ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

快挙だ!創立5年目の開志国際高校、男子バスケットボールで全国制覇!!

2018-08-07 22:32:48 | 新潟
夏の甲子園大会は、野球部の高校生の全国大会である。
同様に、夏は、高校生の様々な運動の全国大会が行われる。
全国高校総合体育大会、俗に言う「インターハイ」、それが今東海地方の県で行われている。

このインターハイの男子バスケットボールで、新潟県の私立高校である開志国際高校が優勝した。

新潟県の高校が優勝したのは、久しぶりである。
過去には、私が生まれる前の1951年に北越高校が、同様に1952年・1955年そして1963年・1964年の4度三条高校が優勝している。
ただ、記憶に残っているのは、1999年の新潟商の優勝だけだ。
それももう、19年も前のことになってしまっている。
これだけでも、すばらしい快挙である。

開志国際高校は、新潟県胎内市にあり、その場所は以前「南イリノイ大学新潟校」があったところである。
「南イリノイ大」の看板を掲げていた時は、語学力の向上をうたっていたのだが、時代が移り変わると学生も少なくなってしまい、同大も手を引いてしまった。
そこに新しくできたのが、開志国際高校である。
できたのは、平成26年4月。
平成25年の頃胎内市に勤務していた私は、
その頃同校関係者の説明で、学校のコンセプトを聞いた。
「医学」「国際」「アスリート」コースを柱に、地域社会・国家・国際社会の発展に寄与できる真の国際人・リーダー・スペシャリストを育てていく
というものだった。
最初は、男女バスケットボール、陸上競技、卓球、ゴルフに力を入れていく、という話も聞いた。
少子化が進む市で、果たしてこの高校がうまくいくのだろうか、と思っていた。

それから、まだ今は5年目にしか過ぎない。
それなのに、全国制覇である。
快挙としか言いようがない。

組合せに恵まれたのかというと、そういう訳でもない。
2回戦  対コザ高(沖縄) 97対62 
3回戦  対福岡大大濠高(福岡) 86対73 
準々決勝 対北陸高(福井) 71対53
準決勝  対明成高(宮城) 95対75
決勝   対中部大第一高(愛知) 66対55

勝ち上がりを見ると、福岡大大濠高や明成高など、近年優勝している強豪を次々に打ち破ってきているのだ。
すばらしい。


指導者である、監督は数年前まで中学校の教師であった。
うちの娘や息子が在学していた時にも、バスケットボール部の指導をしていた方である。
わずか5年目で全国制覇である。
外国からの留学生や県外から来た生徒たちがいたとしても、全国制覇は簡単ではあるまい。
指導力や指導技術、そして人間性も必要だろう。
すごい、としか言いようがない。

今度は、様々な高校から追われる立場になるだろうけれども、今後もがんばってほしいなあと思う。

コメント
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