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●「核なき世界」: 「核廃絶に向けた決議の採決で、唯一の被爆国の日本が反対票…日本はあまりにも鈍感」

2016年11月14日 00時00分23秒 | Weblog


日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/世界に核廃棄の動き 日本は鈍感】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1734741.html)。
日刊ゲンダイの記事【ひとり気を吐く渡辺謙 “政治発言”のタブーに屈さない信念】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/193495/2)。

 《「軍事的な面から見ても原爆を落とす必要性はなかったと思う。悲惨な出来事を繰り返さないため、長崎を最後の被爆地にする活動を全面的に支持する」と米国をけん制…旧ソ連当時約450回の核実験を行ったセミパラチンスク核実験場(91年に閉鎖)があり、120万人以上が被ばく》。
 《〈核兵器禁止条約に日本が「反対」という信じられないニュースが流れました。いったいどうやってこの地球から無用な兵器を無くしていくつもりなのか?核を持つ国に追従するだけで意見は無いのか原爆だけでなく原発でも核の恐ろしさを体験したこの国はどこへ行こうとしているのか、何を発信したいのか。〉 ■新国立競技場や原発再稼働にも意見》。

   『●《…death fell from the sky…》
        …「落ちたのではない。米国が、落としたんだ」
   『●「核なき世界」無き国…「日本や韓国など
      米国の「核の傘」の下にある国々は「勧告に同意しなかった」」
   『●「ヒロシマはどこにあるのか、ヒロシマはニホンにあるのか」? 
                      そして、ナガサキは? フクシマは?

 「ヒロシマはどこにあるのか、ヒロシマはニホンにあるのか」? そして、ナガサキは? フクシマは? この国は何も騒ぎません。さらには、原発輸出や核発電所再稼働に向けて核発電「麻薬」中毒患者が正気の沙汰ではないことをやっています。「核なき世界」にはほど遠い。哀しい国です。

 渡辺謙氏については、リテラにも記事が出ていました。【渡辺謙が「核兵器禁止条約」に反対した安倍政権を真っ向批判!「核を持つ国に追従するだけで意見は無いのか」】(http://lite-ra.com/2016/11/post-2677.html)…《この議決に対して米露英仏の核保有国などとともに反対したのが、被爆国である日本だった》。
 吉永小百合さんと同じ考えだ。「「陰謀論丸出し」でアベ様の取り巻きが攻撃を開始しても、怯まぬ吉永小百合さん。あらゆる核を否定し、「「核なき世界」への願いを次世代」へ、と言う吉永さん。そういう「未来図」は可能だと信じる」。

   『●吉永小百合氏の原発廃止発言
   『●「「愛国」と戦争 安倍政権の軍事改革徹底批判」
           『週刊金曜日』(9月20日、960号)について
   『●「『平成の治安維持法』をつくった総理」の
       非常に危険な思い入れ、それに手を貸す責任

   『●吉永小百合さん、「核と人は共存できない」
            「ゲームやコミックスで知っている戦争ではないか?」』 

   『●「安倍政権への怒りと原発再稼働反対への思い」を
                 語る吉永小百合さんを支持します
   『●「原理原則の無い国」、「死の商人」に堕した国、
               原発輸出したい哀しい国・ニッポン
   『●東電核発電人災から5年: 「今や世界の笑い者…
         政権批判をいとわないキャスターの首を差し出した」
   『●「あれだけの事故を起こして被害を出して、
      だれか1人でも責任とってやめたか。申し訳ないと謝罪したか」

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http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1734741.html

政界地獄耳
2016年11月7日9時45分
世界に核廃棄の動き 日本は鈍感

 ★5月に米オバマ大統領が広島を訪問して以来、外国人の若者や要人の被爆地訪問が相次いでいるという。3日にはプーチン大統領と近く、大統領と同じ出身のサンクトペテルブルク市長からロシア連邦議会上院議長になったワレンチナ・イワノヴナ・マトビエンコが長崎を訪問。原爆資料館を視察、平和祈念館で献花した。プーチン大統領の長崎訪問については「日程がタイトで難しいかもしれないが、今後機会ができればすぐに長崎を訪れたい」という大統領のメッセージを市側に伝えた。北方領土返還の話題ばかりがニュースになるがマトビエンコは「軍事的な面から見ても原爆を落とす必要性はなかったと思う。悲惨な出来事を繰り返さないため、長崎を最後の被爆地にする活動を全面的に支持する」と米国をけん制した。

 ★旧ソ連当時約450回の核実験を行ったセミパラチンスク核実験場(91年に閉鎖)があり、120万人以上が被ばくしたとされ、周辺住民は今も放射能汚染に苦しむ。医療支援などで広島との交流も深い、カザフスタン共和国のヌルスルタン・アビシェヴィチ・ナザルバエフ大統領も核軍縮への取り組みが評価され、日本政府から被爆地広島に招待され9日に訪問する。平和記念公園原爆死没者慰霊碑に献花、広島平和記念資料館を視察予定だ。

 ★4日にスイスのコント連邦議会議長が広島市を訪問。今月中旬にはドイツのガウク大統領も資料館や平和公園を訪れるという。先月、国連総会第1委員会で核廃絶に向けた決議の採決で唯一の被爆国の日本が反対票を投じた。決議はオーストリアなど非核保有国が主導し123カ国が賛成、米英仏露の核保有国や日本など38カ国が反対、中国など16カ国が棄権。世界が動きだしているときに日本はあまりにも鈍感だ。(K)※敬称略
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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/193495/2

ひとり気を吐く渡辺謙 “政治発言”のタブーに屈さない信念
2016年11月10日

     (自分のスタイルで発信を続ける渡辺謙(C)日刊ゲンダイ)

 世界中が注目した米大統領選は、まさかのトランプ勝利で幕を閉じたが、政治とは無関係に見えるハリウッドスターたちも“応援合戦”を繰り広げていた。

 ヒラリーの集会では歌手のビヨンセやレディー・ガガ、ボン・ジョヴィなどが登場。トランプに対しては、俳優のロバート・デ・ニーロが「ペテン師」と罵倒。共和党員のアーノルド・シュワルツェネッガーですら「共和党候補には投票しない」と表明するなど、ハリウッドの間では“反トランプ”が大勢だった。

 自由を掲げ、個人が主義主張をハッキリ示す米国では、ハリウッドスターも当たり前のように“政治発言”を行う芸能人が政治的な問題に対し、ほとんど意見しない日本とは対照的だ。下手をすれば芸能界から“干される”ことだってある。

 そんな日本にあって、ひとり気を吐く人物がいる。ハリウッドなど世界的に活躍する俳優の渡辺謙(57)だ。先月、日本が核兵器禁止条約採択に反対した際には、呆れたようにツイッターでこうつぶやいている。

   〈核兵器禁止条約に日本が「反対」という信じられないニュース
    流れました。いったいどうやってこの地球から無用な兵器を
    無くしていくつもりなのか?核を持つ国に追従するだけで意見は
    無いのか。原爆だけでなく原発でも核の恐ろしさを体験したこの国
    どこへ行こうとしているのか、何を発信したいのか。〉


■新国立競技場や原発再稼働にも意見

 世界で唯一の被爆国で、福島第1原発事故を経験した日本では、至極まっとうな感想だろう。渡辺はこれまでも、事あるたびに“発信”を続けてきた。新国立競技場の巨額な工事費問題や原発再稼働にも、批判的な意見をつぶやいている。芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。

   「日本では芸能人が政治的な発言をすると、CMスポンサーが
    嫌がったり、制作サイドが扱いづらいと判断するから、なかなか
    意見しにくい風土があります。しかし、謙さんはハリウッドスターたち
    と接する中で、自分の意見を発信していく大切さを感じたのかも
    しれません。決して声高ではありませんが、“自分のスタイル”で
    発信を続けているんだと思います」

 渡辺のように自由に意見できる土壌ができれば、日本はもっと成熟した社会になるのかもしれない。
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