ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

映画のような話 その1 40年後

2019-11-13 09:30:28 | 追想
40年前にLAで別れた前夫が上海にいる
ことは、10年程前から知っていた。

彼はずっとわたしの行方を追い、兄に
連絡を取り、兄経由で手紙やクリスマス
カードなどを送って来ていた。

しかし兄の死後、それも叶わなくなって
いた。

わたしは当時の結婚は若気の至りで、
上手く行かない相手を間違って選んだ
結果だと自分で納得していたので、
未練も全くなかった。

理不尽な思いを随分したが、そんな事は
もうどうでもよかった。

が、前夫の方は自分のした事が許せず、
悔いの念からこの40年間 わたしの事を
忘れたことはなかったらしい。

男はロマンチストで、女はリアリストと
言うのは本当かも知れない。

アメリカの市民権がある前夫が、まさか
後年 上海に移り住むとは! しかも
直行便のある札幌にわたしも再婚して
住むようになるとは。

そしてこのわたしの再婚が、40年後に
前夫と再会するきっかけを作ることに
なるとは。

           続く


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上海帰りのろうば | トップ | 映画のような話 その2 ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山猿)
2019-11-13 21:06:36
うわぁ~ほんと、映画をみているよう・・・
そして男性が忘れられずにずっ~と5656roubaさんを思い続けていた、なんて映画そのもの~~
ロマンチックなんていうものではない、運命的な事ですよね~
それが上海行きだったのですか?
で、会われたのですか?
なんか小説のようなドラマのような・・
スゴイ人生ですよね~~
あ~早く続きを拝読したい(笑)~
返信する
Unknown (5656rouba)
2019-11-14 10:45:43
>山猿さん

まさに事実は小説より奇なりで、私自身も
この度の展開には驚きました。

元々上海には、友人といつか旅行しようと
思っていたんですが、、、

あまり詳しくは書けませんが、ブログを
少しずつアップしますね〜。
返信する

コメントを投稿

追想」カテゴリの最新記事