ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

「街」(高石ともや)~昔の歌だが心地よい曲~

2018-08-01 22:50:26 | うた
たしか大学のはるか先輩にあたるのだったよな…。
ただのマラソンだけじゃなく、ウルトラマラソンやトライアスロンもしていた人だったよな…。

そんなことを考えながら、手元にこの人のCDやレコードなどを持っていなかったな、と思った。

そこで、代表的な曲をいくつか聴いてみたいな、と思って、ネットで探して購入したのが、「ザ・ナターシャー・セブン」のシングルコレクション(シングル文庫+8)だ。

「私に人生と言えるものがあるなら」や「想い出の赤いヤッケ」は、聴いていてやはり懐かしい。
「孤独のマラソン・ランナー」や「ユメカシーラ」は、北山修が作っていた「自切俳人とヒューマンズー」に参加していた頃の曲だ。

今回、気に入ったのは、昔聴いて一部耳に残っていたが、全曲聴いたことはなかった(と思う)、「街」という曲。

1 下駄の音 路地裏通り 雨上がりの屋根
窓越しの手まり唄 おさげ髪の思い出
この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君の微笑あるから

2 街の角 喫茶店 古い美術館
山かげの細い道 初恋の涙
この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君の微笑あるから

3 夕焼け雲 五重の塔 石畳の鳩
プラタナスの道で 君を待ちながら
この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君の微笑あるから

4 大学通り 流れる川 走る路面電車
背の低い山を見て 君と僕の明日
この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君の微笑あるから

詩は、高石によるものだが、曲は、若くして亡くなった木田高介の作だ。
詩の内容からして、京都を歌った歌だと思う。
私自身、京都には若い時4か月間住んでいたことがあるので、歌の詩の世界を想像することができる。
ただ、詩の一部を替えると、どこの街にでもできるのではないかと思う。
「この街が好きさ 君がいるから
 この街が好きさ 君の微笑あるから」
という繰り返しが聴いていてすごく心地よい。
どこの街のことでもよいから、「君のいる街」のこととして歌えるのではないかなあ、などと考えた。

なお、高石ともや氏は、私より16歳も年上ながら、今でもホノルルマラソンに毎年出場しているのだそうだ。
すごいなあ。
歌も、その生き方も、憧れを感じてしまう。
コメント
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