席は二階席の右側。まずバスは北上するので海側になる。経験豊富そうなガイドさんが上手に説明してくれる・・・んだが今となってはあまり覚えてなくてスミマセン。
見内神社。見ているのに見内神社とはこれ如何に。
この道路側は神社の裏側らしい。
ここで金環日食を観測してそれを記念したものだとか。
何十年に一度という天体ショーもこういう天気だったらガッカリだなぁ。
小学校
バスは澄海岬に停車。20~30分くらいの時間が与えられる。
近くにいたガイドさんが説明してくれたんで撮ったお花の写真
これが澄海岬。すかい岬と読むが、空のスカイから来た当て字らしい。
澄海岬の次は島の北の端のスコトン岬へ。最北限のトイレですって。使いたいが、さっき澄海岬で時間があったので済ませてしまった。なんとか神経を集中してここの観光中にもう一度をめざそう。
このスコトン岬は「最北限」、宗谷岬が最北端。戦後くらいまで(?)はここが最北端とされたが、測量の結果、宗谷岬の方が北ということがわかったらしい。20世紀に入ったら測量技術もかなり発達していただろうし、聞き間違えかもしれない。
あれが最北限のスコトン岬。
ガイドさんの解説によると、「充電させてもらえませんか」ではここに泊まったらしい。
結構新しめの看板。
自分たちを含め観光バスが数台止まっているのでそれなりの数の観光客が来ている。
少し時間が余って土産物屋にも寄ってみた。利尻昆布の出汁の試飲をさせてくれて、おもわず「おいしい!」と言ってしまった。ホントにおいしかった。そうしたら売り場の人、「おいしいものはここにありまーす」ですって。
出汁を飲んだのがよかったのか、最後に最北限のトイレで絞り出すことができた。
またフェリー乗り場方面に戻る。その途中のセイコーマート。礼文島にもあった。
桃台猫台から。ここから猫岩と桃岩が見えるという。
猫岩
猫に見えますか?
この日はフェリーで島へ行く日。出港は7時前と早いので一応目覚ましをかけておいたがその前に起きた。
ちょっと前まではこの日に礼文島のフェリー乗り場近くのホテルが一部屋空いていて(それも稚内より費用対効果良し)、稚内→利尻島→礼文島で一泊、翌日礼文島から稚内に戻るつもりでいたのだが、予約を保留にしていたら空室がなくなってしまっていた。何で予定決めた時点で予約しないものかね。
そんなもんで、一日で稚内→礼文島→利尻島→稚内と三角移動するか、今日礼文島、明日利尻島と稚内から実質二往復するか決めかねていた。
レセプションが営業時間に入る前にチェックアウト。前日にキーを置いておいてくれればいいということを聞いたのでそのようにしてホテルを後にして。
多分、最上階のカーテンが開いている部屋に泊まったんじゃないか?
埠頭の場所を間違えながらもたどり着いてチケットを。気持ちは二往復案に傾いていたので、往復を買おうとしたが往復だといって安くなるわけではないという。では片道チケットを。
チケット売り場の1Fから乗り場の2Fへ。
出港
一度は船内の窓側の場所を確保したが、外に出られるというので迷わず外へ。二等で前の方には行けない。
右端に見えるのは昨日行ったノシャップ岬の灯台だろう。
まだ何も食べていない。船内にサンドウィッチくらいあるかと思って何も買わずに乗り込んだが、あんぱんくらいしかなかった。「北海道」とついているからよしとしよう。北海道らしいもの食べた・・・てことになるのかな。
利尻島が少しずつ大きくなってきた。
向かっているのは礼文島だが
さらにはっきり
もっとはっきり
約二時間後、礼文島へ。歓迎してくれてますね。
旗を振って歓迎してくれる。こういうの嬉しいんですよね。
初めてなんですけど「おかえりなさい」。
「礼文島」を初めて知ったのは熱中時代・・・な世代。第二シーズン、北野先生のところに来た女の子が礼文島からじゃなかったか?
みねっこ~
礼文島は観光バスで回る。稚内からの船に合わせた出発時刻だった。到着10分後くらいの出発で、売り場に列ができていて焦ったが、ガイドさんが様子を見に来てくれていて参加希望者はもたもたしていない限り待ってくれそうな感じだった。
このバスに乗り込み。ちょっと出遅れたので並んで空席のところがなかったらどうしようかと思ったが、まだいくつか残っていた。やれやれ。
夕飯食べ終わってお店の外に出てみたら駅前にシカがいる。旅行者は驚くが地元の人からしたらフツーのことなんだろう。
顔が見えるように写真を撮ろうとするが逃げたりしない。向こうも慣れっこなのか。角あるし、むしろ襲ってきたら怖いか。こんなところにいるんだから、サロベツが走る線路に出現するのも当然だ。
ノシャップ岬へ行くバスまでまだ時間があるので駅でうろうろしていたら昨日乗ったサロベツが来た。定刻通り。今日はシカが線路には出てこなかったんだろう。昨日とほぼ同じ時刻なのに明るさが全然違う。電車の色も違う。
ノシャップ岬までのバスの乗客は6人くらいだったか。10分くらいで到着。バス停の間隔が短かった気がする。
納沙布岬かと思ってたがカタカナでノシャップ岬。
ノシャップの方が正確な発音なのか?
根室行こうかと思って調べたときに納沙布岬って出てきたんじゃなかったっけ?
などと考えながら歩いていたら、ここにもシカ
もう驚かない。駅前にもいるんだし。
後で調べたら、根室は納沙布、こちらはノシャップ。ともに語源がアイヌ語で「岬のそば」「岬がアゴのように突き出たところ」という意味らしい。
バス停からは徒歩5分ほどでノシャップ岬で。今日は利尻富士が見える。
利尻富士の名に恥じないシルエット
これは何?イルカ?
陰が異常に長い。もう水平線ギリギリ。太陽が1度のところにあると、1の位四捨五入で180cmとして???
カモメさんもGJですよ。
木碑とでもいうのかな。冬の吹雪にも大雪にも耐えて立っている。
最北端ではないが稚内からのアクセスがいい。バスに乗っていた人は少ないが、バイクで来ている人が多かったみたいだ。
ノシャップ岬の夕暮れ。この角度になると太陽が動いているのが分かる。いや、地球が動いてるんだった。
アゼルバイジャンの夕暮れは 女満別の夕暮れと変わらない
ノシャップ岬の夕暮れとも変わらないかな
太陽が半分沈んだところでカモメさん
おっと、日没とフェリーが重なるか?明日はこのフェリーで帰ってくるのか。
重なった。これもなかなかレアな図なんじゃないか?
昨日は電車から見えなかったから今日はしっかり見ておこう。
日が暮れた後の利尻富士を見てバス停へ。海外だったらもう少し暗くなるまで見ているところだが、次のバスが40~50分後、明日のこの時間はフェリーでほぼ同じ風景を見られるだろうということで今日はこの辺で。
帰りのバスのメンバーは来た時のバスとほぼ同じ。
駅で降りて改札はフリーパスだったのでホームに入ってみた。