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それから数日して、今度は香港島の南に浮かぶ南Y島に渡った。
香港島からフェリーで30分ほどのところで、ピークからも3本の煙突が印象的な島だ。
南Y島と書いて、Lamma islandと呼ぶらしい。真ん中のYはてっきり言語接触で採り入れたアルファベットのYだと思ったのだが、じつはこういう漢字があるのだそうで、びっくりである。
到着した入り江の周辺は土産物屋、海鮮レストラン、そして貸別荘が建て込んでいるが、その間の道を歩いて行くと、山道の上り下りになった。少し息がきれるくらいで、それほどきつくないので、義理の妹家族4人もいれてゆっくり歩いて、島の南にあるもう1つの入り江まで行くことにした。途中、バナナやスターフルーツやパパイヤが生っていたりして、やはり亜熱帯だけのことはある。茂った木の葉の間から、煙突が見えたので、聞いてみると、火力発電所のものだと言う。建設の時は反対運動があって、たしかに途中にあった海水浴にうってつけの浜辺からも煙突や発電所の建物がみえて、かなり興ざめである。
それでも周囲の自然はそっくりのこっているので、遠足にはそれほど影響はしない。気持のよい日差しと風を感じながら、2時間ほどの行程を楽しんだ。
ようやくたどり着いた目的地の入り江にも、海鮮レストランがたくさん軒を並べていたけれど、1960年前後に生まれた人間が多くて、70年代の高校生のときに食べた、たっぷりのバターをはさんだトースト(バターたっぷり、というところが贅沢感を醸し出す)や、インスタント・ラーメンやら(出前一丁は昔からブランドを確立しているから、少しだけ高い)、そんなものをおいしくいただいた。
こんな散歩道があるなら、香港もなかなか悪くない。
香港島からフェリーで30分ほどのところで、ピークからも3本の煙突が印象的な島だ。
南Y島と書いて、Lamma islandと呼ぶらしい。真ん中のYはてっきり言語接触で採り入れたアルファベットのYだと思ったのだが、じつはこういう漢字があるのだそうで、びっくりである。
到着した入り江の周辺は土産物屋、海鮮レストラン、そして貸別荘が建て込んでいるが、その間の道を歩いて行くと、山道の上り下りになった。少し息がきれるくらいで、それほどきつくないので、義理の妹家族4人もいれてゆっくり歩いて、島の南にあるもう1つの入り江まで行くことにした。途中、バナナやスターフルーツやパパイヤが生っていたりして、やはり亜熱帯だけのことはある。茂った木の葉の間から、煙突が見えたので、聞いてみると、火力発電所のものだと言う。建設の時は反対運動があって、たしかに途中にあった海水浴にうってつけの浜辺からも煙突や発電所の建物がみえて、かなり興ざめである。
それでも周囲の自然はそっくりのこっているので、遠足にはそれほど影響はしない。気持のよい日差しと風を感じながら、2時間ほどの行程を楽しんだ。
ようやくたどり着いた目的地の入り江にも、海鮮レストランがたくさん軒を並べていたけれど、1960年前後に生まれた人間が多くて、70年代の高校生のときに食べた、たっぷりのバターをはさんだトースト(バターたっぷり、というところが贅沢感を醸し出す)や、インスタント・ラーメンやら(出前一丁は昔からブランドを確立しているから、少しだけ高い)、そんなものをおいしくいただいた。
こんな散歩道があるなら、香港もなかなか悪くない。