日本男道記

ある日本男子の生き様

こころの声を「聴く力」

2015年05月02日 | 読書日記
こころの声を「聴く力」
クリエーター情報なし
潮出版社

【一口紹介】
◆内容紹介◆
TVドラマ「半沢直樹」などのナレーションでもおなじみ!

元NHKアナウンサー室長が、数々の著名人のインタビュー体験から得た人を引き寄せ、自分を引き出す「聴く」極意とは。

今、本当に大切なのは「話し合う」ことじゃなく「聴き合う」ことでは・・・

◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
山根/基世
1948年、山口県生まれ。1971年、早稲田大学文学部卒。同年、NHK入局。
主婦や働く女性を対象とした番組、美術番組、旅番組、ニュース等、大型シリーズのナレーション多数を担当。2005年、女性として初のアナウンス室長。2007年、NHK退職。現在は子どもの言葉を育てる活動を続けている。
2000年・放送文化基金賞、2009年・徳川夢声市民賞受賞。女子美術大学講師等歴任。
現在、文字・活字文化推進機構にて「山根基世の朗読指導者養成講座」を開講中。

【読んだ理由】
山根さんは私のお気に入りの女性アナウンサーのお一人。以前から注目。

【印象に残った一行】
【学びの心で聞く】
「肉声」というのは、生きた人間しか発せられない、人間の生きている証拠。大げさかもしれないけれど、「声」はその瞬間、瞬間だけの命の燃焼です。人と人とが出会う瞬間の命のぶつかりあいだと思えば、目の前にいるその人の発する声が、とても貴重なものに感じられますよね。

【自分の心で聴く】
人に話を聴くときに」何より大切にしたいのは、相手の話を聴いて何をかんじとるか、という自分の感覚です。感じ取ったことを正直に、過不足無くして表現して相手に投げ返すことで、相手はさらに自分を掘り下げて語ってくれる。

「聴く心をもつための五つの心得
一、素手で相手に触れてみよ
二、身近な人にこそ細心の気遣い注意をせよ
三、身体ごと受け止めよ
四、謙虚な気持ちを持ち続けよ
五、一個人として対峙せよ

【コメント】
私も「聴く」ことを今、生業としているが「聞く」ことはできるが「聴く」ことの難しさを日々痛感している。

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