ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

映画のような話 その2 縁

2019-11-14 10:54:37 | 追想
友人のY枝さんは、わたしが今の夫と再婚し夫の会社を手伝うように
なったとき、事務所前のパート募集の張り紙を見て迷った末に訪れて
くれた人だった。

以来 家族ぐるみの付き合いだったが、転勤族のご主人が単身赴任に音を
上げたときに辞めて本州に行ってしまったり、関西出身のご主人が札幌
永住を望んでなかったりで、わたしとは別れる運命だったのに何故か
結果的に札幌に戻って来てくれた。

で、数年前 娘さんのKちゃんが、台湾出身男性と結婚、女の子が生まれ
上海に移り住むことになったとき、わたしはちょっとした偶然にある
予感が生じたが、広い上海で自分の前夫とKちゃんが会う必然など
起こることはないだろうと、その時はそう思っていた。

わたしがバツ一なことは皆知っていたが、札幌での友人・知人の誰にも
離婚した相手のことを話したことはなかった。

それが何故か 昨年Kちゃんが里帰り中に会ったとき、実はわたしの前夫も
上海に居て、、、とカミングアウトしてしまった。

その時もそれだけの話だったのが、上海に戻ったKちゃんがお子さんの幼稚園
問題に直面、台湾籍のご主人も上海では外国人の身分のため公立に入れる
ことができないらしい。

私立にしても何かのコネが無ければ優先順位でかなり不利のとの事。

わたしは前夫には居所を知られたくなかったが、その迷惑を承知で
もし何とか出来る事ならとの展開。

前夫は多分何かしら力になれる立場にいると判断、Kちゃんにご主人と一緒に
前夫の職場を訪ねるように伝えた。




続く
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