【一口紹介】
◆内容説明◆
カーリングを通して大切なことに気づく物語。
「津軽百年食堂」で注目を集めた新進作家・森沢明夫氏の最新書き下ろし長編小説。
現代の青森を舞台に、いじめられっ子の中学生・宏海と、中途半端な不良の雄大。
そしてトップを目指して氷上で闘うアスリート姉妹、柚香と陽香……。
見た目もキャラもまったく違う凸凹な4人が、カーリングホールで巻き起こす、この上なく爽快で泣ける青春小説の決定版!
目に見えるもの、手に触れられるものが絶対と思われている世の中で、目に見えないものの大切さに気付いていく主人公たちの成長ぶりを読み進むうちに、一歩前に踏み出す勇気と希望が湧いてくる。
この本を読んで流した涙は100%美しい。
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
いじめられっ子の中学生・宏海と、中途半端な不良の雄大。
そしてトップを目指して氷上で闘うアスリート姉妹、柚香と陽香…。
見た目もキャラもまったく違う凸凹な4人が、カーリングホールで巻き起こす、このうえなく爽快で泣ける青春小説の決定版。
◆著者略歴 ◆
(「BOOK著者紹介情報」より)
1969年、千葉県生まれ。作家。早大卒。『ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三』で第17回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。
ヒット小説『津軽百年食堂』は2011年春に映画化。
『海を抱いたビー玉』は韓国語版にもなり人気を博す。
小説、ノンフィクション、エッセイ、絵本と幅広い分野でエンターテーメント作品を生み出している。
【読んだ理由】
「虹の岬の喫茶店」に続く森沢明夫作品。
【印象に残った一行】
「1人で食べるパンよりも あなたと半分ずつにした パンのほうがおいしいね」
「『優』という漢字が好きです。『憂い』に『人』が寄り添うと、意味がコロリと変わって『優しい』になるからです」
【コメント】
この本も前回読んだ先品同様、読後が爽快で素直に優しくなれる。
当分この著者の作品を読むことになりそうだ。