阿部ブログ

日々思うこと

NATOに対抗するロシア軍

2016年05月05日 | 雑感
既報の通り、バルト三国や東欧でNATOが、対ロシアの戦力強化&監視を強めている。
そんな中、イギリスは、空中管制機E-3D センチュリーAEW×1機をNATOの空中管制部隊(Airborne Warning And Control System:AWACS)に提供し、東欧での警戒飛行任務を行う事となった。既にGeilenkirchen空軍基地には、E-3A×16機が配備され任務遂行中である。
苛立つロシアの国防相は、ロシア西部・南部国境地域におけるNATO軍の戦力増強に対処するため、西部と南部に陸軍3個旅団を新規に配備するとしている。また、親ロシアのベラルーシがロシアからS-300 PS地対空ミサイルの4個の防空連隊の配備が完了することになった。これら防空連隊は、Polotsk地区に第377防空連隊ともう1連隊を配備し、Grodno地区とBrest地区にそれぞれ1連隊が配置につく。この防空システムは、リトアニアとポーランドにとっては脅威であるし、ロシアの飛び地であるカリーニングラードの防空システムとの連携により両国空軍の活動を抑止&制限することになる。

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