ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

下水溝掃除

2020-07-06 21:45:05 | 生き方
年に一度の下水溝掃除。
今年も、7月の第1日曜日がこの地域の掃除日という連絡が、直前の週に回覧板で回ってきた。
なんでも、自治会長さんが地域の人たちに連絡するのを忘れていたらしく、あわただしい実施となった。
ここのところずっと梅雨空なもので、おまけに急にザッと降ってくることが多い。

空模様を見ながら、
雨が止んだぞ、それっ!
とばかりに、一気に始めた。

まずは、下水溝を覆うコンクリートの重いふたを1枚1枚、機械を使ってはがしていく。
長年の経験で、はがしたものは、あとの作業をしやすくするために、規則正しく並べていった方がよいということで、1枚ずつ交互に場所を変えて置いていく。
毎年やっていると、この機械の使い方もうまくなってきた。


続いて、ふたや側溝についた土や汚れを取っていく。
そこには、ほんの少しのスペースなのにしっかりミミズが住んでいたりするものだから、その生命力に感心したりする。
先日紹介したクレオメのように、発芽して育とうとする草や木もある。

そして、側溝の底にたまったヘドロや砂などを、角型シャベルを使って取り除き、土のう袋に入れていく。
においはあるし、うまく取れない場所もあるが、根気よく取り袋の中に入れていく。


汚れを取り除いたコンクリートのふたや、側溝の底は、ホースを使い勢いよく流水を当てて流す。
上流から下流に向けて、どんどん流していく。
側溝が両壁も底も、みんなきれいになっていくのを見ると、さっぱりした気分になる。
本当に気持ちがいい。



重いコンクリートのふたを、再び機械を使って、1枚1枚戻していく。
こうして、1時間半近くに及んだ下水溝掃除は終わった。

作業を終えて家に入ると、テレビニュースで、九州で大雨による洪水被害の悲惨な様子を次々と映していた。
同じ流水でも、規模が違う。
なのに、継続して大雨特別警報が出ている。
今後もまだまだ油断できない状況が続きそうだ。
被害がこれ以上拡大しないことを心から祈るしだいだ。
コメント
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