阿部ブログ

日々思うこと

アンティータムに続きフィッツジェラルドが事故〜日本郵船のコンテナ船を横切ろうとしたが…

2017年06月18日 | 雑感
第七艦隊は、近頃事故だらけだ。1月には、アンティータム(Antietam)CG-54が横須賀沖で座礁し、艦長が更迭されている。
今回は、タイコンデロガ級のフィッツジェラルド(Fitzgerald)DDG-62で、日本郵船のコンテナ船と衝突した。トロトロ航行するコンテナ船の前を横切ろうとして失敗した訳だ。今の艦艇は、海上自衛隊も同じだがペラペラで大和や武蔵のような頑丈さを想像すると間違う。だから衝突で簡単に傾むくし、浸水し乗員も亡くなる訳だ。可哀想に、報われない。フィッツジェラルド救援の為、駆逐艦デューイ(DDG 105)とタグボート2隻が派遣され、横須賀基地12番バースに接岸した。米海軍は、現在、横須賀基地にイージス艦11隻を配備。海上自衛隊も6隻の体制で合計17隻で北朝鮮事案に対処している。

アンティータムのジョセフ・カリガン大佐同様、ブライス・ベンソン中佐も艦長は解任され捜査に協力することになる。まあ、この手の事故は、第七艦隊だけではない。海上自衛隊も非常に事故の多い組織であることはよく知られている。2008年にイージス艦「あたご」が千葉県の野島崎沖で漁船と衝突して漁師2人が亡くなっている。潜水艦部隊もそうだが、お前ら同胞民間人を殺してどうする?ぁ~
イージス艦は、フェーズドアレイレーダーで上空は良く視えて監視できるのだろうが、意外と自分の周囲は見えないのか。灯台下暗しの典型かね。