に向けられたものだ」と強調》。

   『●「核なき世界」: 「核廃絶に向けた決議の採決で、
       唯一の被爆国の日本が反対票…日本はあまりにも鈍感」
   『●「唯一の被爆国」で原発人災も起こしたニッポンが
        「原発は『プルトニウムをつくる装置』」を理解できず…
   『●肥田舜太郎さん「せめて未来の子どもたちのために、
       放射能の心配のない日本を残していけるよう…努力」を
   『●オバマ氏の広島訪問さえも単なる選挙対策…
       …自民党は「口だけ」、選挙で同じ過ちを繰り返してはいけない
    「「核なき世界」どころか、「核兵器のない世界」ですらアベ様の
     「息吐く様に嘘つく」、アベ様のウソ吐きだったようです」

   『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
      見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」
    「「核兵器なき世界」さへ目指さないアベ様の言う「核なき世界」が
     如何にいい加減かが分かろうというもの…
     「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。
     小型であればですね」というアベ様の思想は何も変わっていない
     のでは?」

   『●核兵器禁止条約…核発電「麻薬」中毒者への忠告、
       近衞忠煇氏「実際にはそれしか選択肢はないのです」
   『●室井佑月さん「安倍さん率いるこの国に、誇りが持てない」
                       …アベ様の辞書には「倫理」無し
   『●「核廃絶の訴えは政府だけの役割ではない」…
        とは言え、そこに居るべき国が居ない恥ずかしさ
   『●核兵器禁止条約不参加で、「どこの国の総理ですか」な 
          アベ様の「わが国のアプローチ」とやらは一体全体?
    「《核兵器禁止条約…日本は条約に不参加》《首相は…
     「わが国のアプローチと異なる署名、批准を行う考えはない」》…
     居るべき国がそこに居ない、という大恥。
       「平和祈念式典」は、平和を祈るための式典では?
       平和を祈念・希求しないアベ様は、よくノコノコと「あいさつ」に
     行けるモノだ…「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、
     憲法上は。小型であればですね」という発想は何も変わっていないでしょ?
       広島や長崎の皆さんに、あまりに失礼でしょ!」

   『●「核なき世界」の足を引っ張る、平和を希求しないアベ様は、
                  よくノコノコと「あいさつ」に行けるモノだ…
    《参列した約5万人を前に「『核兵器のない世界』の実現に向けた歩みを
     着実に前に進めると誓ったがその歩みの足を引っ張っている人こそ、
     安倍首相自身なのである》。
    《「核廃絶」より「トランプからの寵愛」を優先させたのだ

   『●ささやかな核兵器廃絶の願い…高校生の言論封殺:
       アベ様のメンツを守るための外務省の横やりという大愚

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201710/CK2017102702000121.html

被爆者が平和賞演説へ カナダ在住サーロー節子さん
2017年10月27日 朝刊

     (7月、「核兵器禁止条約」が採択された会場で演説する
      サーロー節子さん=ニューヨークの国連本部で(共同))

 【ジュネーブ=共同】ノーベル平和賞に決まった非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))は二十六日、ノルウェー・オスロで十二月十日に開かれる授賞式にカナダ在住の被爆者サーロー節子さん(85)と、日本国内在住の被爆者二人の計三人が出席すると発表した。サーローさんはICANのフィン事務局長と共に演説し記念メダルと賞状を受け取る予定。被爆者がノーベル平和賞の授賞式で演説するのは初めてとみられる。

 サーローさんは十三歳の時に広島で被爆。自身の体験を英語で語る活動を続けている。ICANは「二〇〇七年に活動を始めたICANの中心人物」で、核兵器禁止条約制定交渉でも重要な役割を果たしたと強調した。

 他の被爆者二人については日本原水爆被害者団体協議会被団協)が人選を進めているとした。

 今回の発表に当たり、フィン氏は「広島と長崎の被爆者は核戦争の恐怖の生き証人だ。世界の指導者は核兵器なき世界という未来への彼らの呼び掛けを傾聴すべきだ」と指摘した。

 サーローさんも「平和賞はわれわれの目標を前進させるための力強い手段となり得る。特にこれまで核兵器禁止条約への署名を拒否している国でそうだ」とコメント。条約に反対する日本政府に対し、署名するよう改めて求めた。

 ノーベル平和賞を巡っては、広島と長崎の二人が被爆者として初めて一五年の授賞式に招待されている。

 一方、ICANで国際運営委員を務める川崎哲(あきら)氏(48)は二十六日、広島市を訪問。松井一実広島市長を表敬訪問し「核兵器を禁止し廃絶するための努力をしてきた被爆者に向けられたものだ」と強調。松井市長は「朗報だ。ありがたい」と歓迎した。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●石破茂氏「日本への核拡散」発言と山尾氏「私事」による離党の事の軽重…マスコミはわきまえているか?

2017年09月11日 00時00分06秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



琉球新報の【<社説>石破氏核配備発言 国是と不拡散に反する】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-570056.html)と、
東京新聞の中根政人記者による記事【米の核、日本配備の是非議論を 石破氏、北抑止策で発言】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201709/CK2017090702000139.html)。

 《米軍核兵器の日本国内への配備は言語道断である。自民党の石破茂元幹事長は6日のテレビ朝日番組で、北朝鮮による核実験強行を踏まえ、日米同盟の抑止力向上のため、日本国内への核兵器配備の是非を議論すべきだとの考えを示した》。

 《石破氏は直ちに発言を撤回し、国民に釈明すべきだ》が、呑気なマスコミは山尾志桜里議員の「私事」による民進党からの離党・追い出しについてのバカ騒ぎを繰り返すばかり。大変に期待していた山尾志桜里議員については、「高額すぎるガソリン代」問題で若干失望し、横浜市長選での(自民党支援の)トンデモな林文子候補(現市長)応援問題で大きく失望し…続いて今回、脇が甘かったのか、陥れられたのかは知らないが、「私事」で民進党からの離党・追い出し。自由党かどこかに「移籍」して、必ず巻き返してほしい。このまま「消えてしまう」のでは、あまりに惜し過ぎる。
 バカ騒ぎのマスコミの皆さんには、「「元愛人」に1805万円や「素淮会」の件もよろしくお願いしたいものですね。日刊ゲンダイの記事(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213064/2)に賛同します…《確かに…するなら政治家の信用性にかかわる。ただ、安倍応援団メディアの鬼の首を取ったような報道には鼻白む。安倍政権の閣僚は、週刊誌に「元愛人」と書かれた女性が経営する会員制サロンに政治資金から1晩50万~100万円もつぎ込んでいる。この関係を自民党内は「あの人は面倒見がいい」と美談のように片付けているのに……》。

   『●「S」で「D」なアベ様と麻生副首相は
      「政治資金」で夜な夜な一体何をしているのか? それでも支持??
    「nikkan-gendaiの記事【“SM大臣”が霞む…安倍首相&麻生大臣
     「政治資金」放蕩三昧
     (http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154429)。
      「これじゃあ、“SM大臣”を叱れっこない。安倍首相と麻生副首相、
     政権2トップの政治資金の使い道はそろってデタラメ目に余る放蕩三昧で、
     一方はキャバクラ、一方は「元愛人」の店に入り浸っていた」。
      アベ様や麻生太郎大臣は、市民を虐めることしか考えていない、
     「S」で「D」ですから」


 石破茂氏による「日本への核拡散」狂気発言と山尾志桜里氏の「私事」による離党について、事の軽重をマスコミは弁えているのでしょうか?

 御得意の閣議決定でアベ様により武器輸出三原則が破壊され、今度は、石破茂氏によって非核三原則を爆破しようとしている。いまのところ、「最低の官房長官」小野寺五典防衛相は否定はしているものの、アベ様の御一存でいつでも賛成に転じるでしょう。
 室井佑月さん曰く、《安倍政権は閣議決定で、「武器輸出三原則」をなくした。武器や軍事技術を海外に輸出できるようにしてしまった。この国が売った武器で、遠い国の会ったこともない人の家や街が壊されたり、人が死んでしまうかもしれないってことだ》…つまり「死の商人」に成り下がり、今度は、番犬様に「核」を持ちこんもらい、トランプ大統領に「ポチッとな」してもらうつもりらしい(リテラ【ウーマン村本に上念司が「いまの戦争は“ポチッとな”で終わる」とトンデモ主張! 現実をわかってないネトウヨのお花畑脳】、http://lite-ra.com/2017/09/post-3437.html)。日本に核を《拡散》させたいらしい石破茂氏、《お花畑能》だ。

   『●経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。 
             そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!
    「…頭に浮かんだのは、「死の商人」、「赤紙」。
      これまで数十回にわたって、CMLの記事について、
     以下を「つぶや」いてきました。
       - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
       ■「赤紙」が来る時代
        (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c5aecf5f3f80e3bdca64d1b8b6603ed0
        『[CML 035569武器輸出に資金援助』
        (http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-December/035684.html)/
        「武器を売って手にした金で、
         娘はピアノを買ってもらい平和の曲を奏でる
       - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -」

   『●室井佑月さん「安倍政権の掲げる成長戦略は…
      他人の不幸や不運を踏み台にしたものばかり。ろくでもない」

 日本に核を《拡散》させたい石破茂氏、「憲法上は原子爆弾だって問題ではない」のアベ様同様、アタマオカシイノデハ?
 《核基地を造れば北朝鮮の先制攻撃の標的になる》のだろうが、自民党本部にでも配備してもらうのかね? まさか、いつもの手口で、沖縄に押し付けるつもりじゃないでしょうね? 「標的の島」ならぬ、「標的の自民党本部」。
 石破茂氏の発言ですぐにブログ主の頭に思い浮かんだ風景…『続・猿の惑星』。自民党本部地下にて、《核爆弾を神とあがめ》、手を合わせる石破茂氏やアベ様らの姿。

   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

 歴史的責任を自覚し、平和憲法を持つ日本が核廃絶・軍縮で役割を果たすべき、リーダシップを発揮すべきだというのに…戦争を煽っているとしか思えないニッポン。《朝鮮半島が平和になるために日本は努力》をしているか?
 沖縄タイムスの【社説[軍拡進む東アジア]危機を転換の時とせよ】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/138944)によると、《核・ミサイル開発を巡る北朝鮮の暴走は、米朝対立をエスカレートさせているだけでなく、韓国や日本の防衛強化の動きを表面化させている》。

   『●アベ様による血税4億円のトンチンカン・トンデモ 
        「ミサイル避難CM広告」によるメディア買収!?
   『●「「危機が迫っている」とあおり、時の政権の求心力を高める手法」
                       …メディア買収と国内に向けての圧力
   『●米朝に「本来は「揃って頭を冷やせ」
     と諭すべき立場にいるのが日本なのに」…火に油を注ぐニッポン
   『●青木理さん、逃れられない歴史的責任…
      「朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない」


 綿井健陽さんのつぶやきとそのリンク先…:

- - - - - - - - - - - - - - -
WATAI Takeharu 綿井健陽‏ @wataitakeharu  9月4日

世界の核実験回数リスト。上位3カ国の突出。
   + + + + + + + + + + + +
   The Baghdad Post‏ @TheBaghdadPostE
   Nuclear tests since 1945:
     US: 1032
     Russia: 715
     France: 210
     China: 45
     UK: 45
     N. Korea: 6
     India: 3
     Pakistan: 2
    (SIPRI)

    2:45 - 2017年9月5日
    + + + + + + + + + + + +
- - - - - - - - - - - - - - -

 自分たちの暴走は棚に上げておいて…。当時、アベ様らは抗議したのだろうか?


 「「核なき世界」の足を引っ張る、平和を希求しない」アベ様、「確信犯なナチス擁護ウルトラ差別主義者麻生太郎氏、、石破茂氏、そして、「ヘイト体質壊憲体質な小池百合子東京「ト」知事も色気を見せているらしい…この国には、マトモな首相候補者はいないのか?

==================================================================================
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-570056.html

<社説>石破氏核配備発言 国是と不拡散に反する
2017年9月7日 06:01

 米軍核兵器の日本国内への配備は言語道断である。

 自民党の石破茂元幹事長は6日のテレビ朝日番組で、北朝鮮による核実験強行を踏まえ、日米同盟の抑止力向上のため、日本国内への核兵器配備の是非を議論すべきだとの考えを示した。

 72年前、広島と長崎に落とされた2発の原子爆弾で21万人以上もの命が奪われた。

 唯一の被爆国である日本は非核三原則を堅持し、核不拡散を主張してきたはずだ。石破氏の発言は国是と、不拡散の約束を破ることになる。あまりにも冷静さを欠いている。石破氏は直ちに発言を撤回し、国民に釈明すべきだ

 石破氏は「核の傘」と通常戦力を含めた総合的な抑止力で同盟国を守る「拡大抑止」の仕組みに言及し「持ち込ませないことと拡大抑止力の維持は本当に矛盾しないのか。そういう状況に日本はあるのではないか」と指摘した。

 隣の韓国では1991年に在韓米軍から撤去された戦術核兵器の再配備を求めるべきだとの議論が再燃している。再配備論に対し米国の元国務省高官は「韓国内に核基地を造れば北朝鮮の先制攻撃の標的になるし、反米感情を再燃させ得る」「韓国原発への海外からの燃料供給も止まり、国際的地位は傷つく」と指摘している。「日本にも同じことが言える」と主張する。つまり現実的ではないのだ。

 日米両国は沖縄返還交渉時に、核兵器の再持ち込みに関する密約を交わしている。石破氏の発言は、沖縄への核兵器持ち込みの是非を議論するということになる。議論するまでもない断固拒否する

 石破氏は、米軍核兵器の配備に対する日本国民の反感は理解できるとし「感情的には持ち込ませないのがいいに決まっている」とも語った。では、なぜあえて核兵器配備を口にしたのか。

 核兵器を使えば、人類の存亡や環境にとって不可逆的な地球規模の被害をもたらすそもそも非人道的な兵器に、人類の安全保障を依存すること自体がおかしい

 今年7月、核兵器を非合法化する史上初の国際法「核兵器禁止条約」が国連で採択された。条約には国連加盟国の6割超に当たる122カ国が賛同した。核兵器の開発、実験、製造、保有、移譲を禁じ、さらに「使用するとの威嚇」、つまり核抑止力も明確に否定している。

 しかし、日本は米国の「核の傘」の下にあるとして、条約に参加しなかった。94年以降23年連続で核廃絶の国連決議を主導してきた姿勢と矛盾する。核保有国は「条約は非現実的だ」と批判するが、今や国際社会は、核抑止力ではなく「核兵器なき世界の実現を目指している

 国際社会の目標は北朝鮮の非核化だ。米国防長官は「外交的解決を決して諦めていない」と発言した。北朝鮮の核武装阻止へ向け、結束して結果を出してもらいたい。
==================================================================================

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201709/CK2017090702000139.html

米の核、日本配備の是非議論を 石破氏、北抑止策で発言
2017年9月7日 朝刊

 自民党の石破茂元幹事長は六日のテレビ朝日番組で、北朝鮮の核実験や弾道ミサイル発射などを踏まえた抑止力向上のため、日本国内に米国の核兵器を配備することの是非を議論すべきだとの考えを示した。「米国の核で守ってもらうと言いながら、日本国内に置かないことが正しい議論なのか」と指摘した。

 日本政府は核兵器を「持たず、つくらず、持ち込ませず」とした非核三原則を持つ。石破氏は、このうち「持ち込ませず」について「議論もせずで本当にいいのか。(『核の傘』を含めた抑止力で同盟国を守る米国の)拡大抑止力の維持と矛盾しないか」と強調し、非核三原則の見直し議論の必要性に踏み込んだ。

 一方で、日本の核兵器保有は「唯一の被爆国が持ったら、世界中のどこが持ってもよいという話になる」と否定した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は六日の記者会見で「政府は非核三原則を堅持している。これからも議論は考えていない」と説明。小野寺五典(いつのり)防衛相も記者団に「非核三原則の中で対応しているスタンスは変わらない」と、石破氏の発言に否定的な考えを示した。 (中根政人
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●前橋地裁判決「核発電人災は防げた、東電と安全規制を怠った国に賠償責任」…この「国」とは誰のことか?

2017年03月20日 00時00分09秒 | Weblog

[※東京新聞(2017年3月18日)↑]


東京新聞の川田篤志記者の記事【原発事故、国・東電に過失 前橋地裁 避難者への賠償命令】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017031802000144.html)と、
社説【原発避難者訴訟 国・東電の責任は当然だ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017031802000175.html)。

 《東電は巨大津波を予見しており、事故は防げた》。
 《原発事故によって平穏に生きる権利を侵された。そう避難者が慰謝料を求めた裁判で前橋地裁判決は国と東京電力の過失を明白に認めた。生活は戻らない。原発の再稼働を急がず立ち止まるべきだ》。

   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
                核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…
     九州電力玄海原発「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」
   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●玄海原発再稼働へ…正気の沙汰じゃなく、もはや「宗教」
                  …「核信者」「核燃料サイクル教信者」
   『●東電核発電人災から6年: 4つの「生」+ 
      「命」「活」「業」「態」…どれか一つでも原状回復できたか?
   『●東京電力原発人災、支援の幕引き: 
      「区域外避難」者も含めて「“棄民”政策だというそしりは免れない」
   『●東電核発電人災から6年が経過し、
     全て廃炉へ…な訳がない:高速炉「アベシンゾウ」がゴジラに変身する日

 《こうした措置を取っていれば事故は発生しなかった》かどうかは大変な疑問で、配管の破断等は避けられなかったのではないか? そもそも、このニッポンで核発電なんてやるべきではなかった。
 でも、いずれにしろ判決の結論は核発電「人災」…、なのに、なのに、アベ様ら核発電「麻薬」中毒患者ときたら…高速炉「アベシンゾウ」(仮称)や核発電再稼働・輸出なんてやっている場合か? 判決に言う《経済的合理性を安全性に優先させたと評されてもやむをえない》に逆戻り。しかも、いまや、経済性さえないことが明確なのに。

 類は「ト」を呼び、朱に交われば「ア」になる…壊憲や教育破壊、軍国化、極右化において、そんなオトモダチのアベ様への過剰「忖度」。そして、アベ様によるオトモダチへの利益供与、そんな数々の疑惑でお忙しいアベ様。問題山積。息吐く様に噓をつき、かつ、無責任な「裸の王様」。
 斎藤貴男さんの御言葉。日刊ゲンダイの記事【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/軽々しく愛国心を強制したがる連中はみんなあんなもんだ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201423)によると、《安倍晋三首相は11日に東京都内で開かれた東日本大震災の追悼集会で、最後まで「原発事故」を口にしなかった。昨年までは形だけでも触れてきたのに、今回の挨拶では「復興は着実に進展していることを実感します自画自賛今なお避難生活を余儀なくされる人が12万人以上いる現実には言及した…》。今回の判決で言う《「東電は巨大津波を予見しており、事故は防げた」と判断、東電と安全規制を怠ったの賠償責任》というこの「」というのは、具体的には誰を指すのか? アベ様は理解できているだろうか?

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017031802000144.html

原発事故、国・東電に過失 前橋地裁 避難者への賠償命令
2017年3月18日 朝刊

     (福島第一原発事故避難者の集団訴訟で国と東京電力の
      賠償責任が認められ、前橋地裁前で垂れ幕を掲げる
      原告側弁護士。「一部勝訴」には、一部原告の請求が
      棄却された不満も=17日、川上智世撮影)

 東京電力福島第一原発事故で福島県から群馬県などに避難した住民ら百三十七人が国と東電に計約十五億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、前橋地裁は十七日、「東電は巨大津波を予見しており、事故は防げた」と判断、東電と安全規制を怠った国の賠償責任を認め、うち六十二人について計三千八百五十五万円の支払いを命じた。 

 原告側弁護団は「原発の津波対策を巡る訴訟で国と東電の過失が認められたのは初めて。国の賠償責任を認めたことは極めて大きな意味がある」と評価した。全国で約三十件ある集団訴訟の最初の判決で、影響を与えそうだ。

 原道子裁判長は、政府が二〇〇二年、「福島沖を含む日本海溝沿いでマグニチュード8級の津波地震が三十年以内に20%程度の確率で発生する」とした長期評価を発表した数カ月後には、国と東電は巨大津波の予見は可能で、東電は長期評価に基づき津波の高さを試算した〇八年には実際に予見していたと指摘。

 さらに、配電盤を高台に設置するなどの措置は容易で、こうした措置を取っていれば事故は発生しなかったとし、安全より経済的合理性を優先させたことなど「特に非難に値する事実がある」と述べた。

 国については〇七年八月に東電の自発的な津波対策が難しい状況を認識しており、規制権限に基づき対策を取らせるべきだったのに怠ったとして「著しく合理性を欠き、違法だ」とした。

 原告は避難指示区域に住んでいた七十六人と区域外からの自主避難者ら六十一人。賠償が認められたのは区域内が十九人で一人当たり七十五万~三百五十万円区域外が四十三人で七万~七十三万円

 原告は「生活基盤を失い、慣れない土地で精神的苦痛を受けた」と一人当たり千百万円の慰謝料などを求めた。国と東電は、長期評価は科学的知見として不十分だったとして予見可能性を否定。対策を取っていても事故は防げなかったと反論していた。



http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/images/PK2017031802100057_size0.jpg


◆国の責任逃れ許さず

 国の過失責任を初めて認定した前橋地裁の判決は、「事故を防ぐことは可能だった」と指弾し、国の責任逃れを許さなかった。健康被害の有無によらない「平穏に暮らす権利」を認め、国と東電の責任を明確化したことは、原発再稼働に前向きな政府や電力会社に対する裁判所の忠告とも受け取れる。

 判決は損害賠償について、避難の経緯などそれぞれの個別の事情に応じて判断することが相当とした。賠償が認定されたのは全原告の約半数にとどまり、明暗は分かれた形だ。

 だが避難指示区域内からの避難者と比べ、賠償額で大きな開きがあった区域外からの「自主避難者」にも、原告個々の事情に応じた賠償を認めた点は評価できる。国の指針を基準にした賠償しか認めてこなかった東電の硬直的な対応への戒めといえるだろう。

 判決は、国、東電とも「津波は予見できた」と明確に断じた。全国で係争中の集団訴訟でも原告側は同様の主張をしている。今回の判断を被害者救済にどうつなげるかが問われている。 (川田篤志)

予見可能性> 危険な事態や被害が発生する恐れがあることを事前に認識できたかどうかということ。危険を予見できたのに、回避する対策を怠って重大な結果を招いた場合、過失を問われることがある。東京電力福島第一原発事故を巡っては、事故を引き起こすほどの巨大津波を予測できなかったとして東京地検が2度、刑事告訴された東電の元会長を不起訴処分としたが、昨年2月、検察官役の指定弁護士が検察審査会の議決に基づき、業務上過失致死傷罪で強制起訴した。
==================================================================================

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017031802000175.html

【社説】
原発避難者訴訟 国・東電の責任は当然だ
2017年3月18日

 原発事故によって平穏に生きる権利を侵された。そう避難者が慰謝料を求めた裁判で前橋地裁判決は国と東京電力の過失を明白に認めた生活は戻らない原発の再稼働を急がず立ち止まるべきだ。

 どこに住むのか、どんな仕事を選ぶのか、人には自分の人生を決める権利がある。しかし原発事故でもたらされた放射能の恐怖や不安がそれをかなわなくする

 「原発事故のために穏やかに生きることができなくなった」と国と東電の責任を正面から問うた裁判だった。

 判決は原発の電源を喪失させる大規模な津波発生など、事故を予見しながら適切な対策を怠った東電と、原発事業に対して適切に規制権限を行使しなかった国の責任を全面的に認めた。各地では約三十の同種の裁判が争われている。

 争点の一つは、原発の敷地地盤面を超え、非常用電源を浸水させるほどの巨大津波の発生を予見できたかどうかにあった。

 判決は「地震、津波は予見できた」と認めた。被害を防ぐ措置についても「一年でできる電源車の高台配備やケーブルの敷設という暫定的対策さえ行わなかった」と東電の対応のずさんさを断じ、「経済的合理性を安全性に優先させたと評されてもやむをえない」などと強い言葉で表した。

 原発事業の規制を担う国に対しては「東電に対して技術基準適合命令など規制権限を行使すべきで、権限を行使していれば事故は防げた」と、不適切な行政が事故を招いたことを認めた。

 慰謝料の算定で問題になってきたのが国の原子力損害賠償紛争審査会が決めた中間指針である。裁判では指針を上回る賠償が認められるのかどうかが注目された。

 判決は国と東電の過失は認めたものの指針の合理性を認めており、賠償額は低い。指針より上積みされた人がいる一方、半数が棄却されたのは残念である。

 原発事故がもたらした放射能汚染は甚大で、国が線引きした避難区域の内と外でその被害は本質的に違いはない

 にもかかわらず、区域外の被害者にまともな賠償が行われないのは差別である。指針は是正されるべきである。

 原発事故は国策が招いた人災である。政府は原発回帰を強め各地で再稼働を進めているが、事故がひとたび起きればその被害は償い切れない。この判決を重く受けとめ、一刻も早い被害の回復にこそ努めるべきだ。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●東電核発電人災から6年が経過し、全て廃炉へ…な訳がない:高速炉「アベシンゾウ」がゴジラに変身する日

2017年03月17日 00時00分04秒 | Weblog


東京新聞の井上能行記者によるコラム【【私説・論説室から】福島を忘れない仲間たち】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017030102000145.html)と、
小佐野慧太記者の記事【「ゴジラ」監督・坂野義光さん 新ヘドラ構想「福島事故は公害」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017030402000241.html)。

 《「福島を忘れない」。友人たちのメッセージだ。感想を送ろう。「私も忘れない」》。
 《一九七一年公開の「ゴジラ対ヘドラ」の監督坂野義光さん…。六年前、放射能汚染をもたらした福島第一原発事故を公害ととらえ、自然との調和を問う作品の実現に意欲を燃やす》。

   『●日印原発輸出・輸入の狂気: 「安倍政権は
       インドが核実験した場合は協定を破棄する」という「空手形」
   『●「唯一の被爆国」で原発人災も起こしたニッポンが
      「原発は『プルトニウムをつくる装置』」を理解できず…
   『●「ふげん」、「もんじゅ」…次の高速炉は 
       「こくうぞう」、「みろく」? 「白象」とでもしますか??
   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
                核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…
     九州電力玄海原発「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」
   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●玄海原発再稼働へ…正気の沙汰じゃなく、もはや「宗教」
                  …「核信者」「核燃料サイクル教信者」
   『●東電核発電人災から6年: 4つの「生」+
      「命」「活」「業」「態」…どれか一つでも原状回復できたか?
   『●東京電力原発人災、支援の幕引き:
      「区域外避難」者も含めて「“棄民”政策だというそしりは免れない」

 東京電力核発電人災から6年が経過し、全ての原子炉に対して廃炉に向けた作業が着々と…にはほど遠い。核発電所を再稼働し、輸出もしたいという核発電「麻薬」中毒患者たち。さらには、高速炉「アベシンゾウ」(仮称)を建造するという。再稼働した核発電所や「アベシンゾウ」(仮称)がゴジラに変貌する日がすぐそこに? 《このゴジラが最後の一匹だとは思えない》…「アベシンゾウ」がゴジラに変身、悪夢だな。
 自公や「癒(着)」党お維の支持者の皆さんは《福島を忘れない》を忘れてはいまいか?

   『●「仏様のおかげ」はもう期待しない方がいい: 
     高浜原発、「このゴジラが最後の一匹だとは思えない」
   『●なぜ命を軽々しく賭して、「たかが電気」のために 
     核発電する必要があるのか? 次も神様・仏様は居るか?

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017030102000145.html

【私説・論説室から】
福島を忘れない仲間たち
2017年3月1日

 友人、知人から福島県に関係する本が次々に届いた。東日本大震災からもうすぐ六年。私が本を出した三年前でさえ「震災関連は売れない」と言われた。何が彼らに書かせたのか。そんなことを考えながら読んだ。

 一冊目は「復興ストレス」(彩流社)。著者は元時事通信社記者の伊藤浩志さん。三十年近く前、共に移植医療の取材をした。その後、社を辞め、研究者の道に進んだ。テーマはストレスが脳と行動に与える影響。震災の翌年、研究者を辞めて福島に転居した。健康リスクを語るには、理系と文系の両方の発想が必要だという。放射線の影響について「科学的知識がないから不安になるんだ」では解決につながらないと書いている。同感だ。

 取材先で会う毎日新聞の日野行介さんらは「フクシマ6年後 消されゆく被害」(人文書院)を出した。チェルノブイリ原発事故のデータは正しく伝えられているか、と問う。私が常々感じていた疑問に応えてくれた。

 ノンフィクション作家真並(しんなみ)恭介さんは「すべての猫はセラピスト」(講談社)。帰還困難区域に残る牛の取材で知り合った。被災地から救助されたネコや、福島からの帰りに茨城県で出合った「ヒメ」という白いネコの話が書かれている。癒やしは大事だ。

 「福島を忘れない」。友人たちのメッセージだ。感想を送ろう。「私も忘れない」 (井上能行
==================================================================================

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017030402000241.html

「ゴジラ」監督・坂野義光さん 新ヘドラ構想「福島事故は公害」
2017年3月4日 夕刊

     (「新ヘドラ」のシナリオを手に語る坂野義光さん=川崎市多摩区で)

 高度成長時代に公害を批判したゴジラ映画を新たな形でよみがえらせようと目指す映画人がいる。一九七一年公開の「ゴジラ対ヘドラ」の監督坂野義光(ばんのよしみつ)さん(85)=川崎市多摩区。六年前、放射能汚染をもたらした福島第一原発事故を公害ととらえ、自然との調和を問う作品の実現に意欲を燃やす。 (小佐野慧太)

 「よくこんな所に住んでいられるなあ」。七〇年夏、撮影の下見で、静岡県富士市の田子の浦港を訪れた坂野さんは驚いた。

 くすんだベージュ色のヘドロが浮かび、卵の腐った臭いがする。製紙会社の廃水などによる「富士公害」のさなかにあった時期だ。

 坂野さんは五五年に映画会社「東宝」に入社。看板作品「ゴジラ」のプロデューサーから、シリーズ十一作目の監督を持ち掛けられ、題材に選んだのが富士公害だった。

 七〇年は大阪万博が開かれた年でもある。展示施設の演出を担当した坂野さんは、仕事で東京とを行き来する間、東名高速から富士市の光景を見ていた。

 「煙突から黒煙がもうもうと上がり、昼でも薄暗かった」。万博のスローガン人類の進歩と調和をむなしく感じていた

 作品には、核実験で生まれたゴジラが人類に恐怖をもたらす第一作のように、メッセージ性を込めた。

 ヘドラは宇宙の生命体と田子の浦のヘドロが結合して生まれた怪獣。ぎょろっとした目とドロドロの体を持つ。工場の煙を吸って硫酸の霧をまき散らし、人間を次々に白骨化させる。公害は恐ろしい社会悪だと、強烈なイメージで子どもたちに伝えた

 公開から二年後、東名高速から見る富士市の煙突の煙は、排煙装置の改善で黒から白に変わった。

 「作品も一定の役割を果たせたのでは」。そう振り返る坂野さんだが、原発事故後の状況にはもどかしさを感じる。「問題に技術ですぐ対応するのが日本の文化のはず。原発なんて早くなくせばいい

 坂野さんは事故からすぐ「新ヘドラ(仮称)」のシナリオに取り掛かった。新ヘドラは原発事故による放射能で福島の海から誕生する。テーマは原発が生んだ新ヘドラと「自然と調和して生きる日本人の価値観」の闘いだ。

 資金や権利の面で新ヘドラの映画化には厚い壁がある。「それでも、日本人の映画監督として実現させる義務がある」。坂野さんはシナリオを手に、熱く語った。


富士公害> 1970年ごろの静岡県富士市には約150の製紙会社があり、大気汚染による気管支ぜんそく、悪臭などの公害をもたらした。中でも田子の浦港のヘドロ公害は70年5月、貨物船が汚泥に船底をとられ、立ち往生する騒ぎで全国に知れ渡った。工場専用の岳南(がくなん)排水路を伝って当時1日200万トンの未処理の廃水が垂れ流され、製紙かすなどがヘドロとして川や海を汚した。

<ばんの・よしみつ> 1931年、愛媛県生まれ。55年に東京大文学部を卒業し、東宝に入社。71年公開のゴジラシリーズ第11作「ゴジラ対ヘドラ」を監督。2000年に先端映像研究所(川崎市)を設立。14年公開のハリウッド版「GODZILLA」でエグゼクティブ・プロデューサーを務め、製作中のハリウッド版続編にも携わる。近著に「ゴジラを飛ばした男」(メディア・パル)。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●世界に向けての核発電拡販国…トラの《威》だけが貸し出され、リスクと世界の非難の声はデンデン王国に

2017年02月17日 00時00分26秒 | Weblog


東京新聞の吉田通夫記者の記事【米と原発売り込みを提案へ 世界が危険認識、損失膨らむ中】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201702/CK2017020802000131.html)。

 《米国の威を借りて原発を売り込んでも、受注は難しいだろう》。

   『●日印原発輸出・輸入の狂気: 「安倍政権は
       インドが核実験した場合は協定を破棄する」という「空手形」
   『●「唯一の被爆国」で原発人災も起こしたニッポンが
      「原発は『プルトニウムをつくる装置』」を理解できず…
   『●「ふげん」、「もんじゅ」…次の高速炉は 
       「こくうぞう」、「みろく」? 「白象」とでもしますか??
   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
                核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…
     九州電力玄海原発「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」
   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●玄海原発再稼働へ…正気の沙汰じゃなく、もはや「宗教」
                  …「核信者」「核燃料サイクル教信者」

 アサマシク、そして、愚か。お願いだから、世界に恥をさらさないでほしい。
 東芝の惨状を知らないのか? 《米国ウエスチングハウス社WH)を子会社化》したのが運の尽き、致命傷、不可逆的失敗。それを見ている米国がリスクを負うはずもなく、トランプの《》だけが貸し出され、リスクと世界の非難の声はデンデン王国に。「裸の王様」アベ様らのおかげで、反原発派が恥をかく。

   『●節穴どころか癒着とは・・・
    《東芝…朝鮮戦争や自衛隊創設に伴って戦闘機のレーダーなどを
     作るようになり、高度成長の波にも乗って東芝は会社を大きくしていく。 
      原発事業への本格的な参入は1960年代以降。GEとともに
     東電をはじめ多数の原発建設にかかわりはじめる。今回事故を
     起こした東電福島第一原発の工事も行った。最近では2006年に
     加圧水型軽水炉(PWR)を開発した米国ウエスチングハウス社
     WH)を子会社化し、国内だけでなく海外の原発プラント受注にも
     積極的に取り組んでいる。 
      国内原発産業のトップランナー・東芝。そこに天下った最高裁判事
     味村治氏。彼が下した「原発裁判」の判決とは、
     どんなものだったのだろうか》

   『●衆院選の惨敗と参院選という正念場:
       FEC自給圏・「浪費なき成長」と「暗闇の思想」
    《今や東芝、日立、三菱重工という日本の原発メーカーは、
     世界の原発産業の中心に位置します。東芝はGEと並ぶ
     米原発大手メーカーであったウェスチングハウスを傘下にし、
     日立は原発部門でGEと合弁会社を作り、三菱重工は
     フランスの原発メーカーであるアレバと提携しています》

 ましてや、福島の「慟哭の叫び」が聞こえないらしい。「本土」マスコミの報道の「アンダーコントロール」には成功したのかもしれないが、東京電力核発電人災は何も解決していない。そんなに、「原発輸出」したけりゃ、広域に撒き散らした「無主物」を東電本社でも、総理官邸にでも移染し、福島を人災前の状態に「原状回復」させて見せてくれ。

   『●哀しい遺書: 「原子力さえなければ」
   『●ドキュメンタリー映画『わすれない ふくしま』: 
         「震災さえ」ではなく 「原発さえなければ・・・」
   『●「「3.11」から2年② 原発という犯罪」
        『週刊金曜日』(2013年3月8日、934号)
   『●「原発さえなければ」「福島の百姓は終わりだ」: 
         東京電力原発人災と自殺には因果関係あり
   『●終わらない原発人災の影響: 
       「震災さえ」ではなく 「原発さえなければ・・・」
   『●吉沢正巳さん「被ばく牛は原発事故の生き証人。
       処分すれば証拠は消え、事故はなかったことにされる」
   『●原状回復が損害賠償の基本: 東京電力原発人災で
             「ふるさとをなくした痛み」は全く癒えていない
   『●「核発電は安い」と言っておきながら、
       「原発の電力を使っていない消費者にまで負担を強いる方針」
   『●まずは、広域に撒き散らした
       「無主物」の主・東京電力が「移染」費用を支払うのがスジ
   『●警察や消費者庁の沈黙…「商取引の原則」を無視して、
           なぜ核発電料金を支払わなければならないのか?

===================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201702/CK2017020802000131.html

米と原発売り込みを提案へ 世界が危険認識、損失膨らむ中
2017年2月8日 朝刊

 世耕弘成(せこうひろしげ)経済産業相は七日の記者会見で、日米首脳会談に合わせて訪米する考えを示した。政府は世耕経産相も会談に同席する方向で調整しており、米国に対して、新興国への原発の共同売り込みなどを提案することを検討している。しかし福島第一原発の事故を受けて原発の市場は世界的に縮小し、原発産業では損失が相次いでいる。専門家は「原発を売り込んで資金を稼ぐシナリオは現実的ではない」と疑問視している。 (吉田通夫

 原発の共同売り込みは、日本が首脳会談で提示を目指す経済協力のための政策集「日米成長雇用イニシアチブ」の原案に載っており、「十年間で五百億ドル(五兆円超)の市場を開拓」するとされている。国内の原発メーカーのうち東芝日立製作所は米国の企業と組んでおり、日米双方に利益があることをアピールする。

 しかし福島第一原発の事故により米国や欧州で安全のための規制が強まり、建設費は世界的に高騰。建設が止まったり、白紙撤回になる例が相次いでいる。さらに米国のシェール革命により、原油など火力発電の燃料価格が長期にわたって安定するめどが立ち、原発の市場は縮小しつつある。

 このため東芝は米国の原発関連事業で七千億円規模の損失を見込み、原発の建設から撤退することも検討中。日立も米国での研究開発をやめ、七百億円の損失を計上する。

 それでも世耕経産相は三日の記者会見で「世界各国で、原発を新設しようという動きはたくさんある」と述べ、原発輸出を進める考え。経産省は国際原子力機関(IAEA)の見通しなどから「二〇三〇年までに新興国を中心に世界で三十~三百三十基の原発が新設される」などとみている。しかし、ベトナム政府が住民の反対や財政難から原発計画を撤回するなど、新興国でも新設は難しくなっている。

 九州国際大の中野洋一教授(国際経済学)は「福島第一原発の事故で世界に危険性が知られ価格面でも再生可能エネルギーや火力に見劣りするようになった。米国の威を借りて原発を売り込んでも、受注は難しいだろう」と指摘した。
===================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●玄海原発再稼働へ…正気の沙汰じゃなく、もはや「宗教」…「核信者」「核燃料サイクル教信者」

2017年01月26日 00時00分10秒 | Weblog


東京新聞の社説【玄海原発 離島に橋も架けないで】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017011902000127.html)。

 《九州電力 玄海原発が再稼働に向かう。重大事故に備えた避難計画をつくれといいながら、離島には逃げ場がない。橋を架ける前になぜ、原発を動かせるのか。人の命が何より大切だとするならば》。

 核発電「麻薬」中毒患者達のやりたい放題。もはや「宗教」=「核発電教」。「核信者」、「核燃料サイクル教信者」達。
 その「安全」に対する自信は一体どこから? 《原子力防災会議(議長・安倍晋三首相)》や原子力「ムラ寄生」委員会を信じ、つき従う「地元」にもイワシのアタマ的信心ににも呆れる。

   『●日印原発輸出・輸入の狂気: 「安倍政権は
       インドが核実験した場合は協定を破棄する」という「空手形」
   『●「唯一の被爆国」で原発人災も起こしたニッポンが
      「原発は『プルトニウムをつくる装置』」を理解できず…
   『●「ふげん」、「もんじゅ」…次の高速炉は 
       「こくうぞう」、「みろく」? 「白象」とでもしますか??
   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
                核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…
     九州電力玄海原発「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」
   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017011902000127.html

【社説】
玄海原発 離島に橋も架けないで
2017年1月19日

 九州電力 玄海原発が再稼働に向かう。重大事故に備えた避難計画をつくれといいながら、離島には逃げ場がない。橋を架ける前になぜ、原発を動かせるのか。人の命が何より大切だとするならば。

 玄海原発に併設されるPR館、玄海エネルギーパークの展望室からは、四基の原子炉建屋とともに、玄界灘の島々が見渡せる。

 馬渡島(まだらしま)、そして「島の宝百景」にも選ばれた加唐島(かからしま)、松島…、壱岐島もはっきり見えた。

 原発三十キロ圏内の自治体には、原発事故を想定した避難計画の策定が義務付けられている。暮らしや命が危険にさらされているということだ。

 玄海原発の三十キロ圏には二十の離島があり、二万六千二百人が暮らしている。このうち九州本土と結ぶ橋があるのは、長崎県側の三島だけ。四国電力 伊方原発のある、日本一細長い佐田岬半島の先端部に住む人同様ほとんどの島では海が荒れれば逃げ場がない

 荒波で名高い玄界灘、海路による避難訓練が高波のため中止になったこともある。

 それでも国の原子力防災会議(議長・安倍晋三首相)は先月、三十キロ圏内の広域避難計画を「合理的」とした。

 例えば、本土との間に橋のない長崎県の壱岐島は、南部が三十キロ圏内だ。計画の中に全島避難は含まれず、約一万五千人が、島の北部に移動することになっている。屋内退避施設は未整備のままで、風が北へ向いた場合の対策は定かでない

 放射性物質は風に乗って遠方まで飛散する。福島第一原発事故が証明済みだこれほど多くの人々の安全が保証されないまま原発再稼働を許すのが、どこが合理的だと言えるのだろう。

 壱岐市の白川博一市長は「100%安全と言えない」、ほぼ全域が三十キロ圏内に含まれる佐賀県伊万里市塚部芳和市長は「避難道路や防災無線の整備が不十分」として、再稼働には明確に反対の立場を取ってきた。

 理にかなうとは、こういうことだ。そもそも、避難計画が実行されるようなことが起きてからでは遅いのだ。

 政府が避難計画を了承しても、原子力規制委員会が新規制基準に適合すると書いても、それが安全を意味するものでないのは、すでに明らかだ。

 再稼働の“お墨付き”が出せるとすれば、そのことで危険にさらされる住民をおいてほかにない。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』

2017年01月19日 00時00分43秒 | Weblog


沖縄タイムスの玉寄興也さんのコラム【[大弦小弦]言葉を話せる猿が話せない人間を支配する未来を描いた米映画・・・】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/79879)。

 《▼「猿の惑星」で科学者の猿が言い放つ。「人間の知恵は愚かさと同居している」と。大事故の当事国でありながら方向性の定まらない先進国日本の対応を見ていると、この言葉が皮肉に聞こえない》。

 東京新聞の社説【台湾の原発ゼロ 福島に学んで、そして】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017011702000129.html)には、《台湾は「原発ゼロ」を法律に明記した。併せて電力事業を段階的に自由化し、再生可能エネルギーへの移行を図る。福島に正しく学んだからだ。これは日本のことではないかと、錯覚に陥りそうになる。あるいは、日本でこそ起こるべきことではないか》…とあります。
 一体全体、何やってんだ、ニッポン!? 我が国が率先してやらずに、誰がやるのか? これは民主党政権にも大変に大きな責任がある。

 『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」。
 ウィキペディアの『続・猿の惑星』の項を見ると、《彼らは人類文明を破壊したコバルト爆弾を信仰するミュータント化した人類であり…。たちはコバルト爆弾がある聖堂を占拠し、ミュータントが「神」と崇めるコバルト爆弾を引き倒そうとするが、…。(以下はネタバレ)そして大気中の水素原子と酸素原子との核分裂による連鎖反応によって、地球は完全に破壊され消滅した》。

   『●日印原発輸出・輸入の狂気: 「安倍政権は
       インドが核実験した場合は協定を破棄する」という「空手形」
   『●「唯一の被爆国」で原発人災も起こしたニッポンが
      「原発は『プルトニウムをつくる装置』」を理解できず…
   『●「ふげん」、「もんじゅ」…次の高速炉は 
       「こくうぞう」、「みろく」? 「白象」とでもしますか??
   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
                核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…
     九州電力玄海原発「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」

==================================================================================
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/79879

[大弦小弦]言葉を話せる猿が話せない人間を支配する未来を描いた米映画・・・
2017年1月15日 10:24 玉寄興也

 言葉を話せる猿が話せない人間を支配する未来を描いた米映画「猿の惑星」。主人公が上半身だけ残った自由の女神像を見て叫ぶラストシーンは衝撃だった。猿の惑星は、実は地球だった

続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場核戦争の行き着いた結果の恐怖を感じた。原子力発電所も1度事故が発生すれば、取り返しがつかないことは東京電力福島第1原発事故でも明らかだ

▼台湾が脱原発へかじを切った。日本の原発事故で不安が広がったことが大きく、蔡英文総統も総統選で公約に掲げていた。2025年までに3原発6基全てを廃炉にする。政策の大転換と言える

▼台湾は与那国島からは100キロ余り。沖縄とは目と鼻の先だ。2原発は北に位置し、大事故が起きれば風向きによっては県内にも被害が出る可能性は高い。対岸の火事では済まない。全廃を歓迎したい

▼脱原発への受け止めは、貿易に携わる台湾人の友人のように「経済の停滞が心配」との声もあるが、やはり賛成が多い。かたや日本では原発再稼働をめぐって揺れ続ける。今のところ全廃への動きはない

▼「猿の惑星」で科学者の猿が言い放つ。「人間の知恵は愚かさと同居している」と。大事故の当事国でありながら方向性の定まらない先進国日本の対応を見ていると、この言葉が皮肉に聞こえない。(玉寄興也
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする