【 内容】
87歳の著者は、いまも毎日通勤電車に乗って会社に通う日々を送っている。
87歳の著者は、いまも毎日通勤電車に乗って会社に通う日々を送っている。
その理由は働くことが純粋に「楽しいから」。
定年前は早く悠々自適の生活を送りたいと思っていたのに、何がきっかけで、働くことに面白さを見出すようになったのか――人生100年時代といわれ、定年後も働くのが当たり前になりつつあるいま、人生後半戦を楽しむための仕事、お金、健康、人間関係の秘訣を伝授する一冊。
【 著者】
郡山/史郎
1935年生まれ。株式会社CEAFOM代表取締役社長。一橋大学経済学部卒業後、伊藤忠商事を経て、1959年ソニー入社。73年米国のシンガー社に転職後、81年ソニーに再入社、85年取締役、90年常務取締役、95年ソニーPCL社長、2000年同社会長、02年ソニー顧問を歴任。04年、プロ経営幹部を紹介する株式会社CEAFOMを設立し、代表取締役に就任する。人材紹介業をおこなう傍ら、これまでに5000人以上の定年退職者をサポートしている。
【読んだ理由】
読書推進運動協議会発行のリーフレット「心ゆたかに生涯読書 敬老の日 読書の進め」に掲載されていたから。
【最も印象に残った一行】
【読んだ理由】
読書推進運動協議会発行のリーフレット「心ゆたかに生涯読書 敬老の日 読書の進め」に掲載されていたから。
【最も印象に残った一行】
老化といういう自然現象のせいで、能力は著しく低下し、できることが減っていく。その現実から目を背けてはいけないと、私は思う。「できない」ことが増えていく現実を受け入れてこそ。「できる」ことを大事にし始める。
高齢者の仕事が見当たらないのは、理想の仕事を選ぼうとするから、でしかない。好きな仕事はない、やりたい仕事もない。しかし、できる仕事はあるはずだ。
働き続けるために必要な「10個のK」
金、家族、健康、心(思いやり)、気合(負けるものか)、行動、会社(組織に属する)、近所付き合い、今日(一日一日を大切に)、これから(未来が一番大事)
【コメント】
年寄り向けに活字も大きく読みやすかった。現在73歳で働いていますが、睡眠を十分とって働き続けます。