XT250 3y5と私・・・私と家族

昔、私の青春であったXT250そして子供たち
そして新たな家族に・・・スーパーカブ90のチビちゃんが来ました。

四月下旬の陽気にさそわれて

2013年04月30日 | ヤマハXT250 3y5
4月の末、29日山口県西部には温かな日差しと心地よい風が吹いて
走りに行くにはもってこいの陽気です!
午後3時から用事があるので、近場の走りですませます。

先ずは、下関市豊田にある徳仙の滝『古くから長門の霊山として信仰の厚い華山の中腹にある、二段にわたる滝は高さ12メートルあまりあります』



XT君のエンジンを止めて、河原に降りて見ます、静かです、落ちる滝の水音以外は何も聞こえません、夏はカジカの鳴き声や友を呼ぶ鹿のこえでそれはそれでいいんですがね、今日のようにさんさんと照る日の光が微かな風に揺れる木々の隙間からちらちらと射し込んで、石を打つ水の音の外はまったくの無音っていうのも、最高の贅沢な気がします。









滝から落ちて飛沫となり、天上より射す光に乗って山々を漂う水の精を身体一杯に吸い込んで、聖なる山、華山山頂をめざします。

華山山頂からいつものように豊田の町を眺めながら、いつものように高村光太郎の樹下の二人を口ずさんでいました。
中学3年、受験勉強のため訪れた兵庫県伊丹市の市立図書館、心地よい午後の休憩時、ふと何かに導かれるように手に取った高村光太郎の『智恵子抄』
勉強も忘れて只一心に読み続けた青春の日が蘇ってきます。





下界に下って豊田町の樹齢100年を越す藤棚を見に長正司公園に行きました、まだ3分咲きとのことでしたが大勢の人がきていました。







海を見に行きました

2013年04月15日 | ヤマハXT250 3y5

久しぶりの晴天の日の休日・・・


今日のこの日のため、前回4月12日の宿直時、バッテリー君に24時間充電をして「渇!」を入れておきました。


AM:8時30分・・・チョークを引いて軽く暖機、そして出発!


目的地は角島二位の浜海岸です、時間があれば楊貴妃の里も回ってみたいんですがあまり目的地が多いとのんびり出来なくなるので今回はこの2ヶ所


まずは県道40号線内日ダム横を抜けて川棚へ下りR191号線で特牛を目指します。


そして角島大橋へ、いつものお気に入りの場所で記念撮影、平日ですのでバイクも車も少ないです。



大橋を渡りドンつきまで走りきり、牛さんにあいに草地の中に伸びた白いコンクリートの道へ入ります「ズル!ズズズ」ゲッ!・・・そうでしたタイヤがロードタイヤに変えているんでした。


体制を整えてのんびり奥地へ入り込んでいきます・・・が、いませんどこに隠れたのか今日はいませんです、せっかく逢いに来たんですがね、あきらめて灯台の裏側、最先端で海を眺めます。


ボーッと眺めてます、「春の海ひねもすのたりのたりかな」・・・いや違いました先端は風も強く白波が立ってわれていました。タバコを3本ぐらい吸ったかな、次に行きます。


龍宮の潮吹きパスそして千畳敷パスで二位の浜へ


二位の浜「源平の哀しい物語を伝える...」

 「その昔、源平壇ノ浦の合戦で敗れた平家方、二位の局が幼い安徳天皇を抱き自ら海中へと身を投じました。その亡骸は黒潮に乗りこの浜に流れ着いたと伝えられています。そこから浜は二位の浜といわれています。ハマユウに守られるように、ひっそりと建つ二位ノ局の碑が語り継がれた遠い昔を偲ばせる。」



今から何年前でしょうかねこの観光案内の文章に引かれてこの浜へ来てみました、たくさんの若者たちがサーフィーンを楽しんでいましたが、どこまでも澄み切った空はなぜか哀しくて、彼女の霊魂はどうしたんだろう、800年の時を経て・・・などと思いにふけってしまいました。


それから毎年年に4~5回はくるでしょうね、いつもボーっと海を眺め、波の中を漂ってたどり着いた彼女の無念と・・・



こんな辺鄙な場所まで探索をした源氏の兵士たちの執念に思いを抱きつつ私の肉体も精神も生死の間をさまよっているのかも知れませんね。


ふと!われに返り足元を見ると10本のタバコの吸殻が落ちていました・・・(笑)


さあ元気になったですよ、帰りましょう。



美祢市を一気に抜けて、我が町家族の待つ宇部市へ


全工程を終えて給油しました・・・燃費43.79km/L・・・やりました!


別にエコランしたわけじゃあないですよ、平均時速60kmぐらいかなストレスの溜まるような運転はしていませんです。