十一日目(5)【コンスエグラ～トレド】

バスでトレドへ。これも直行ではなくところどころ止まって客の乗り降りがあった。

田舎道から徐々ににぎやかな感じになってカテドラルやアルカサルが見えてきた。
この旅行もいよいよ最後の訪問地のトレド。２年ぶり。


降りるときにシャツに挟んでおいたはずのサングラスがないのに気付いた。「また失くしものか」
と座ったところを必死に探したが見つからず、あきらめて降りようとしたらそのステップのところに
落ちているのに気づいて一件落着。ステップの前の座席に座ったから落ちて転がっていったんだろう。

誰かに踏まれなくてよかった。

そんなことしてたら、同じバスに乗ってたみなさんはもはやどこか行ってしまった。


前回はトレドの旧市街は迷いに迷ってようやくホテルに着いたのだった。

鉄道駅からだったらビサグラ新門からまっすぐ行ける自信はあったんだが
バスターミナルから。旧市街の方向がわからん。すでに迷っとる。

落し物のせいで人の流れに乗れなかったのだ。

どうにかこうにか旧市街が見えて入ってみるもビサグラ新門からではなく
ここどこ？状態。


どうにかバスが走る道に来た。太陽の門をくぐらずに左に行くといいんだな。

もうすぐソコドベール広場だろうというところで前方に日本人（男１女２）
旅行者が。不安なんで声かけて聞いてみたら、みんなも迷ってた。
　この辺、２周くらいしちゃいました
ですと。

グラナダで買った可朝さん帽かぶっているとそれを見て
　グラナダ行ってきたんですか？
と食いついてきた。彼らもグラナダに行くらしい。やっぱりグラナダ人気だな。

話しているうちにソコドベール広場についた。ホテルはこの辺にあるはずなので
ここでお別れ。トレドもグラナダも楽しんで！

ホテルはソコドベール広場まで徒歩１０秒。ちょいと細長い部屋だ。

十一日目(4)【コンスエグラ】（下山）

復路の途中で振り返って一枚










平日にも関わらずにぎやかな感じ。これが城を閉鎖させたフェスティバルか。
にぎやかなところでお昼食べたかったがどこも人一杯。
時間かかりそうでバスに乗り遅れたらまずい。


ということで、バスターミナル近くのカフェへ。こっちは割と空いてた。
またしてもイカリングフライ。


バスが来るまで時間があるので再び「フェスティバル」会場へ。
ドラえもんはスペインでも人気だな。


地図ではここは川のはず。橋もかかっている。それでも車が止まってたりとか。




コンスエグラのバスターミナルもどき。待合室には入れなかった。


バスでトレドへ。

十一日目(3)【コンスエグラ】（風車）

コンスエグラに到着。
ターミナルという感じではなく、バス停に毛が生えた程度のつくりだった。
待合室はあるが鍵がしまってる。近くに簡易なレストランが一軒。

このバス停からは風車が見えないのでどっちのほうに歩いていけばいいのか分からん。


地元の人に聞いて（ジェスチャーで）なんとか方向を推測して行くと風車が見えてきた。


階段のあとはこんなところを歩いていって


最初の風車は観光案内所にもなっていた。その次は土産物屋だったかな。


この後はちょっとした山登り。
ドン・キホーテが戦ったのはここではなく、カンポ・デ・クリプターナというところらしい。
確かにロシナンテではこの山はきついかもしれない。


お城は残念ながら閉鎖中。
この期間、街でフェスティバルがあるためと書いてあったような記憶がある。
ちょいと残念だな。


やはり風車にはこの像はよく似合う。この風車は１Ｆが土産物屋。２Ｆに上がれる。


風車の説明に日本語がある。結構日本人客も多いのかな？


ビデオも日本語の解説が。しかし単語の途中で切られている。
この字幕の直前に「・・・、ア」となっていて、アは余計なんじゃないか？
思ってカメラを用意したら間に合わず次の字幕へ。

「ンカー」に変わってしまった。「アンカーによって固定されます。」ということですな。
切るところおかしいぞ。


歩いていって最後の風車の奥にある石碑。


そこから振り返ってみた


１０分くらいここに座っているうち、写真に写ってた人たちはみんな帰ってしまって風車を一人占め。

十一日目(2)【マドリード～コンスエグラ】（再・カメラ壊れた）

バスは順調にコンスエグラに向かうが順調じゃないものがあった。


看板にAranjuezと出ている。「アランフェスか」と思っていると立派な建物が見えてきた。
王宮かな？少し遠いけどズームすればなんとか・・・と思ってカメラをONするが・・・
故障再び。

やってくれますね、SONY。

サラマンカに向かう途中に壊れたものの翌日直ったのだが、一時的だったか。


#買った時に５年の保証もつけていたので帰国後は無料の修理を受けられた。
#しかし、買って２年で二回目の修理ってのもかなわんな。

コロコロはホテルに預けてきたが、こんなこともあろうかと予備カメラは持ってきたのでまだ救いはある。

予備のカメラはこれ↓
こっちは４年経つが故障知らず。


お、あの山がコンスエグラかな？


小さく風車が見えてきた。真ん中の大きい建物はお城だろう。


コンスエグラはもうすぐか。


さっきより風車がはっきり見える。でも写真はピンボケ

十一日目(1)【マドリード】（南バスターミナルへ）

マドリードの「定宿」のII カスティーリャス マドリードの朝。熟睡したので朝の散歩はなし。
起きたのさえ朝食開始の時間よりも後だったので、一番乗りは逃してしまった。

一番乗りを逃すのは残念だが、食堂に近づくにつれて朝食のにおいを感じるのも嫌いじゃないな。


ちょっとピントがずれているが、朝だしこんな風に見えたんだろう。


それでは明日戻ってくるということを伝えて荷物を預けて身軽になって出発。
昨日のビル・ゲイツ似のフロントさんじゃなかったので、もう一度伝えたが快諾してくれた。

この日はコンスエグラの風車を見てトレド泊だ。

ここはソル広場から歩いて２～３分の★★★ホテル。
ロケーション重視の中級ホテル志向の方にはオススメのホテル。

コンスエグラへのバスは南ターミナルから。
南ターミナルはセルカニアスのMendez Alvaro駅に併設されている。
２年前にグラナダからバスで来たときの到着がここだったはずだ。


改札を出て案内に従って行く。


結構広いバスターミナルだな。

バス会社はスペイン各地で見かけるALSAではなくAISA社。ややこしいが、
入口近くで割とすぐに窓口を見つけられた。

コンスエグラまで9.97ユーロ。ずいぶん中途半端な値段だな。




乗り場は地下。隣のゲートも１０時出発。そちらは定刻前にバスが来ていたが、
こっちのバスはなかなか来ない。
他にも待っている人がいたから大丈夫だとは思ったが、気をもんだ。

１０時も過ぎてバス到着。ちょいと遅れて乗車～出発。


行ってきます。