本日朝、通勤時ここ2~3日のXT君のエンジン特性に ふと!疑問を感じて調査を開始する。
基準は私の体で覚えているXT君の特性です。
エンジンのかかりは良し!いつもどうりの暖機運転後、走り出してすぐに違いを発見!
中速域までのすべてのギヤーすべての回転域で走りやすい・・・ほんの少しではあるが全体の全領域のトルクが上っています。
へ~ぇ!いい感じです、腰上全交換でのエンジンに当りが付いてきたのかな・・・ほんとにビックリするぐらい乗りやすくなっています。
でもなにか少し納得できません・・・???
ギヤーをF17、R44でだいぶん高速よりにふっていたので、ノーマルよりは低速域が使いにくかったのですが、全くそれを感じさせません。トルクのアップがそれを補い回転の上昇がぶち早!なんです。
今まで1速、2速、3速と普通に加速していけば3速時点で60km出ていましたそして4速、5速とギヤーを上げて70、80kmに持っていっていましたが・・・
今回の調査で、同じ感じで3速まで入れた時点で85km出ています、周りの車達は遥かに後方においてきています???
次の信号で一度停まり、青になると同時に回転計のみを見ながら同じ加速・・・
・・・ゲ!・・・もう一度加速・・・やはり・・・
不安は的中しました。
ヤマハが世に送り出した不屈のショートストローク・シングルエンジン・・・中低速ではコロコロと気持ちよく回り6000回転を境にどう猛な加速で走り出す、確か私はこのエンジンに惚れていたのですが。
予想どうり3000回転を超えるとトルクが太り4000、5000、6000これ以上回しても同じ感じでコロコロと走り続けます、全体にトルクが太っている分回転の上がりがメチャクチャ早いのですが6000を境に・・・の基準がなくなっているため気づかずにスロットルを開けていたのです。
出勤途中でしたがUターンをして某所から某高速に入りフルスロットルを入れました、もちろん白いバイクや覆面をした人たちのいないのを確認してからですが。
グーン!コロコロ・・・・と加速しだし3速で100kmオーバー4速、5速で・・・あっと!言う間に140km出てしまいました。
上までキッチリトルクが出ています。でも・・・やはり6000を境のエンジン特性の豹変は一切ありませんでした・・・そのままの速度で数キロ走り高速を降りてプラグの確認。
きれいにキツネ色に焼けています、エンジンも快調そうです???
ちまたでは、こんなエンジン特性を持ったバイクや車を「使いやすい、あつかいやすい」と言うんでしょうね。
でも、XT乗りならわかるんですが、「私のXT君はどこへ行ったの、どうしちゃったの」っていう感じなんです。
「そこまで速度が出なくてもいいです、そこまで使いやすくなくったっていいです、6000からのどう猛な加速を返してくれー!」・・・次の宿直でもう一度キャブの全バラをして見ます。
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