おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

未体験ゾーン

2009-09-29 01:56:25 | こどもの行事/こどもと遊ぶ
先日、初めて某大学付属小学校の入試説明会というのに行ってきた。いわゆる”お受験”のための説明会である。

3年前は、カミサンがこれに出席した。今回は僕が”社会勉強”のために行くことにした。

説明会は、9時半・10時半・11時半の計3回。いずれも30分前が受付開始時間。僕が出席したのは、第2回目の10時半の回。第1回目の説明会は混んでいるらしいので、それを避けるために2回目に出席することにした。

本当は、9時半から始まる第1回目に出席したかった。というのは、”本気モードの親”というのを見てみたかったからである。校長の話によると、9時からの受付なのに、既に8時前から学校の前で並んでいた親がいたらしい…。まだ、説明会なのに、何故?”お受験”って親の気合いで受かるものなのだろうか?

第2回目の受付が始まる10分前に学校に到着。すると”ゾロゾロ”とスーツ姿の父母が校門をくぐって行く。その後について入って行くと、ビックリ!なんと約80mほどの列ができていて、受付を待っているのである。ということは、9時半の回は、もっとすごい列ができていたに違いない!

しばらくして列が動きはじめ、校舎に入ることができた。受付をして願書をもらい、持参したスリッパに履きかえて説明会会場である体育館に入る。

係の人に先導され、ちょうど体育館の真ん中あたりに座った。座った席の左右にいたのは、ともに男親。受験票の色から、どちらも娘を受験させるらしい。右の親はリュック持参。左の親は、スーツは着ているが”カジュアルスーツ”であり、どちらも”本気モード”とはほど遠い格好だ。

やはり”本気モードの親”と言えば、黒あるいは紺のスーツに、”和光のスリッパ”である。そういう人たちもいることはいたが、2回目の説明会ということもあり、やはり”記念受験”、”お試し受験”組の親が多いようだ。

体育館内に用意された椅子は全て埋まっているようだった。この回だけで約1000人位がいたのだろうか?

説明会スタート。まず、校長の話。”ほぉ”と感心するような話をしていた。その後、学校紹介のDVDを見る。そして、副校長による学校の説明。約30分で説明会は終了。

体育館から出口に移動する際、来場者の足もとを確認。”和光のスリッパ”の割合は、やはり少ないようだ。中には、スリッパを履いていない人がいた。

校長の話によると、今回の説明会の案内に”スリッパ持参”というのが明記されていたので、忘れた人がスリッパを借りに着ても貸与はしない、ということを朝の打ち合わせで決めていたそうだ。”そんな人いるのか?”と思っていたら、本当にいたのでビックリした。

体育館から学校の通用門を出る。なかなか楽しかった。

さて次は、いよいよ試験当日に同じ場所に来ることになる。エントリーするのは次男。ちょっと肩の荷が重いが、彼にとっても、そして僕にとっても良い経験になるだろう。


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