今日はXT君のオイル交換をして時間が余ったので、先日外しておいたXT君のエンジンヘッド周りをばらして見ます。
アチコチネジを外して、カムシャフトに14mmの長ネジを立ててグイっと引くとポロン!と出てきました、バルブをフリーにしているとはいえこれはオイル管理の行き届いていた「わ・た・し・の・お陰ですよ・・・フフフ」とXT君に話しかけながら、内部を覗くと・・・キラッと光る金属片・・・・・・・・・・・・・・
カムシャフトに目をやると、欠けています・・・?
なんなんですかこの薄い金属は・・・?
今日はXT君のオイル交換をして時間が余ったので、先日外しておいたXT君のエンジンヘッド周りをばらして見ます。
アチコチネジを外して、カムシャフトに14mmの長ネジを立ててグイっと引くとポロン!と出てきました、バルブをフリーにしているとはいえこれはオイル管理の行き届いていた「わ・た・し・の・お陰ですよ・・・フフフ」とXT君に話しかけながら、内部を覗くと・・・キラッと光る金属片・・・・・・・・・・・・・・
カムシャフトに目をやると、欠けています・・・?
なんなんですかこの薄い金属は・・・?
しかしややこしい (オイル交換は571890km-55980km=1209kmでの交換)で「55980kmのときに10800kmのエンジンを付け替えたのですから」・・・本当は10800+1209km=12009kmがメーター読みなんですが。
頭がこんがらがってきます早く同距離あたりのメーターを手に入れたいんですが、先立つものが・・・
XT250のメーターって逆回しすれば戻っていくんでしょうかね???
久しぶりにゆっくり出来る日曜日、まず朝から1200km走ったエンジンオイルとオイルフィルターの交換です。
助手はいつもの次男Fumiメカニック、まず軽く暖気をしてオイルを抜きます、ネバイ・・・?
何かネバッコイです10W-40を入れていたんですが30W-60ぐらいのねばっこさそのうえ異常なまでのブラック色。
・・・今までオイル交換をしていてこんなことは初めてですそれもたった1200kmですよ?
考えうる答えは、ンンン・・・?
まず長期保存状態になる前にオイルを抜いたのだが完全に抜けていなくってそれが中で醗酵していた。
いや!購入時に「エンジンは一発でかかりました」という書き込みがあったからもしやオイルを抜かずに10年以上保存していてそのままエンジンをかけたのかも。
送る段階で重量軽減のためオイルを抜いて送ってきたのかも。
そういえば思い返すに・・・受け取ったときはオイルは入っていませんでした、チェック時軽く覗ける範囲で見たところにエンジン内部のギヤーの所々に真っ黒なほくろ位のタールの塊が付いていました、CRCをかけて取ったんですが・・・あくまでも見える範囲内です・・・見えない内部にも多量のタール塊があったのだと思われます、それが最初のオイル注入後の1200km走行で10W-40オイルとブレンドされて今回のネバネバ、真っ黒のオイルになったんではないかとおもわれます。
伏兵は思わぬところに隠れていますしばらくは様子見、様子見で乗っておきましょう。
2012年10月18日
昨日の雨がうそのように晴れました。
天気は上々XT君は行く気満々、私も走る気満々ですし。
友人から仕入れた情報ですと長らく通行止めになっていた長門市 青海島の高山線が復活しているとか・・・
去年の秋、今年の夏前と2度ほど来たんですが倒木、落石多く通行止めになっていたんです。
まずは軽く暖気運転をかねて秋吉台のカルストロードを抜けて途中地獄谷辺りから薄暗い道を抜け青景の集落へ
そして嘉万から「みすみダム」横を抜けて長門市へ・・・
ここまで75km1時間半です、一気に走り抜けちゃいました、ペース的には400kmツーリング並み・・・ハハ!
メインの青海島でゆっくりする予定です。
仙崎港をチラチラ横目で走ります、人工島まで出来ていてヨットハーバーまであります・・・
37~8年前にヤマハMR50で初めてこの地に来たときは鄙びた漁村でした、30年前ヤマハRZ250で来た時もなんら代わりのない漁村でした。
MR50のときは日本一周ツーリングの途中で青海島YHで2泊3日宿泊して過ごしました。
RZ250の時は親友が彼女と別れる分かれないの痴話げんかの仲裁のため夜の20時、18Lポリタンク、RZのタンクもガソリン満タンにして兵庫県の宝塚から中国自動車道路に乗り夜を徹して走り続け終点の三次インターで下りて(当時三好までしか拘束は走っていませんでした)広島を抜け山口小郡から美祢、長門と深夜の帳の中を走り続けました。
この時代のガソリンスタンドは深夜営業なんてありません、逮捕覚悟で親友のため18L青いポリタンクにガソリン満タンでタンデム席に自転車用荷物ロープでくくりつけて走ります。
只々親友の痴話げんかの仲裁のためだけに・・・「走れメロス」の現代版みたいですね。
夜が明ける頃に青海島に到着したんですが、この時代携帯電話なんて気の利いたものはありませんし、こんな早朝に青海島YHに電話して親友を呼び出してもらうなんて絶対に出来ません。
仕方なく明け方の海辺に下りていって2~3時間ばかり空けてゆく空と輝きを増す海を眺めていました。
結局彼と彼女は別れてしまったんですが、私個人にとっては最高の思い出の一つになってしまいました。
雄大な明けの空と輝く海、そよ吹く風が今の私を形成している要素の一つになっているんです。
今は家がたくさん建っていて砂浜まで下りていく道がわかりませんでしたが、垣根の奥にあの時の海があの時のそのままに輝いているのが見えました。
自販機でコーヒーを買ってタバコを吸いながら垣根のおくの海を見るとはなく見ている、たったそれだけのことが漲るような力を与えてくれる、元気100倍!勇気1000倍!です。
寄り道はここまでで、一気に高山線の稜線に取り付き
ますXT250君でぐんぐん上って行きますうねうねとした上り道、眼下の海は見る見る下に落ちていき空がどんどん近くなります・・・
ほんの小さな山だけど、ほんの短い少しばかりの完全舗装された林道だけれど私にとっては来るたびに癒され元気をもらう道です。
最高の秋晴れ!こんな日は間違いなくツーリングでしょう。
まあこの間は北九州へ行ったしね、近場でのんびりツーをしようと出発。
2号線から埴生道路、県道40号線で内日ダム横を抜けてリフレッシュパーク豊浦へ下っていく手前のお気に入りの場所で遠く響灘を堪能。
川棚温泉街から下関GCの方へ入り込み、「完全お気に入りの海へと続く川沿いの道」 湧田川河口かな・・・?
ここで1時間ばかり、お散歩やタバコタイムを過ごしました、人気の少ない秋の初め静かな波の音を聞きながらボーっとします、精神のリフレッシュ!
道の駅 豊北でイカ天、タコ天の焼きたてかまぼこを食す・・・幸せです
角島も大橋は渡りません、撮影スポットで写真のみ
B級観光地めぐりですから行く先々で人気はほとんどありませんね・・・(笑)
川尻岬手前の楊貴妃の里・・・これもB級です、でもすごいんです楊貴妃が船で流れ着いたんですからね!
そして大坊ダムから俵山を抜け豊田の「道の駅蛍街道」・・・やはりいつきても九州ナンバーのバイクが多いです、不思議ですね海沿いならまだしも山の真ん中の盆地、豊田町の道の駅・・・こんなところが九州ナンバーの大型バイクの溜まり場とは。
とりあえず簡単にクルリと240kmツーリングを終えました。今のところ10800kmのエンジンを付けたXT君は元気です!
2012年10月2日 新エンジン君の調整をかねて北九州市内250kmツーリングを決行。
「山あり谷あり高速あり」のハードツーリングです。
1.キャブセッティング・・・旧エンジンのベストセッティング時のキャブレターでスロー濃すぎ「ボコボコいっていました」がこれはPSの調整で難なくクリヤー。メイン系は前エンジンとおなじセッティングでOK!
2.クラッチ.・・・10800km間違いなく新車から10000km走って丁度当たりが付いた状態、スコスコと気持ちよく入ります。
3.圧縮?は、・・・ オイル漏れ1ヶ所発見、クラッチレリーズをクランクに留めているネジ部分からです、+ドライバーを当ててみるとグラグラ、このエンジンが到着してすぐに簡単なサビお落としと調整をしました、そのときの〆忘れでした。〆たとたんに新車時の圧縮に戻りました
足立山妙見宮
4.山の上り谷の下り・・・走行1万Km青年期のエンジンらしくはじけるような勢いでグイグイ上って下ります。
5.高速道路・・・帰りに「めかりから王子」まで80km、90km、100kmと負荷をかけてみました。
王子PAで名物「どか肉うどん」
とりあえずどの速度域も元気です。
前所有者の乗り方が少しはわかりました、でもまだ1万キロ少々のエンジン、癖が付く前に手放されたエンジンです。
これから私が癖付けていきます、このエンジンさんの新たな旅立ちです。
走れば走るほどエンジン内カーボンが浄化されていくのがわかります、100km走ったあたりでアイドリングが2000回転近くに上がっていました、真黒カーボンの抵抗はよほどすごかったんですね1250回転に落として走りますエンジンはどんどん軽やかになっていきます。
下関 東行庵
小野田竜王山
少し遅かった彼岸花・・・私の好きな花です群生させてもいいですが、少しの田畑の畦や他の植物たちの中に隠れてそれでも秋の彼岸だけという短い時を一瞬ですが謳歌している可憐な姿・・・
走る道々でXT君をとめて愛でて来ました。
55980kmで乗せ変えた10800kmのエンジン、長期保管状態でエンジンをかけていなかっただろう状態からの復帰ですから、無理はさせられません。
エンジン回転4000以下で会社に向かいます、エンジン内部の隅々までオイルを行き渡らせる感じで走ります。
Fスプロケ17丁×R46丁 4000回転時、70km/h
このエンジン君、最初に開けた時に真っ黒なカーボン付着、プラグとピストンヘッドのみお掃除していましたがこのカーボン、そうとうの抵抗があったのか完調済みのキャブをつけているにも関わらず、ド~ンとアイドリング回転が落ち込んでいました。
しかし走れば走るほど焼け落ちて飛んでいくのかどんどん調子がよくなり10km走ったあたりで、1100回転でアイドリングするようになりました。
会社についてすぐにチェーンの初期伸び調整、(YBNの安価なチェーンですが楽々46km走りきってくれましたよ)
チェーン調整クリップを2回あげました。
帰りにこのエンジンくんの初給油、明日から燃費を計ります。