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晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

セイダカアワダチソウ

2020-09-20 06:12:25 | じねんじょ
早いもので9月も2/3です。
不思議なことに台風が10号以降発生していません。
ありがたいことです。

どこへ行っても放棄田(畑)を見かけるが、
そこに群生しているのがセイダカアワダチソウです。
北米が原産地の外来種であるが、
今や日本全国の空き地を埋め尽くしています。

来年から自然薯の新しい土地ということで近所の畑を借りたのだが、
もう10年近く耕作しておらずセイダカアワダチソウの巣です。
約350㎡あり二日がかりで先ずは刈り込みを行ったが、
繁殖力の強い彼らを根絶させるには一筋縄でいかない。

根は深いと50cmも下に伸びていると言われ、
ネットによるといったんは農耕地用除草剤を散布して根まで枯らしてから、
トラクターでかき回した方が良さそうです。

山中の自然薯畑は病気が蔓延してほぼ全滅状態となってしまい、
来季ほここで勝負をかけることになります。

< 秋花も山野を埋めし外来種 >
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巡回part2

2020-09-19 06:01:03 | じねんじょ
昨日は曇天を仰ぎながら開始した部会員の栽培畑巡回でした。
じねんじょの蔓葉が茂り出した7月に一回目を行い、
それから真夏を乗り越え2ヵ月経った今月は薯が肥大化する重要な時期です。

サポーターも含め全員が動くには人数が多すぎるため、
二班に分けたのだがそれでも20人近い参加者です。
熱心さが伝わってきます。
少し雨に降られたが順調に行えたのは良かった。


栽培畑は15ヶ所あり犬山がメインですがJA愛知北管内に及ぶため、
午前中は犬山市内の前原から始めて富岡・今井・入鹿と進み、
私の作業場でテイクアウトの昼食を摂りました。

午後からは楽田の共同畑からで、
ここは研修畑の他に4人が栽培しており移動はありません。
ここから扶桑町へ移動し3カ所を見て、
最後は江南市内です。
走行距離は50kmぐらいあったのでは。

全般に生長の出来栄えは順調です。
同行した県農業普及員の的確な助言と部下員同士の相互刺激が、
地道ではあるが効を奏してきている。
栽培技術の平準化を図ってきた成果かな。
ただ枯れが入り始めた自分の畑を見せるのは皮肉なものです。


今回は6人のサポーターが参加してくれ、
来季は部会員となって栽培者となってくれることを願いたい。

家を8時に出て3時に帰宅の一日仕事は流石に疲れた。
気は若くても歳には勝てない。
それにしても首相をはじめ老練な政治家の年齢を見ると、
よくやるなと思わざるをえない。

彼らの元気の源泉はどこにあるのだろう。
本当のところ主役は青壮年の若い人に託す方が、
もっといいものが作れると思うんだがね。

< 魂込む薯の出来掘る待ち遠しや >

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秋の犬山キャンペーン他

2020-09-18 06:04:02 | 人生
昨日は一日慌ただしく動きました。
午前中は楽田にあるじねんじょ部会が借りている畑の一部に、
土を入れるための立ち合いをしました。
新たな畑は約700㎡あり来年はここでも栽培できます。
駐車場を作るので大型観光バスも停めれます。
将来は観光農園が可能かも。

午後からは市役所産業課へ訪れてコロナ禍ならではの手続きです。
12月11日にJAで予定していた「夢とろろ」品評会ですが、
会場の最大入場制限が15人となったため使用できず、
急遽市に会場確保を依頼していたものです。
南部公民館の展示室を減免で確保していただきました。
感謝です。

続いて庁内の会議室で観光協会が10月から開始する、
「秋の犬山キャンペーン」の最終説明会です。
これは部会ではなく個人として参加です。

今回「夢とろろ」2パックをムカゴをつけて2000円で販売します。
ただ収穫が11月下旬のため10月からは予約のみで、
12月からのお届けとなります。

これが終わってから部会の網室に出向き、
駐車スペースの草刈りでした。

今日が今季2回目となる部会員の栽培畑を巡回点検する日なので、
発着する場所が草ぼうぼうでは駐車も出来ません。
1時間かけて何とか綺麗になりました。

暑い夏は一日の動く時間が精々1~2時間だったけど、
そろそろ「夏籠り」から抜け出す頃かな。

< 犬山来たなら夢とろろが歓迎 > 
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蓑虫

2020-09-17 06:12:50 | 季節のたより
9月も半分以上過ぎて大分涼しくなりました。
不安定な天候が続いているが、
何より台風が10号以降発生していないのは有難い。

作業場の壁や近くにあるポールを幾つもの虫が上って、
引き戸の上から糸を垂らしてブラブラ遊覧している。

1cmもないくらいで時々見かけるのより蓑虫より小さめだ。
まだ子供なのかな。
蓑に覆われていてどうやって上っているのだろうと観察すると、
どうやら先端から口を出してポールにくっついて、
上へ移動しているみたいです。

口から出す粘液はクモの糸と変わらぬほど強力で、
繊維のある素材であれば、
どんなものでも寄せ集めて蓑にするとのこと。

木の枝を移動する場合上半身を蓑から出して、
何本もある足を使うビデオを見たことがある。
餌は枯れた木の葉らしいが餌のないこんなところで何をするのだろう。
もう冬眠の準備なのかな。

ミノムシは秋の季語になっているようで、
芭蕉も詠んでいました。
「みの虫の音を聞きにこよ草の庵」

< コロナなど意に介せずと蓑虫や >
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心折れる話

2020-09-16 06:05:37 | 野菜・果樹づくり
昨日はちょっと嬉しい話で心軽やかな一日をスタート切れたが、
今朝は心折れる話で気分が重い。

それも同じ栗にまつわる出来事です。
今年は天候異変で栗の収穫は4割減というところで、
昨年だとピーク期が2週間続いたが今年は10日間で終わりです。

昨日は最後となるかもしれないと栗林を歩いた。
でもどうも様子が違う。
栗を取り出した後の毬栗は山の中へ捨てるが、
中身のない毬栗だけが残っている。
猪が食べれば先日も紹介したように鬼皮が残っているから、
猪の仕業でない。

定点で監視している獣カメラのSDカードを回収して見てみました。
何とそこには四つ足ならぬ二つ足の輩が栗を拾っているでないか。
警告文は入り口に貼ってあります。

土曜日のこの日は朝収穫しているため量はそんなに無かったであろうが、
2人がかりの栗泥棒です。

そして昨日です。

これは私が行く前のことでした。
袋の大きさを見ると1~2kg程度か。
量の大小じゃないですよね。
怒り心頭です。

こういった輩は味をしめて再来の可能性が高い。
今年は来てももう無いが来年の対策をどうするかだ。
ここは人里離れた山中だが近くまで車で入れる。
今は私が栽培しているだけなので、
手前の道にて期間中だけ通行止めするしかないか。
でも今の怒りは収まりません。
この写真を栗林の入り口に貼って警告しておくことにします。

< 猪よりも狡い呆れ栗泥棒 >

コメント (4)
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