花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

オオブタクサ

2017-10-16 | 江戸川
オオブタクサの花を見るのに時機を逸してしまい遅かったです。空が青くきれいに見えた日でした。
ここでは雄花はすっかり咲き終わり雌花も咲いて果実期になっていました。 キク科ブタクサ属






少しだけ雄花がまだ咲いている最中の株が残っていました。







雄花は茎の上の方に咲き雌花は下のほうに咲く


雌花をよく見てみます!といってもすでに咲き終わってしまって・・・







果実は独特の形~  角が出ているようにも見える! これは「偽果」という果実なんだそうです。
偽果とは=子房以外の部分が生長した果実のこと






2裂した柱頭見えていました!

随分前にオオブタクサのことを調べてみたことがありました。
オオブタクサ

それから少し後のこと  色のきれいなこんな果実も見たのでした。
花粉症の元凶とされていますがときに「きれい!」なんて思える姿を見ることもあり複雑な心境になります。


モンキチョウなど

2017-10-15 | 江戸川
コセンダングサが咲いてくるとチョウが次々目の前に来るので忙しい!




こっちにはモンシロチョウ




ウラナミシジミもやってきました。







これはアブの仲間のなにか・・・似たような種類いっぱいありすぎでさっぱりでした。
キンケハラナガツチバチ こいもちゃんに教えていただき分かりました。 ありがとう♪ 帯紋がないので メス だったのです♪ 





ちょこんと顔を出していた マメアサガオ




陽を透かして見てみたキンエノコロ





オオオナモミ

2017-10-13 | 江戸川
オオオナモミとしておきます。      キク科オナモミ属
去年のうちに果実の殻を見ていたので花のときを楽しみにしてきました。上に雄花 下の方に雌花がついています







遅かったですが角が2本あるように見えるのが雌花


雌しべの柱頭が撮れたので記しておきました。右上と左下


▼右の花を見ると先端に角のように2本飛び出して見えるのが雌花で
トゲだらけに見える外皮は総苞片が合着したものでその中に雌しべだけになった雌花が2つある。
このトゲトゲした中は縦に2つに分かれそれぞれに種子ができるそうです。



花粉がいっぱいついて!





雄花は次から次へ開いて雄しべが出てきそうです。




白く半透明に見えるところは雄しべの花糸で5本合着し筒状になったのだそうです。

在来種の「オナモミ」は数を減らしている一方帰化種の「オオオナモミ」が大半を占めているとのこと
見てきたのもオオオナモミでいいと思っていますが・・・花の造りは複雑で変わっているので理解に苦しみます。
いい加減になっている部分があると思いますがそのときは教えてくださればうれしいです。
後になって考えるに・・・雌花のぽっちゃりを切って中を見てみればよかった・・・遅すぎ

ヒメジソ

2017-10-12 | 江戸川
江戸川河川敷を歩いていると! 可愛らしいポチャッとした花が出てきました。ヒメジソでした!





ヒメジソとイヌコウジュと花がよく似ているので間違えそう  前にもその見分け方を調べたのに忘れてしまって・・・
   ※ヒメジソの葉の鋸歯の数は4~6対  イヌコウジュは鋸歯の数が多く6~13対※
ほかの見分けは難しいのでこれを踏まえておけばよいと記載されています。



咲き方といったらポコッと可愛らしくて好きです






葉の付き方

ヒメジソのこと


秋の景色 ぴったりなのはアキノノゲシ









ムクノキ エノキの実など

2017-10-11 | 近所
ムクノキの実の様子を見に行ったら! 黒く色づいています まだ青い実もあるし!
このムクノキは橋のたもとのそば 手を伸ばせば触れる位置にあるので実を大きく撮れました。









エノキはどうかしら・・・赤くなってきれいです








坂川沿いに歩いていくと! ツタと柿の実とこれもいい眺め~












アオギリはこんな風に♪  季節は大分進んできたなと感じます。

秋の空

2017-10-10 | 江戸川
江戸川沿いを散歩するのは久しぶり  浦島太郎気分で歩いてきました!
折よく青空がきれいでススキが大分伸びてきています。





うろこ雲たなびき 大空 青空 心地いいです♪







オニグルミ





こっちはシナサワグルミ





これはヒメアカタテハかしら・・・
チョウの脚の数のことで一部騒然として・・・関心を寄せるようになっているのですが肝心の脚が撮れずお手上げ
タテハチョウの仲間は4本脚 でも ”2本は折りたたまれているので見えない”
調べてみた結果そのような記述がなされていたのです。2本は退化しているとも・・・



やっと撮れたキタキチョウ


玄関前の天井に何日も止まっていた蛾のなにか・・・コウモリガというのに似ています。



花の丘公園(群馬)2 フウリンユキアサガオ

2017-10-09 | 花旅
(名前が分かりましたので追記しておきます  フウリンユキアサガオ    2017.10/12)
名前不明の植物  畑を見下ろす小高い丘から見ています
遠くから見たところ センニンソウかボタンヅルに見えて・・・近くに来てよく見るとどっちでもなく?のままです。
すぐに分かりそうとタカをくくっていましたがとうとう分かりませんでした。
ツルになって増え斜面一帯を覆うように伸びています!

  この植物の名前を教えていただいたので記しておきます。「フウリンユキアサガオ」というそうです♪  
  別名アワユキヒルガオ   ヒルガオ科 ポラナ属   聞いたことのない属名です
  中国や熱帯アジア原産の帰化植物で1年草 岡山県、宮崎県、群馬県などで帰化が確認されているそうで
  林縁、空地、草地などに生育・繁茂するそうです (ここは群馬県 まさに帰化した植物を目の前にしていたわけでした)



大きめのこの葉が特徴だと思います。













牧場の牛乳屋さんのお店では 建物を覆うように青い色のアサガオだらけ!










のどかな景色  山なみはかすんでいて残念


この後ふる里の史跡を見学! 「上野(こうずけ)三碑」として新たに整えられここはそのうちの一か所です。


むき出しで風雨にさらされていた石碑のおうちが立派にできました。


昔は自然のままそこに立っていたので拓本は自由にとれました。今思うとその頃のことが夢のように思われます。
西暦でいうと726年  飛鳥・奈良時代に建てられたもの  
”1300年前の東アジアの文化交流を記す日本最古の石碑群” だそうでここはそのうちのひとつなのです。


「高崎市山名町」は私が生まれた地名で三碑のうちの二つがありもうひとつも近いところです。




ウドなどの野草が生える山の中の史跡  遺跡・史跡巡りなど 心を豊かにしてくれるようで好きです。





花の丘公園(群馬)

2017-10-08 | 花旅
群馬でお墓参りのあと花の丘へ行ってみました。   2017 9月下旬
お寺にあったサルノコシカケ





ミツバアケビの棚には果実がいっぱい! お寺さんの庭です



何年もご無沙汰だった 群馬県高崎市鼻高町の「花の丘公園」

新入りの植物が植えられていました。

まだしっかり開いていなくて残念ですがつぼみもいい感じです。



キバナコスモス  花盛り♪










派手な花のヒャクニチソウもいっぱい咲いていました。







ヒマワリはまだまだ元気!!!








撮りたいと思っていたトロロアオイがありました。







白い毛を光に透かしてみるといい感じ♪   もう1回続きます・・・

姨捨(田毎の月)2

2017-10-07 | 花旅
姨捨田毎の月で見られた植物  大岩に張り付いて生えていたツメレンゲ




看板の後ろにそびえていた大木は! カツラの木でした。



少しだけ黄色になっていた枝が見えました。いい匂いは想像するだけにして♪


オオケタデの大株!




ススキとコラボしたシュウメイギク


ホトトギス





この後は「海野宿」へ行ってみました。ひと気は余りなく物静かな宿場町




「うだつ」上がり 「気抜き」も立派に見えます











帰りは信州名物 リンゴ畑で締め 満腹~



信州の思い出はこれで終わりにします。   次は久しぶりの群馬 鼻高展望花の丘の様子を♪

姨捨(田毎の月)

2017-10-06 | 花旅
姨捨 姨捨山 などと聞くと思わずぞっとしますがあくまで伝説、作り話の世界のこと
「田毎の月」という言葉も昔から聞いていたような気がします。
でも意味はどうなのか考えたこともなく過ぎてきました。ここへ来てみて初めてそうなんだ!となりました。







遠くの山なみには四阿山 根子岳なんかも!!!




先ずはその姨捨山なるところへ行ってみることに!


右の石段から上に登って行きます!


小高い丘のように見えるのに・・・これは大きな凝灰岩礫石のかたまりなんだそうです。




表面はごつごつして角がありとても居心地が悪い


反対側からこの大岩を下から見上げてみるとこんな風です。


周りの棚田を見下ろしてみます!稲穂はうっすらと黄色味を帯びて見えます。収穫にはもう少しかかりそう
水を引いたときのここの眺めは有名らしいです。特に月見にはうってつけでそれはそれは見事で一際美しいそうです。
季節限定の田に映る満月ともなればカメラマンが殺到するのではないかと思われます。







このお寺は「長楽寺」 本堂は檜皮葺の屋根に見えました。


これは「観音堂」かもしれません。次に続きます


昨日(10/5) 午後4時45分を過ぎた頃からの空の様子 うろこのような・・・変化する雲が見られました。





信州上戸倉

2017-10-05 | 花旅
同窓会で信州上戸倉温泉へ一泊で行ってきました。途中見学した上田市にある歴史館   2017.10.10


そこの庭にすごく豪華なアカバナが咲いていたのです!園芸種かもしれません。



花弁からして一風変わってしかも大ぶりです。


果実(蒴果)ができ綿毛もついています!  種を採ってくればよかったと後悔しきり






実だくさんのヒメリンゴ




友達が目ざとく!!!ミノムシ見つけました!  ワイルドな蓑をまとってる~
よく撮れるように持ってくれたのは味噌でも野菜でもなんでも手作りしてしまうこれまたワイルドでたくましい友



大宴会して口ものども頭も疲れた翌日 山を少し上った位置から宿の辺りを眺めています
向こうに見える川は・・・信濃川?





善光寺大本願別院を見学  善光寺に別院があるなんて知らなかったです。







札所になっているようでした。  この後はおどろおどろしい姨捨(おばすて)へ!

景勝地長瀞

2017-10-04 | 花旅
石段を下りて川のすぐ近くまで行きます!


砂州のようになっているので川の水を触ることもできました。







秩父赤壁  中国のレッドクリフを思い浮かべます


みんなで舟遊びは楽しそう♪






▼ この人は・・・仙人みたいですがここから飛び下りた後自力で岩を登りまた飛び込むを繰り返す
それを何度かした後はこっち側に泳いでくるのです。
後で分かったことは・・・バイクで来るらしい  こっち側の岩の上には仙人の荷物がありました。




岩模様がとってもきれい! 淡い青い色がついています


岩場ばかりなのにネムノキが結構大きくなって!


オオイヌタデ! 似合っています~


プチ滝の流れ

この後長瀞名物のかき氷でのどを潤しました。

駐車場のある駅の近く  ヤマボウシ  赤くなっていました。







ひなびた長瀞駅  これで長瀞編終わりにします。
秩父方面の記録長く見ていただいてありがとうございました。
次は信州長野で同窓会 そのときの思い出をたどりたいと思います。

長瀞へ

2017-10-03 | 花旅
長瀞へ行く途中  昼食休憩したとき 面白い植木が!       2017.9.5






変わった宇宙芋 葉も中々いい形しています。  まるでムカゴが巨大化したみたい




カッコイイバイクが止まっていました! どんな人が乗ってきたのでしょう・・・
想像するに ロマンスグレー バンダナ なんかも似合いそうな年配の人



折角の秩父なのに肝心の武甲山の写真が撮れずにいたところ  ここでなんとか!



よく見る位置とは違う反対側らしいですがセメント原料を切り出した跡は分かります!



長瀞の景色を代表する岩畳へ! その前に人があまり行かない場所の急流地点へ下りてみます。
ベニバナボロギクにいざなわれていきます~




このあたりの水底は大岩がごろごろしているらしくすごく流れがきつい


急流下りの船が来るかもしれないと待っていたら! 向こうからやってきました♪



きゃぁ~きゃぁ~ 大声出しながら楽しんでいるようです!ここが一番流れが速いところ



この後有名な岩畳絶景へ行ってみます

三峰神社3

2017-10-02 | 花旅
本殿を参拝した後 奥宮へ行ってみます






見晴台から眺めた景色♪  遠くは霞んでよく見えない・・・ここでは霞んでいたほうが運気的にはいいそうですが・・・




イワガラミの咲き残り  ちょっとだけ



帰り道に見てきた植物  名前不明
かえで☆さんからのヒントで果実の形からクワガタソウでいいと思います。すごく気になっていた草で名前が分かりうれしいです♪
ありがとうございます! 果実の部分を大きくしたので下に入れておきます。ぼやけているのですが・・・






ハコベの仲間のなにか・・・葉の形からミヤマハコベだったらいいな♪


エイザンスミレと思われるのですが・・・立派な果実が見えます!






コケの絨毯の上にはクルマバザクロソウが!


カテンソウ  まだ生き生きしています


ユキノシタ  残り花


メタリックな美しい色のカナブン   オオセンチコガネ?


最後にアカネの花を見て三峰神社を後にしました。



この後は長瀞へ行ってみます!

三峰神社2

2017-10-01 | 花旅
拝殿を目の前にして!


先ずは 三峰神社手水舎でお清めします  白が際立つ極彩色  白いお守り袋が大人気だそうでうなずけます。


拝殿へ 重厚な趣に満ちています







龍の模様が突如現れたそうです!!! パワースポットである三峰神社だからかな♪
「瑞祥(ずいしょう)」とは めでたいことの兆しとなるしるしという意味だと知りました。






ご神木のスギは触ると運気を呼ぶと言われて・・・つるっつるになっていました。


イワタバコは石垣にすごく多い!




みずみずしいコケの青に目を細めます






ミゾホオズキがかたまって生えていました。右の方には「ミズ」の葉も見えます
松ぼっくりがいっぱい! ヒノキだと思います。






続きます・・・