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小心者の旅行遍歴
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三日目(7)【クラクフ】(オロモウツへ・・・)

2018-06-11 19:22:00 | '18 ポーランド・チェコ

チェックアウトの時も黒髪のお姉さん。愛想良すぎずで感じのいい方でした。
 「もしもう一度クラクフに来ることがあれば、またここに泊まります。
 その時もレセプションにいてくださいね

と、思いながらチェックアウト。

さようなら

ポーランドのお金、Tシャツが買えるくらい残っている。一枚買ったんだけどなぁ。
去年のボスニア・ヘルツェゴビナでも同じこと言ってた

途中途中で土産物屋を覗くが買いたくなるようなのがない。
駅までの土産物屋になければ駅にも店があるだろうからそこで妥協した
色・デザインのものを買おう。


バルバカンも見納め


時折雨が降って傘さす人も出てきた


昨日、旧市街の方向を教えてくれたホテル


乗り場は駅の上と書いてあった気がする。
「駅のショッピングモールの屋上ってことか・・・」
と思ってショッピングフロアの端から端まで(長い~)歩いたが、
屋上もなさそうだしバス乗り場の案内もない。

ちょっと焦ってきた。聞いてみよう。

駅の向こう側にバスターミナルがあるらしい。そういえば地図はそんな感じだった気がする。

教えてくれたのはこのカウンターのお姉さん。

冷静に考えれば、この建物の屋上にバス乗り場があるならば、そこまでバスはどうやって
行くんだ、駅に来るまでにそこへ上っていくバスは見えるはずだろうという話だ

鉄道駅を越えて


これがバスターミナル。

しかしここを一周したけどプラットホームの番号がDで始まるものばかり。
目指すのはG17だ。
このインフォメーションに聞いてみたら上のフロアとのこと。

そうだ、トップだった。

この辺は結構雨降ったみたいだ。階段が結構濡れている。
「この辺」と言ったって、旧市街からは1km程度しか離れていないんだが。

雨も時折ぽつぽつしていたので余裕をもってきたというのに、
案内で推奨されていた15分前にようやく到着だ。

G17は空いてる。バスはまだ来ていないか。

駅ではバスターミナル探しで余裕がなく、土産物屋もなくTシャツは買わずにお金が余っている。
水やチョコを多めに補充するか。↓この売店で

ちょくちょく場を離れてもG17からあまり目を離さないでいるが、FLIXBUSが来ない。
あげくには違う会社のバスが止まったり。どうなってるの。

まさか共同運航で別の会社のバスかと思って聞いてみるが当然違う。
待合室でdepartureのモニター(天井に釣り下がっているテレビ、見づらい)見にいくと
16:30のバスが4台くらい表示されてるけどG17はない。

別の乗り場にFLIXBUSが止まっているので「もしや?」と思ってドライバーに
聞いてみるがやっぱり違う。

ドライバーはG17の方を指している。もうすぐ出発時刻だぜ。 

うろうろしているときに、ターミナル内を鮮やかな色のFLIXBUSが走っているのが見えた!
時計を見ると16:30だ
 まさかあれ?
 今までどこにいたの?
 今来たの?
 もしかして出発しちゃうの?
左にハンドルを切ればターミナル内へ、右に切れば外へというところまで来て

運転手は、、、右に切った
 
あれがオロモウツ行くバスだったのか?
 
遅れている可能性もまだ残っていると思って再度depatureのモニター表示を見にいくと
16:30のバスはもう表示されていない。

終わった。。。
 
G17に行ってみると止まっているバスの行き先はキリル文字で書いてある。
どう見てもオロモウツ行かないよ。
 
終わった。。。
FLIXBUSへの苦情はあとでするとして、善後策を講じなければ。
オロモウツ行きバスは19:00にもあったが、前日見た時すでに残り二席だった。
これはダメだろう。しかもホテルのチェックインは23時までなので間に合わない。

夜行列車だ!事前調査で朝の5時くらいに着く電車があるの思い出した。
これで行くか。計画当初は夜行列車の方に気が傾いていたんだ。鉄道駅の窓口へ。

寝台車に乗ったことがないので、少し気を取り戻してワクワクして、
 今夜のオロモウツまで行く電車を、、、」
というと、カチャカチャしはじめて、窓口のお姉さんの口からでたのは
  「sold out」
 
完全に終わった。。。
 
もう今日はここに泊まるしかないのか。
 
前夜のクラクフのホテル、数日前の段階で97%売れていた。
今日はどうなんだ?とりあえず泊まったホテル戻るか。
ホテルが埋まっていてもwifi使わせてもらってホテル探そう。

またこの通りを歩くことになるとは思わなかったよ。


こうしているうちに最後の部屋の予約が入ったなんてことになったらと考えると急ぎ足になる。
 
「今度来るときもまたここに泊まります」とか思いながらこのホテルを後にしたけど、
その「今度」が1時間後だとは思わなかったよ。
ホテルに入るとレセプションのお姉さん、ちょっと驚いた表情。
そうだろうね。忘れ物を取りに来たにしては時間が空きすぎている。
  「あなたに会いたくて、もう一泊することにしました。」
ではなくて、
 「バスに乗れなくて。。。ちょっとwifi使わせてもらえますか?」
 「それと、今日部屋ありますか」
と聞くと、少し調べて
 「シングルはないけど、デラックスルームが一部屋だけ空いてます。
 スペシャルプライスで390です。」

とおっしゃる。

400*30=12000。前夜の普通のシングルでも\11000くらいだったから悪くない。
一応wifi借りて他のホテルとか調べてみるが、そんなことしてるうちに予約が入ったら大変だ。
途中で切り上げて手続きを。

鍵をもらって部屋へ。昨日は4Fだったが今日は3F。
鍵開けて部屋入って・・・広い~。昨日の倍くらいの広さだ。
これでシングルとデラックスの値段の差が約1000円とは。


トイレだって正面からフリーキックだ。ディフェンスもいない。

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 ここから反省室
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予約書を再確認すると、G17と書いてある箇所があるが、プラットホームはG14-G17が
正解だった


これ見てG14-G17が目に入らない人がどこにいる?
その割にtop levelにつられて駅ビルの屋上を目指したりして、そんな人もどこにいる?

成田までにパスポートを5回以上確認する人と同じ人とは我ながら思えない。
よくこれで、旅行中の移動でこれといった失敗をしなかったものだ。

とはいえ、G14とかならG17の並びにあるはずだから、バスが待っていれば
気づいて行ったはずなんだなぁ。
実際、少し離れたところに止まっていたFLIXBUSは見えていたんだ。

それにしてもオロモウツ行きのバス予約しているのにキエフ行きバスの情報なんているか?
これで誤解してしまったのだ。キリル文字のバスがキエフ行きだったのか?

帰国後、FLIXBUSに問い合わせたところ、この日のバスは定刻通りに出発したとのこと。

それではと、どの番号のプラットホームでどのくらい待ったのかを問い合わてみたところ、
その回答はなかった。やっぱり16:30に見たバスがオロモウツ行くバスだったんだろうか。

こっちにも反省点はある。

FlixBusの案内を適当に読んでいたので
 (1) ターミナルの場所を誤認していた(駅の上じゃなくて反対側)
    そのため、ターミナルでの待ち時間が短くなった
 (2) プラットホームはG17だと思っていた
    そのため、departureのモニターを適当に見ていた
     モニターも文字も小さくて、終点も通過都市もろくに見ようとしなかった。

要は、予約書をしっかり読んで早合点するなということだろう。


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2 コメント

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Unknown (EkaterinaYoghurt)
2018-06-12 17:29:23
こんにちは^^

海外での色んな面でのいい加減さはちょいちょい困ることになりますよね。
私はこれほど困ったことになった経験は幸いありませんが、日本はあまりにも便利だし全てがシステマティックに出来上がっているので、他の国の人に比べてこういったことに慣れていなくて余計困ってしまう気がします。
でも、なさんの対応力、素晴らしいですね!私だったらタジタジのような気がします。最終的に慣れたホテルに泊まれたのはラッキーでした。お姉さんにもすぐ会えたので良かったのだと思います^^
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EkaterinaYoghurtさん (who)
2018-06-12 19:55:37
こんにちは。

反省室で書いたとおり、こっちも落ち度満載で困ったものですよ。G14-G17が見えていないのだから、バス来てなかったと言っても説得力ゼロですし。バスがどこにいたのか、真相を知りたいですねぇ。。。

前日も目の前の電車を乗り損ねそうになったし、思い出せば2年前は違うバスに乗りそうになりました。
https://blog.goo.ne.jp/aboutnothing/e/36e43e2417420604d3182111546c7775
・・・マッタクモウ

ホテルが空いていたのは最後の救いで、お姉さんが天使に見えました。

さて、この日はここに泊まるとして、明日はどうしましょうか?
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