遂に我が家の次男君も兄とおんなじ大学に入学しました、私もイングランド製のメチャクチャ高価なスーツとこれまたメチャ高い靴をはいて入学式に臨みました、今ならけして逆立ちしても買えない金額です。
次男君・・・親が飾ってどうするん!!
無事に式典が終わり一路自宅へ、明日からに備えてミニトレのフル整備です、エンジンの腰上ばらして当たり取り、キャブも全バラしてお掃除、こうゆう時は2ストは簡単です、久しぶりに触るミニ君・・・
これぐらいのことをしなければ次男は私に触ることを許しませんから。・・・(笑)
出来上がりを確認するためにとの理由付けをして、街中を走り回りました。
次男君のゆっくり安全運転でこびりついていたマフラー内の不純物のせいかエンジンがぜんぜんふけません?
フフフ!やるぞ!そして一気に不吹き飛ばしてきました。
その間にもコチョコチョキャブの調整・・・
10キロばかり走り回り帰宅して次男に渡しました。
別物に変身しているミニトレに乗ってみてびっくり!していました。
彼には簡単な整備、チェーン張りをさせておきました。
私はバイク屋さんじゃあないです、機械科卒でもないです・・・16のときにMR50を手にして貧乏学生だった私はお店に修理を出せず、自分でばらして組み立てていました。
いつしかばらすときも組み立てるときも独り言のようにバイクに話しかけていました。
そしていつしかそれは愛情になっていたんです、自分で組んだMR50で日本を一周しました。
XT君も自分で修理しながら日本一週をしました。
いつも動かない彼に話しかけていました「・・動いてくれ、また一緒に走っておくれ、いつまでも一緒にいておくれ」少ない知識を総動員して整備しながら・・・
あのころから約30年経っています、でもミニトレもXTも30年です今のコンピューター化されたエンジンなら触ることはできないでしょうでもMR50のエンジンとミニトレ50のエンジンは同じエンジンなんです
エンジンは愛情を持って話しかけながら丁寧に整備するだけで、息を吹き返します
そうです、バイクは家族の一員ですから
次男君分かったかな。
http://www.youtube.com/watch?v=kmCoxpKwK6U