ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

敗戦で5連敗とはいえ、見ていて楽しいサッカーをしていたと感じたが…

2018-08-18 22:51:19 | アルビレックス新潟
第29節、アウエー大宮戦。
第19位、4戦連続敗戦で、13失点。
おまけに2試合無得点で7失点。
応援はしているが、もう勝敗は度外視して、
「どんなサッカーを見せてくれるか」
この一点に興味を集中して、DAZN観戦した。

片渕監督代行は、先発メンバーを6人入れ替え、ポジションも少し変えてこの試合に臨んだ。
連敗脱出を図りたい新潟の選手たちは、攻守に積極的であった。
前半は、まさに前季J1同士の戦いぶり。
なかでも、新潟の選手たちの動きのよさが目立った。
メンバー入れ替えの手が当たったか、と思った。

ところが、自陣でソン・ジュフンが相手に強く当たっていったら、それがファウルの判定。
嫌な予感がした。
前回の対戦では、大前にFKを決められて負けている。
今回も?と思っていたら、大前と並んで立っていたマテウスがFKを蹴り、それが見事にゴールに突き刺さった。
またまた先制されてしまった。
これで、第22節から8試合連続で先制点を許している。
これが、まず新潟の試合運びの拙さだ。
その内容を見ると、FKからの失点、CKからの失点、オウンゴール、相手のセンタリングがそのまま入ってしまうなど、アンラッキーな失点が先制点となっているのだ。
先制を許さないようにしなくてはいけない、これが最近の大きな課題なのだ。

そして、第2の課題は、簡単なミスをしでかして相手に侵入され、追加点を許してしまうこと。
前節、前々節と後半直後の失点で追加点を奪われ、0-4や0-3の大敗につながっている。
今節は、後半直後の失点はなかった。
後半は、新潟の攻勢が目立ち、大宮は守勢一辺倒だった。
なのに、72分、久々に大宮がボールを持って攻めてきたな、センタリングを上げたなと思ったら、ゴール前に突っ込んできた相手選手の動きを止める人が誰もいない。
あえなく追加点を許してしまった。

こうなると、得点力不足の新潟には2点は厳しい。
アディショナルタイムに1点を返したものの、結局、1-2で負けて5連敗。
連敗脱出はならなかった。

惜しいのは、あの追加点の時には危機管理が足りなかった。
先制点のFKにつながってしまったファウルも、もったいなかった。

ただ、見ていて選手たちの気迫は伝わってきた。
今日出場した選手たちは、よく足を動かしていた。
強い気持ちをもって今日のような試合を続けていければ、連敗脱出から反転攻勢に移れると思うのだ。
矢野の右サイドの突破や、ボランチ梶山の動きやボールさばきなどは、今までに見られない素晴らしさを感じた。
可能性が広がるプレーがたくさん見られた。
見ていて、結構楽しい試合だった。
もう少し慣れると、強い試合ができると思う。

ただ、その前に新監督が決まってプレーの仕方がまた変わってしまうのだろうか。
うーん…。
コメント
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