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●《沖縄を巡り、昭和天皇には「戦争責任」と「戦後責任」》…「誰かがどこかで不利を忍び犠牲を払ハねばならぬ」

2019年09月13日 00時00分03秒 | Weblog


阿部岳記者による、沖縄タイムスのコラム【[大弦小弦]八紘一宇の塔】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/459522)。
同紙の【社説 [ 昭和天皇「拝謁記」] 今に続く「捨て石」発想】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/460401)。
琉球新報の【<社説>昭和天皇「拝謁記」 戦後責任も検証が必要だ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-975015.html)。

 《▼よく見ると、土台部分には「南京」や「河北省」の文字がある。礎石は侵略した地域からも集められた。中国の博物館が4年前に返還を求めたものの、管理する宮崎県は「塔の取り壊しはできない」と断っている ▼実は、八紘一宇の文字は敗戦後、米軍の指摘を受けていったん削られた。ところが65年にはもう地元経済界主導で復元された。名前だけは平和の塔と呼び換えられた》。
 《改憲による再軍備の必要を主張…。…資料の中で目を引くのが、基地問題に触れた記述だ。「全体の為ニ之がいゝと分れば 一部の犠牲ハ已(や)むを得ぬと考へる事、その代りハ 一部の犠牲となる人ニハ 全体から補償するといふ事ニしなければ 国として存立して行く以上 やりやうない話」(53年11月)とある》。
《本土で米軍基地反対闘争が起きていた1953年、昭和天皇は「全体の為(ため)ニ之がいいと分れば一部の犠牲は已(や)むを得ぬと考へる…」「誰かがどこかで不利を忍び犠牲を払ハねばならぬ」(引用部は一部原文のまま)などと述べていた。 昭和天皇が47年、米軍による沖縄の長期占領を望むと米国側に伝えた天皇メッセージの根本にある考え方と言っていいだろう。沖縄を巡り、昭和天皇には「戦争責任」と「戦後責任」がある》。

   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
        ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~』 


 琉球新報のコラム【<金口木舌>「一部の犠牲」はやむを得ないか】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-975540.html)によると、《昭和天皇は「全体の為(ため)ニ之(これ)がいいと分れば一部の犠牲は已(や)むを得ぬと考へる」と述べ、代わりに補償するしかないと論じている…▼75年の訪米後の会見で昭和天皇は、広島への原爆投下を遺憾としつつ「戦争中であることだから、どうも広島市民に対しては気の毒だが、やむを得ない」と答えた…だが一連の言葉からは「一部の犠牲はやむを得ないとの観念は共通して持ち続けていたことが分かる》。

 《戦時中、沖縄は本土防衛のための「捨て石」にされた。47年9月、昭和天皇が米側に伝えた「天皇メッセージ」では、「アメリカによる沖縄の軍事占領は、日本に主権を残存させた形で、長期の-25年から50年ないしそれ以上の-貸与(リース)をする」と、昭和天皇自らが、沖縄を米国に差し出した》。沖縄イジメの原点。
 《沖縄を巡り、昭和天皇には「戦争責任」と「戦後責任」》が。「誰かがどこかで不利を忍び犠牲を払ハねばならぬ」…それを沖縄に押し付けた、その原点だ。

 「八紘一宇の塔」(「平和の塔」)。「忠魂碑」や「教育塔」が思い出された。

   『●『反忠 ~神坂哲の72万字~』読了(1/4)
   『●『反忠 ~神坂哲の72万字~』読了(2/4)
   『●『反忠 ~神坂哲の72万字~』読了(3/4)
   『●『反忠 ~神坂哲の72万字~』読了(4/4)
   『●教育壊革!? ~忠魂碑と教育塔~
   『●「敗戦特集」 『週刊金曜日』
     (2014年8月8日・15日合併号、1003号)についてのつぶやき
    「境分万純氏【任官拒否から20年神坂直樹さんに聞く 
     「裁判官になれない理由」を問いつづけ】、「原体験としての
     箕面忠魂碑違憲訴訟…父・(さとし)さんと母・玲子さん…父の後を
     継ぐように、進行中の訴訟に原告補助参加人として加わった」。
     『ドキュメント 憲法を獲得する人々』…。「違憲判決を出したがために、
     抜き身の日本刀をもった男に襲われそうになった古崎慶長裁判長の
     存在は、神坂さんが裁判官を志望する強い動機の一つになった」…。
     本誌に連載された田中伸尚さんの名著『反忠 ~神坂哲の72万字~』」

   『●「教育再生」という名の教育破壊…「子どもから変えていこう
                  という動きは実に悪賢い」(小澤俊夫さん)
    「教科書検定や「ト」な歴史教科書の採択強要 ハタやウタの強制
     道徳の教科化(文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』)、
     教育勅語の復活、古くは忠魂碑訴訟現代の教育破壊は着実に
     進む…。大変に憂慮すべき現状なニッポンの教育環境」
    「《戦争屋》のアベ様らには、侵略戦争への反省も無く、壊憲して再び
     「戦争のできる国」へ…、《自分たちの加害をはっきり残し
     『もう絶対にやらないと世界に約束している》ドイツと彼我の差。
     そして今、「教育再生」という名の教育破壊が進む。札束で頬を
     打つように、最高学府の研究・教育にまで侵食」

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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/459522

[大弦小弦]八紘一宇の塔
2019年8月19日 07:25

 今年の8月15日は宮崎市にいて「八紘一宇(はっこういちう)の塔」を訪ねた。仰ぎ見る36メートルの存在感。何より、侵略戦争のスローガンが21世紀の空に突き立っていることに圧倒される

▼刻まれた八紘一宇は「世界を一つの家にする」意味。神武天皇の伝説に由来し、宮崎はゆかりの地とされる。塔は太平洋戦争を始める前年の1940年に建てられ、日本主導の世界秩序実現を宣伝した

▼よく見ると、土台部分には「南京」や「河北省」の文字がある。礎石は侵略した地域からも集められた。中国の博物館が4年前に返還を求めたものの、管理する宮崎県は「塔の取り壊しはできない」と断っている

▼実は、八紘一宇の文字は敗戦後、米軍の指摘を受けていったん削られた。ところが65年にはもう地元経済界主導で復元された。名前だけは平和の塔と呼び換えられた

塔の姿が、日本と二重写しになる。大日本帝国は崩壊し、「平和国家」に生まれ変わったことになっている。しかし実態はどうか。元首だった昭和天皇は皇位にとどまり、戦犯が首相になった。日本は本当に変わったのか、周辺国の信頼はいまだに得られない

自民党議員の一部は八紘一宇を「建国の理念」「家族主義」などと称賛し続けている。空っぽな戦時スローガンが繰り返しよみがえり、平和国家の空っぽな内実を問うている。(阿部岳
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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/460401

社説 [昭和天皇「拝謁記」] 今に続く「捨て石」発想
2019年8月21日 08:39

 戦後、初代宮内庁長官を務めた故田島道治が昭和天皇の言葉や、やりとりの様子を克明に記した「拝謁(はいえつ)記」が見つかり、内容の一部が公開された。

 昭和天皇が戦争への反省を表明しようとしていたことや、改憲による再軍備の必要を主張していたことが明らかになった。

 拝謁記は田島が、宮内庁(当時は宮内府)長官に任命された翌年の1949年2月から退官した53年12月の間に昭和天皇とのやりとりを書き留めたものだ。手帳やノート18冊分になる。

 その一部を、保管していた遺族から提供されたNHKがメディアに公表した。

 昭和天皇との対話を詳細に記録した貴重な資料の中で目を引くのが、基地問題に触れた記述だ。

 「全体の為ニ之がいゝと分れば 一部の犠牲ハ已(や)むを得ぬと考へる事、その代りハ 一部の犠牲となる人ニハ 全体から補償するといふ事ニしなければ 国として存立して行く以上 やりやうない話」(53年11月)とある。

 53年といえば、米軍統治下にあった沖縄では、米国民政府の「土地収用令」が公布され、「銃剣とブルドーザー」による土地の強制接収が始まったころだ。

 本土でも米軍基地反対闘争が起こっていた。反基地感情が高まり、本土の米海兵隊の多くが沖縄に移転した。

 「一部の犠牲が沖縄に負わされる形で、今も、国土面積の0・6%にすぎない沖縄県に米軍専用施設の約70%が固定化されている。

 国の安全保障を沖縄が過重に担う現在につながる源流ともいえる言葉だ。

    ■    ■

 戦時中、沖縄は本土防衛のための「捨て石」にされた。

 47年9月、昭和天皇が米側に伝えた「天皇メッセージ」では、「アメリカによる沖縄の軍事占領は、日本に主権を残存させた形で、長期の-25年から50年ないしそれ以上の-貸与(リース)をする」と、昭和天皇自らが、沖縄を米国に差し出した

 今回明らかになった一部の犠牲はやむなしの思考はこれらに通底するものだ

 米軍の駐留について「私ハむしろ 自国の防衛でない事ニ当る米軍ニハ 矢張り感謝し酬(むく)ゆる処なけれバならぬ位ニ思ふ」(53年6月)と語ったとの記録もあり、今につながる米国とのいびつな関係性を想起させる。

    ■    ■

 昭和天皇は、日本の独立回復を祝う52年5月の式典への言葉に「私ハどうしても反省といふ字をどうしても入れねばと思ふ」と語ったという。 「戦争を御始めになった責任があるといはれる危険がある」と当時の吉田茂首相に反対され、削除された。

 昭和天皇がこのときに戦争責任を認め、反省を表明していれば、植民地支配したり、侵略したアジア諸国に対する戦後の外交も違ったものになっていたのではないか

 拝謁記で明らかになった事実は、歴史の空白を埋める新たなピースだ。戦争責任を巡る反省は今なお日本の問題として目の前にある
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https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-975015.html

<社説>昭和天皇「拝謁記」 戦後責任も検証が必要だ
2019年8月21日 06:01

 初代宮内庁長官の故田島道治氏が昭和天皇とのやりとりを詳細に記録した「拝謁(はいえつ)記」の一部が公開された。それによると、本土で米軍基地反対闘争が起きていた1953年、昭和天皇は「全体の為(ため)ニ之がいいと分れば一部の犠牲は已(や)むを得ぬと考へる…」「誰かがどこかで不利を忍び犠牲を払ハねばならぬ」(引用部は一部原文のまま)などと述べていた。

 昭和天皇が47年、米軍による沖縄の長期占領を望むと米国側に伝えた天皇メッセージの根本にある考え方と言っていいだろう。

 沖縄を巡り、昭和天皇には「戦争責任」と「戦後責任」がある歴史を正しく継承していく上で、これらの検証は欠かせない。

 45年2月、近衛文麿元首相が国体護持の観点から「敗戦は必至」として早期和平を進言した。昭和天皇は、もう一度戦果を挙げなければ難しい―との見方を示す。米軍に多大な損害を与えることで講和に際し少しでも立場を有利にする意向だった。

 さらに、45年7月に和平工作のため天皇の特使として近衛元首相をソ連に送ろうとした際には沖縄放棄の方針が作成された。ソ連が特使の派遣を拒み、実現を見なかった。

 そして47年9月の「天皇メッセージ」である。琉球諸島の軍事占領の継続を米国に希望し、占領は日本に主権を残したまま「25年から50年、あるいはそれ以上」貸与するという擬制(フィクション)に基づくべきだ―としている。宮内府御用掛だった故寺崎英成氏を通じてシーボルトGHQ外交局長に伝えられた。

 既に新憲法が施行され「象徴」になっていたが、戦前の意識が残っていたのだろう。

 これまで見てきたように、昭和天皇との関連で沖縄は少なくとも3度切り捨てられている。根底にあるのは全体のためには一部の犠牲はやむを得ないという思考法だ。

 こうした考え方は現在の沖縄の基地問題にも通じる

 日本の独立回復を祝う52年の式典で昭和天皇が戦争への後悔と反省を表明しようとしたところ、当時の吉田茂首相が反対し「お言葉」から削除されたという。だからといって昭和天皇の責任が薄れるものではない。

 戦争の責任は軍部だけに押し付けていい話ではない。天皇がもっと早く終戦を決意し、行動を起こしていれば、沖縄戦の多大な犠牲も、広島、長崎の原爆投下も、あるいは避けられたかもしれない

 「拝謁記」で、昭和天皇が戦前の軍隊を否定しつつも、改憲による再軍備を口にしていたことは驚きだ。憲法99条は天皇や国務大臣など公務員に「憲法尊重擁護の義務」を課している。象徴である天皇自身が憲法改正を主張することは許されないはずだ。

 「拝謁記」で明らかになった昭和天皇の発言が、現政権による改憲の動きに利用されることはあってはならない
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●身の回りの選挙に行かない「2/4」の「眠り猫」な方を説得し、選挙に行って野党に投票してもらいましょう

2019年07月13日 00時00分58秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



日刊ゲンダイの記事【非難ゴウゴウの安倍自民「政見放送」をファクトチェック】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258005)。

 《自民党の政見放送に非難ゴウゴウだ。安倍首相と三原じゅん子女性局長の手前ミソなやりとりは醜悪そのものデタラメしか言わないこんな人たちに政権を任せていいのか。…■外交 …■年金 …■景気 …終始、安倍首相を持ち上げ続ける三原氏に対し、安倍首相は「…」とホメちぎった。あの愚か者」「恥を知れ演説のことだ。これじゃあ、政見放送というより、安倍カルト放送だ》。

   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
        ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~』 


 アノ政見放送《安倍カルト放送》や三原《八紘一宇》議員のカルト演説を見て、醜悪と感じないのかね? 右翼な皆さんや保守な皆さん、アベ様カルト信者の皆さんは、アレを見て陶酔、喝采を叫ぶのですか?

   『●アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟
      メディアコントロール…「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…
   『●『官邸ポリス』と監視社会・警察国家と前川喜平さん…
        映画『新聞記者』と現独裁政権批判と望月衣塑子さん
   『●木下昌明さん《あの黒く目隠しされた羊…
     実は何も知らないで日々を送っているわたしたちのことではないのか?》
   『●映画『新聞記者』…《内閣情報調査室の暗躍》
      《ひとつは…マスコミへの警告、もうひとつは…当人への警告》
   『●《メディアコントロール》…こんな「広報」マスメディアばかりでは
                 第25回参議院議員通常選挙が思いやられる

 《■外交 …■年金 …■景気》…どれ一つとっても、上手く行ったアベ様の「政」はありません。アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロール。アベ様による善政は何一つ無し。あくらつな独裁状態。

 【<’19参院選>アベノミクス 暮らしは厳しくなった】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019071102000153.html)によると、《参院選はアベノミクスの成果を判断する機会だ。安倍政権が強調する「六年間の実績」をどう評価するのか。有権者は選挙後の消費税増税を意識しつつ、暮らしを守るための選択を迫られている》。
 一体いつまで、「ズ」抜けたバ「ズ」ーカ達によるドアホノミクス©浜矩子さん)によるアベノサギに騙されるの?

   『●《9条に自衛隊を明記し「違憲論争に終止符を打つ」…
       終止符を打たなければならないのはこのデタラメな政権だ》
   『●あのオモテナシ《ご機嫌取りの接待漬け》は「交」渉だったのか?  
                    「害遊・害〝行〟のアベ様」がイラン訪問?
   『●さながらディストピア状態…年金自助努力問題
      《不正確で誤解を与えたのは麻生の態度と発言》(政界地獄耳)
   『●GPIFは年金運用成績を〝隠蔽〟…前回《参院選の
      投開票が終わるまで公表を例年から1カ月近くも遅らせた》
   『●年金自助努力問題…《単なる金ヅルとして、
      社会保障の“充実”だの“安定化”だのをエサ》に消費税を増税
   『●(政界地獄耳)《麻生に一貫して流れているスピリッツは
        弱者をさげすみ、バカにする体質》…選んだ人々の責任
   『●《経済の素人》ても分かる《無理筋な政策》…
       バ「ズ」ーカたちによるドアホノミクスの《虚像と実像》

 日刊ゲンダイの記事【安倍自民に落とし穴 野党候補が急追する逆転可能14選挙区】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257921)によると、《自民党が勝利するかどうかは、投票率次第だ投票率が10ポイント上がれば野党が次々に逆転していくとみられている》。
 「2/4」の眠り猫な皆さんが目覚めて、1/4でもいいので選挙に行き(12.5%投票率アップ!)、野党に投票してほしいい。身の回りの選挙に行かない2/4の「眠り猫」な方を説得し、選挙に行って野党に投票してもらいましょう!

   『●2016年7月参院選、今回も「眠り猫」だった皆さん…
   『●2016年7月参院選、「あとの祭り」…
      教育破壊の効果とアベノサギという「壊憲=争点」隠し
   『●2016年7月参院選、
      「あとの祭」の要因の大きな一つは片棒担ぎのマスコミにあり
   『●2016年7月参院選、「あとの祭り」…   
         アベ様にそんな謙虚さがあれば、アベノサギなんてしませんって
   『●2016年7月参院選、「あとの祭り」…
      「もっとも危ない暴君に、とてつもない数を与えてしまった」

 「2016年7月参院選、「あとの祭り」」を繰り返してはイケナイ。

 日刊スポーツの記事【森永卓郎氏語る参院選「自民10点」増税で消費は↓】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907100000922.html)によると、《今回は基本政策が各党できれいに分かれた。こんなに分かりやすい選挙はかつてなかったと思う。消費税は自民+公明だけが予定通り8%→10%の増税を掲げる一方で、野党はオール反対…自公は増税の緩和策としてキャッシュレス決済で最大5%分のポイント還元やプレミアム付き商品券の発行などを予定しているので1年ぐらいかけて、じわじわ落ちます。前回2014年に5%→8%に増税した時は消費は3%分落ちて減少額は5兆円とも言われた。今回も2%分落ちますが、減少額は5兆円規模では済まないリーマン・ショック級です…モリタク採点(100点満点)は自民10点、公明10点、立憲50点、国民40点、共産70点、維新40点、社民60点。争点だけは明確。年金で「切り捨てられる」若者にはぜひ投票に行ってもらいたい》。
 山本太郎さんのれいわ新選組も入れてよ! アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロールのみ。散々、民主主義を破壊し、「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」が示すような「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限の方向に社会を破壊しつつあり…与党自公や癒着党お維の評価はゼロ点ないしはマイナス100点でしょう?

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258005

非難ゴウゴウの安倍自民「政見放送」をファクトチェック
2019/07/11 06:00

     (安倍首相は「恥を知れ」の三原じゅん子とタッグ/(C)日刊ゲンダイ)

 「キモい」「お前らこそ恥を知れ」「ネトウヨのニコ生かよ」――。自民党の政見放送に非難ゴウゴウだ。安倍首相と三原じゅん子女性局長の手前ミソなやりとりは醜悪そのものデタラメしか言わないこんな人たちに政権を任せていいのか


■外交

安倍 最後の最後まで、対立よりも共通点を、粘り強く見いだし、力強いメッセージを、出すことができました。

 G20大阪サミットの振り返り。安倍首相はトランプ米大統領に配慮して「保護主義と闘う」との文言を見送り、「自由で公正かつ無差別な貿易・投資環境を実現し、開かれた市場を保つために努力する」と意味不明な首脳宣言を採択した。とても「力強いメッセージ」とは言えない。

安倍 トランプ大統領だけでなく、習近平主席からも、拉致問題について、金正恩委員長に、伝えていただきました。アタクシ自身、あらゆるチャンスを逃さないとの、考え方の上に、全力で取り組んでいく、決意です。

 自民は公約の1番手に「力強い外交・防衛で、国益を守る」とうたっているのに、拉致問題は徹頭徹尾仲介頼み。朝鮮中央通信は安倍首相は世界の笑いもの」「薄らバカとコキおろしている



■年金

三原 野党は政争の具にし、具体的な政策も示さないまま不安をあおるだけの議論に終始している。

 立憲民主党は医療や介護などの自己負担額に上限を設ける総合合算制度導入を公約に掲げ、共産党と社民党は物価や賃金上昇に応じて支給額を抑制するマクロ経済スライドの廃止を主張している



■景気

安倍 この春も、6年連続で、今世紀最高水準の、賃上げが、実現しました。

 これは春闘の実績で、この6年間の実質賃金はマイナス0.6%

三原 年金積立金の運用益はこの6年で44兆円増えました。民主党政権時代の10倍ですね。

 12年10月~18年12月の運用益が44兆円。そのうち民主党政権だった12年10~12月分が5兆円あり、安倍首相が政権を担ったのは数日だけ。

安倍 6年で雇用は380万人、正規雇用も、130万人以上増えました。

 非正社員が306万人、正社員が161万人増加し、年収200万円未満の非正社員が36万人も増えたことも触れるべきだ。


 終始、安倍首相を持ち上げ続ける三原氏に対し、安倍首相は参議院本会議での演説は、すごい迫力でしたね。国民の代表としての、自覚。国会で、議論に臨む姿勢ホメちぎった。あの愚か者」「恥を知れ演説のことだ。これじゃあ、政見放送というより、安倍カルト放送だ。
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●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」

2017年04月16日 00時00分01秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



東京新聞の半田滋さんのコラム【【私説・論説室から】非現実的な「敵基地攻撃」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017041202000122.html)と、
社説【米朝緊張と日本 非軍事的解決の道探れ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017041302000134.html)。

 《日本がとるべき道は米国に対し「北朝鮮との対話に乗り出し、その過程で核・ミサイルの放棄を求め、見返りに平和協定を結んで北朝鮮に『米国は攻撃しない』という保障を与えるべきだ」と強く進言することである。 (半田滋)》。
 《トランプ米政権が北朝鮮への軍事的圧力を強めている。単独攻撃も辞さない構えだが、もし攻撃に踏み切れば、韓国や日本も無傷ではいられまいあくまでも非軍事的解決の道を探るべきである》。

 《外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割》じゃないのか?

 東京新聞の他の記事【米、北朝鮮攻撃に言及 日本政府に今月説明】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017041101002126.html)では、《中国の対応によっては北朝鮮への軍事攻撃に踏み切る可能性に言及していた…日本政府は「攻撃に出れば、日本は韓国と共に標的にされかねない」(政府筋)と懸念を米側に既に伝えている》そうだが…。 
 また、【米、北朝鮮攻撃に言及 今月の日米協議「中国の対応次第」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201704/CK2017041202000103.html)では、《米国務省高官は日米協議で「中国が北朝鮮への圧力を強化するか、米国がストライクするか、二つに一つの選択肢しかない」と明言。この言い回しをトランプ氏は習氏に伝えた可能性が高い》。
 さらに、【海自、米空母と訓練検討 朝鮮半島近海に展開 緊張高まる恐れ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201704/CK2017041202000115.html)では、《軍事的挑発を続ける北朝鮮を日米両国でけん制する狙いだが、北朝鮮の反発により軍事的な緊張がさらに高まる可能性もある》。
 狂気のドナ・シン…戦争へと暴走。

   『●「「死にたくない」だけでは足りない、「人を殺したくない」
              という気持ちこそが、戦争の抑止力となる」
   『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
      外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」

 《米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」を朝鮮半島近海に向かわせた。三月下旬に行った海上自衛隊護衛艦との共同訓練を再び実施する方向で調整》…って正気か? 番犬様を諌めることもなく、《非軍事的解決の道を追求すべき》ニッポンが火に油を注ぐ愚行。「積極的平和主義」や《地球儀を俯瞰(ふかん)する外交》などと言いつつ、オマケに、壊憲な《敵基地攻撃》の妄言。「裸の王様」の犯罪を隠蔽するための「忖度」。そこまでして「裸の王様」を支えて、国滅ぶではあまりに愚か。《あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである》し、《軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割》だ。《米国の軍事的対応だけが唯一の解決策ではない》。デンデン王国「裸の王様」の暴走をいま停めなくていいのか?、大変な岐路にいる。

   『●いろんな意味で疲れます・・・住民基本台帳活用と
          アイドルによる「番宣」で「果てしない夢」へGO!

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
     無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●血税と赤紙と・・・「主権者である天皇に徴兵制に基づき血を納めた」。
                    そして、いま、アベ国王へ血税が

   『●子供たちと赤紙: 「学校保護宣言」に調印しない戦争好き、
                      侵略戦争マニアな国々はどこ??

   『●中学生を「青田買い」する自衛隊: 「体験入隊や
          防衛・防災講話」という「総合的な学習の時間」も
   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?:  
      血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?
   『●高校生による壊憲法案反対デモ: 
     赤紙を受け取る側の論理、人殺しに加担させられる側の論理
   『●「人殺し」に行くのはアナタ、
    「自分は“お国のために死ぬのはゴメンだ”と」言うヒトを支持する人って?
   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
        ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~』 

   『●自民党の武藤貴也衆院議員: 
      赤紙を送る側の(非)論理、人殺しに加担させる側の(非)論理
   『●「日本を守ってくれる人」って、 
     アベ様は「破壊している人」なんですが! 一体何を「記念」した小学校?
   『●望月衣塑子東京新聞記者、議論無く
     「「欧米列強に倣え、進め」と武器輸出推進の道に歩みを進めている」
   『●コラム『筆洗』「さて、この学校はどんな「愛国心」を、
         子どもたちに伝えたいのか」? グロテスクな洗脳

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017041202000122.html

【私説・論説室から】
非現実的な「敵基地攻撃
2017年4月12日

 自民党の検討チームは北朝鮮の核・ミサイル開発を「深刻な脅威」として「敵基地攻撃能力」の保有を安倍晋三首相に提言した。

 「他に手段がない場合、発射基地をたたくのは自衛の範囲に含まれ可能」(一九五六年鳩山一郎内閣)との政府見解を根拠にしているが、防衛省はこれまで「自衛隊にその能力はない」と答弁してきた。

 実際には、戦闘機の航続距離を延ばす空中給油機、指揮管制できる空中警戒管制機や精密誘導爆弾を持ち、能力は整いつつある。

 北朝鮮の基地をたたくのは簡単ではない。主要基地は中国国境に近く、攻撃すれば中国を刺激する。二〇一四年以降、北朝鮮は各地から弾道ミサイルを発射、潜水艦発射弾道ミサイルの開発も進み、目標を絞らせない。

 すべての基地を破壊するのは不可能に近く、攻撃目標を探すうちに弾道ミサイルは日本列島に到達するだろう。これを完全に迎撃するのは難しい。敵基地攻撃が未曽有の被害を招くことになりかねない。

 トランプ米政権は北朝鮮に対する先制攻撃を否定していないが、日本や韓国が受ける被害はだれが攻撃しても変わりない日本がとるべき道は米国に対し「北朝鮮との対話に乗り出し、その過程で核・ミサイルの放棄を求め、見返りに平和協定を結んで北朝鮮に『米国は攻撃しない』という保障を与えるべきだ」と強く進言することである。 (半田滋
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017041302000134.html

【社説】
米朝緊張と日本 非軍事的解決の道探れ
2017年4月13日

 トランプ米政権が北朝鮮への軍事的圧力を強めている。単独攻撃も辞さない構えだが、もし攻撃に踏み切れば、韓国や日本も無傷ではいられまいあくまでも非軍事的解決の道を探るべきである

 化学兵器の拡散阻止を理由としたシリア攻撃に続く「力の誇示」なのだろう。トランプ政権が米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」を朝鮮半島近海に向かわせた。三月下旬に行った海上自衛隊護衛艦との共同訓練を再び実施する方向で調整しているという。

 核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮は、今月十五日に故金日成主席生誕百五年、二十五日には朝鮮人民軍創建八十五年を迎える。米国の空母急派には、こうした節目に再び軍事的な挑発行動に出ないよう、金正恩朝鮮労働党委員長に圧力をかけるとともに、中国に、より積極的な関与を促す狙いがあるのだろう。

 核兵器や弾道ミサイルの開発を進める北朝鮮が、東アジアの不安定要因となっている現実は否定のしようがない。日本人拉致などの人権問題も未解決だ。

 国連決議や二〇〇二年の日朝平壌宣言に反する核、ミサイル開発を放棄するよう、関係各国が連携して北朝鮮に対する圧力を強める必要性は否定しない。

 しかし、米国の軍事的対応だけが唯一の解決策ではないはずだ。

 トランプ大統領は安倍晋三首相との電話会談で「すべての選択肢がテーブルにある」と表明。四月上旬の日米高官協議で米側は、中国の対応次第で北朝鮮への軍事攻撃に踏み切る可能性に言及した。空母急派もこの流れにある。

 北朝鮮外務省はこれを「無謀な侵略策動」と非難し、米軍の軍事行動があれば「喜んで対応する」などと激しく反発している。

 米軍が軍事的圧力を強めれば、北朝鮮の暴発や報復攻撃で韓国に加え、在日米軍基地が多く所在する日本も深刻な被害は免れまい。

 今、最も必要なことは地域の軍事的緊張を緩和することだ。

 北朝鮮に核、ミサイル開発を放棄させるために関係国は非軍事的解決の道を追求すべきだ。今は休眠状態にある米朝に日韓中ロを加えた六カ国協議の枠組みを活用することが現実的だろう。

 首相はトランプ大統領だけでなく、ロシアのプーチン大統領とも良好な関係を築いてきた。首相が非軍事的解決を呼び掛ける先頭に立つのなら、首相の「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」にも価値を見いだすことができる。
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●前橋地裁判決「核発電人災は防げた、東電と安全規制を怠った国に賠償責任」…この「国」とは誰のことか?

2017年03月20日 00時00分09秒 | Weblog

[※東京新聞(2017年3月18日)↑]


東京新聞の川田篤志記者の記事【原発事故、国・東電に過失 前橋地裁 避難者への賠償命令】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017031802000144.html)と、
社説【原発避難者訴訟 国・東電の責任は当然だ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017031802000175.html)。

 《東電は巨大津波を予見しており、事故は防げた》。
 《原発事故によって平穏に生きる権利を侵された。そう避難者が慰謝料を求めた裁判で前橋地裁判決は国と東京電力の過失を明白に認めた。生活は戻らない。原発の再稼働を急がず立ち止まるべきだ》。

   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
                核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…
     九州電力玄海原発「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」
   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●玄海原発再稼働へ…正気の沙汰じゃなく、もはや「宗教」
                  …「核信者」「核燃料サイクル教信者」
   『●東電核発電人災から6年: 4つの「生」+ 
      「命」「活」「業」「態」…どれか一つでも原状回復できたか?
   『●東京電力原発人災、支援の幕引き: 
      「区域外避難」者も含めて「“棄民”政策だというそしりは免れない」
   『●東電核発電人災から6年が経過し、
     全て廃炉へ…な訳がない:高速炉「アベシンゾウ」がゴジラに変身する日

 《こうした措置を取っていれば事故は発生しなかった》かどうかは大変な疑問で、配管の破断等は避けられなかったのではないか? そもそも、このニッポンで核発電なんてやるべきではなかった。
 でも、いずれにしろ判決の結論は核発電「人災」…、なのに、なのに、アベ様ら核発電「麻薬」中毒患者ときたら…高速炉「アベシンゾウ」(仮称)や核発電再稼働・輸出なんてやっている場合か? 判決に言う《経済的合理性を安全性に優先させたと評されてもやむをえない》に逆戻り。しかも、いまや、経済性さえないことが明確なのに。

 類は「ト」を呼び、朱に交われば「ア」になる…壊憲や教育破壊、軍国化、極右化において、そんなオトモダチのアベ様への過剰「忖度」。そして、アベ様によるオトモダチへの利益供与、そんな数々の疑惑でお忙しいアベ様。問題山積。息吐く様に噓をつき、かつ、無責任な「裸の王様」。
 斎藤貴男さんの御言葉。日刊ゲンダイの記事【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/軽々しく愛国心を強制したがる連中はみんなあんなもんだ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201423)によると、《安倍晋三首相は11日に東京都内で開かれた東日本大震災の追悼集会で、最後まで「原発事故」を口にしなかった。昨年までは形だけでも触れてきたのに、今回の挨拶では「復興は着実に進展していることを実感します自画自賛今なお避難生活を余儀なくされる人が12万人以上いる現実には言及した…》。今回の判決で言う《「東電は巨大津波を予見しており、事故は防げた」と判断、東電と安全規制を怠ったの賠償責任》というこの「」というのは、具体的には誰を指すのか? アベ様は理解できているだろうか?

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017031802000144.html

原発事故、国・東電に過失 前橋地裁 避難者への賠償命令
2017年3月18日 朝刊

     (福島第一原発事故避難者の集団訴訟で国と東京電力の
      賠償責任が認められ、前橋地裁前で垂れ幕を掲げる
      原告側弁護士。「一部勝訴」には、一部原告の請求が
      棄却された不満も=17日、川上智世撮影)

 東京電力福島第一原発事故で福島県から群馬県などに避難した住民ら百三十七人が国と東電に計約十五億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、前橋地裁は十七日、「東電は巨大津波を予見しており、事故は防げた」と判断、東電と安全規制を怠った国の賠償責任を認め、うち六十二人について計三千八百五十五万円の支払いを命じた。 

 原告側弁護団は「原発の津波対策を巡る訴訟で国と東電の過失が認められたのは初めて。国の賠償責任を認めたことは極めて大きな意味がある」と評価した。全国で約三十件ある集団訴訟の最初の判決で、影響を与えそうだ。

 原道子裁判長は、政府が二〇〇二年、「福島沖を含む日本海溝沿いでマグニチュード8級の津波地震が三十年以内に20%程度の確率で発生する」とした長期評価を発表した数カ月後には、国と東電は巨大津波の予見は可能で、東電は長期評価に基づき津波の高さを試算した〇八年には実際に予見していたと指摘。

 さらに、配電盤を高台に設置するなどの措置は容易で、こうした措置を取っていれば事故は発生しなかったとし、安全より経済的合理性を優先させたことなど「特に非難に値する事実がある」と述べた。

 国については〇七年八月に東電の自発的な津波対策が難しい状況を認識しており、規制権限に基づき対策を取らせるべきだったのに怠ったとして「著しく合理性を欠き、違法だ」とした。

 原告は避難指示区域に住んでいた七十六人と区域外からの自主避難者ら六十一人。賠償が認められたのは区域内が十九人で一人当たり七十五万~三百五十万円区域外が四十三人で七万~七十三万円

 原告は「生活基盤を失い、慣れない土地で精神的苦痛を受けた」と一人当たり千百万円の慰謝料などを求めた。国と東電は、長期評価は科学的知見として不十分だったとして予見可能性を否定。対策を取っていても事故は防げなかったと反論していた。



http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/images/PK2017031802100057_size0.jpg


◆国の責任逃れ許さず

 国の過失責任を初めて認定した前橋地裁の判決は、「事故を防ぐことは可能だった」と指弾し、国の責任逃れを許さなかった。健康被害の有無によらない「平穏に暮らす権利」を認め、国と東電の責任を明確化したことは、原発再稼働に前向きな政府や電力会社に対する裁判所の忠告とも受け取れる。

 判決は損害賠償について、避難の経緯などそれぞれの個別の事情に応じて判断することが相当とした。賠償が認定されたのは全原告の約半数にとどまり、明暗は分かれた形だ。

 だが避難指示区域内からの避難者と比べ、賠償額で大きな開きがあった区域外からの「自主避難者」にも、原告個々の事情に応じた賠償を認めた点は評価できる。国の指針を基準にした賠償しか認めてこなかった東電の硬直的な対応への戒めといえるだろう。

 判決は、国、東電とも「津波は予見できた」と明確に断じた。全国で係争中の集団訴訟でも原告側は同様の主張をしている。今回の判断を被害者救済にどうつなげるかが問われている。 (川田篤志)

予見可能性> 危険な事態や被害が発生する恐れがあることを事前に認識できたかどうかということ。危険を予見できたのに、回避する対策を怠って重大な結果を招いた場合、過失を問われることがある。東京電力福島第一原発事故を巡っては、事故を引き起こすほどの巨大津波を予測できなかったとして東京地検が2度、刑事告訴された東電の元会長を不起訴処分としたが、昨年2月、検察官役の指定弁護士が検察審査会の議決に基づき、業務上過失致死傷罪で強制起訴した。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017031802000175.html

【社説】
原発避難者訴訟 国・東電の責任は当然だ
2017年3月18日

 原発事故によって平穏に生きる権利を侵された。そう避難者が慰謝料を求めた裁判で前橋地裁判決は国と東京電力の過失を明白に認めた生活は戻らない原発の再稼働を急がず立ち止まるべきだ。

 どこに住むのか、どんな仕事を選ぶのか、人には自分の人生を決める権利がある。しかし原発事故でもたらされた放射能の恐怖や不安がそれをかなわなくする

 「原発事故のために穏やかに生きることができなくなった」と国と東電の責任を正面から問うた裁判だった。

 判決は原発の電源を喪失させる大規模な津波発生など、事故を予見しながら適切な対策を怠った東電と、原発事業に対して適切に規制権限を行使しなかった国の責任を全面的に認めた。各地では約三十の同種の裁判が争われている。

 争点の一つは、原発の敷地地盤面を超え、非常用電源を浸水させるほどの巨大津波の発生を予見できたかどうかにあった。

 判決は「地震、津波は予見できた」と認めた。被害を防ぐ措置についても「一年でできる電源車の高台配備やケーブルの敷設という暫定的対策さえ行わなかった」と東電の対応のずさんさを断じ、「経済的合理性を安全性に優先させたと評されてもやむをえない」などと強い言葉で表した。

 原発事業の規制を担う国に対しては「東電に対して技術基準適合命令など規制権限を行使すべきで、権限を行使していれば事故は防げた」と、不適切な行政が事故を招いたことを認めた。

 慰謝料の算定で問題になってきたのが国の原子力損害賠償紛争審査会が決めた中間指針である。裁判では指針を上回る賠償が認められるのかどうかが注目された。

 判決は国と東電の過失は認めたものの指針の合理性を認めており、賠償額は低い。指針より上積みされた人がいる一方、半数が棄却されたのは残念である。

 原発事故がもたらした放射能汚染は甚大で、国が線引きした避難区域の内と外でその被害は本質的に違いはない

 にもかかわらず、区域外の被害者にまともな賠償が行われないのは差別である。指針は是正されるべきである。

 原発事故は国策が招いた人災である。政府は原発回帰を強め各地で再稼働を進めているが、事故がひとたび起きればその被害は償い切れない。この判決を重く受けとめ、一刻も早い被害の回復にこそ努めるべきだ。
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●コラム『筆洗』「さて、この学校はどんな「愛国心」を、子どもたちに伝えたいのか」? グロテスクな洗脳

2017年02月26日 00時00分13秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017022202000141.html)。
日刊ゲンダイの記事《国有地購入は「第六感」 森友学園理事長がラジオで大放言》(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200050)。

 《愛国心とは何か。…バーナード・ショーは「自分が生まれたという理由で、その国が他より優れているという思い込みだ」と定義…アンブローズ・ビアスは「自分の名声を明るく輝かしいものにしたい野心を持った者が、たいまつを近づけると、じきに燃え出す可燃性の屑物(くずもの)」…▼さて、この学校はどんな「愛国心」を、子どもたちに伝えたいのか》。
 《大阪府豊中市の国有地が、日本会議の幹部が理事長を務める学校法人「森友学園」にタダ同然で払い下げられていた問題で、渦中の籠池泰典理事長が20日、TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」に電話で生出演。約1時間にわたって、仰天発言を繰り広げた…理事長の“第六感”通り、国有地の鑑定評価9億5600万円からゴミの撤去費として約8億円が控除され、格安で手に入ったわけだ》。

   『●「日本を守ってくれる人」って、
        アベ様は「破壊している人」なんですが! 一体何を「記念」した小学校?
    「国会では、アベ様「記念」小學校についての設置の認可・国有地の
     払い下げ事件について、デンデン王国国王様は公言してしまいました
     ……「私も妻も一切この認可にも、あるいは、この国有地の
     払い下げにも関係ない」「私や妻が関係していたということになれば、
     間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと
     申し上げておきたい」と大見得を切りました

 デンデン王国「裸の王様」アベ様御夫妻の一体何を「記念」し、「名誉」あるものとしたのだろう? 不思議だ。 《渦中の籠池泰典理事長》…《民主主義の国だからこそ、国有財産の売却経緯には透明性が求められる》という日刊ゲンダイの指摘。二重の意味で、大変に哀しい。アベ様らも含めて《透明性》なんて全くやる気なしだし、ましてや、ニッポンは民主主義国家ではなく、人治主義国家・デンデン王国。哀し過ぎる。

 これだけトンデモの「ト」な方が集まってくるご夫妻周辺、「ト」な方との親和性が強いのでしょうか。類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になるのでしょかねぇ。

   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
        ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~』 

   『●自民党の武藤貴也衆院議員:
      赤紙を送る側の(非)論理、人殺しに加担させる側の(非)論理

 グロテスクな「愛国」の例をもう一つ。「類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる」別の例。 
 リテラの記事【国有地不正取得の森友学園が幼稚園児に秋元康作詞の愛国ソングを強制! 「ああ、日本 この国に生まれてよかった」】(http://lite-ra.com/2017/02/post-2942_2.html)。《そんななか、この塚本幼稚園に関するある動画が現在話題を呼んでいる。それは、2014年大阪護国神社で行われた「「同期の桜」を歌う会」に参加した塚本幼稚園の園児たちの式典参加の様子をおさめた動画…内容を何も理解していないであろう子どもたちが極右思想に染まりきった大人たちのオモチャになっている姿は改めて目を背けたくなるグロテスク…そんな曲がなぜ塚本幼稚園で歌い継がれることになっているのか? それはやはり、秋元康と安倍人脈との関係性にあるのだろう》。(「今日のフジテレビでの〝選挙報道〟、気持ち悪いッたらありゃしない」ような)「ト」が寄ってくるわけです。

 日刊ゲンダイの他の記事【渦中の「森友学園」 大阪の系列幼稚園で幼児虐待の疑い】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200107)によると、《“安倍晋三記念小学校”用地の国有地格安払い下げが問題になっている森友学園が経営する塚本幼稚園で、幼児虐待ともいえる行為が横行していた疑いが発覚した…愛国教育を標榜する森友学園の教育の実態がこれなのだ》…。

 次から次に、まぁ~。アベ様が例の「大見得」を有言実行する日も近いのでしょう。

 一方、自民党「等」な「癒(着)党」お維に飛び火しないのでしょうか? この巨大事件に、お維の「ト」なお2人、元大阪「ト」知事現大阪「ト」知事が関与しているように思うのですが…。
 これも日刊ゲンダイの記事【反対続出だったのに 「安倍晋三小学校」スピード認可の謎】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200127)には、《大阪府私立学校審議会…道徳が50時間もあり、それとは別に「特別活動」が1、2年生では150時間あるカリキュラムが問題視…〈初年度から黒字の計算と言うのはすごいなぁと。普通はなかなかないんでね〉…■認可のプロセスは「異例の連続」…シナリオを描いたのは誰なのか》。お維の名は見当たりませんけれども。大阪市や大阪「都」も関与していたっということは、当時の市長(元大阪「ト」知事)や「都」長(現大阪「ト」知事)も何か脛に傷?

   『●『最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術』を
              持つ人達は反省してくれるでしょうか?

   『●「俺様王国」ニッポン、
      「俺様王国」大阪「ト」を造りたい強権的政治手法好きな二人

   『●大阪「ト」構想のその後……元「ト」知事がアベ様へ
        「”うそ”を駆使して「相手を丸め込」む方法」伝授?

   『●「どっちもどっち」論と云う暴論の上を行く、
       鶴保沖縄北方相「差別だと断じることは到底できない」論
   『●《全国民を勝負師に》…「国民にギャンブルを
      奨励するギャンブル国家の道…憲政史上、由々しき法案」

 最後に、リテラの別の記事【国有地不正取得のネトウヨ学校法人と安倍首相の蜜月の証拠が!「安倍晋三記念小学校」の名も「総理辞めてからなら」と】(http://lite-ra.com/2017/02/post-2938.html)。《控除された地下埋蔵物の撤去費用約8億2000万円のほかに大阪航空局から撤去費用約1億3000万円を受領するなど、実質ほぼタダで払い下げられていたことや、現地で本当に約8億円分もの大規模撤去作業がなされた痕跡がないことなど、疑惑や問題点が次から次に浮上…つまり、安倍首相は教育勅語を暗唱させたりする教育方針に大賛成で、さらに、自分の名前を小学校に冠することにも総理を辞めてからなら是非とまんざらでもなかったらしい。…もはや無茶苦茶すぎる。繰り返すが、安倍首相はこんな人物と昵懇で、その教育方針を絶賛していたのだ。過去、安倍首相が〈共産支那はゴキブリと蛆虫、朝鮮半島はシラミとダニ〉などとヘイトスピーチを連発する宮司の著書を絶賛する推薦文を寄せていたことが判明したことがあったが、ようするに籠池氏のケースがたまたまというわけではないだろう。はてさて、どうして安倍首相の周りはこれほどまでにトンデモだらけなのか。国有地格安払い下げ問題と同時に、首相の資質についても追及していくべきだ》。
 全くの正論。
 それにしても、これほどの大スキャンダルなのに…小沢一郎氏「期ズレ小事件」以上にバカ騒ぎすべきなのではないでしょうか? 1年ほど前の「甘い利」事件と同様な経過をたどるの?? 再びの理不尽。

   『●書籍紹介『20人の識者がみた
       「小沢事件」 の真実 捜査権力とメディアの共犯関係を問う』
   『●「ゲスの極みの会話」…「安倍がトランプの心を掴んだ理由…
                    「俺は朝日新聞に勝った」「俺もNYT…」」
    《もはやNHKや産経にとって、メディアの仕事とは
     「権力者から寵愛を受ける」こと


   『●「アベ様「記念」広報局NHK」が、
     世論を「平成の治安維持法」へとミスリードして「裸の王様」を歓喜…

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017022202000141.html

【コラム】
筆洗
2017年2月22日

 愛国心とは何か。英国の劇作家バーナード・ショーは「自分が生まれたという理由で、その国が他より優れているという思い込みだ」と定義した▼米国の作家アンブローズ・ビアスは「自分の名声を明るく輝かしいものにしたい野心を持った者が、たいまつを近づけると、じきに燃え出す可燃性の屑物(くずもの)」だと『悪魔の辞典』に書いた▼ショーは二つの世界大戦の時代を生き、ビアスは南北戦争の激戦をその眼に刻んだ。だから、「愛国心」という言葉には危険なトゲが潜んでいることを、毒舌に込めて伝えたのだろう▼さて、この学校はどんな「愛国心」を、子どもたちに伝えたいのか。四月に新設され、首相夫人の安倍昭恵さんが名誉校長を務める大阪の私立小学校は、教育理念に日本人としての礼節を尊び、それに裏打ちされた愛国心と誇りを育てることを掲げる▼だが、この学校をつくる学校法人が運営する幼稚園は保護者に「よこしまな考え方を持った在日韓国人や支那人」と記した文書を配っていたという。隣人への憎悪をあおる言葉を使うのが「日本人としての礼節」なのかそれはどんな愛国心や誇りにつながるというのだろう▼この学校法人をめぐっては、国有地払い下げをめぐる問題も注目されている。国民の大切な財産が不当な形で売り払われていたのかどうか。これもまた、「礼節」が問われる問題だ
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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200050

国有地購入は「第六感」 森友学園理事長がラジオで大放言
2017年2月22日

     (グラウンド部分は「触ってない」と籠池理事長(C)日刊ゲンダイ)

 大阪府豊中市の国有地が、日本会議の幹部が理事長を務める学校法人「森友学園」にタダ同然で払い下げられていた問題で、渦中の籠池泰典理事長が20日、TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」に電話で生出演。約1時間にわたって、仰天発言を繰り広げた。

 まず、一連の報道について、土地の売却額について情報公開請求をした豊中市の木村真市議を「無所属のようですけど、新左翼」と決めつけ、木村市議が自分の名前を売るために、問題を最初に報じた朝日新聞など「保守でないマスコミ」と結託して、「日本の国を高めていこうとする学校の建設を潰そうとしていると主張南京大虐殺慰安婦問題まで持ち出して、新左翼と朝日新聞の悪口に多くの時間を費やした

 肝心の土地取引の経緯については、借地の段階から価格についての見積もりも何もなく、何と「第六感」で購入を決めたと説明した。隣の国有地が14億円超で売却されているのに、見積もりも予算もなく取得に手を挙げるなんて、なかなかブッ飛んでいる。

   「その土地がいくらするのかということは、そこまで考えていなかった」
   「金額的なものから言いますと、やっぱり高いと思いました」


■「私は悪いこと何もしておりません」

 土地購入は財政的に無理だと諦め、10年間の定期借地契約で小学校の建設を始めたのだが、工事を進めていくと、埋蔵物が見つかった。

   「(土地を掘って)悪いもんが出てきたから、
    『ちょっと安くしてくれるんではないか』と」
   「第六感が働きましてね。これはちょっとなんや、
    賃借料にしたらかなり安くなると」
   「これも自分の第六感ですが、それやったら、国の方が指示してくれる
    金額で購入さしていただきましょうかという感じを持ちましたですね」─―。

 理事長の“第六感”通り、国有地の鑑定評価9億5600万円からゴミの撤去費として約8億円が控除され、格安で手に入ったわけだ。だが、実際のゴミ処理にいくらかかったのか問われると、「全然、まだ存じ上げておりません」。しかも、ゴミを撤去したのは建物部分だけだという。グラウンド部分は「そのままでいいんです」「触ってないんだから。そこにお金がかかることはありません」と断言。8億円もの控除は必要なかったと、自ら認めるような発言である。

 国会で説明する可能性については、「そんなん、呼ばれるような立場ではありません。私は悪いこと何もしておりませんので民主主義の国ですよ。独裁国家ではないんです」と被害者意識丸出しだったが、民主主義の国だからこそ、国有財産の売却経緯には透明性が求められる。疑惑を払拭したいなら、ラジオで好き勝手言ってないで、公の場で説明すべきだろう。
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●自民党の武藤貴也衆院議員: 赤紙を送る側の(非)論理、人殺しに加担させる側の(非)論理

2015年08月06日 00時00分45秒 | Weblog


東京新聞の記事【「戦争に行きたくない」は利己的 学生らの活動を自民議員批判】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015080402000134.html)。
nikkan-gendaiの記事【自民・武藤貴也議員 「憲法が日本精神を破壊」の暴言で大炎上】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162357)。

 「自民党の武藤貴也衆院議員、滋賀4区、当選二回=が自身のツイッターで、「彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」と非難」。

   『●高校生による壊憲法案反対デモ:
      赤紙を受け取る側の論理、人殺しに加担させられる側の論理


 自民党の武藤貴也衆院議員の戦争法案反対・壊憲法案反対デモに対する「批判」の件、赤紙を送る側の(非)論理、あるいは、人殺しに加担させる側の(非)論理。
 「武藤氏はフェイスブックで「法制に反対するのは真の平和主義に忠実とは言えない」と反論。「世界中が助け合って平和を構築しようと努力している中に参加することは、日本に課せられた義務であり、正義の要請だ」と説明」・・・・・・無残です。番犬様の行う戦争・侵略に油を注ぐことが、「平和を構築しようと努力」だそうです。

 「ブログでは〈日本国憲法によって破壊された日本人的価値観〉と題し、憲法の三大原則(国民主権基本的人権の尊重・平和主義)を批判。〈戦後の日本はこの三大原理を疑うことなく『至高のもの』として崇めてきた。(略)私はこの三つとも日本精神を破壊するものであり、大きな問題を孕んだ思想だと考えている〉と持論を展開しているのだ」。

 自民党の武藤貴也衆院議員は憲法の三大原則を真っ向否定し、「日本精神を破壊するもの」とまで言い切っています。氏が目指している「世界」「社会」を想像するだに、恐ろしい。自民党の武藤貴也衆院議員に、滋賀4区で60460票を投じられた皆さんのご意見を、是非、聞いてみたいもの。 

   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
        ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~


 ついでに、「類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる」アベ様の取り巻きの御一人・・・「3日午後、参院の安保法案の特別委員会に参考人招致された礒崎陽輔首相補佐官」の天に唾する行為について。
 原文にあたっていただくとして、nikkan-gendaiの記事【野党時代は「法律守れ!」と絶叫…礒崎首相補佐官の“二枚舌”】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162358)によると、・・・

   「更迭や辞任で「幕引き」とはならない・・・・・・
    よりによって首相側近の安保法制担当者が、
    「法的安定性は関係ない」と公言したのだ。
    それだけでアウトだが、一方でこの男は、
    野党時代に民主党政権に対し「法律を守れ」
    と叫んでいたのだからトンデモない二枚舌・・・・・・
    礒崎発言は法律や手続きを一切無視して
    「憲法破壊」に突き進む安倍政権の体質そのものを
    表している・・・・・・礒崎補佐官は質疑の後半、
    こう締めくくっている。 〈法律を守らない内閣は
    一刻も早く辞めてください〉 礒崎補佐官も政治家の
    ハシクレなら、自分の発言をよ~く思い出し、補佐官に
    任命した安倍首相と一緒に議員辞職すべきだ」

・・・だそうです。「類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる」。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015080402000134.html

「戦争に行きたくない」は利己的 学生らの活動を自民議員批判
2015年8月4日 朝刊

 安全保障関連法案への反対デモを国会前で続ける学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」に対し、自民党の武藤貴也衆院議員、滋賀4区、当選二回=が自身のツイッターで、「彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」と非難していたことが分かった。

 投稿は七月三十日付で、インターネット上で「国に言われたら戦争に行くのが正しい姿だと言ってるに等しい」などと批判が集まっている。これに対し、武藤氏はフェイスブックで「法制に反対するのは真の平和主義に忠実とは言えない」と反論。「世界中が助け合って平和を構築しようと努力している中に参加することは、日本に課せられた義務であり、正義の要請だ」と説明した。

 武藤氏は、報道圧力発言が出て批判された六月の自民党若手議員の勉強会に出席していた。

 民主党の枝野幸男幹事長は三日、国会内で記者団に「民意を受けとめて政治に反映させるべき衆院議員としての見識を疑う」と批判した。維新の党の柿沢未途幹事長も「権力を持つ政党の議員としてはもってのほかの発言だ」と述べた。自民党の谷垣禎一幹事長は記者会見で「舌足らずな発言だ」と述べるにとどめた。


◆「シールズ」学生ら反発 「みんなの思い」「全体主義見えた

 シールズのメンバーは主に10代から20代前半の学生。国会前でラップ調のリズムに乗って「民主主義って何だ」「立憲主義って何だ」とコールするなど、若者が参加しやすいスタイルが注目され、各地で呼応する動きも出ている。

 「戦争が嫌だというのは、個人の考えだけでなく、みんなの思いでもあるのに」。中心メンバーの国際基督教大4年、元山仁士郎さん(23)があきれる。「個人が重んじられる社会が許せないんでしょう。自民党の改憲草案にある全体主義的なものが垣間見えた気がする」

 同じく中心メンバーで明治学院大4年の奥田愛基(あき)さん(23)は「怒りもあるが、それ以上に権力を持つ政治家が語る言葉なのか。私たちは平和主義の下で誰も戦争に行かせたくないと主張していて、利己主義とは違うのだが」と首をひねった。
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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162357

自民・武藤貴也議員 「憲法が日本精神を破壊」の暴言で大炎上
2015年8月3日

     (安倍チルドレンにまともな議員はいない(武藤貴也議員のHPから))

 「マスコミを懲らしめろ」発言の自民党3国会議員といい、“安倍チルドレン”にはホント、ロクな人間がいない。自民党の武藤貴也衆院議員(36=滋賀4区)が、安保法案に反対するデモ活動を行っている学生たちの「SEALDs」を「極端な利己的考え」などとツイッターで批判し、大炎上している。

 問題の書き込みは7月30日。武藤議員は「SEALDs」のデモに対し、こうつぶやいたのだ。

   〈彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』
    という自分中心、極端な利己的考えに基づく〉
   〈利己的個人主義がここまで蔓延したのは
    戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ〉

 呆れるほど、トンチンカンで低レベルな書き込みだが、仰天書き込みはこれだけじゃない。7月23日のブログでは〈日本国憲法によって破壊された日本人的価値観〉と題し、憲法の三大原則(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)を批判。〈戦後の日本はこの三大原理を疑うことなく『至高のもの』として崇めてきた。(略)私はこの三つとも日本精神を破壊するものであり、大きな問題を孕んだ思想だと考えている〉と持論を展開しているのだ。

 よく国会議員になれたものだ。どんな人物なのか。

   「北海道出身で、高校卒業後、5年間のアルバイト生活を
    経て東京外大に入学。京大大学院在籍中に
    滋賀県議会会派の地域政党の政策スタッフになり、
    政治に関わるようになった。この地域政党は当時の
    嘉田知事を支持し、自民党と対立していたのですが、
    09年の総選挙に自民党候補で出馬して周囲を
    呆れさせました。12年の総選挙で初当選し、
    現在2期目。ちなみに『マスコミ懲らしめ』発言が
    出た党文化芸術懇話会のメンバーにも名を
    連ねています」(政治ジャーナリスト)

 こんな連中ばかりだから、安保法案は廃案にしないとダメなのだ。
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●壊憲: 「憲法を「変えない」という重み」と「「政治家が「戦争のできる国」を志向し、その言葉の軽さ」

2015年05月04日 00時00分40秒 | Weblog


東京新聞の社説【戦後70年 憲法を考える 「変えない」という重み】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015050102000167.html)と、
記事【<集団的自衛権 言わねばならないこと> 日常に戦争の狂気】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015050202100008.html)。

 「憲法は永遠に「不磨の大典」たり得ませんが、これまで変えなかったことにも意味があります。戦後七十年、私たちの憲法は重大な岐路に立っています・・・・・・平和憲法をつくり、七十年近く改正しなかった先人の選択の重さを今こそ深く考えるべきではないか。それが戦後七十年の節目を生きる私たちの使命と思うのです」。
 アベ様ら自公議員、壊憲派の翼賛野党議員、彼ら、彼女らのの「軽さ」「薄っぺらさ」よ。

   『●「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」:
          「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの

   『●「小さく産んで大きく育てる」:
       「環境権」で小さく産み、「九条壊憲」へと大きく育てる

   『●テレ朝問題: 「これは圧力です」なんて答える訳がない! 
            「私は辞める」なんて考える訳がない!!
   『●「政治の堕落」: 上から目線で「力のある者が、
     自分の意を通すだけの政治なら、民主制など空虚な看板」

   『●「主権在アベ様」=「地域住民ごときが文句を言うのは
             許されないというのが安倍政権の立場」

   『●「過去への眼差し」無きアベ様、
        「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する

   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
        ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~

   『●メルケル独首相のニッポン右傾化への牽制発言は
        「三原議員の耳にはナ~ンも届いていなかった」

   『●「薄っぺらで反知性的なタカ派」的・独善的
             首相戦後七十年談話など、全く不要

   『●「俺様王国」ニッポン、「俺様王国」大阪「ト」を
             造りたい強権的政治手法好きな二人


 「米軍基地との共存を強いられてきた沖縄には、戦争の狂気がいつも日常と隣り合わせにあります」。
 「政治家が「戦争のできる国」を志向し、その言葉の軽さが目立つ」・・・・・・。そんな政治家が壊憲へと暴走し、高江辺野古で好き放題にニッポンを破壊している。
 「憲法を「変えない」という重み」と「「政治家が「戦争のできる国」を志向し、その言葉の軽さ」。

   『●「現実の戦争を知るベテランジャーナリスト」
            石川文洋さんの言葉に耳を
     「「どんな大義を振りかざそうとも、戦争は殺し合いに他ならない
      戦場では、殺すか殺されるか。だからこそ、そんな状況を
      つくってはいけない」・・・・・・では、どうすれば戦争を
      防ぐことができるか。「戦争の実態を知り、悲劇を想像する力を
      持つこと」と説く」」。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015050102000167.html

【社説】
戦後70年 憲法を考える 「変えない」という重み
2015年5月1日

 憲法は永遠に「不磨の大典」たり得ませんが、これまで変えなかったことにも意味があります。戦後七十年、私たちの憲法は重大な岐路に立っています。

 ワシントンの米下院議事堂に安倍晋三首相の登場を告げる声が響きました。米議会での首相演説。日本の首相としては吉田茂岸信介池田勇人三氏に次いで五十四年ぶり四人目ですが、上下両院議員が一堂に会する合同会議での演説は初めてです。

 「希望の同盟へ」と題された演説は、英語で四十五分間行われました。出席議員や傍聴者が総立ちで拍手を送る場面も十数回あり、おおむね好意的に受け止められたようです。


9条に普遍の価値観

 首相の演説は、米国と戦火を交え、和解した歴史を振り返り、戦後日本がアジアの繁栄に貢献した意義を強調し、未来への希望を語るものでした。

 その中で、首相はこう語っています。

 「アジアの海について、私が言う三つの原則をここで強調させてください。第一に、国家が何か主張するときは、国際法に基づいてなすこと。第二に、武力や威嚇は自己の主張のため用いないこと。そして第三に、紛争の解決は、あくまで平和的手段によること」

 このくだりは、東シナ海や南シナ海で海洋進出の動きを強める中国をけん制したものですが、何かに表現が似てはいませんか。

 「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又(また)は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」

 そう、憲法九条第一項です。九条に込められた理念は、今でも国際的に通用する「普遍の価値観」にほかなりません


侵略戦争をしない決意

 首相は真珠湾、バターン、コレヒドール、珊瑚海と、日米両軍が激しい戦火を交えた戦場を列挙して「歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです」と振り返り、犠牲者を悼みました。

 そして「戦後の日本は先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを刻みました」と表明しました。

 日本人だけで約三百十万人が犠牲になった過酷な歴史です。戦後日本は二度と侵略戦争をしないと反省し、その決意を書き込んだ新憲法は一九四六年十一月に公布、翌年五月に施行されました。

 当時は連合国軍の占領下です。新憲法に日本の非武装化、民主化を目指す米国の意向が色濃く反映されていることは間違いありません。それが「押し付け憲法論」となり、改憲派が改正の必要性を主張する理由にもなっています。

 ただ、それは歴史の一側面にすぎません。五二年の独立回復後、六十年以上たちます。その間、憲法改正の機会は幾度となくあったにもかかわらず、国民はそのような選択をしませんでした。

 今の憲法は、押し付けられたというよりは、国民が長い年月をかけて選びとった、といえるのではないでしょうか。

 国際情勢の変化で自衛隊という実力組織を持つに至りましたが、海外で武力の行使をしない「専守防衛」に徹しました。日本は再び戦火を交えず、軍事上の脅威にもなりませんでした。平和国家の経済的繁栄は、九条の効用です。

 しかし、この憲法が今、重大な岐路立っています。

 一つは、政府が昨年七月の閣議決定で憲法解釈を変更し、それまで違憲としていた「集団的自衛権の行使」を認めたことです。

 他国同士の戦争への参加を認めるこの新しい解釈に基づき、米国との間で「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の再改定に合意、今月中旬には安全保障関連法案を国会に提出します。自衛隊の役割を大幅に拡大し、活動地域も地球規模に広げるものです。「戦争法案」とも呼ばれます。

 もう一つは、憲法改正に向けた動きが大型連休明けに本格化することです。首相にとって改憲は祖父・岸元首相以来の悲願です。国会も、衆院では与党が改憲の発議に必要な三分の二以上の多数を占めます。来年の参院選で勝利し、二〇一七年の通常国会での改憲発議を目指しています


◆アリの一穴にはするな

 自民党はまず環境権など九条以外の条項から改正発議を提起する腹づもりのようですが、改正しなければ、国民の生命や権利を守れない切迫した事情があるとは到底考えられない他条項の改正を九条改正に向けた「アリの一穴」としてはなりません

 平和憲法をつくり、七十年近く改正しなかった先人の選択の重さを今こそ深く考えるべきではないか。それが戦後七十年の節目を生きる私たちの使命と思うのです。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015050202100008.html

<集団的自衛権 言わねばならないこと> 日常に戦争の狂気
2015年5月2日 朝刊

◆沖縄の基地に反対する 高里鈴代さん

 米軍基地との共存を強いられてきた沖縄には、戦争の狂気がいつも日常と隣り合わせにあります。

 米兵による性暴力の歴史は、一九四五年三月の米軍上陸に始まり、今日に至っている。島ぐるみの県民大会に発展した九五年の少女暴行事件も、二〇〇八年に十四歳の少女が暴行された事件も、その中で起きている。

 駐留米兵の罪の意識や人権感覚のなさはもちろんですが、戦場に行っては、その狂気を宿して帰還してくることが無関係ではない。

 那覇市の婦人相談員だった八〇年代、相談に訪れる女性の何人もから米兵に突然、首を絞められ殺されそうになったことがあると聞いた。泥沼化したベトナム戦争(七五年終結)のころの米兵は暴力の塊でした。貧困から米兵相手の店で働くしかなかった女性、民間に職場が少ないために基地で働いていた女性が被害に遭っていた。沖縄の女性は、性暴力と戦場の狂気におびえながら生きなければならなかったんです。本土の方には想像できない現実がありました。

 米兵の犯罪を許してきた背景には日米地位協定がある。入国チェックが適用されない米兵は透明人間のようなもの。基地がある限り、不平等協定は残り、沖縄の人権は回復されません

 私たちは戦後ずっと、基地問題に振り回され、貧困や教育など人々の生活の課題に力を振り向けられずにきました。反基地運動は時間も労力もお金も重すぎる負担です。でも、負けられません。

 辺野古(へのこ)に恒久的な新基地をつくらせないということは、次の世代に暴力を引き渡さないということなんです。日本が米国と一緒に戦争をする国になるのは認められない。戦場のような日常を終わらせなければなりません。

<たかざと・すずよ> 1940年生まれ。基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表。強姦救援センター・沖縄(REICO)代表。元那覇市議。
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●「俺様王国」ニッポン、「俺様王国」大阪「ト」を造りたい強権的政治手法好きな二人

2015年04月30日 00時00分08秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【ウリ二つ独裁者 安倍晋三と橋下徹 安倍首相と橋下市長「大衆は愚か」という“上から目線”も酷似】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158867)。
asahi.comの書評【日本の反知性主義 [編]内田樹】(http://book.asahi.com/reviews/column/2015041400001.html?iref=comtop_fbox_d2_05)。

 「つまり、選挙に勝つためならどんな嘘でも平気でつくというインチキぶりにおいて、橋下と安倍は似ているのだ・・・・・・強権的政治手法で自分への批判を許さない安倍と橋下。2人の独裁者は今や自由と民主主義の敵でしかない」。
 「主権在アベ様」と「俺様大好き元大阪「ト」知事」という似た者同士・同志、独裁者ぶり、「自由と民主主義の敵」。「俺様王国」ニッポン、「俺様王国」大阪「ト」を作りたくてしょうがないお二人の権力者・・・・・・う ん ざ り。「反知性主義者たちが「反日」といって思考停止してしまうように安倍晋三やその支持者たちを反知性主義者だと非難するだけでは思考停止してしまう」ことは分かっているのだけれども・・・・・・。
 「大阪市をバラバラにはしません」「大阪市は潰しません」「敬老パスはなくしません」って、「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」とどこか似ていませんか? おまけに「上から目線」。

   『●思い込みの激しい老人: 大阪元〝ト〟知事に
                 「歴史に関しての無知」だってさ!

   『●「証拠が出てくれば反省しなければならない」のだから
                          反省してください

   『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、
                   そして自民党も同じ穴のムジナ

   『●「誤解」だったの?? 弁護士らしからぬ言動で、身から出た錆
   『●「自己責任」を叫ばれた人の立場
   『●掲げてもいない脱原発の看板を下ろす:
          今に始まったことではないし、驚きもしないが・・・

   『●タヌキ(関西電力)とキツネ(橋下徹氏)の汚れたケンカ
   『●『最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術』を
               持つ人達は反省してくれるでしょうか?


   『●「法令に基づいて粛々と対応する」「法治国家」ニッポンならば
                   辺野古破壊を直ぐに停止すべき

   『●この現実を見ても、アベ様と菅官房長官は
        「汚染水の『影響』は完全にブロック」と言うのか?

   『●アベ様の周りには忠実なシモベばかり・・・
       辺野古破壊「続行を」、「強硬論次々」だそうです

   『●アベ様と菅官房長官らが辺野古でやっていること・・・
        「人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じ」

   『●「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」:
        「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの

   『●「小さく産んで大きく育てる」:
       「環境権」で小さく産み、「九条壊憲」へと大きく育てる

   『●テレ朝問題: 「これは圧力です」なんて答える訳がない! 
                「私は辞める」なんて考える訳がない!!
   『●「政治の堕落」: 上から目線で「力のある者が、
       自分の意を通すだけの政治なら、民主制など空虚な看板」

   『●「主権在アベ様」=「地域住民ごときが文句を言うのは
                 許されないというのが安倍政権の立場」

   『●「過去への眼差し」無きアベ様、
        「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する

   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
         ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~

   『●メルケル独首相のニッポン右傾化への牽制発言は
         「三原議員の耳にはナ~ンも届いていなかった」

   『●「薄っぺらで反知性的なタカ派」的・独善的
               首相戦後七十年談話など、全く不要


 「いま時代を読み解くキーワードは「反知性主義」だ。なぜネトウヨ的なことばが蔓延するのか。なぜ安倍晋三が首相なのか。こうした素朴な疑問は、反知性主義について考えることで解ける・・・・・・反知性主義に陥らないためにはどうすればいいのか。想田和弘の文章が参考になる。映画作家の想田はドキュメント番組の製作で、効率と予定調和を求められる現実に直面する。試行錯誤をすべてムダと考え、あらかじめ決めた結論に向けて一直線に進んでいく思考。それが反知性主義だ」。
 青木理さんも仰ってます、「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」。

   『●続・「首相はくず」とは言っていないけれど、
       「息吐く様に嘘つく」「ネット右翼の書き込みと大差なし」

   『●「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」
                    ・・・・・・アベ様達からして?


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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158867

ウリ二つ独裁者 安倍晋三橋下徹
安倍首相と橋下市長「大衆は愚か」という“上から目線”も酷似
2015年4月11日

     (安倍首相(右)と橋下大阪市長(C)日刊ゲンダイ)

 大阪都構想を巡り論戦が行われている大阪府議、市議選で話題になっているチラシがある。2011年の大阪府知事、市長のダブル選で大阪維新の会が配布した「維新の挑戦」と書かれたものだ。ここには「大阪市をバラバラにはしません」「大阪市は潰しません」「敬老パスはなくしません」などと書かれているのだが、今、維新は大阪市を解体し、再編する大阪都構想の信認を得ようとしている。

 橋下市政は、70歳以上の大阪市民が地下鉄とバスを無料で利用できた「敬老パス」もいつのまにか有料化にし、まったく別の制度にしてしまった。

 自民党の大阪市議は「橋下(徹大阪市長)は嘘つきだと証明するものだ」と威勢がいいが、自民党だって嘘つきぶりでは負けていない。

 昨年10月、安倍晋三首相は衆院本会議で「いわゆる移民政策を取ることは考えていない」と答弁したが、新成長戦略に外国人労働者の受け入れ制度拡充が盛り込まれることが明らかになった。この新成長戦略は竹中平蔵 パソナ会長も委員を務めている産業競争力会議で取りまとめられる。

 12年12月の衆院選ではTPPについて「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対する」としていたが、その約3カ月後には交渉参加を表明。

 つまり、選挙に勝つためならどんな嘘でも平気でつくというインチキぶりにおいて、橋下と安倍は似ているのだ。

 野党時代、無役だった安倍は大阪で講演し、民主党を批判してこう言ったことがある。

    「マニフェストの訳は嘘ですよ

 これが自分へ振り返ってくる批判への予防線だったのか。

 かと思うと、橋下は「フワッとした民意に支えられている」とよく言う。フワッとした民意とはつまり有権者は意見がない、何となくしか考えられないという意味ではないか。その根底には「大衆は愚か」という上から目線が見え隠れする。

 有権者をここまで愚弄できるからこそ、独裁的政治手法に何の痛痒も感じないのであろう。強権的政治手法で自分への批判を許さない安倍と橋下。2人の独裁者は今や自由と民主主義の敵でしかない。

(敬称略=おわり)
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http://book.asahi.com/reviews/column/2015041400001.html?iref=comtop_fbox_d2_05

日本の反知性主義 [編]内田樹
[文]永江朗  [掲載]2015年04月17日

     (著者:内田樹、赤坂真理、小田嶋隆白井聡想田和弘
      高橋源一郎、仲野徹、名越康文、平川克美、鷲田清一 
      出版社:晶文社 価格:¥ 1,728)

■反知性主義に抗する方法

 いま時代を読み解くキーワードは「反知性主義」だ。なぜネトウヨ的なことばが蔓延するのかなぜ安倍晋三が首相なのか。こうした素朴な疑問は、反知性主義について考えることで解ける。

 『日本の反知性主義』は内田樹が依頼した9人と内田自身による論考からなる評論集だ。9人の顔ぶれはさまざま。作家の赤坂真理や高橋源一郎もいれば、精神科医の名越康文や映画作家の想田和弘もいる。最年長は哲学者の鷲田清一で、最年少は政治学者の白井聡。つまり、いろんな人がいろんな立場で反知性主義について考える。

 反知性主義は、たんなる無知や無教養とは違う。もっと積極的なもので、知性に対する反発いや攻撃的態度だ。反知性主義的な人はそれなりに知識も教養もある。だけど彼らは「考える」ということをしない。とくに「自分で考える」ということを。

 高橋源一郎や想田和弘、小田嶋隆は、反知性主義について語ることのむずかしさを指摘している。誰かに反知性主義者の烙印を押すことは、反知性主義者たちが別の誰かを「反日」「売国奴」「サヨク」と呼ぶことと同じだからだ。反知性主義者たちが「反日」といって思考停止してしまうように安倍晋三やその支持者たちを反知性主義者だと非難するだけでは思考停止してしまう。内田は『アメリカの反知性主義』の著者、ホーフスタッターの言葉を引いて言う。「知識人自身がしばしば最悪の反知性主義者としてふるまう」と。

 反知性主義に陥らないためにはどうすればいいのか。想田和弘の文章が参考になる。映画作家の想田はドキュメント番組の製作で、効率と予定調和を求められる現実に直面する。試行錯誤をすべてムダと考え、あらかじめ決めた結論に向けて一直線に進んでいく思考。それが反知性主義だ。

 反知性主義に抗するためには、ああでもなくこうでもなくと考え続け、辛抱強く悩み、思い、迷い続けていくしかない
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●「薄っぺらで反知性的なタカ派」的・独善的首相戦後七十年談話など、全く不要

2015年04月26日 00時00分25秒 | Weblog


東京新聞の記事【首相バンドン会議演説 「大戦の反省」60年前の引用 自分の言葉語らず】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015042390071026.html)と、
社説【侵略とおわび 自身の言葉で語らねば】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015042302000148.html)。

 「戦後五十年に発表された村山富市首相談話、戦後六十年の小泉純一郎首相談話の核心部分である「植民地支配と侵略」「心からのおわび」に触れなかった。首相は戦後七十年談話について、自分の言葉で語る重要性を指摘しているが、この日は先の大戦の「反省」さえも、自らの言葉で語らなかった」。
 「安倍晋三首相はなぜ自分の言葉で語らないのか。植民地支配と侵略への反省とおわびは、外交の基盤である歴史認識の根幹だ。過去の首相談話を引き継ぐと語るだけでは、国際社会には伝わるまい」。

 歴史修正主義者・「歴史歪曲主義者のナルシシズム」。「過去の首相談話を引き継ぐと語るだけで」、安倍談話の中身スッカラカン、(青木理さん)「薄っぺらで反知性的なタカ派」的中味だったら、戦後七十年談話などしてくれない方がましであり、世界に向けて恥をさらすこともなくなる。「「未来志向」の談話」にむしろ逆行することになるし、「言葉を省いて国際社会の誤解を招く愚は犯すべきでない」。

   『●一国の首相が歴史修正主義者なんて恥ずかしいし、
         羞恥心の無さと自覚の無さという救いの無さ

   『●首相からして歴史修正主義者な国の文科大臣の「食言」
   『●「ヘイトの深層」 『週刊金曜日』
      (2014年8月29日号、1005号)についてのつぶやき

   『●「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」:
           「ケンカを売り」「火に油を注ぎ」そうな雰囲気

   『●この虚しい・空しいアベ様のトンチンカンな答弁:
        「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」』 

   『●「過去への眼差し」無きアベ様、
        「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する

   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
         ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~

   『●メルケル独首相のニッポン右傾化への牽制発言は
         「三原議員の耳にはナ~ンも届いていなかった」

   『●「安倍談話の前に知りたい歴史問題」 
       『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号)について

     「歴史歪曲主義者のナルシシズムを徹底批判/
      安倍談話の前に知りたい歴史問題」

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015042390071026.html

首相バンドン会議演説 「大戦の反省」60年前の引用 自分の言葉語らず
2015年4月23日 07時10分


 
(↑ブログ主注: まことに勝手ながらコピペさせて頂いております
   【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2015042399071026.jpg】)

 【ジャカルタ=関口克己】 安倍晋三首相は二十二日、インドネシアの首都・ジャカルタで開かれているアジア・アフリカ会議(バンドン会議)首脳会議で演説した。戦後五十年に発表された村山富市首相談話、戦後六十年の小泉純一郎首相談話の核心部分である「植民地支配と侵略」「心からのおわび」に触れなかった。首相は戦後七十年談話について、自分の言葉で語る重要性を指摘しているが、この日は先の大戦の「反省」さえも、自らの言葉で語らなかった

 首相は演説で、六十年前のバンドン会議で採択されたバンドン十原則にある「侵略または侵略の脅威、武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立を侵さない」などの原則を紹介。「この原則を、日本は、先の大戦の深い反省とともに、いかなる時でも守り抜く国であろう、と誓った」と述べた。六十年前の会議には当時の経済審議庁長官が出席した。

 首相は先の大戦の反省を、自分の言葉で語らず、終戦からわずか十年後の年に開かれたバンドン会議に臨んだ当時の日本の姿勢を紹介する形で語った。

 一九九五年に当時の村山首相が出した談話は、先の大戦について「植民地支配と侵略によって、アジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた」と認め、「痛切な反省の意を表し、心からのおわびの気持ちを表明する」とした。

 十年後の二〇〇五年、バンドン会議五十周年記念首脳会議では、当時の小泉首相は演説で、村山談話を踏襲する形で「植民地支配と侵略」「痛切なる反省と心からのおわび」を表明した。キーワードは四カ月後の戦後六十年談話にそのまま反映された。

 安倍首相は今年の終戦記念日に合わせて戦後七十年談話を出す方針。歴史認識問題で対立する中国、韓国両国のほか、日本国内でも村山談話のキーワードを踏襲するよう求める意見が強い。バンドン会議での演説は七十年談話につながっていくため、中国、韓国をはじめ、米国も注目していた。

 首相は歴史認識をめぐる歴代政権の考え方について「基本的な考え方を引き継いでいる」とする一方、村山談話のキーワード継承には「同じ言葉を入れるなら、談話を出す必要はない」と否定的な考えを示している。

 首相は二十六日から訪米し、米上下両院合同会議での演説を予定していて、歴史認識について説明する見通し。

(東京新聞)
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015042302000148.html

【社説】
侵略とおわび 自身の言葉で語らねば
2015年4月23日

 安倍晋三首相はなぜ自分の言葉で語らないのか。植民地支配と侵略への反省とおわびは、外交の基盤である歴史認識の根幹だ。過去の首相談話を引き継ぐと語るだけでは、国際社会には伝わるまい。

 安倍首相がきのう、インドネシアの首都ジャカルタで開かれたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)六十周年記念首脳会議で演説した。二十六日からの訪米ではワシントンの米議会でも演説する。

 戦後五十年の村山富市、六十年の小泉純一郎両首相談話の作成過程を振り返ると、首相自身の発言がそれぞれ基礎になった。

 今年八月十五日の終戦記念日に発表する予定の戦後七十年の安倍首相談話も同様だろう。だからこそ、首相がジャカルタやワシントンでの演説で、どんなメッセージを発するのかに注目が集まる。

 首相はジャカルタでの演説で、「先の大戦の深い反省」は語ったが、五十周年記念首脳会議で当時の小泉首相が明言した「心からのおわび」には触れなかった

 また「植民地支配」には言及せず、「侵略」という文言も、六十年前のバンドン会議で発表された「平和宣言」を引用する中で触れてはいるが、日本自身の「侵略」という意味で使ってはいない。

 安倍首相は、二つの首相談話を含めて「歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」と述べてはいるが、「基本的な考え方を引き継いでいくと言っている以上、もう一度書く必要はない」とも語っている。

 首相としては敗戦までの過去の歴史よりも、焦土の中から復興を遂げた戦後日本の歩みや、今後の国際貢献に焦点を当て、「未来志向」の談話としたいのだろう。

 しかし、二つの首相談話で言及している「植民地支配と侵略」への「反省とおわび」は歴史認識の根幹だ。全体として引き継ぐのだから、その都度言及しなくても国際社会の理解は得られると考えるのは、あまりにも独善的である。

 戦後日本の平和国家としての歩みは誇るべき歴史であり、先人の努力と知恵に敬意を表したい。同時に、平和国家としての立脚点が先の大戦への反省にあることを忘れてはなるまい

 一国の歴史には誇るべきも反省すべきもあるだろうが、負の歴史も受け入れてこそ、国を愛するということではないか。未来志向に魂を入れるためにも、首相自身の言葉で「侵略」「おわび」を語るべきだ。言葉を省いて国際社会の誤解を招く愚は犯すべきでない
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●「安倍談話の前に知りたい歴史問題」 『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号)について

2015年04月14日 00時00分42秒 | Weblog


週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、中山千夏さん【リブらんか(151) 本多勝一はやっぱ正しかったね】。

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■①『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 「歴史歪曲主義者のナルシシズムを徹底批判/安倍談話の前に知りたい歴史問題」。【防衛研戦史専門家も呆れた『産経』「南京虐殺否定」記事】。【初公判直前 ろくでなし子が新作マンガ描きおろし】

■②『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 横田一さん【Mプロデューサーと恵村氏、古賀市降板に新事実 報ステ、古賀vs.古館論戦の裏側】、「古館氏が楽屋での発言内容を認めた場合、官邸の圧力がテレ朝の人事に影響を与えた実態が明らかになる可能性もあるのだ」。「これは圧力です」なんて答える訳がない! 「私は辞める」なんて考える訳がない!!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e4a6c9e4fbcc213dfe51a21ae46de315

■③『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 粟野仁雄さん【上西議員を党除名で乗り切る橋下市長 大阪都構想占う府・市議選】、「橋下市長は「都構想が否決されれば市長を辞める」と宣言している」。そりゃ楽しみだ、「オオカミが来たぞ~」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d9935b2b6742c0a4d3c9876943f71f4b

■④『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 能川元一氏【「捏造」だの「日本の名誉」だの声をあげるが 「慰安婦」報道めぐる「『朝日』集団訴訟」の勘違い】、「『朝日』に訴訟を起こす騒ぎに。だが、訴状の内容は「慰安婦」問題についての無知をさらしている・・・バッシングが目的か」。「産経のドン」故・鹿内信隆氏やナチ曽根氏も証言(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e

■⑤『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 山口智美氏【誰が海外で「日本の名誉」を損なわせているのか 外務省も巻き込んだ「慰安婦」否定派の動き】、「・・・といった疑わしい口実で「慰安婦」問題の「正しい歴史認識」の発信を強めれば強めるほど、日本の国際社会における孤立はより顕著になるのではないか」。(青木理さん曰く)「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」状況(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e9afcbe0d6285ceb353040f880c9a5da

■⑥『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 中山千夏さん【リブらんか(151) 本多勝一はやっぱ正しかったね】、「テレビに反体制言論の自由はない、従ってテレビに御用ジャーナリストはありえても体制と戦うジャーナリストはいない、・・・・・・。だって経済人が権力握っている局で、スポンサーは大企業ないしは大広告会社、・・・・・・到底、反体制ではいられないわな。巷の紙誌も、カネ縛りでは同様で、だから反体制に立つジャーナリストが稀有なんでしょ? つまり購読料だけで本誌を始めた本多勝一は正しかった、うん」。カラスはやっぱり「黒いhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e83b8decf1b34b3980fc42275c9cf636

■⑦『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 矢崎泰久さん【発言2015】、「幻冬舎の見城徹のような権力のポチに爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。 *インチキペテンの化けの皮がとうに剥がれている安倍内閣をまだ支持している人はその同類に過ぎない。・・・・・・統一地方選挙にしても、棄権率が50%を越えることが予想されている。低投票率を望んでいる政府が世界のどこにあるのか。民主主義のルールを守らず、平然と憲法違反を繰り返して安倍政権に絶望していることの表れではないのか。「我が軍」と口走った瞬間にキミは終わった」。類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になるhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e67cea2a8c25ed29341d225f360fcefc
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●「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」: 「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの

2015年03月31日 00時00分43秒 | Weblog

 
東京新聞の記事『【特報】草の根保守の先兵 日本会議地方議連』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015032802000140.html)の導入部。

 「統一地方選の議会議員選挙には、日本最大の右派組織とされる「日本会議」の地方議員連盟メンバーが多く出馬する」。

 2015年4月統一地方選・・・・・・ブログ主の多くの最近のつぶやき: 「まずは、なんとか「ネジレ」を取り戻そう! 統一地方選はそのステップ。「眠り猫」も目ざめて、アベ様の暴走を止めましょう!! 「矢崎泰久さん【発言2013】、「・・・「ネジレ解消」と意気込んでいるけれど、ネジレこそが参議院の本質と考えたい。解消を許してはならない」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/412dc27cdbf5eeb9f5e40ebe2232daaf)」。

 一方、「ネジレ」を取り戻すためのステップを阻むもの・・・・・・「日本最大の右派組織とされる「日本会議」」。これは、「憲法改正愛国心教育自虐的歴史教育是正戦後レジーム脱却・・・・・・」といったアベ様のオツムの中身のネタ元。「右翼」「保守」というのも随分と落ちぶれたものです。

   『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
     「「安倍首相が、多くの犯罪を犯したカルト教団統一協会
      ファシスト団体日本会議と密接な関係にあることは周知の通り・・・
      ・・・もう一つ、安倍首相には表に出してもらいたくない関係があります。
      先日、組織のトップが殺人の関与で逮捕された九州最大のヤクザ
      工藤会密接な関係」・・・・・・。「とある暴力集団」との関係でさえ
      ウンザリなのに、「闇社会」との関係まで疑われるとは!? 
      アベ様、ダークすぎます。ますます国際社会の印象が
      悪くなる一方です」
     「・・・・・・統一協会暴力団日本会議神道議員連盟と、
      安倍晋三ほどダークな政治家はいないのではないでしょうか」

   『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
     「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」


 それでも投票できる自公支持者の皆さん、その思考の過程を理解できない。

   ●「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」
                 ・・・・・・アベ様達からして?

   『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
         ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~

   『●メルケル独首相のニッポン右傾化への牽制発言は
         「三原議員の耳にはナ~ンも届いていなかった」


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015032802000140.html

【特報】
草の根保守の先兵 日本会議地方議連
2015年3月28日

 統一地方選の議会議員選挙には、日本最大の右派組織とされる「日本会議」の地方議員連盟メンバーが多く出馬する。改憲、慰安婦否定、「新しい歴史教科書をつくる会」系教科書の推進…。草の根保守の先兵たちは、国への意見書などの形で「地方の声」を演出している。日本会議は安倍政権の支持基盤だ。日本会義系が地方で拡大すれば、日本全体の右傾化に拍車がかかる。統一選で問われるのは、地域活性化策ばかりではない。 (篠ケ瀬祐司、三沢典丈)
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●アベ様の周りには忠実なシモベばかり・・・辺野古破壊「続行を」、「強硬論次々」だそうです

2015年03月28日 00時00分27秒 | Weblog


東京新聞の記事【辺野古移設「続行を」 自民部会で強硬論次々】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015032702000126.html)。

 「出席者から法廷闘争も辞さず工事を続行するよう求める意見が相次いだ」。

 辺野古破壊続行を」、「強硬論次々」・・・・・・だそうです。スガ殿を筆頭に、アベ様の周りには忠実なシモベばかり・・・・・・類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる。「法廷闘争」? アベ様は「最高の責任者は私だ。・・・・・・私たちは選挙で国民の審判を受ける」と豪語し、沖縄では完璧な4連敗なんですけれど? これまでの選挙で、沖縄県民の明確な「審判」、明確な「民意」が出ているのですが、アベ様らは沖縄県民に対してどう「責任」をとるの? アベ様はどんな「最高の責任」をとってくださるの? まさか、沖縄県民はニッポン「国民」ではないとでも?

   ●沖縄県民の民意は明白: 辺野古破壊者、沖縄で4度目の完敗
   『●沖縄県民の民意にお構いなし、
        辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに

   『●辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに、
                         「ロコツな“沖縄イジメ”」

 アベ様の周りの忠実なシモベの筆頭スガ殿は「そう遠くないうちに(知事に)会いたい」・・・・・・まず、辺野古破壊を直ぐに止めてから、ゆっくりと「会談の機会の模索」でも何でもやってくださいな。まずは直ぐに辺野古破壊を止めて下さい。話はそれからでも、遅くない、これまで、さんざん「会談拒否」してきたのですから。「そう遠くないうち」なんて、「■ロミス」のCMみたいな意味不明な「クチ約束(promise)」なんてしないことだ。

 自公議員(あえて「「積極的平和主義」を愛する公明党」も入れます)は、誰も沖縄の状況に思いをはせることがないのでしょうか? まあ、そんなことが出来るのなら沖縄で4連敗なんてしないでしょうけれど。「沖縄イジメ」「差別性の極み」に気づかない「類」「朱」、「ト」や「ア●」。

   ●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
         ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~

   『●メルケル独首相のニッポン右傾化への牽制発言は
          「三原議員の耳にはナ~ンも届いていなかった」

   『●「法令に基づいて粛々と対応する」「法治国家」ニッポンならば
                        辺野古破壊を直ぐに停止すべき


 「ト」や「ア」の御一人、佐藤正久センセイについて・・・:

   ●「敗戦特集」『週刊金曜日』
        (2013年8月9日、955号)についてのつぶやき
     「「敗戦特集」。「終戦」でないところがミソ。盛りだくさん。三宅勝久さん
      (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%BB%B0%C2%F0%BE%A1%B5%D7
      【買収容疑で元陸将補逮捕 〝ヒゲの隊長〟に不祥事続々】、
      「収支報告「ゼロ」」。佐藤正久参院議員の胡散臭い事実」

マスコミの皆さんは、掘り下げてみては如何か?

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015032702000126.html

辺野古移設「続行を」 自民部会で強硬論次々
2015年3月27日 朝刊

 自民党は二十六日の国防部会で、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設をめぐる政府と沖縄県の対立問題を議論し、出席者から法廷闘争も辞さず工事を続行するよう求める意見が相次いだ。

 部会長の佐藤正久参院議員は「司法の場で決着してでも(辺野古への移設は)絶対進めるべきだ。(政府の)手続きに瑕疵(かし)がなければ、不退転の覚悟が必要だ」と強調した。

 ほかの議員からは「行政手続きに関して、沖縄県が間違った解釈をしている」「政府の一連の対応に問題はない毅然(きぜん)とした態度で移設を進めるべきだ」などの意見が出された。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十六日の記者会見で「国と沖縄県はさまざまな問題で連携しなければならないので、そう遠くないうちに(知事に)会いたい」と述べ、四月以降に翁長雄志(おながたけし)知事と面会する考えを示した。
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●メルケル独首相のニッポン右傾化への牽制発言は「三原議員の耳にはナ~ンも届いていなかった」

2015年03月20日 00時00分24秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【「八紘一宇」をブログで解説…三原議員に警戒強める国際社会】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158190)。

 「こういうオソマツな議員ばかりだから、国際社会が安倍政権に警戒感を抱くのだ。参院予算委で、自民党女性局長の三原じゅん子議員(50)の口から出た「八紘一宇」発言。一昔前の国会なら大騒ぎだが、今は国会はもちろん、大新聞・テレビもなぜかスルーだ・・・・・・金子勝氏・・・「戦前の軍国主義を肯定する言葉を国会で、しかも女性議員が発したことに驚きます。国際社会から見れば、日本の政権は首相だけでなく、女性議員も好戦的なのか、と映るでしょう。ますます世界から孤立しますよ」」。
 類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる。アベ様や麻生太郎氏からしてそうですが、多くの自民党議員に(青木理さん曰く)「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」状況です。メルケル独首相のニッポン右傾化への牽制発言は「三原議員の耳にはナ~ンも届いていなかった」し、他の自公議員も同様。

   ●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
         ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~


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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158190

「八紘一宇」をブログで解説…三原議員に警戒強める国際社会
2015年3月18日

   (「教育勅語の復活」を言い出すのも時間の問題(C)日刊ゲンダイ)

 こういうオソマツな議員ばかりだから、国際社会が安倍政権に警戒感を抱くのだ。参院予算委で、自民党女性局長の三原じゅん子議員(50)の口から出た「八紘一宇」発言。一昔前の国会なら大騒ぎだが、今は国会はもちろん、大新聞・テレビもなぜかスルーだ

 三原議員は17日のブログでも〈八紘一宇というのは、「日本書紀」において、初代神武天皇が即位の折りに「掩八紘而爲宇」(あまのしたおおひていえとなさむ)とおっしゃったことに由来する言葉です〉と書いている。あくまで、日本が先の侵略戦争を正当化するために使ったスローガンと認めたくないのだろう。

 しかし、国際社会の見方は違う。日本と同様に戦争に突き進んだドイツが掲げた「ゲルマン民族の優越性」と並び、右傾化した国家主義を表す言葉だ。くしくも、7年ぶりに訪日したメルケル独首相が安倍政権の右傾化を牽制する発言をしていたが、三原議員の耳にはナ~ンも届いていなかったのだ。立正大教授の金子勝氏(憲法)もこう言う。

   「戦前の軍国主義を肯定する言葉を国会で、しかも女性議員が
    発したことに驚きます。国際社会から見れば、日本の政権は
    首相だけでなく、女性議員も好戦的なのか、と映るでしょう。
    ますます世界から孤立しますよ」

 歴史修正主義のタカ派政権だから、過去を顧みないのだろうが、「八紘一宇」は過去の国会でも度々、取り上げられ、問題視されてきた。例えば、82年3月の参院文教委員会では、社会党の本岡昭次議員が三原議員のような見解に対し真っ向から反論していた。

   〈八紘一宇なんていうのはね、字引を見ても「太平洋戦争期に
    おけるわが国の海外進出を正当化するために用いた標語」だ。
    (略)八紘一字というようなものがどんどん前へ出ていって
    それが真の平和主義だと、(略)民主主義とか、自由主義とか
    言ったら八紘一宇精神によって断罪された時代があったんですよね〉

 タダでさえ「戦前回帰」の動きが目立つ安倍政権だ。下村文科相が「道徳の教科化を声高に叫ぶ姿を見ていると、三原議員は次に「教育勅語の復活を口にするんじゃないか
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●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる ~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~

2015年03月19日 00時00分11秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015031802000138.html)。

 「自民党の三原じゅん子さんが参院予算委員会で戦前、日本の侵略を正当化するための標語として使用された「八紘一宇」を日本のあるべき姿とおっしゃった・・・・・・その戦前のドレスは誰がどう見ても美しくない。国防色と血の赤と涙で染められている。三原さんの指摘通り「弱肉強食」の国際秩序は問題だが、そのドレスでは、国際社会で誰も一緒に踊るまい」。
 また、asahi.comの記事【三原じゅん子氏「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言】(http://www.asahi.com/articles/ASH3J6R68H3JUTFK00N.html?iref=comtop_6_05)によると、「「八紘一宇(はっこういちう)は日本が建国以来、大切にしてきた価値観」と述べた。八紘一宇は「世界を一つの家とする」という意味で、太平洋戦争中、日本の侵略を正当化するための標語として使われていた・・・・・・答弁に立った麻生太郎財務相は「八紘一宇は戦前の歌の中でもいろいろあり、メーンストリーム(主流)の考え方の一つだと思う。三原氏の世代にこういった考え方を持っている方がいるのに、正直驚いた」と述べた」。
 さらに、nikkan-gendaiの記事【「八紘一宇」持ち出した三原じゅん子氏に沈黙する国会の異常】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158149)によると「一昔前なら大問題となったはずの暴言だが、16日の参院予算委で三原議員の発言をとがめる議員はゼロ。共産党も社民党も黙って聞き流していた。この国はもはや行き着くところまで来てしまったのか」。

 類は」を呼ぶ(トンデモの「ト」)。朱に交われば「」になる(ア●の「ア」)。それに投票する人たちって、一体何なんでしょね?
 麻生太郎氏の答弁もすごいです。お二人も同「類」だし、同じような「朱」です。青木理さん「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」。その「薄っぺらさ」や「反知性度」は相当なものです。

   『●「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」・・・・・・アベ様達からして?

 そして、国会の情けなさ。こんな言論の府しかないニッポンと「誰が一体一緒に踊ってくれるでしょうか」?

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015031802000138.html

【コラム】
筆洗
2015年3月18日

 ネット上で一枚のドレスの写真が議論を呼んでいた。本来のドレスの色は「青と黒」なのだが、人によっては「白と金」に見える。試してみると、最初は「白と金」に見えたのだが、時間を置いて再び見るとどうがんばってみても「青と黒」にしか見えない▼理由はよく分からぬが、一種の錯覚、錯視か。珍しい話ではない。ドレスに限らず、同じ日本人であっても同じ言葉からその人が感じ取る、印象や「意味」は完全に同じではないのだろう。時代やその人固有の考え方でずれてしまうことがある▼問題は「八紘一宇(はっこういちう)」である。自民党の三原じゅん子さんが参院予算委員会で戦前、日本の侵略を正当化するための標語として使用された「八紘一宇」を日本のあるべき姿とおっしゃった▼日本書紀から来ている。意味は「世界を一つの家にする」。その意味においては良いも悪いもない。あらゆる人種、文化を超えた調和という意味であれば、理想主義のニュアンスさえあろう▼それでも不幸な歴史によって「八紘一宇」の名のもとに愚かな戦争の道を進み、国民は塗炭の苦しみを味わった。その言葉に恐怖さえ覚える人が大勢いる▼その戦前のドレスは誰がどう見ても美しくない国防色と血の赤と涙で染められている。三原さんの指摘通り「弱肉強食」の国際秩序は問題だが、そのドレスでは、国際社会で誰も一緒に踊るまい
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