Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●《これだけ忖度が横行する国家は民主主義とはいえないのではないか》?…アベ様による人治主義・独裁国家

2019年05月12日 00時00分00秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]



週刊朝日のコラム【室井佑月「北朝鮮みたいにしたいんか?」】(https://dot.asahi.com/wa/2019042400009.html)。

 《関門海峡を結ぶ「下関北九州道路」事業をめぐり、塚田一郎・前国土交通副大臣が、安倍晋三首相と麻生太郎副総理の意向を「忖度した」と発言した問題。塚田氏が責任を取って辞任した。えっ、それで終わり?

 《山口県下関市のご出身である安倍総理からは『早期建設に向けた活動をしっかりと取り組むように』とお言葉を頂きました》…忖度させとるやん。《これだけ忖度が横行する国家は民主主義とはいえないのではないか》…とっくにアベ様による人治主義国家、アベ様独裁国家だと思いますけれど。
 それにしても、果たされぬ《任命責任》…。トカゲのシッポ切に終始し、アタマが潰されることはない。「1/4と2/4」の皆さん、これが法治国家でしょうか?、民主主義国家でしょうか? 恥ずかしい国だ。

   『●「安倍と小山氏が直接面会して“秘密会談”をおこなった」…
                  どんなダークなことを話し合ったのかな?
   『●麻生太郎氏が《政治活動》していた時…ほぼタダで
       国有地売却されていた森友問題、財務省は公文書を改ざん
   『●果たされぬ《任命責任》…《全て麻生氏の言葉だ。
       いまだに閣内にとどまっているのは不可解極まりない》
   『●塚田一郎氏は、アベ様への忖度について
      《首相の姿勢を問うていた》…《約一年後に、同じ人物が…》
   『●《売国》どころか《安倍さんの安倍さんによる…“献国”とか“贈国”》。
                           《前進どころか…後退してるわ》
   『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
                     自分の信念や理に反して悔しかっただろう》

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https://dot.asahi.com/wa/2019042400009.html

室井佑月北朝鮮みたいにしたいんか?
連載「しがみつく女」
室井佑月 2019.4.25 07:00 週刊朝日 #室井佑月

 作家・室井佑月氏は、忖度が横行するこの国のあり方について、民主主義とはいえないと苦言を呈する。

【この記事のイラストはこちら】
イラスト/小田原ドラゴン
[https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2019042400009_2]

*  *  *

 関門海峡を結ぶ「下関北九州道路」事業をめぐり、塚田一郎・前国土交通副大臣が、安倍晋三首相と麻生太郎副総理の意向を「忖度した」と発言した問題。塚田氏が責任を取って辞任した。えっ、それで終わり?

 塚田氏は北九州市の集会で、吉田博美自民党参院幹事長から「塚田、わかってるな、これは総理と副総理の地元事業なんだよ」「俺がなんで来たかわかる?」といわれたとして、「国直轄の調査に引き上げた。私が忖度した」といったんだ。

 吉田参院幹事長に同行していたのが大家敏志・参院議員。福岡県の政治家だ。

 実際、大家氏は昨年の10月25日、吉田参院幹事長と一緒に、安倍首相と首相官邸で面会した。そのときのことを自分のFacebookやブログに、こう書いている。

   「山口県下関市のご出身である安倍総理からは
    『早期建設に向けた活動をしっかりと取り組むように』とお言葉を頂きました」

 この大家議員は、昨年おこなわれた北九州市での講演で、「総理と副総理の地元なので、2人がやるとぐちゃぐちゃ言われるから、参議院の吉田博美幹事長を引っ張り出した」といっていた。

 これで、森友加計勤労統計調査手法変更問題でうっすらと見えてきたワルの構図がはっきりした。しかも、これまでそんなもんはない、といってきたワル側が失敗し、自らその姿をさらした形

 新聞報道などを簡単な言葉にしていえば──安倍首相、麻生副総理が自分の地元に道路を造りたがった。これまでもその案はでてきたが、その道路を造るには2千億円から2700億円もの費用がかかり、絶対に必要なものではないと判断され、凍結されてきた。

 が、今は安倍政権。私が国家という安倍氏がトップ。なぜ私が望む道路が造れない?ってとこだろう。

 『私が国家』の御大将が家来Aと家来Bに道路が欲しい旨を伝えた。家来BはそのことをFacebookやブログに書き、家来Aはそのまた家来のCに伝えた。

 家来Bと家来Cは、自分の支持者に御大将の寵愛自慢をしたかった。が、ちょっと思慮が浅かった。御大将は『私が国家』といってはばからないが、この国はまだ独裁国家ではない。家来たちもそのことを忘れているみたいだけど。御大将の独断でなにかを決めていいわけがない(となっている)──。

 森友、加計、統計問題もおなじこと。けど、今回は家来たちがついうっかり親玉を暴露してしまった。塚田氏の辞任で終わり? この問題はこの問題だけのことじゃない。この国のあり方という大きな問題だ

 考えてみ。塚田氏の辞任で終わりになるって怖くない? この国では御大将を傷つける「ついうっかり」の罪がいちばん重いってことになる。

 これだけ忖度が横行する国家は民主主義とはいえないのではないか。

 この国を、北朝鮮みたいにしたいんか?

※週刊朝日  2019年5月3日‐10日合併号
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●塚田一郎氏は、アベ様への忖度について《首相の姿勢を問うていた》…《約一年後に、同じ人物が…》

2019年04月11日 00時00分32秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]



沖縄タイムスの西江昭吾記者によるコラム【[大弦小弦]政治家は言葉が命…】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/405288)。
東京新聞のコラム【筆洗】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2019040502000207.html

 《▼道路整備を巡る塚田一郎国土交通副大臣の発言が批判にさらされている。安倍晋三首相や麻生太郎副総理のお膝元の「下関北九州道路」を国の直轄調査に移すことについて「首相や副総理が言えないので、私が忖度(そんたく)した」と述べた》。
 《塚田氏は参院予算委で、首相の姿勢を問うていた。「政権が長期化していることで総理への忖度があったのではないかという声がある…どのようにお考えなのか」。約一年後に、同じ人物が、「私は忖度しました」と誇るように言った▼政権の長期化で、毒はまわってないか》

   『●新潟県知事選: 「中央の紐付き忖度官僚候補
      VS再稼働反対の民意に寄り添う県議候補」という与野党激突
    「しかも、混乱する野党陣営を尻目に素早く動いたのが「政界の寝業師」こと
     二階俊博・自民幹事長だった。米山辞職表明から2日後の4月20日、
     塚田一郎・新潟県連会長(参院議員)と自民党本部で面談し、“県民党
     名乗れる政党色のない候補者選考の方針で一致。
     「(自公推薦候補が敗れた)前回の轍を踏まないよう頑張ってくれ」
     と激も飛ばしたのだ」

 アベアソウ忖度道路、アベアソウ圧力道路…痴れ者達に忖度。ウルトラ差別主義者の子分による《予算の私物化による露骨な利益誘導》。《利益誘導そのものの発想をする人物》が露骨な《忖度》《圧力》があったことをモロ出し、露出。国交副大臣の職を辞すのは当然としても、議員辞職すべき案件。当然、行政府の長や国交相も責任を取るべき大問題でしょうに…、でも、そういった話は全く聞こえてこない。

   『●痴れ者(しれもの)=「常軌を逸した愚か者」な
      ウルトラ差別主義者は未だに副総理・財務相…誰が支持?

 東京新聞の記事【塚田副大臣、辞任 道路忖度発言で引責 統一選政権に打撃】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201904/CK2019040502000286.html)によると、《塚田一郎国土交通副大臣(55)=参院新潟選挙区=は五日、道路整備を巡り「安倍晋三首相や麻生太郎副総理(兼財務相)が言えないので私が忖度(そんたく)した」と発言した問題の責任を取って辞表を提出…夏の参院選を控え安倍政権への打撃となるのは必至で、野党は首相の任命責任を追及。政府は五日中にも後任を選定する。塚田氏は石井啓一国交相に「発言の責任を取り、職を辞したい」として、辞表を提出。国交省で記者団に「行政への信頼を損ね、国政の停滞を招いた」と辞任理由を説明した。「事実と異なる発言をしたことで、大変大きなご迷惑をお掛けした。誠に申し訳ありませんでした」と改めて謝罪を表明した。議員辞職は否定した。麻生氏はこれに先立つ閣議後記者会見で、自民党麻生派に所属している塚田氏から四日に辞意を伝えられたと明らかにした。西村康稔官房副長官は五日、自民党の二階俊博幹事長を訪ね、塚田氏を辞めさせるとの首相方針を伝達した。首相は三日の衆院内閣委員会で「本人がしっかり説明し、このことを肝に銘じ職責を果たしてほしい」と話し、罷免を否定。四日の参院決算委では、罷免を重ねて拒否しつつ「有権者の前で事実と異なることを述べたのは重大な問題だ」と指摘していた。野党の反発が収まらず、後半国会の運営に響きかねないとみて方針転換した》。
 リテラの記事【塚田副大臣辞任も、安倍首相の利益誘導を物語る文書が! 忖度案件の道路に要望書提出、山陰自動車道、下関人工島にも疑惑】(https://lite-ra.com/2019/04/post-4644.html)によると、《「安倍・麻生道路」と呼ばれてきた下関北九州道路の建設計画をめぐって、「総理とか副総理が言えないので私が忖度した」と発言した塚田一郎・国土交通副大臣…塚田副大臣は、昨年12月、「私の逆らえない相手だという吉田博美・自民党参院幹事長と福岡県選出の大家敏志・参院議員のふたりと面会。そこで「塚田、わかってる? これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ」「俺が何で来たかわかるか」と言われ、対して塚田国交副大臣は「わかりました」と返答したと語っていた。そして、下関北九州道路は今年度から国直轄の調査となり予算として4000万円が計上された。「逆らえない相手である政治家の固有名詞まで挙げて、こんな具体的な嘘をつく理由はどこにもない忖度どころか圧力があったと考えるのが普通だろう》。

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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/405288

[大弦小弦] 政治家は言葉が命…
2019年4月5日 07:50

 政治家は言葉が命。何に関心を持って動き、私たちの暮らしの将来像をどう描いているのか。人々が集う場での演説は格好の見せ場のはず。そこでわれを忘れて、事実ではないことをべらべら話すようでは、その資質が疑われよう

▼道路整備を巡る塚田一郎国土交通副大臣の発言が批判にさらされている。安倍晋三首相や麻生太郎副総理のお膝元の「下関北九州道路」を国の直轄調査に移すことについて「首相や副総理が言えないので、私が忖度(そんたく)した」と述べた

▼またしても飛び出した「忖度」発言。「安倍1強のひずみ」という論評はあちこちで目にするが、正直驚くというより、さもありなんと思えるのは、こちらも慣らされてきたということか

▼発言は、自民党が分裂した福岡県知事選の応援演説だった。麻生氏が推す新人候補が劣勢とされる中、麻生派の塚田氏にとって、はやる気持ちもあったにせよ、発言撤回で水に流せるとも思えない

▼事実であれば、予算の私物化による露骨な利益誘導であり、そうでないなら、うそをついての選挙応援となり、有権者への背信行為にほかならない

▼あの政治家は大げさだから話半分に聞いておこう。これなら、かろうじて有権者の信頼をつなぎ留められそうだ。あの人の話はうそかもしれない。そう疑われたら政治は成り立たない。(西江昭吾
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2019040502000207.html

【コラム】
筆洗
2019年4月5日

 夏目漱石は、<河豚(ふぐ)汁や死んだ夢見る夜もあり>と詠んでいる。美味を安全に味わうことができる現代に、感謝したくなるが、『虞美人草(ぐびじんそう)』では、そのおいしさと危うさに「うそ」を重ねた。<其場(そのば)限りで祟(たたり)がなければ是程旨(これほどうま)いものはない。然(しか)し中毒(あたっ)たが最後…>▼自民党の塚田一郎国土交通副大臣が「事実と異なる」ことを言った、と謝罪した。山口県下関市と北九州市を結ぶ道路の整備を巡り地元の安倍首相と麻生副総理の意向を<私は忖度(そんたく)しました>とした発言である▼北九州市の有権者を前に心が高ぶったのかもしれない。私のおかげで整備が進むのだと言うのは政治家としておいしかったか。すぐに言葉がたたる。身内からも批判が出た▼弁解の余地は乏しそうである。その場の方便だったとしても、利益誘導そのものの発想をする人物であることが分かった。国交省の副大臣にふさわしいだろうか▼方便でないとすれば、問答は無用である。ネットで昨年の国会の会議録を検索する。森友学園と加計学園の問題で忖度が取りざたされていたころ、塚田氏は参院予算委で、首相の姿勢を問うていた。「政権が長期化していることで総理への忖度があったのではないかという声がある…どのようにお考えなのか」。約一年後に、同じ人物が、「私は忖度しましたと誇るように言った▼政権の長期化で、毒はまわってないか。
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●「個人攻撃」の何が問題? 「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」が国会議員、自民党総裁でいいのか?

2018年08月30日 00時00分05秒 | Weblog

[※ 《#ケチって火炎瓶 》「選挙妨害を暴力団に発注した方は、素直に挙手願います!東京新聞2018年8月27日)↑]



リテラの記事【石破茂「正直、公正」が安倍首相の個人攻撃という噴飯! 安倍独裁化で首相批判が完全タブーのディストピア】(http://lite-ra.com/2018/08/post-4213.html)。

 《だが、ちょっと待ってほしい。そもそも「正直、公正」って、別に政治家として当たり前の志だろう。それを自民党は「安倍首相への個人攻撃」になると騒いでいるのだから、コレ、裏を返せば、安倍首相は「正直、公正」ではなく「嘘つき、不正」と自民党が認めてしまったということではないのか(笑)》

 日刊ゲンダイの記事【仰々しかった総裁選会見 安倍首相が維新を気取る気味悪さ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236314)によると、《またもや「明治維新」である。延ばしに延ばした自民党総裁選への出馬表明。安倍首相は26日、視察先の鹿児島県で、雄大な桜島をバックに立候補の決意を語った。地方での出馬表明は異例。地方票に重きを置いているというアピールとともに、鹿児島を選んだのは…》。
 記者は、「選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」が国会議員、自民党総裁でいいのか?」をなぜ問わないのだろう、不思議だ。

   『●《 #ケチって火炎瓶 》…「選挙妨害を暴力団に発注する」アベ様が
                       国会議員、自民党総裁、ましてや首相?
    「「ケチ」ったという人間的なせこさは笑えるのですが、問題の本質は
     そこではない。火炎瓶を投げ込むというのも許される行為ではないし、
     アベ様御夫妻にはお気の毒。でも、アベ様が選挙妨害をしていた
     さらには、アベ様がそれを暴力団につながるような方に依頼していた
     というところが、たとえ時効でも、国会議員として大問題です。ましてや、
     天下の自民党の総裁でいいのですか?」
    「山岡俊介さんがスクープし、以前から問題提起し続けていました。
     もはや地元の安倍事務所が勝手にやったではすまされない大問題。
     政治家失格(それ以前に、人間失格)。首相になどしてはいけない
     ダークさでした。
    「そして、なんと、山本太郎さんが、本年7月17日午前の参院内閣委員会で、
     アベ様のこの「ダーティな政治手法」「ダーティな本質」について質問!! 
     アーカイブもあります
     (http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=34887&type=recorded)」

 個人攻撃でなく、「選挙妨害を暴力団に発注する」人が国会議員、自民党総裁というのは、一般論としても、相当に醜悪だ。あり得ない話。
 でも、個人攻撃で何が悪いのだろうか? 《だが、安倍首相とそのシンパたちはこうした声に絶対に耳を貸さない。だとしたら、もう「個人攻撃」で結構である。わたしたちは今後いっそう、安倍政権に対する批判の声を大きくしていかねばならない》。全く同感。

 《Twitter上には「#石破氏の新キャッチフレーズ」なるハッシュタグが登場。…つまり「石破氏の新キャッチフレーズ」の体裁をとりながら、安倍首相に総理大臣としての、いや、そもそも政治家としての資質が皆無であるということを、人々が思い思いに皮肉ったわけである》。素晴らしい。「息吐く様にウソをつきません」「ご飯論法を使いません」もあります。
 でも、考えようによっては、現状のニッポンが独裁国家であり、《ディストピア》である…哀しさ。そんなアベ様の「政」がまだまだ続くのですから、気が滅入るばかり。

   『●「草の根でリベラルな価値そのものを広めていく…
       正面からリベラルな価値を訴え、裾野を広げる戦いを」!
    「マガジン9の鈴木耕さんによるコラム【言葉の海へ/第9回:安倍政治
     行き着く先の ディストピア】…でも、《小選挙区での自民党の得票率は
     47.1%だが議席数に占める割合は74.39%(215議席)、
     比例では33.2%の得票で議席占有率は37.5%(66議席)だ(…)。
     比例では、ほぼ得票率に応じた議席数しか獲得できていないのに
     小選挙区では「死に票のおかげで大勝利したのだ》」

   『●ニッポンは民主主義国家? 《明白な事実や数字を
         権力者が都合のいいように変え、信じ込ませようと》…
    「【論壇時評「思考を奪う言葉の操作」中島岳志】…《言葉が書き換えられ、
     消去されるという事態》…ニッポンは民主主義国家なのか?」
    「ジョージ・オーウェルの小説『1984年』の《ディストピア(反ユートピア)》
     …そして、「ビッグ・ブラザー」。ニッポンではとっくに、斎藤貴男さんの言う
     《明白な事実や数字を権力者が都合のいいように変え、
     信じ込ませようとする》社会に」

 そもそも、誰が総裁になろうが腐りきった自民党が変わる訳もないことが分かりきっている…虚しさ。自民党内の「壊憲論者」「核信者」同士の優劣を考える…虚しさ。

   『●よっぽど人財が居ないのね、自民党には…
      誰が自民党総裁になろうが、絶対にな~んにも変わりませんってば
    「村上誠一郎氏あたりならまだしも、ミリタリーオタクとエエ格好しいのジュニア、
     こんな二人に何を期待…?? 小泉パパは、「自民党をぶっ壊す」と宣言して、
     「ニッポンをぶっ壊」してしまった人だし」
    「引用した東京新聞の記事、大笑いだ。口では《自分はまだまだだ》
     と謙遜しつつも、《「反軍演説」自らと重ね》って、何かの冗談? しかも、
     「核信者」の御言葉とは思えないですね。《反骨の政治家に共感する
     姿勢を示している》? 《反骨の政治家》…アベ様らと〝同根の政治家〟
     だと思うのですが」

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http://lite-ra.com/2018/08/post-4213.html

石破茂「正直、公正」が安倍首相の個人攻撃という噴飯! 安倍独裁化で首相批判が完全タブーのディストピア
2018.08.28

     (「正直、公正」を堅持すると表明した石破氏だが…(公式サイトより))

 9月20日に投開票の自民党総裁選。今月26日に出馬宣言を行った安倍首相と、すでに立候補を表明していた石破茂元幹事長との一騎打ちとなる模様だが、そんななか、石破陣営の選挙戦略に対する自民党内の反応が実に噴飯ものだ

 周知の通り、森友加計問題などに対する安倍首相の対応に批判的な石破氏は、今回の総裁選を「正直、公正」とのキャッチフレーズで戦うと宣言してきたわけだが、25日、ネット番組のなかで突如このフレーズを封印・変更することを示唆。番組終了後、記者団に対しても「別に人を批判するつもりはまったくない。そういうふうにとらえる方がいるなら、変えることだってあるだろう」と語ったという。

 しかし昨日、石破氏は昨選挙公約を公開した記者会見で「正直、校正」のフレーズを堅持すると表明。最後まで安倍首相を党内から批判する立場として総裁選に臨む方針を固めたのだ。

 当然だろう。おかしいのは、石破氏が「正直、公正」の撤回を示唆する原因となった、自民党の状況のほうだ

 すでに多数のメディアが指摘しているように、石破氏が一度はキャチコピーを取り下げるポーズをとったのは、党内から安倍首相への個人攻撃だなる批判を受けてのことだとみられている。実際、参院では石破氏を支持するとしている竹下派の吉田博美参院幹事長も「相手への個人的なことでの攻撃は非常に嫌悪感がある」などと述べていた。

 だが、ちょっと待ってほしい。そもそも「正直、公正」って、別に政治家として当たり前の志だろう。それを自民党は安倍首相への個人攻撃になると騒いでいるのだから、コレ、裏を返せば、安倍首相は「正直、公正」ではなく「嘘つき、不正」自民党が認めてしまったということではないのか(笑)。

 まあ、そう考えると石破氏が下げる素ぶりを見せたのも、この倒錯的な党内に苦言を呈するメッセージのような気もしなくもないが、どちらかというと、世論の反応を見ての判断というところが大きいのだろう。

 というのも、石破氏の「正直、公正」撤回示唆発言を受けて、Twitter上には「#石破氏の新キャッチフレーズなるハッシュタグが登場。これがいわゆる大喜利状態となり、こんな盛り上がりを見せていたからだ。

憲法違反はしません!
お友だちを優遇しません
国民を“こんな人達”と呼びません!
強行採決を繰り返しません
災害時に宴会はしません
自分のフェイスブックへの差別的書き込みを放置しません
ネトウヨ作家をNHK経営委員にしません
ヤクザに汚れ仕事は依頼しません!!
公文書は改竄せずに保存しておきます!
聞かれたことに答えます
約束を守ります
自由と民主主義

 わざわざ解説するのも野暮だろうが、つまり「石破氏の新キャッチフレーズ」の体裁をとりながら、安倍首相に総理大臣としての、いや、そもそも政治家としての資質が皆無であるということを、人々が思い思いに皮肉ったわけである。

 振り返るまでもなく、安倍首相はこの間、森友加計問題だけでなく、財務省の公文書改ざん問題や防衛省の自衛隊日報問題などの不祥事や、安保法制をはじめとする政府法案などでの国会答弁で、さんざんウソやごまかしを重ね、果ては国民の疑問に答えずに逆ギレを繰り返しながら遁走を続けるという、おおよそ先進国政府のトップとは思えない無茶苦茶なことをやってきた。


■安倍独裁化がすすむ自民党、安倍首相に対する批判が完全タブーに!

 ゆえに、Twitterで流行した「#石破氏の新キャッチコピー」は、そうした愕然とせざるを得ない政治状況に対して、人々が明確に「NO」をつきつけたことのあらわれであり、言い換えれば、石破氏を素朴に応援するムーブメントではなくて、挙げられたコピーの集合体こそ、まさしく安倍首相と代わってもらいたい首相像”だと言っていいだろう。

 だからこそ、一度は党内からの批判に屈し、安倍首相との対決姿勢をトーンダウンさせようとした石破氏が、この尋常ならざる世論のうねりを目の当たりにして「正直、公正」に立ち戻った。そういうふうに思えてくるのだ。そして、その意味では「#石破氏の新しいキャッチコピー」のハッシュタグは、単なるネットの大喜利を超えて、一種の社会運動となったと評価するべきなのかもしれない。

 しかし、それにしても呆れるのは、すっかり安倍独裁状態と化した自民党だ

 すでに一線から身を退いた自民党の長老たちに言わせれば、以前の自民党はタカ派とハト派を抱える事情と派閥間の権力争いとが重なるなかで、党内からも時の首相を公然と批判する声があがり、その批判を受けて首相側も妥協点を探る議論を行なっていたという。

 しかし、いまや状況はまったく異なる。繰り返すが、「正直、公正」という当たり前のことを掲げる石破氏が、自民党内から「安倍首相への個人攻撃だ!」と血祭りにあげられているという事実が示すのは、もはや、党内は安倍シンパのロボット議員ばかりとなっていて、首相に対する批判が完全にタブー化しているということに他ならない。いやはや、いったいどこの独裁政権の話なのか

 思えば、これまでも政権周辺や安倍応援団は、政権のスキャンダルが浮上したり、法案の危険性や行政の問題行為が発覚したりして、国民から批判の声が上がるたびに「安倍さんへの人格攻撃だ!」などと散々がなりたててきたし、安倍首相もまた抗議のコールをあげた有権者に対してこんな人たちに負けるわけにはいかないんですよ!と暴言を放っている


■自由と民主主義を求めただけで、首相への個人攻撃と弾圧されるディトピア

 無理やり「批判者のほうが悪いのだ」とする印象操作と同時に、安倍政権に対する批判を封殺しようという弾圧行為だ。石破氏に対する自民党内からの「個人攻撃だ」とのバッシングも、まさに同じ狙いにほかならない。はっきり言うが、石破がどうこう以前の話で、こんな連中が政権与党であること自体がありえないのである。

 このままではマスコミや市民が「ウソで国民をごまかす政治はやめろ」「えこひいきのない公正な政治を求める」と、民主主義国家としてごく当然ことを言っただけで、誰もが安倍首相への個人攻撃なるレッテルを貼られ、政権から弾圧されてしまう。

 実際、例の「#石破氏の新しいキャッチコピー」のムーブメントのなかにはこんなツイートまで見られた。

   〈自由、民主主義、寛容、報道の自由、地方分権、開かれた政治、
    国民第一、弱者にやさしい政治、格差是正、公金の適正支出、
    討論・対話重視、誠実、三権分立、権力を私物化しない…
      ダメだ。何を言っても安倍への個人攻撃になってしまう。〉


 アイロニックではあるが、安倍政権下の日本の状況を端的に言い当てているだろう。冗談ではなく、こんなディストピアめいた状況が、安倍首相のもとで現実化しているのである。

 何度でも繰り返す。安倍首相の“対抗馬”に求められていることは、この国が民主主義国家を標榜する以上、どれも当たり前のことでしかない。「正直、公正」もまた、国民が政治に求めてごく当然のことである。だが、安倍首相とそのシンパたちはこうした声に絶対に耳を貸さない。だとしたら、もう「個人攻撃」で結構である。わたしたちは今後いっそう、安倍政権に対する批判の声を大きくしていかねばならない。

(編集部)
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コメント (1)
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●すでに壊憲法案の本質を「国民は理解」しています、そうでなければ国会周辺にあんなに人は集まらない

2015年09月16日 00時00分40秒 | Weblog


東京新聞の記事【首相、支持なくとも安保法案採決 「成立後に国民は理解」】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015091590070107.html)。

 「首相は、法案に国民の支持が広がっていないと認めた上で「熟議の後に決めるべき時には決めなくてはならない。それが民主主義のルールだ」と参院に早期の採決を促した。法案が成立した後に国民の理解が広がるとの見方」 


 質問にもまともに答えられずに、「熟議」? アベ様の「トンチンカン答弁」を「熟議」とは言わないのではないか。「民主主義のルール」なんて言葉、アベ様の口から出て来るとは!? いまアベ様達が国会で何をやっているのか!!、を分かっていて言っているのだろうか?
 それに、既に「国民は理解」してますけど? 壊憲法案の本質を理解してなけりゃ、国会周辺にあんなに人は集まらないですって。平日の9月14日月曜の夜も、多くの反対派の市民が国会周辺に集まった。

   『●壊憲法案・戦争法案に反対!: 多くの市民、
           幅広い世代がその本質を理解し、大反対している

   『●国会をサボったアベ様……でも、国会に居たら居たで、
               「ヤジ=自席発言」「息吐く様に嘘つく」……


 「国民を置き去りにした状態で法秩序の連続性を破壊する行為を、法学的には「クーデター」と呼ぶ」、そのクーデター第3幕を、来週にも実行しようということのようだ。

   『●他人を「非戦闘地域」や戦場に行かせるのならば・・・、
                平和憲法を放棄し、壊憲するのならば・・・

   『●彼・彼女らに投票した人達は何も感じないのだろうか?
   『●戦争屋による憲法違反の「集団的自衛権」閣議決定
            ・・・「やめろと言わないのは“許した”のと同意」

   『●壊憲:「国民を置き去りにした状態で法秩序の連続性を
          破壊する行為を、法学的には「クーデター」と呼ぶ」

   『●2014年7月1日「7・1クーデター」の第二幕・・・
           違憲な手法で壊憲するアベ様ら自公政権の暴走


 壊憲法案・戦争法案に、市民が「納得」してなかろうが、「支持」してなかろうが、アベ様らはお構いなしだ。まさにクーデターであり、その第3幕。自公議員は誰も異を唱えようとしない。 

   『●アベ様に反旗を翻すものは皆無: 全自公議員が
      一致結束して、心置きなく「壊憲クーデター第3幕」に前進


 「おそらく、これだけの反対運動を見せつけられても安倍政権は安保法案を強行するのでしょう。安倍首相の頭は普通じゃないから」……山口二郎氏の予想は、その理由も含めて、的中しそうだ。

   『●8・30壊憲法案反対デモ: それでもアベ様は
      壊憲を強行か?……「安倍首相の頭は普通じゃないから」


 それにしても、「良識の府」参議院には、一人として「良識」ある自公議員はいないらしい。情けない。アベ様に、壊憲・戦争「法案が成立した後に国民の理解が広がる」などという発言をさせても、何も感じないとは……。

   『●形だけの議会制民主主義が、
         戦争法案・壊憲法案でアベ様によりさらに形骸化

    「形だけの議会制民主主義が、アベ様によりさらに形骸化
     戦争法案壊憲法案が現実化しようとしており、
     「良識の府」参議院にかかっています。単なる衆議院の
     カーボン・コピーとならないこと、そのためには、壊憲反対の
     狼煙を上げ、平和憲法を守るための「声なき声」をアベ様の
     脳内にコダマさせる必要があります」

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015091590070107.html

首相、支持なくとも安保法案採決 「成立に国民は理解」
2015年9月15日 07時01分

 安全保障関連法案に関する参院特別委員会は十四日、安倍晋三首相と関係閣僚が出席して集中審議を行った。首相は、法案に国民の支持が広がっていないと認めた上で「熟議の後に決めるべき時には決めなくてはならない。それが民主主義のルール」と参院に早期の採決を促した。法案が成立した後に国民の理解が広がるとの見方も示した。

 首相は各種の世論調査で法案への反対が多数を占めることについて「残念ながら、まだ支持が広がっていないのは事実だ」と述べた。同時に「国民の命、平和な暮らしを守るために必要不可欠な法案だ。一日も早く成立させたい」と強調した。

 安倍政権は七月十五、十六日、法案に国民の理解は得られていないと首相が明言しているのに、衆院で採決に踏み切った首相は参院審議に向け「理解が進むよう努力を重ねていきたい」と述べたが、二カ月、約九十二時間の参院審議を経ても、法案への反対は根強い。首相は十四日の特別委では「法案が成立し、時が経ていく中で間違いなく理解は広がっていく」と述べた。

 十四日の参院特別委後、自民党は役員会で、特別委が十六日に開く地方公聴会の後に委員会採決し、十八日までに参院本会議で成立させる方針を確認した。衆院の三分の二以上の賛成で法案を再可決できる憲法の「六十日ルール」が十四日から適用可能になったことを踏まえ、参院の採決がずれ込んだ場合には、再可決のための衆院本会議を開く態勢も整える構えだ。

 自民党の吉田博美参院国対委員長は十四日、民主党の榛葉賀津也(しんばかづや)参院国対委員長と国会内で会い「そろそろ採決をお願いしたい」と提案した。榛葉氏は「継続審議にすればいい」と拒んだ。民主、共産など野党側は、採決阻止に向け安倍内閣不信任案や首相問責決議案を提出する方針だ。

(東京新聞)
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