ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

長岡まつり大花火大会~テレビで見る~

2018-08-02 22:27:09 | 新潟

今夜は、県内の長岡で「長岡まつり大花火大会」が行われた。
県内で花火大会といえば、一番が長岡、と言われてきた。

長岡まつり自体は、悲惨な出来事の慰霊がもとになっている。
昭和20年8月1日の夜、B-29の大空襲を受け、旧市街地の8割が焼け野原となり、1,500人近くの犠牲者が出たのだった。
その1年後、復興祭として行われたのが長岡まつりだったということだ。
だから、花火大会にも、復興と平和への祈りが込められている。
そして、2004年10月の新潟県中越大震災で多大な被害を受けてからは、フェニックス花火が打ち上げられるようになった。
今年も、平原綾香の「ジュピター」の歌と共に、フェニックス花火が打ち上げられた。

こんなふうに、ただ単に祭りだから花火を打ち上げるのではなく、復興と平和への祈りということが、この大花火大会のテーマとなっている。
そういう意味で、独自の意味があるのだよなあ、としみじみ思ってしまう。
今は、県の内外からたくさんの人々が花火大会を見に来るが、花火の美しさだけでなく、込められた祈りをかみしめてほしいなあ、とも思う。

私は、長岡に3年間勤務したことがあったが、単身赴任だったのでその1年目は家に帰ることを優先した。
2年目は、健康を損なって、入院中で花火大会には行けなかった。
3年目は、体調に自信がなく、やはり行かずじまいだった。

娘は、花火を見に行くのが好きだったので、6年以上前には、長岡はもちろん、柏崎ほかあちこちの花火大会によく出かけたものだった。
花火は打ち上げられたら戻って来ないが、うちの娘も花火大会というと出かけて帰って来ない、などと口にしていた頃が懐かしくも思う。
娘は、昔見に行った時のことなら覚えているので、いくつか思い出を話していた。

今夜は、家族でNHKの放送で花火を見ていた。


花火大会は、明日の夜も同じ規模で行われるということだ。
いつか、この大きな花火大会を見に行きたいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする