雨予報だったのに晴れてくれた昨日は2回目の試し掘りをした。
17年栽培を続けていても課題を克服できず毎年試行錯誤です。
畝ごとに作り方を変えてデータを取っている。
二畝各2株掘った結果がこれです。

一つは広めのダクトチューブの中に波板を入れた方法です。
基本初日のと変わらないが、
これだと下敷きにしていた従前の波板を加工せずそのまま使える。
もう一つが波板の溝を倍にして広めのダクトチューブの中に入れたもの。
波板に複数の種イモを入れて効率的な栽培を目指したい。
ただ昨日掘ったのは一個しか種イモを入れていなかった。
写真の右2本が前者の方法で、
特に1本は120cmの下敷きと容器を突き抜けていた。
重さを測ったら900g近い。
出来過ぎだね。

4本とも550g越えで重さでの育ちは合格です。
ただ裏返してみると特大を除いてどこかに湿害が出ている。

どれも中の土は湿っていない。
じゃぁ何のストレスがこの傷を作ったのだろう。
にわかには頭の整理がつきません。
薯に聞くしかないか。
< 鎌首もたげるほどの薯力見た >
土が湿ってないのに湿害が出る。湿害があるのは先端でなくて、イモの上から半分のところ。その部分が成長する時に湿気が多く、ここしばらくは土が乾燥して先端部に湿害がないのかもしれません。イモの成長とその時の雨量の関係で、湿害が起きる場所が変わるような気がしました。湿害が起きそうな要因を挙げて、条件を大きく変えて試してみるしかないと思います。
ちょっとしたことが原因だと思います。
すいません、師匠に偉そうなことを言ってしまった。
ご勘弁を。それでは、また。