今日はサボっているんではありませんよ、お仕事です。山口市の吉敷の山の奥にある真言寺院、龍蔵寺に来ています。
もう一度言います!サボっているのではありません、仕事の後に境内のお散歩です。
不動明王の前でボーゥとして鼓の滝の先端に見入っていたら
それは然はじまり出しました。
本当に突然でした。
それは音も無く突然に始まりました、一斉にイチョウの葉が散り始め。やがて、激しく落下する黄葉は、黄色の玉簾を下ろしたように視野をさえぎり、ひとしきり続いた葉っぱのスコールが静まり、最後の一枚が枝を離れるのを・・・」
私の好きな紀行文の一小節ですが、本当にそんな感じで散り始めました、こんな日にこんな時に巡り合えたなんて本当に幸せですね。
見る間に辺り一面金色に染まっていきました。
私は昔から銀杏のこの潔い散り様が好きでしたしいつも潔くない私のあこがれでもありました。
「ある古老の話では一気に葉を落とす年はドカ雪が来る」と言うことです。
私が去年はどうだったの?と言おうと思いましたがやめておきました。